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【新卒向け】最終面接でよく聞かれる質問14選・逆質問10選を紹介

就活で内定を勝ち取るための最後の山場が、最終面接です。質問にうまく回答できれば内定に大きく近づくため、対策は必須といえます。

しかし「最終面接ではどのような質問がされるの?一次面接や二次面接とは何が違うの?」と悩みますよね。

そこで本記事では、最終面接でよく聞かれる質問14選・逆質問10選を紹介します。最終面接が終わった時にすべきことも解説しているので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

最終面接で見られている3つのポイント

まず、最終面接で見られているポイントを紹介します。

  1. 企業の社風とマッチしているか
  2. 志望度の再確認
  3. 現場の社員との相性

①企業の社風とマッチしているか

最終面接では、企業の社風とマッチしているかを見られます。なぜなら、どれだけ優秀な人材でも、企業との相性が悪ければお互いに損をするからです。

学生に基本的な能力(コミュニケーションスキルや一般常識など)があることは、二次面接までで判明しています。そのため、最終面接では学生の熱意や企業とのマッチングが重視されるのです。

最終面接では企業の代表や役員が面接官を務めることが多いため、よりはっきりと企業とのマッチングを伝えることが求められます。

②志望度の再確認

最終面接では、志望度の再確認を行うような質問も投げかけられます。

理由は、志望度をチェックすることで企業との相性や仕事への熱意がより明確になるからです。企業は学生の意欲を求めており、最終面接はその熱意を確認する最後の場と言えるでしょう。

対策としては、過去の業績や経験を具体的に挙げ、企業への理解や貢献意欲を具体的かつ熱意をもって伝えるとよいでしょう。また、飾りすぎず、熱意を持って志望動機を伝えることも大切ですよ。

③現場の社員との相性

最終面接では、現場の社員との相性も重要視されます。なぜなら、仕事の効率やチームワークは直接関係し、円滑なコミュニケーションが働きやすさや業績に直結するからです。

面接官は、企業の社員の特徴や性格について熟知していることが多いため、応募者と企業の相性をしっかりと判断できます。

対策としては、事前に現場の文化や価値観を理解し、自らも積極的なコミュニケーションを心掛け、柔軟性を持つことが挙げられますね。

最終面接の基本的な情報

次に、最終面接の基本的な情報を紹介します。

  1. 最終面接の所要時間
  2. 最終面接の面接官
  3. 一次・二次面接との違い

①最終面接の所要時間

最終面接の所要時間は、30分から1時間ほどです。ただ、最終面接が入社の意思決定の場なのか、選考の一環として行われるかなど、目的によって時間は大きく変化することを頭に入れておきましょう。

最終面接では、企業と学生はお互いにより深く理解し合い、双方の期待や価値観について詳しく話し合います。

面接官は学生のスキルや経験だけでなく、人物面やコミュニケーション能力も確認し、企業との相性を見極めているのです。

②最終面接の面接官

最終面接の面接官は、役員や社内で高い地位にある人が多い傾向にあります。中小企業であれば、代表が面接官を務めることも。それは、最終面接が採用活動における重要なプロセスだからです。

高い地位にある役員や代表は、組織の価値観を理解しています。そのため、候補の学生が企業文化と相性がいいかを評価する役割を果たしやすいのです。

最終面接に挑む際には、地位が高い人だからと言って萎縮せず、いつも通りのパフォーマンスを発揮することが求められます

③一次・二次面接との違い

最終面接は一次・二次面接と比べて、より掘り下げた質問がされるのが一般的。なぜなら、学生の基本情報や志望動機、自己PRはすで二次面接までで評価されているからです。

そのため、最終面接では、採用するかを決める判断材料として、個人の経験やスキル、企業との相性を見極める質問がされます。

なお、「最終面接に進んだ=合格した」と思われがちですが、実は最終面接で落ちる人は少なくありません。気を抜かず、十分に準備した上で最終面接に臨みましょう

最終面接でよく聞かれる質問14選

ここからは、最終面接でよく聞かれる質問を目的別に14個紹介します。

  1. 志望理由系の質問
  2. 自己アピール系の質問
  3. 企業への理解の質問
  4. キャリアプラン系の質問
  5. その他よくある質問

①志望理由系の質問

志望理由系の質問は、学生が本当に企業への入社を希望しているかを改めて確かめるために行われます。二次面接までの質問よりより深い志望動機が必要です。

【質問例】

  • なぜこの企業を選んだのか
  • 競合との違いは?
  • 自身と企業の共通点は?

回答のポイントは、その企業独自の強みを明確にすることです。どの企業にも当てはまる回答は避けましょう。

②自己アピール系の質問

自己アピール系の質問の目的は、改めて学生の魅力や将来性を知ることです。

【質問例】

  • 学生時代に注力したことは?
  • 自身の強みは?
  • 困難を乗り越えた経験は?
  • 周囲からどんな人だと言われる?

回答のポイントは、簡潔に結論を述べてわかりやすく伝えることです。相手が理解しやすいように、なるべく簡潔に話すと好印象を与えられるでしょう。

③企業への理解の質問

最終面接では、企業への理解に関する質問を通して学生の志望度や企業研究への取り組みを評価しています。企業の理解が深いことが伝われば、好印象を残せるでしょう。

【質問例】

  • 企業の強みは?
  • 企業の弱みは?それを改善するには?

企業の弱みに関しては回答しにくいと思いますが、よりよくなるポイントを明確に提示することが重要です。企業を全否定するようなことを言わない限り、評価が下がることはないと考えてよいでしょう。

④キャリアプラン系の質問

キャリアプラン系の質問は、学生のキャリアプランや将来性を判断するために質問されます。企業は、入社を「ゴール」ではなく「スタート」と捉えているかを評価しているのです。

【質問例】

  • 企業で成し遂げたいことは?
  • 10年後のキャリアプランは?
  • 実現したい夢は?

回答のポイントは、その企業でどのように活躍したいかを具体的に話すことです。3年後、5年後、10年後など、具体的な年数を交えて話すと説得力が生まれます

⑤その他よくある質問

最後に、その他の質問をまとめます。想定外の質問に備え、あらかじめ対策しておきましょう。

【質問例】

  • 最近の気になるニュースは?
  • 就活状況は?内定は何社ある?

気になるニュースに関しては、企業に関係があるニュースを答えるとよいでしょう。

就活状況は、できるだけ正しく答えることが重要です。どの業界のどの企業の選考を受け、どこまで選考が進んでいるかを正直に伝えましょう。

ただし「第一希望は御社です」と伝えるなど、志望度の高さのアピールを忘れてはいけません

最終面接で使える!逆質問10選

次に、最終面接で使える逆質問を10個紹介します。

  1. 働く社員に関する逆質問
  2. 企業に関する逆質問
  3. 価値観に関する逆質問

①働く社員に関する逆質問

働く社員に関する質問をすることで、入社後にどのような人と働くかを知ることができます。また、社員の特徴や価値観から、企業の労働環境や社風を知れるメリットもありますよ。

【質問例】

  • 活躍している人の特徴とは?
  • 異動はあるか?
  • 身につけているスキルは?

活躍できる社員について聞いたら、それにどのように近づけるかを話しましょう。また、スキルを積極的に身につける姿勢を見せることも有効です。

②企業に関する逆質問

企業に関する逆質問をすることで、企業研究ではわからなかった企業の実態や価値観を知ることができます。また、企業への関心をアピールできますね。

【質問例】

  • 企業の強み・弱みは?
  • 10年後の経営ビジョンは?
  • 今後展開していきたいサービスは?

この質問をする際のポイントは、企業の現在だけでなく、将来のビジョンも質問することです。これによって、企業の将来性や考え方も把握できます

③価値観に関する逆質問

価値観に関する逆質問は、企業の理解を深める効果があります。面接の中で気になる点が見つかったら、質問してみましょう。

【質問例】

  • 大切にしている価値観は?
  • 働く上で重要な考え方は?
  • どんな人を尊敬していますか?
  • どんな人と一緒に働きたいですか?

価値観について質問する際は、企業の価値観があなたの価値観と一致していることをアピールするとよいでしょう。

最終面接が終わった時にすべきこと2つ

最後に、最終面接が終わった時にすべきことを紹介します。最終面接後も気を抜かないようにしましょう。

  1. 感謝のメールを送る
  2. 結果について考えすぎない

①感謝のメールを送る

最終面接が終わった後には、感謝のメールを送るとよいでしょう。なぜなら、感謝のメールを送ることで、自分が企業や採用担当者に対して真剣に興味を持っていることを示すことができるからです。

感謝のメールは早めに送ることが重要です。当日中に送ることで、面接官がまだ面接の印象を鮮明に持っている状態でメールを受け取ることができ、より強く印象づけられますよ。

メールのタイトルは簡潔かつ分かりやすくし、差出人が一目でわかるようにすることも大切です。好印象を与えるためにも、敬語を使用し、感謝の意をしっかりと伝えましょう。

②結果について考えすぎない

最終面接が終了した際は、結果について考えすぎないことが重要ですよ。なぜなら、考え過ぎたところで面接の結果は変わらないからです。

特に、企業からの結果通知が遅いと、不安になるでしょう。ただ、結果通知期間は企業によって異なるため、気にし過ぎることは避けましょう。

最終面接後は、次の面接に備えることが大切です。次のステップに進むため、冷静な心と次なる機会への準備を重視しましょう。

最終面接は質問を事前に把握しよう

本記事では、最終面接でよく聞かれる質問14選・逆質問10選を紹介しました。

最終面接では、企業との相性や学生の志望度、現場の社員との相性を確かめる質問がされる傾向にあります。

他にも、企業への理解度やキャリアプランに関する質問がされることも。これらの質問に答えるためにも、あらかじめ対策しておくことが重要ですね。

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若林

この記事を書いた人

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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