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一次面接で落ちるのはやばい?原因や通過率を高める対策を紹介

就活の選考における最初の関門が、一次面接です。最初の面接ということもあり「一次面接にはどんな特徴があるの?どんな人が一次面接で落とされるの?」「一次面接で落ちているのは自分だけなのでは…」と不安な人も多いのではないでしょうか?

そこで本記事では、一次面接で落ちる人の特徴を紹介します。面接官がチェックしているポイントや一次面接で落ちてしまった際の切り替え方法も紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。

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目次

落ちるのは7割?一次面接の特徴とは

まず、一次面接の特徴を簡単に紹介します。一次面接は、応募者をふるいにかける目的で行われることがほとんどです。そのため、その評価方法は、減点方式であることが多いと考えられます。

また、一次面接では多くの学生を面接する必要があるため、集団面接の形式が取られることが多い傾向にありますよ。

一次面接の通過率は企業によって異なりますが、目安として30%前後です。つまり、一次面接だからと言って簡単に通過できるわけでないため、対策は必須と言えるでしょう。

大半の就活生が一次面接に落ちた経験があると言えるでしょう。そのため一次落ちしたからといってあまり悲観する必要はありませんよ。

なぜ通らない?一次面接で落ちる人の特徴4選

就活生の中には「また一次面接落ちてしまった…」「一次面接に落ちるのは何が原因なのか…」と悩んでいる人もいるでしょう。

ここでは、一次面接で落ちる人の特徴を紹介します。当てはまる項目がある人は、改善してから一次面接に臨むと通過率が上がるはずですよ。

  1. 第一印象がよくない
  2. ビジネスマナーが守れていない
  3. 企業への知識が少ない
  4. 質問への受け答えが十分でない

①第一印象がよくない

一次面接で落ちる人の特徴の1つは、第一印象がよくないことです。メラビアンの法則によると、人がコミュニケーションをとる際、見た目が55%、声や話し方が38%の割合で相手に影響するそうです。

そのため話す内容以上に、見た目の清潔感や態度が第一印象に大きく関わってくるのです。

特に一次面接は面接官と初めて会う機会であるため、この時の印象がその後の選考にも大きく影響する可能性があります。

だからこそ第一印象で好感を持ってもらうためにも、適切なビジネスマナーと清潔感のある服装に心掛け、一次面接に臨みましょう。

②ビジネスマナーが守れていない

一次面接で落ちる人の特徴の1つは、ビジネスマナーを守れていないことです。ビジネスマナーを身に着けていることは、相手と信頼関係を築いたり、適切なコミュニケーションを取ったりする上で重要とされています。

具体的には、時間を守ることや、身だしなみを整えること、適切な敬語を使うことなどが含まれます。

企業は一次面接から、こういった当たり前と思えるマナーをしっかり守れているかどうかをチェックしています。だからこそ、事前にビジネスマナーをしっかり勉強しておくことが大切ですよ。

③企業への知識が少ない

一次面接で落ちる人の特徴の1つは、企業への知識が不足していることです。

企業への理解が浅いと、自分と企業との共通点を見つけるのが難しく、「なぜ他社ではなく自社なのか」という志望理由も説得力に欠けてしまいます。

また、企業への知識が不足すると、質問に答える際に具体的な事例や情報を挙げることが難しく、面接官に入社への熱意が伝わらないかもしれませんよ。

一次面接前に企業への理解を深めることで、志望理由や入社への熱意を具体的に示せるようになりましょう。

④質問への受け答えが十分でない

一次面接で落ちる人の特徴の1つは、質問への受け答えが十分でないことです。面接官とのやりとりがうまくいかないと、自分の魅力を伝えきれずに終わってしまうかもしれません。

また質問にうまく答えられなかったり、黙り込んでしまったりすると、自分の能力や経験をアピールするせっかくのチャンスを逃してしまいます

だからこそ、事前によくある質問への回答を考えたり、模擬面接を受けたりして、自分の言いたいことをしっかり伝える力を付けましょう。

一次面接で面接官が見ている項目3つ

就活生の中には、「一次面接で面接官はどこを評価しているのかな…」「面接官にチェックされている項目を事前に知って対策に活かしたい…」と思う人も多いでしょう。

ここでは、一次面接で面接官が見ている項目を紹介します。

  1. 清潔感があるか
  2. ビジネスマナーを守れているか
  3. 主体的なコミュニケーション能力があるか

①清潔感があるか

一次面接において、面接官は応募者の清潔感を見ています。なぜなら清潔感の有無は、仕事への真剣さやプロ意識を判断する材料になるためです。

清潔感をアピールするには、まず服装選びが大切です。志望する会社の雰囲気に合わせて、適切な服装を選びましょう。しわがないか、汚れていないかもチェックしてくださいね。

また髪型や髭もきちんと整えましょう。爪が長すぎる人も事前に切っておくことをおすすめします。

これらを気を付けるだけで、面接官に「この人は仕事をしっかりやってくれそうだな」と思ってもらえるはずですよ。

第一印象は短時間で覆すのが難しく、一度マイナスイメージを与えると不採用につながりやすいので注意が必要ですよ。

②ビジネスマナーを守れているか

一次面接の面接官は、ビジネスマナーを守れているかを重要視しています。

遅刻をしない、身だしなみを整える、適切な敬語を使用するなど基本的なビジネスマナーを守ることは、社会人として周囲の人と円滑なコミュニケーションをする上で基本的な要素となります。

そのため一次面接で、これらのマナーを守れているかをチェックすることで、早い段階で応募者が自社に適した人材かを判断しているのです。

面接中だけでなく、待ち時間に携帯電話をいじったりする行為もマナー違反とみなされるので、注意しましょう。

③主体的なコミュニケーション能力があるか

面接官は、一次面接において主体的なコミュニケーション能力を評価しています。主体的なコミュニケーションとは、自分から積極的に意見を言ったり、問題解決に向けて動いたりする姿勢のことです。

これは仕事をする上で欠かせないスキルであり、同僚や上司と良好な関係を築くために必要とされています

特に一次面接では、応募者が適切な質問をしたり、話をしっかり聞いたりする様子を見ています。これらを意識することで、面接官に「この人なら職場でも活躍してくれそうだな」と思ってもらえるはずですよ。

面接では、緊張してうまく話せないケースも珍しくありません。そのため、一次面接前に模擬面接を受けておくのもおすすめですよ。

一次面接で落ちないために|選考突破のコツ6選

就活生の中には「一次面接は絶対に突破して次の選考に進みたい..」「一次面接に落ちてしまったから次こそ受かりたい…」と考える就活生も多いですよね。

しかし「具体的に何をすれば良いのだろう」と悩む人もいるでしょう。ここでは、一次面接に落ちないためのコツを紹介します。以下の6つを参考に選考突破を目指しましょう。

  1. 身だしなみを整える
  2. 基本的なビジネスマナーを確認する
  3. 企業研究を深める
  4. 履歴書やESの内容を再確認する
  5. 頻出質問への回答を用意する
  6. 面接の練習を行う

①身だしなみを整える

一次面接の選考を突破するコツの1つは、身だしなみの基本マナーを押さえることです。

面接官に好印象を与えるために、スーツはジャストサイズのものを選び、シワや汚れが無いか事前に確認しましょう。カバンは、面接時に椅子の横に置く場合が多いのでA4サイズが入り自立するものを選んでください。

また髪型は、男性の場合は耳にかからない程度の短髪、女性の場合は肩に付く長さの人は結ぶようにしましょう。もちろん、寝ぐせがある場合は必ず直してから面接に臨むようにしてくださいね。

②基本的なビジネスマナーを確認する

一次面接に臨む前に、基本的なビジネスマナーを確認しておくことが大切です。ビジネスマナーを身に着けることは面接官に好印象を与えるだけでなく、入社後も役立つスキルになりますよ。

まずは時間厳守を心がけ、面接の15分前には企業に到着するのがベストです。電車が遅延する可能性も考慮して、面接会場の最寄り駅に30分前には付けるように計画を立ててくださいね。

また、挨拶やお辞儀、正しい言葉遣いを意識しましょう。基本的には「です・ます」調で丁寧に話せば大丈夫ですよ。

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③企業研究を深める

一次面接の臨む前に、企業研究を深めておきましょう

まずは、企業のホームページを隅々まで見てみましょう。具体的には事業内容や経営理念、最近のニュースなどをチェックし、余裕があれば業界誌や経済ニュースもチェックしてみてください。

またOB・OG訪問も有効な手段です。実際に働いている先輩から生の声を聞くことで、企業の雰囲気や仕事の実態がわかりますよ。

そして、その企業の商品やサービスを実際に使ってみるのも効果的です。顧客目線で企業を見ることで、新たな気づきが得られるかもしれませんよ。

④履歴書やESの内容を再確認する

一次面接前に、履歴書やエントリーシートの内容を再確認しましょう。

まず、提出した書類の内容を隅々まで読み返してみましょう。特に一次面接で再度聞かれる可能性が高い、自己PRや志望動機、学生時代に力を入れたことなどの項目を重点的に確認してくださいね。

再確認ができたら、一次面接に向けて書いた内容を深掘りしてみてください。例えば、自己PRで挙げた長所について、具体的なエピソードを用意しておくと良いでしょう。

これらの再確認の作業を通じて、自分の強みや志望理由を改めて整理できます。それによって、面接でも自信を持って、一貫性のある回答ができるようになるはずですよ。

書類選考から一次面接まで時間が空いてしまうケースもあります。そのため提出前にコピーをとり、面接前に見返せるようにしましょう。

⑤頻出質問への回答を用意する

一次面接前に、頻出質問に対する回答を事前に用意しておくことをおすすめします。

まずは、よく聞かれる質問をリストアップしましょう。次に「自己紹介」「志望動機」「学生時代に力を入れたこと」など定番の質問に対する回答を作成し、要点を箇条書きでメモしておきましょう。

次にそれぞれの回答をスラスラ言えるようになるまで、声に出して練習してみましょう。ここでは、回答を暗記するのではなく、要点を押さえて自分の言葉で話せるようにしてください。また、表情を確認するために鏡の前で話すのも効果的ですよ。

⑥面接の練習を行う

一次面接前は、面接練習を徹底的に行うことが大切です。面接ではPREP法を意識して、簡潔に答えるようにしましょう。質問の意図を理解し、適切な情報量で答えることが重要です。

また面接練習では、表情やジェスチャーにも注意を払いましょう。笑顔や相槌、適度なアイコンタクトを取り入れることで、面接官と会話のキャッチボールができている印象を与えられますよ。

また友人や家族に協力してもらい、模擬面接を行いましょう。この際、単に質問に答えるだけでなく、面接官役の反応を見ながら話すことを心がけてください。

面接を一方通行の質疑応答にしないためにも、面接練習を重ねて自然な対話を心掛けましょう。

一次面接での頻出質問5選|事前に回答を準備しよう

  1. 自己紹介
  2. 志望動機
  3. 学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)
  4. 長所・短所
  5. 逆質問

①自己紹介

一次面接では、まず最初に自己紹介が求められます。以下の例文を参考に自己紹介を作成してみてくださいね。

【例文】自己紹介

△△大学△△学部4年生の△△△△と申します。
大学では△△ゼミに属しており、△△の研究に取り組んでいます。現在、ゼミ長を務めています。
本日はお忙しいなか、面接の機会をいただきありがとうございます。どうぞよろしくお願いします。

自己紹介では、まず所属大学や学部、学年を述べましょう。続いて、大学での研究内容や課外活動について簡潔に触れてください。例えば、ゼミ活動でリーダーシップを発揮した経験などを伝えましょう。

最後に、面接の機会への感謝も忘れずに伝えてくださいね。

②志望動機

一次面接でよく聞かれるのが「志望動機」です。

志望動機を語る際は、単に企業の知名度や待遇を挙げるのではなく、自分の価値観や将来のビジョンと企業の理念や事業内容がどう合致しているかを伝えることが大切です。

例えば、「御社の○○事業に共感し、自分の○○というスキルを活かして貢献したい」といった具合です。

また、自己分析と企業研究の結果を上手く組み合わせて答えるのがポイントです。自分の強みや経験が、その企業でどのように活かせるかを具体的に説明しましょう。ただし、長々と話すのは避け、簡潔にまとめることを心がけてくださいね。

志望動機を面接までにブラッシュアップしておきたいと考える人もいますよね。以下の記事では、質の高い志望動機の例文を紹介しているため、ぜひ参考にしてくださいね。

③学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)

一次面接でよく聞かれる質問の1つが「学生時代に力を入れたこと」、いわゆる「ガクチカ」です。

ガクチカを話す際は、単なる事実の羅列ではなく、その経験から何を学んだかが大切です。例えば、サークル活動でリーダーを務めた経験なら、チームワークの重要性を実感したことなどを触れるといいでしょう。

また、困難を乗り越えた経験があれば、そこから得た教訓も忘れずに伝えましょう。そしてその教訓が志望する企業でどう活かせるかまで言及してくださいね。

④長所・短所

一次面接で聞かれやすいのが「長所と短所」についての質問です。

長所を答える際は、具体的なエピソードを交えて説明するのがおすすめです。例えば、「粘り強さ」が長所なら、サークル活動で困難を乗り越えた経験など具体的に述べると、より説得力が増しますよ。

一方、短所については正直に答えつつ、その克服への取り組みも併せて伝えましょう。「計画性がない」という短所なら、タスク表を活用して改善に努めているといった具合です。

そもそも自分の長所や強みなんてわからないと感じている人は、以下の記事を読んでおきましょう。長所や短所がわからない人の対処法を詳しく解説していますよ。

⑤逆質問

一次面接の最後に「何か質問はありますか?」と聞かれることがよくあります

このような逆質問に答えるために、事前に企業研究をしっかり行い、具体的で的確な質問を準備しておきましょう。例えば、「御社の○○事業の今後の展望について教えていただけますか?」といった質問は、企業への理解度をアピールできますよ。

また、「入社後の具体的な仕事内容」や「社内の雰囲気」などの入社への意欲が伝わる質問も好印象です。

ただし、HP等で簡単に調べられる内容や給与などについての質問は避けましょう。準備した質問を2~3個程度用意し、面接の流れに応じて柔軟に対応するのがおすすめですよ。

「ありきたりな逆質問しか思い浮かばない…」と考える人もいるでしょう。以下の記事では、一次面接で使える逆質問例を紹介しているので、是非参考にしてくださいね。

焦らなくても大丈夫!一次面接で落ちた場合の切り替え方法2つ

一次面接で思うような結果が出なかった時、落ち込んでしまいますよね。「一次面接で落ちてしまって次の選考に進めなくて焦る…」「一次面接で落ちてしまって何もやる気が起きない..」などと悩む方も多いでしょう。

ここでは、一次面接で落ちた場合の切り替え方法を紹介します。一次面接で落ちてしまっても、次の面接に向けて気持ちを切り替えることが何より大切ですよ。

  1. 一度就活から離れる
  2. 就活の軸を考え直す

①一度就活から離れる

一次面接で不採用になってしまい、就活に対するモチベーションが下がってしまった時こそ、1度就活から離れてリフレッシュするのも良いでしょう

この期間を利用して、自分を見つめ直したり、新しい趣味に挑戦したりするのも良いでしょう。心や体を休めることで、新たな視点や気づきが生まれるかもしれません。

ただしダラダラと過ごして無駄な時間になってしまわないように、事前に就活から離れる期限を決めておき、期限が近づいてきたら徐々に就活に対する意識を持つようにしましょう

就活中は、気づかないうちにストレスが溜まっているケースもあります。少しでも気分が落ちていると感じた時は誰かに相談してみましょう。

②就活の軸を考え直す

一次面接で落ちてしまった場合、就活の軸を考え直してみるのも1つの手です。

企業は就活生とのミスマッチを防ぐため、どれだけ求める人物像と合っているかも重視しています。そのため『対策してうまく回答したはずなのに…』という方は、ただ就活生の価値観や性格がその企業とは合わなかったと判断されただけかもしれません。

自分の強みや希望と、企業が求めているものをもう一度じっくり考えてみましょう

「こんな仕事がしたい」「こんな環境で働きたい」という思いを再度明確にすることで、就活のモチベーションにも繋がり、次の面接ではより自信を持って臨めるはずですよ。

とはいえ、就活の軸を考え直すのって難しいですよね。以下の記事では、就活の軸を探す上での基本や例文を紹介しているので、合わせて読んでみてくださいね。

一次面接で落ちた場合も切り替えて別の選考に備えよう!

本記事では、一次面接で落ちる人の特徴について、面接官がみているポイントを交えて紹介しました。

一次面接では、学生をふるいにかける目的で行われることが多い傾向にあります。そのため、身だしなみや基本的なコミュニケーション能力など、最低限のマナーやスキルが求められるのです。

一次面接に臨む際には、まずは清潔感やビジネスマナーをチェックしておくことで、通過率を上げられるはずですよ。

若林

このメディアの監修者

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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