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【就活生必見】最終面接で落ちる人の特徴を紹介|対策方法も解説

最終面接は「内定がもらえる」と気が緩んでしまいがちですが、実は不採用になる可能性もあります

そのため、最終面接で落ちるのではないかと不安に感じている方もいるでしょう。

そこで、本記事では最終面接で内定をもらえない人の特徴や対策方法を紹介します。

しっかりと準備を整えて最終面接に臨むための参考にしてください。

吉田

キャリアアドバイザー 吉田

新卒で株式会社C-mindに入社後、キャリアアドバイザーとして累計1000人以上の就活生との面談を経験。就活時代も大手からベンチャーまで様々な業界・職種を見てきた経験から、幅広い視点でのサポートを得意とする。

最終面接だからと気を抜いて落ちる場合もある

「最終面接は形だけのもの」と侮ってはいけません。最終面接で企業が重要視している点に上手く触れてアピールできなければ、「うちとは合わないかも……」と判断されてしまう場合も。

しかし、そもそも「企業が重要視している点ってどこ?」と思っている人も多いですよね。

そこで今回は、年間5000人以上の就活生と面談してきたトップエージェントや、最終面接も担当した面接官15人に絞り、「最終面接で重要視する点」についてアンケートを取りました!

スキルや実績よりも、やはり「企業との相性」「熱意」などが重要視されていますね。

相性や熱意というとわかりにくいですが、「志望理由が明確か」「企業での将来像がはっきりしているか」など、「一緒に働ける未来が具体的に想像できるか」がキーポイントになっているようです。

最終面接で落とされないようにするには、この辺りをしっかり固めておきましょう。

ポテンシャル採用が鍵となる新卒採用では、資格や経験よりも熱意や相性が重視されます。自分の考えと企業理念がどう一致しているかを含めて、熱意をアピールしていきましょう!

最終面接で落ちる就活生の3つの特徴

最終面接で内定を逃す学生の特徴を3つにまとめました

  1. 過去の面接と回答が矛盾している
  2. 志望度の低さが伝わってしまっている
  3. 効果的な逆質問ができていない

どのような学生が落ちてしまうのか確認し、同じような振る舞いをしないように気を付けましょう。

①過去の面接と回答が矛盾している

一般的に、以前の面接で学生が答えたことは、各採用担当者で共有されています。

たとえ最終面接の面接官が今までとは異なる人でも、過去の回答と矛盾した内容を答えればすぐに分かってしまうでしょう。

回答に矛盾があると「その時々によって言うことが違う」と思われ、一貫性や信頼性の面で評価が下がりやすくなります

何度も面接を受けていると自分が何を答えたか忘れることもありますが、きちんと把握しておくことが重要です。

面接が終わった直後に、聞かれた質問と自分がどう答えたかをメモしておく習慣をつけるのがおすすめですよ。

②志望度の低さが伝わってしまっている

第一志望ではなく滑り止め企業の最終面接の場合、志望度の低さが伝わって内定をもらえないことがあります

学生の志望度の高さは、企業にとって重要なポイントです。内定を出した学生が辞退したり、早期退職したりすれば、今までかけてきた採用コストが無駄になります。

そのため、最終面接で志望度が低いと判断した学生の採用を見送るのは、自然な流れとも言えるでしょう。

少しでも入社意欲が低い様子を見せれば落ちる確率が高まると考え、慎重に面接を受ける必要あります

最終面接の合否は学生の熱意に大きく左右されます。最後まで入社意欲の高さをアピールしましょう!

③効果的な逆質問ができていない

逆質問とは、学生から企業へ問いかける質問であり、入社意欲や自分のスキルをアピールできる絶好のチャンスです。

しかし、効果的な逆質問ができないと志望度が低いとみなされ、内定が出ない可能性が高まります。

特に「質問はありません」と答えるのはNGです。逆質問のない学生は企業への関心が薄く、志望度も低いと判断されます。

逆質問では、企業に対してしっかりと興味を持ち、これから働き続けたいと考えているとアピールすることが内定獲得のポイントです。

逆質問は、面接官に対してどれくらい企業理解を深めているかアピールする場でもあります。ホームページだけでなくIR情報にも目を通して逆質問に臨みましょう。

最終面接で落ちるのを避ける3つのコツ

最終面接で不採用となるのを避けるコツを3つにまとめました

  1. 過去の面接内容の分析と反省をする
  2. 第一志望であることを伝える
  3. 事前に逆質問を考えておく

きちんとコツを押さえておけば、最終面接で落ちるリスクを下げられます。しっかりと対策をして面接に臨みましょう。

①過去の面接内容の分析と反省をする

前述の通り、過去の面接で答えた内容は採用担当者間で共有されています。そのため、今までの面接を振り返り、分析をしておくことが大切です。

一貫性のある受け答えができるようにしておくのはもちろんのこと、面接官への逆質問などで得た情報から企業分析を深めておく必要もあります

分析から得たものを最終面接の回答に盛り込んでいけば、よりオリジナリティのある受け答えになり、志望度の高さを伝えられるでしょう。

また、過去の面接で反省すべき点がある場合はきちんと改善点を洗い出し、最終面接までに克服するようにしてください。

面接の反省点は必ず洗い出し、次回以降にどう繋げるかはマストで行いましょう。

②第一志望であることを伝える

志望度の高さは、内定を得られるか否かを左右する重要なポイントです。

就活では複数の企業を受けることになりますが、基本的には全ての会社が第一志望であるという気持ちで選考を受けるようにしましょう。

第一志望であると答える時は、はっきりと大きな声で答えるのがコツです。小さな声で自信なさげに答えると、本心とは裏腹のことを答えていると疑われます。

面接では、言葉だけではなく答える姿や声色も大切な要素になるため、しっかりと入社の熱意を伝えるようにしてください。

面接官によっては「正直に答えて大丈夫ですよ」と本音を聞き出そうとしますが、一貫して第一志望であることを伝えることが大事です。

③事前に逆質問を考えておく

最終面接では逆質問をされることが多いので、事前に内容を考えておくと落ち着いて質問できます

ポイントは、質問の意図を明確にすることです。意図が曖昧だと、相手は何を答えるべきか分からず、本当に欲しい回答とは異なる話題に逸れるリスクがあります。

また、相手に合った質問にすることも重要です。

最終面接では社長や役員が面接官となる場合が多いため、会社の強みや課題など、企業全体に関わる逆質問をすると良いでしょう。

逆質問は最低5個用意しておくと良いでしょう。

最終面接で参考にしたい3つの受かるかもサイン

ここからは、最終面接で内定がもらえる3つのサインを紹介します。

  1. 面接時間が予定よりも長い
  2. 他社での就活状況を聞かれる
  3. 今後の流れについて説明がある

内定をもらえる見込みを感じられたら、精神的にも余裕ができますよね。どのようなサインがあるのか具体的に確認しましょう。

①面接時間が予定よりも長い

面接が予定より長引く場合は、企業が学生に大きな関心を寄せている証拠です。

例えば、1つの質問に対してさまざまな角度から深堀りされたり、自分の強みを褒めたりしてくれるのであれば、内定の可能性は高まるでしょう。

また、面接官から企業の魅力をアピールするような話があり、面接時間が長引いた場合も内定のサインです。

企業側は「この学生に入社してもらいたい」という思いから、自ら積極的にアピールしていると考えられます。

②他社での就活状況を聞かれる

企業の内定枠はあらかじめ決まっており、最終的に入社できる人数を予測しながら採用活動を行なっています。

他社での就活状況を聞かれるということは、内定を前提に入社の意志を確認しておきたいと考えているのでしょう。

このような場合は、就活状況について答えつつ、最終面接を受けている企業に入社する意志があるとしっかりアピールすることが大切です。

第一志望であると明確に伝われば、企業側も「安心して内定を出せる」と考え、採用の可能性が高まります。

志望動機に一貫性を持たせるために、主に同業界の企業を答えると良いですよ。他業界の企業も受けていると言うと、何故その業界も受けているか深ぼられます。

③今後の流れについて説明がある

内定式や研修、業務内容など今後の流れに関する説明がある時も、内定をもらえるサインです。

企業側は「入社してもらいたい」と思った学生に対して内定後の具体的な内容を伝え、安心して入社できる体制が整っていることをアピールする傾向があります

事前に業務内容をしっかり確認し、入社後も活躍していく気持ちがあることを伝えるようにしてみてください。

ただし、企業によっては業務の大変な部分を見せて本当に入社意欲があるのか確認する場合もあるでしょう。

業務の大変さを伝えられたうえで本当に入社したいか聞かれたら、この企業で頑張りたい旨を自信を持って答えましょう。

最終面接で参考にしたい2つの落ちるかもサイン

最終面接前に確認しておきたい不採用のサインは2つあります

  1. 面接官の反応が薄い
  2. 今後の就活を応援される

もし不採用のサインが見えたら、入社意欲を伝えられるよう、よりアピールを強めることが重要です。どのようなサインがあるか具体的にチェックしましょう。

①面接官の反応が薄い

面接官の反応の薄さは、学生に対して関心を持っていないことを表しています

回答に対する深掘りが全くないのであれば、受け答えが企業のビジョンにマッチしていない可能性が考えられます。

反応が薄い場合も焦らず、今までの研究を振り返って企業理念に合う回答を心がけるようにしてください。

また、言いたいことがまとまらず長話になるとマイナス評価に繋がるため、面接官を飽きさせないように、しっかりと簡潔に答えていきましょう

②今後の就活を応援される

面接を受けている企業から今後の就活を応援された場合、内定を出すつもりはないことを示しています

内定を出す予定であれば、できるだけ他社の就活を続けず自社に入ってもらいたいと考えるため、今後の就活を応援することはありません。

また、就活に対するアドバイスをしてくれるのも不採用のサインです。「他社の面接ではもっと頑張ってね」という気持ちが込められていると考えられます。

もし、面接官から不採用の印象を受けたとしても落ち込みすぎず、次に切り替えていきましょう

今後の就活の応援をされて落とされた学生をたくさん見てきました。この場合は面接結果にあまり期待せず、他の選考に切り替えるのがベストです!

最終面接で落ちる人の特徴を理解して対策を進めよう

最終面接は、内定を目前にしているからこそきちんと気を引き締めて臨む必要があります。気が緩んでいると、すぐに企業側に察知されることも。

過去の面接と回答の一貫性がなかったり、志望度が低かったりすると、最終面接で落ちる可能性が高まるので注意が必要です。

今までの面接を振り返って分析し、第一志望であるとアピールするための準備を整えておきましょう。

内定を獲得できるよう、万全の状態で最終面接に挑むようにしてみてください

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若林

この記事を書いた人

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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