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面接で落ちる理由とは?対策方法や不採用になりやすい人の特徴を解説

「就活の面接に落ちてばっかりでどうしよう…」「どんな面接対策をすれば選考通過できるのか気になる…」

こんな悩みを抱いている方は多いでしょう。

結論、面接に落ちる人は必ず理由があって落とされます。選考通過するためにも面接に落ちる理由を把握して、しっかりと対策をするようにしましょう。

本記事では、各フェーズ別での面接に落ちる理由や対策方法・面接でしてはいけないNG発言などを解説していくので、ぜひ最後までご覧ください。

鈴木

キャリアアドバイザー 鈴木

新卒で大手金融機関に入社したが、成長のスピードの遅さと、年功序列に懸念を抱き転職を決意。 転職する際、スピードの速さと裁量が持てるという2軸で転職活動をし、シーマインドキャリアに入社。 入社後、キャリアアドバイザーとして年間1000人以上の学生の就活相談をし、実績No.1を獲得。

目次

面接で落ちるのは能力が低いからではない!

面接で落ちるということは就活生なら誰しもが通る道です。

そのため、面接で落ちたからといって決して自分の能力が低いというわけではありません。

「その企業とは縁がなかった」と割り切り、次の面接に向けて落ちた理由を分析し改善していくことで、就活を成功させられます。

まずは、面接で見られている部分や時運に必要な要素、内定をもらうための対策方法を知ることから始めましょう!

面接に落ちる理由をフェーズごとに解説【一次・二次・最終】

就活における面接に落ちる理由

面接で落ちる理由は、上の画像のように一次・二次・最終面接の段階ごとで異なります。

それぞれの理由について「なぜこのような回答をすると不合格になってしまうのか」を詳しく知り、分析することが、面接を通過するうえで大切です。

ここでは、各フェーズごとの面接に落ちる理由について詳しく解説していくので、ぜひ参考にしてください。

  1. 【一次面接】質問に対して適切な受け答えができていない
  2. 【二次面接】本人の強みと企業の方向性がマッチしていない
  3. 【最終面接】志望度の高さが伝わらない

【一次面接】質問に対して適切な受け答えができていない

▼実際の面接例

学生時代頑張ったこととして、〇〇を取り上げていたと思うのですが、その中で一番大変だったことは何ですか。

部全体でモチベーションが低く、練習意欲が下がっていたため、それを上げるのが大変でした。部員全員に積極的に声をかけ、意欲を掻き立てることで全体の意識も高まり、全国大会出場という結果になったのだと思います。

▼不合格の理由
困難だったことに部長として部員のモチベーションを上げるのが大変だったと言っていますが、具体的なエピソードや実際やった取り組みがなく曖昧な印象を受けました。また、そもそも全国大会を志す部活動であればそれなりに意識は高いと思うので、整合性が少し取れていないと思いました。

面接官が深堀る質問をしてきたときに、一番重要なのは質問に対し適切かつ根拠のある答えを返すことです。特にガクチカでは内容を深堀る質問をされることが多くあります。

過去の経験を根拠として話す際も、何をしてどう課題解決したのか、課題へのアプローチから結果までの過程で矛盾していたり根拠がないと、説得力に欠けてしまいます。

事前に質問を用意する際は、「質問への回答+根拠となるエピソード」を意識して内容を考えましょう。また、ガクチカや志望動機などで話した内容と矛盾していないことも大切です。

【二次面接】本人の強みと企業の方向性がマッチしていない

▼実際の面接例

私は、計画性をもってコツコツ作業をこなしていくことが得意です。大学の課題などやらなければいけないことは毎日目標を設定しルーティンワークの一環として計画的に終わらせます。

ありがとうございます。ところで弊社の業務は、チームで大きなプロジェクトを任されてチーム全体で作業することが多いのですが、そちらは大丈夫そうですか?

正直グループワークなどはあまり得意ではないのですが、自分の計画力や実行力を活かし、作業を円滑に進める形でチームワークに貢献できると考えております。

▼不合格の理由
計画性があり地道にやらなければいけないことをこなしていく姿勢は素晴らしいです。しかし、弊社はチームでの活動が多くある程度の主体性やリーダーシップは求められるので、入社後のミスマッチが生じる可能性があります。
苦手を改善していく強い意思や実際に行動が見られればよかったと思います。

ガクチカや志望動機などは完璧なのに、落とされてしまう原因の一つが本人の強みと企業の方向性がマッチしていないことです。

どんなに優秀でも企業が求めている能力や強みと一致していないと、就活生側の価値観と企業の方向性の間にミスマッチが生じ、早期に辞職してしまうことも。

企業は長期的に働いてくれる人材を求めています。自分の性格・人柄・価値観と企業が求めている人材像に一致しているかどうかをしっかりと確認するようにしましょう。

【最終面接】志望度の高さが伝わらない

▼実際の面接例

入社後にやりとげたいことや目標はありますか?

え~と、そうですね。私はコミュニケーション能力や積極性が自分の強みだと思っているので、営業部に入りたいと考えています。人と人とのつながりを大切にして、顧客に満足してもらええるようなサービスを提供したいです。

▼不合格の理由:面接官Xさんからのコメント
内容が抽象的で「それ弊社じゃなくてもいいよね」と思いました。第一志望であれば「その企業でなければいけない理由」が話せるはずなので、具体的な目標は決まっていなくてもそこが伝わればよかったと思います。
また、最初の話し方から、この質問に対し自信がないのかな?と感じてしまいました。

「弊社は第一志望?」「入社後何をしたい?」「業務内で辛いことがあったときどうする?」といった質問は、学生の入社意欲や熱意を知ろうとしています。

ここでは、何があっても頑張れる熱量と御社への志望意欲が求められます。どんな質問が来ても自信をもって伝えること、そして志望理由の根拠を明確することが、相手に志望度の高さを伝えるために重要です。

関連記事【就活生必見】最終面接で落ちる人の特徴を紹介|対策方法も解説

各フェーズごとの面接の評価基準とは?

就活面接における選考フローごとの評価基準

一次・二次・最終面接ではそれぞれ見られている評価基準が違ってきます。面接を通過するためには、それぞれのフェーズにおけるポイントを押さえることが大切です。

ここでは、各面接における評価基準について詳しく解説していくので、「面接に合格できない…」と悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。

  1. 【一次面接】ビジネスマナーがしっかりしているか
  2. 【二次面接】企業の方針とマッチしているか
  3. 【最終面接】志望する意欲が高いか

【一次面接】ビジネスマナーがしっかりしているか

一次面接で見られている基準

一次面接ではまず、挨拶や返事、敬語や礼儀がなっているかなど社会人としてのビジネスマナーが見られています。話し方や表情、姿勢など社会人として最低限のことは意識しましょう。

話す内容においてはエピソードの強さよりも、志望理由やガクチカが一貫した内容であるかが重視されます。

また、聞かれたことに対し適切に答えられているかも意識するようにしましょう。

面接では聞かれたことに対し、「その答え(結論)+1~2文」を目安に答えると長すぎず短すぎずでちょうど良くなります!

【二次面接】企業の方針とマッチしているか

二次面接で見られている基準

二次面接で落ちる理由としては、企業の文化や方向性と就活生の間でミスマッチが生じていることが考えられます。

企業は長期的に自社で活躍してくれる人材を求めています。いざ入社しても文化や業務内容のミスマッチによりすぐ辞職してしまうことを避けたいのです。

自分のキャリアプランや求める条件、性格や自分の強みが企業とマッチしているか、面接前にしっかり企業分析を行いましょう。

OB・OG訪問やインターンシップなどで、社員の方々にモチベーションや求められる能力を事前に聞いておくとよいですよ。

【最終面接】志望する意欲が高いか

最終面接で見られている基準

最終面接の段階にくると、学生自身の能力や人柄は十分問題ないので、「志望意欲が高いか、熱意があるか」が最も重視されます。

本当に弊社が第一志望なのか、内定辞退しないだろうかという最終確認として行われているのです。

もし第一志望の企業ではない場合でも「弊社が第一志望ですか?」と聞かれたときは、自信をもって第一志望と言えるようにしておくことが大切になります。

また、競合他社と差別化をすることで、絶対に御社に行きたいという意欲をアピールできるでしょう。

事前にホームページやIR情報などを見て企業分析し、「御社でなければいけない理由」を明確にしましょう。

面接に落ちないためにとるべき6つの対策

「対策しているつもりなのに面接に落ちてしまう」「面接への苦手意識を克服したい…」

そんな方に向けて、ここでは面接への苦手意識を克服するポイントを解説していきます。

コツさえつかんでしまえば、面接は難しいものではないので安心してくださいね。

  1. 注力する企業を絞って対策をする
  2. 社会人に模擬面接をお願いする
  3. アピール内容を準備しておく
  4. 明るくハキハキと話す癖をつける
  5. 事前に想定質問をリストアップする
  6. 実際の成功例を参考にする

①注力する企業を絞って対策する

面接の成功率を高めたいなら、注力する企業を絞って対策することがおすすめです。

志望する企業や業界を絞ることによって、志望動機や企業研究などにおいても一貫性が出るので、企業への理解度も高くなり知識も増えていきます。

また、面接での質問内容が重なる傾向もあり、その度にブラッシュアップしていけるというメリットも挙げられます。

自分との適合性があるかなど、企業を絞る際には慎重に決断して、有効に就活を進めていきましょう。

ただし、注力する企業を絞りすぎてしまうと選択肢が狭まってしまうため、注意しましょう。

②模擬面接を繰り返す

面接に安心して臨むためには、家族や先輩など社会人に模擬面接をお願いする方法が有効的です。

模擬面接は、想定外の質問への対応方法を学べる点が大きなメリット。

社会人に「自分が面接で答える内容や話し方」「マナーなどに問題がないか」などの観点からコメントをもらって面接の精度を上げていきましょう。

また、OB・OG訪問の際に模擬面接のお願いをしてみるのもおすすめです。その企業ならではの本質的な質問やアドバイスなど、非常に有益な模擬面接になるはずです。

【面接が苦手なら!】キャリアアドバイザーを活用しよう

模擬面接をやるとしても面接官役を誰に頼めばいいのか悩みますよね。とはいえ、「身近な人(家族や友人など)には頼みにくい…」と思っている方も多いのではないでしょうか。

そんな方はカリクルのキャリアドバイザーに相談するのがおすすめです。

カリクルには就活業界に精通したキャリアアドバイザーが多数在籍しており、1から丁寧に面接についてアドバイスするため、面接が苦手・初めての方でも安心ですよ。

また、いつでも気軽に無料で相談できるため、安心して利用をスタートできるのもメリット。面接に落ちて悩んでいるなら、まずは一度相談してみませんか?

③アピール内容を準備しておく

面接で自分の強みをアピールできなかった…というのは、避けたいミスの1つです。そうならないためにも、自分のアピール内容を事前に準備しておきましょう。

企業が求めるものとあまりにもずれてしまうと、「この人材は我が社には合わない」と判断されてしまうため、自分の強みや能力が、いかにその企業にとって有益なものであるかをアピールすることが重要。

企業分析をしっかり行い、その企業に効果的である自分のアピールポイントを見つけましょう。

④明るくハキハキと話す癖をつける

明るくハキハキと話す癖をつけておくと、面接の時に有利になります。

なぜなら企業側は、「これから一緒に働きたい」と思わせる就活生に内定を出していきます。面接の際に小声で何を話しているか分からないような人と、一緒に仕事をしたいとは思いませんよね。

面接での受け答えの内容はもちろん大切ですが、まずは就活生らしく明るくハキハキと話せることが初歩的な面接でのマナーです。

レストランやコンビニの店員さんとのやり取りの中で、笑顔でハキハキと話すように心掛けるだけでも、有効な面接対策になりますのでぜひお試しください。

⑤事前に想定質問をリストアップする

面接の際には、どんな質問にもなるべく慌てずに答えられるように、事前に想定質問をリストアップしておくと安心です。

自分で予想して答えを考えていた内容の質問ならば、本番の面接でも落ち着いて対応できるでしょう。

また、ノートなどを準備して、質問の「ネタ帳」を作っておくと便利でおすすめ。実際に話すときには、暗記した文を棒読みしている印象にならないように注意してくださいね。

そのためには、質問内容と答えのインプット・アウトプットを何度も行い、自分の言葉で自然に話せるようにしましょう

カリクルでは、想定質問集を無料プレゼントしています。面接官の質問の意図についても詳しく解説しているのでぜひダウンロードしてみてください!

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⑥実際の成功例を参考にする

面接で落ちないためには、就活に成功している学生の実際の面接を参考にすることもおすすめです。

面接の成功例について各フェーズごとにわけて詳しく紹介していきます。

一次面接を通過した成功例

▼成功例:質問に対して適切な受け答えができている

学生時代頑張ったこととして、〇〇を取り上げていたと思うのですが、その中で一番大変だったことは何ですか。

全国大会出場のために部員の練習の質を見直し、新メニューを組んで実施していたのですが、最初のうちはなかなか相手チームにも勝てず、成長が結果として現れない時期が一番大変でした。

自分達は成長しているのに結果負けてしまうため、部員のモチベーションやチームワークの維持が必要だと感じました。

そこで、週に1回全員が集まるMTGを設け、お互いのプレーの感想を共有したり、もっとこうしたらいいといった意見を出し合ったりする時間を作ったことで、結果が伴わない時期も無事乗り越えられたと思います。

今回はガクチカへの質問を例に取り上げました。ガクチカではその活動の中で課題だったこと、そしてそれを解決するために何をしたかを言えるようにしましょう。

この質問では、何が大変だったのか、またそれに対しどう対処したのか、本人の行動力や対処能力が見られています。

質問の意図を考え、適切かつ説得力のある回答をすることが一次面接を突破するカギとなるでしょう。

二次面接を通過した成功例

▼成功例:本人の強みと企業の方向性がマッチしている

私は、ゴールから逆算して計画的に作業をこなしていくことが得意です。大学の課題などやらなければいけないことは毎日目標を設定しルーティンワークの一環として計画的に終わらせます。

弊社の業務は、チームで大きなプロジェクトを任されてチーム全体で作業することが多いのですが、そちらは大丈夫そうですか?

はい。私自身作業を着実にこなす性格から、部活動でも「縁の下の力持ち」と呼ばれており、チームや組織の中においても自分の役割を全うする力がある思っております。

あるみんなが積極的にやらないような日々のこまごました作業も自分から進んでやったり、大きな作業でも細分化して一つ一つ着実にこなす力は、組織やチームで大きなプロジェクトに携わった際にも役に立てると思います。

たとえ、自分の弱みや苦手な部分をつかれても、言い様によっては強みにもなります。正直に苦手なんです…と答えるのではなく、弱みを強みに言いかえると良いでしょう。「〇〇な強みがチームへの貢献に役立つ」と主張するのがおすすめです。

相手にネガティブな印象を与えるかポジティブな印象を与えるかは言い方次第で変わってきます。この言い方したら印象あまりよくなさそうだな…という言葉がないか回答の内容を見直しましょう。

最終面接を通過した成功例

▼成功例:企業が力を入れているプロジェクトを交えている

入社後にやりとげたいことや目標はありますか?

私は入社後は、御社の〇〇製品の企画に携わり、若い年齢層の人だけでなく、子育てをしているお母さん世代やご年配の方にも手に取ってもらえる製品をつくることが目標です。

また、日本国内だけでなく海外の方々にも愛される製品をつくりたいです。そのためにも今以上に語学力を鍛え、将来的には海外転勤をしたいと思っております。

実際に企業が力を入れている事業やプロジェクトを交えながら話すと、具体性が上がり内容が深まります。

長期的な目標を掲げることで「この人は本当に弊社に入りたいんだな」と思ってもらうことが重要です。企業への貢献だけでなく、自分自身のキャリアプランにもふれ、長く活躍する姿を面接官に想起させましょう。

また、以下の記事では面接の通過率を上げるコツについて徹底解説しているので、気になる方はぜひ参考にしてみてください。

面接で不採用にされる学生の特徴

面接で不採用にされる学生の特徴としては以下の5つが挙げられます。

不採用にされる学生の特徴

・身だしなみに清潔感がない
・時間に対してルーズである
・目を見て受け答えができていない
・質問の意図とずれた回答をする
・話す内容に一貫性がない

何から対策したらわからない人は、まずは身だしなみを整えることから改善していくといいでしょう。

以下の記事では面接で落ちる人の特徴について深掘りして解説しているので、気になる方はぜひ参考にしてください。

これだけはするな!面接でのNG発言とは?

就活の面接では以下のような発言はNGで不採用となってしまう可能性が高くなるので、気をつけましょう。

面接で避けるべき発言

・「スキルを獲得して独立したい」
・「転勤したくない」
・「残業はしたくない」
・「特に質問はない」(逆質問)

とくに逆質問では何かしら面接官に質問するようにしましょう。質問をすることで企業に自分の意欲を見せられます。

また、以下の記事では面接でのNGワードについて詳しく解説しているので、ぜひ合わせてチェックしてくださいね。

面接に落ちるサイン8選一覧!必ずしも不合格にならないパターンも紹介

面接中の些細なサインによって「不合格かも」と感じてしまう場合がありますよね。しかし、過度に怯えて緊張するのも、面接では印象が悪くなるでしょう。

そこでここでは、面接に落ちる可能性を感じさせる8つのサインと、それがどのような意味を持つかを解説します。

  1. 面接官の反応やリアクションが薄い
  2. 面接官がメモを取っていない
  3. 自分の回答に対して深堀りされない
  4. 仕事に関係ない雑談の時間が多い
  5. 逆質問の時間が用意されていない
  6. 面接が予定よりも短く終わる
  7. 次回の選考について言及されない
  8. 他の企業・業界をおすすめされる

①面接官の反応やリアクションが薄い

面接官の反応やリアクションが薄いと、合否に対する不安を感じることがあります。

あなたに興味を持っていないように見えるため、不採用になるのではと考えるかもしれませんが、リアクションの薄さは必ずしも悪い結果に直結しません。

面接官が冷静に応募者を評価するスタイルであったり、単に忙しい日程の中で疲れていたりすることもあるためです。

そのため、反応が薄いからといって焦らず、質問には的確に答え、誠実な態度を維持してください。

②面接官がメモを取っていない

面接官がメモを取っていない場合、「自分に興味がないのでは?」と不安になることがあります。

しかし、必ずしも不採用を意味するわけではなく、応募者とのコミュニケーションを優先するため、あえてメモを控えている場合も。

また、すでに他の場面で十分な情報を得ているため、必要性を感じていない可能性も考えられるでしょう。

それでも気になる場合は、話の終わりに「補足が必要であればお伝えします」等の一言を添えると好印象です。

③自分の回答に対して深堀りされない

面接で自分の回答に対して深堀りされないと、「興味を持たれていないのでは?」と不安に感じることがあります。

面接官が詳しく質問しない理由として、すでにその内容が十分だと判断している場合や、他の応募者との公平性を考えている場合も。

しかし、一方で回答が曖昧だったり、具体性に欠けているために深掘りできないと見なされることもあるでしょう。

そのため、回答時には具体例やエピソードを交えることで、内容に厚みを持たせることが大切です。

④仕事に関係ない雑談の時間が多い

面接中に仕事に関係ない雑談が多くなると、「選考に真剣ではないのでは?」と感じることがあります。

不採用を予感してしまうかもしれませんが、雑談の多さは必ずしもネガティブな意味を持つわけではありません。

面接官があなたの人柄やコミュニケーション能力を自然な形で確認したいと考えている場合や、緊張をほぐすためにリラックスした会話を意図的にしている可能性もあります。

そのため、雑談にも真摯に向き合い、誠実な態度を示すことが重要。雑談をチャンスと捉え、自分らしさをアピールしましょう。

⑤逆質問の時間が用意されていない

面接の終盤に逆質問の時間が設けられないと、「自分への関心が薄いのでは?」と不安に思うことがあります。

しかし、逆質問の時間がない理由は、面接の進行状況やスケジュールの都合によるものかもしれません。

それでも不安を感じる場合は、面接終了時に「もし可能であれば後日、質問をお送りしてもよろしいでしょうか?」といった形で意欲を示すとよいでしょう。

⑥面接が予定よりも短く終わる

面接が予定よりも短く終わると、「期待されていないのでは?」と不安になるかもしれません。

確かに、面接時間が短い場合、不採用を示唆している可能性も否定できませんが、一概にそうとは限らないでしょう。

面接官が効率的に評価を終えた、または事前の書類や他の情報から適性をある程度判断している場合もあります。

この場合には、面接中の受け答えや態度が重要。時間の長さにこだわらず、自分の魅力をしっかり伝えることを意識しましょう。

⑦次回の選考について言及されない

面接の中で次回の選考について触れられないと、不採用の可能性を考えてしまうかもしれません。

確かに、次のステップに関する具体的な話がない場合に不安を感じるのは自然なことですが、必ずしも不合格を意味するわけではないです。

面接官がまだすべての候補者の評価を終えていない場合や、選考プロセスのスケジュールが明確でないことも。

また、応募者に均等な情報を伝えるため、意図的に詳細を控えることもあるでしょう。

⑧他の企業・業界をおすすめされる

面接中に他の企業や業界を勧められると、「自分には適性がないのでは?」と感じるかもしれません。

面接官があなたのスキルや経験から、別の分野で活躍できる可能性を見ている場合もあります。

しかし、必ずしも不合格を意味するわけではなく、適性や希望がさらに深掘りされることもあるでしょう。

他の業界・企業の提案を受けた場合でも落ち着いて、自分がその企業や業界を志望する理由を改めて伝えることが大切です。

「カリクル」を活用して面接で落ちる理由と対策を分析しよう

面接では落ちる理由の分析と対策が重要だとわかりましたね。面接に落ちる原因を把握して、きちんと事前に対策をすれば、面接は難しいものではないのです。

面接に苦手意識を持つ就活生も、これまでお話ししてきたことをぜひ実践してみてください。

「どうやって面接を対策すればいいかわからない…」という方はカリクルを活用してみるといいでしょう。

就活業界に精通したアドバイザーがあなたに合った面接対策をサポートするため、面接に落ちたくない人はぜひ一度無料相談を試してみてください。

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若林

このメディアの監修者

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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