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【就活生必見】面接で緊張しない方法を解説|面接本番での対処法も紹介

大事な面接の場面で、緊張してうまく話せなくなってしまう人も多いのではないでしょうか。でも、緊張するのは悪いことではなく、緊張が及ぼす影響を考えることの方が重要です。

そこで、本記事では緊張しないための事前対策から、面接当日に緊張をほぐす方法まで詳しく紹介します。ぜひ、面接時の参考にしてみてくださいね。

なぜ面接で緊張するのか

面接で緊張する主な理由は2つあります。

  1. 面接官が初対面の相手だから
  2. 今後に関わる重要な場面だから

誰でも面接では緊張するので、面接を無事乗り切るためにも、緊張する理由を知っておく必要があります。では、緊張する理由を詳しく説明していきますね。

①面接官が初対面の相手だから

面接で緊張するのは、仕方のないことです。普通、面接官は面接室に入室するまで一度も顔を合わせたことがないため、初対面の相手との会話はいつでも緊張感がありますよね。

よほどコミュニケーション能力に自信のある人でなければ、何歳になっても緊張します。

面接は人生で数十回も経験するわけではないし、自分が評価される場なので、なおさら力が入りやすいです。

面接官にも志望者が緊張していることは多分伝わっていますが、緊張しても悪い評価になるわけではありません。それどころか、多少の緊張は本気だと伝える効果があります。

②今後に関わる重要な場面だから

面接は、その後の人生に大きく影響する場面だと、多くの人が考えています。

「絶対に失敗したくない」と強く思って、自分にプレッシャーがかかってしまい、これが緊張を引き起こす原因になっているのです。

面接に失敗したとしても、人生が終わるわけではありませんよね。等身大の自分で面接に挑む気持ちを持つことが、緊張を和らげてリラックスする秘訣と言えます。

緊張しても焦ることなく自分のペースを保って、しっかりアピールできれば、好印象を与えられるでしょう。

面接で緊張しない7つの方法【面接前の対策】

緊張しないように工夫すれば、面接でも多少リラックスできて、いつもの力が発揮できるようになるでしょう。

そこで、面接で緊張を和らげるために、事前にできる対策を7種類紹介します。

  1. 事前準備を徹底する
  2. 発声練習を行う
  3. 模擬面接を行う
  4. 失敗しても良いと考える
  5. 緊張は好印象を与えると知っておく
  6. 過去の成功体験を思い出して自信を持つ
  7. 緊張する理由を分析しておく

面接前に自分に合った方法を試してみてくださいね。

①事前準備を徹底する

本番で成功するためには、事前準備が必要です。実はアナウンサーも、事前に練習やイメージトレーニングをしているそうですよ。

就職や転職の面接では、必ず志望動機を聞かれますよね。自己PRと志望動機を事前にしっかり用意しておけば、自信が付くため、当日も心に余裕が生まれるでしょう。

応募先の企業のリサーチも重要です。

口コミサイトで実際に面接を受けた人の質問をチェックして、何を聞かれても答えられるほど万全の準備をすれば、本番で焦ることもなくなるでしょう。

②発声練習を行う

面接で自分の考えを伝えるためには、声が大切です。緊張すると、なぜか言葉が出てこなくなってしまいますよね。

しかも、自分のかすれ声や震えに焦ってしまい、もっと緊張してしまうかもしれません。面接の本番で相手に想いを届けられるように、発声練習をしましょう。

大きな声を出すと、表情筋が鍛えられて、表情が柔らかくなります。自宅で練習する場合には、大きな声を出さなくても、下腹部に力を入れると張りのある声が出ますよ。

面接会場では、腹式呼吸や舌を動かすだけでも効果的です。声の高さを無理に変える必要もなく、ありのままの個性で相手に伝えましょう。

③模擬面接を行う

目の前に面接官がいると思いながら、準備した質問に回答してみましょう。面接官役を友人に頼むのもおすすめです。

1人の場合には面接の練習の様子を録画して、自分でチェックしてみましょう。話し方や声の聞こえ方、目線を確認でき、改善点が分かりやすいですよ。

面接官からの質問を想定して、事前に回答を準備しておけば、面接でも緊張しくくなります。

逆に自己PRと志望動機がはっきりしていないと、自分に自信がなくなって、緊張状態に陥りやすいです。不安を払拭するためにも、質問や回答を考えておきましょう。

④失敗しても良いと考える

緊張して失敗しても仕方ないと、開き直るのも一つの手です。面接で緊張しない方法ではないと思うかもしれませんが、開き直って挑んでみたら、案外緊張しないものですよ。

「絶対に失敗したくない」と思っていると、余計な力が体に入って、緊張しやすくなります。絶対に考えを曲げないのではなく、柔軟な対応も必要です。

誰でも落ち着いていれば、実力を発揮できます。もちろん完璧な人間はいないので、少しぐらい失敗しても大丈夫だと考えると、過剰な緊張を防げるでしょう。

⑤緊張は好印象を与えると知っておく

緊張しない方法を紹介してきましたが、緊張によって好印象を与えられる場合もあります。

つまり、緊張しているのが面接官に伝われば、「熱意を持って面接に挑んでいる」と思われることもあるそうですよ。

むしろ、あまりにリラックスした状態で面接に挑むと、面接官に分かりやすい自己PRができないとも言われています。

もし面接本番で緊張している自分に気付いたなら、パフォーマンスの向上の準備に入っていると考えましょう。

⑥過去の成功体験を思い出して自信を持つ

自分に自信がないと、緊張しやすくなります。そのため、成功体験を思い浮べたときの感情を味わうことはとても重要です。

過去の成功体験を思い返して、自信を取り戻せば、発言や行動が前向きになるでしょう。現在から近い過去の成功体験から思い出そうとすれば、少しずつ思い出すせますよ。

選考に通った未来の自分の姿を想像するのも良い方法です。

面接に受かったときの自分へのご褒美を準備したり、いつか会社で活躍している自分の姿を具体的に考えるのもいいでしょう。

⑦緊張する理由を分析しておく

緊張する理由が分からないままだと、いざ緊張したときにパニックになりやすいです。そのため自分が何に緊張しているのか、把握しておく必要があります。

例えば面接官とは初対面ですし、面接は人生が決定する重要な出来事なので、失敗しないようにと、自分にプレッシャーがかかっているのかもしれません。

緊張の理由を把握していないと、過度な緊張を引き起こす可能性がありますが、自分のことを理解してれば、落ち着くための対策も取りやすいです。

面接で緊張しない5つの方法【面接当日の対処法】

面接で緊張してしまった場合の対処法を5つ紹介します。

  1. 面接会場には余裕をもって向かう
  2. 深呼吸をする
  3. いつもの倍ゆっくり話すよう意識する
  4. 緊張しているのは自分だけではないと思う
  5. 面接官をかぼちゃだと思う

当日緊張で頭が回らなくなった場合にも、慌てず冷静に対処法を思い出しましょう。

①面接会場には余裕をもって向かう

面接の開始時間の直前に会場にたどり着くと、気持ちの用意ができないため、面接中も慌てた気分のままです。

焦ると過剰に緊張して悪影響を与えるので、十分な時間を確保できるように計算して、会場に向かいましょう。

10分前到着が妥当ですね。もちろん時間厳守ですが、早く到着しすぎると、マナー違反になる場合があるため注意しましょう。

面接会場の場所を先にチェックしておいて、開始時間までは近くのカフェでリラックスして過ごすのもおすすめです。

②深呼吸をする

緊張していると、無意識のうちに息を止めたり、呼吸が浅く短くなっています。面接直前に深呼吸すると、リラックス効果があるためおすすめです。

鼻から空気を吸ってお腹に入れて、ゆっくり口から吐き出しましょう。脳に酸素が送られて、自律神経の働きを整えます。

ただし、面接をしている最中に急に深呼吸をすると、面接官に心配される可能性もあるため、会場に入る前に済ませておいた方が良いですね。

面接中に一度深呼吸して落ち着きたくなった場合には、面接官に一言伝えれば、理解してもらえますよ。

③いつもの倍ゆっくり話すよう意識する

面接には張り詰めた雰囲気があるため、誰でも無意識に早口になりやすいです。ゆっくり話そうと意識しても、緊張が解消されない場合もあります。

早口で話すと相手に伝わりにくく、自分でも何を言っているのか分からなくなるかもしれません。

気持ちを落ち着かせながら言葉を発して、いつもの倍くらいゆっくり話すことを心掛けましょう。

話すときに1文が長くなりすぎないように注意が必要です。面接官に対して一方的にアピールするのではなく、コミュニケーションを取ることを意識しましょう。

④緊張しているのは自分だけではないと思う

緊張している人は、自分に目が向きすぎている場合もあります。どう見られているか不安になって、もっとプレッシャーがかかってしまうものです。

そんな時には、一度周囲に目を向けてみてくださいね。とくに集団面接の場合には他の候補者を見れば、緊張しているのは自分だけではないと気がつくはずです。

自分自身ではなく、面接をしていることに集中しましょう。面接対策として動画を撮影して、後で見直すと客観的に見る練習になります。

見られている意識を和らげて、現在の状況を客観的に考えましょう。

⑤面接官をかぼちゃだと思う

今、自分の目の前にいるのは面接官ではないと思えば、案外、人の顔色を気にしすぎて緊張するのを防げますよ。心の余裕ができる効果的な方法です。

普通、知らない人に見つめられると、空気が張り詰めた感じして、何を話せばよいのか分からなくなると思います。

面接官は真っすぐにこちらを見ているため、追い詰められた気分になることもあるでしょう。

そこで思い切って、面接官をかぼちゃだと考えてみてくださいね。イメージしやすいものなら、かぼちゃ以外でも何でも大丈夫ですよ。

面接で「緊張していますか」と聞かれたときの対応

面接官が志望者に、「緊張していますか?」と確認するケースもよくあります。その際のポイントは2つです。

  1. 緊張を素直に認める
  2. 会話を始めるチャンスにする

緊張しないに越したことはないと思っているかもしれませんが、志望者が緊張感を持っている姿は、面接官によっては好印象につながる場合もありますよ。

①緊張を素直に認める

素直に「緊張しています」と答えるべきか、迷う方も多いのではないでしょうか。緊張を認めて評価が悪くなることは滅多にないので、素直に答えるのがおすすめです

もし嘘をつくと、面接官に嘘を見抜かれる可能性があります。少しパニックになり言葉が出なくなったら、自分から「緊張しています」と申告するのも良い方法です。

「少々考える時間を頂いてよろしいでしょうか?」や「もう一回最初から言ってもよろしいでしょうか?」と一言断ることで、落ち着いて対応できます。

多少の緊張感は応募先の企業に対して本気だと伝える効果があり、良いアピールにもなるでしょう。むしろ緊張しない人は、面接に落ちるとも言われています。

②会話を始めるチャンスにする

「緊張していますか?」と面接官が質問する理由は、志望者にリラックスしてほしいケースがほとんどです。

「緊張しています」とただ返事をするだけでなく、何か付け加えて話せば、会話が広がるチャンスになります。できれば会話が続くような返答をしましょう。

面接官が追加で質問してくれそうなエピソードを話すと、会話が弾むかもしれませんよ。

思い切って笑顔で話をすれば発声練習にもなり、場を和ませて自分自身の緊張感が和らぎます。

緊張しない方法を実践して面接に備えよう

今回は面接で緊張しない方法を紹介しました。どんな対策を練ったとしても、誰でも大切な面接では固くなってしまいます。

当日に気持ちの余裕がなくなっても、緊張する理由と緊張した場合の対処法を事前にチェックしておけば、冷静に対応しやすいです。

緊張によって気が引き締まったり、本気度が伝わる場合もあり、適度な緊張感がプラスに働く可能性もあります。

本番に向けて準備をしっかりして、緊張をうまく味方にしながら、堂々と面接に臨みましょう。

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若林

この記事を書いた人

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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