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面接で高評価になる志望動機を例文つきで解説!よくある理由別に紹介

就活において最も緊張するのが「面接」ですよね。その中でも、志望動機はどんな面接でも聞かれる鉄板の質問です。

ESでも志望動機は書いていますが「面接でも同じ内容を言えばいいのかな……?」「何か面接のために特別な準備をしたほうがいい?」と悩む人は多いでしょう。

また、ESは通ったものの志望動機に自信がなく、面接までにブラッシュアップしておきたいと考える人もいますよね。そこで、本記事では面接での志望動機の答え方や、質の高い志望動機の例文などを紹介します!

面接に自信がない人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

富樫

キャリアアドバイザー 富樫

早稲田大学卒業後、新卒で株式会社C-mindに入社し、キャリアアドバイザーを担当。年間2000名の就活相談実績を持つ。就活生に寄り添うことをモットーとし、特にファーストキャリアを重要視したアドバイスとケアを行なうことで、内定獲得実績において2024年度上半期MVPを獲得した。

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目次

「マッチ度の高さ」が分かる志望動機は評価が高い

面接というと、企業が就活生の能力の高さを判断する場だと思いがちですよね。しかし、企業が最も重要視しているのは就活生との相性の良さなのです。

各企業は、志望理由からどれくらいマッチ度が高いか、就活生がどれくらい企業になじめそうかを見ています。企業とのマッチ度が高ければ、それだけ長く企業で働いてくれる可能性が高いからです。

せっかく内定を出しても入社後に会社になじめず、早々に転職されるのは、企業としても避けたいパターン。企業は、とびぬけて優秀な人材よりも長期的に働いてくれる人材を求めているのです。

だからこそ、志望動機を作るときは単純に理由だけを述べるのではなく「この企業だから選んだ」という要素を入れましょう。

企業ならではの要素を入れるためにも、企業分析と自己分析はしっかり行なってくださいね!自分がどうしてその企業に興味を持ったのか、きちんと深掘りして考えてみましょう。

志望動機に関する「面接ならでは」の疑問2つ

ESで一度志望動機を書いているとしても、面接とESでは勝手が違いますよね。面接で改めて志望動機を答えるにあたって、どう答えればいいか迷う場面もあるでしょう。

本章では、そんな「面接ならでは」の疑問を2つ紹介します。

  1. 志望動機の内容はESと同じでもいい?
  2. 志望動機を面接で答えるときはどれくらいの長さがいい?

志望動機を作る前に、一度確認してみてくださいね。

志望動機の内容はESと同じでもいい?

志望動機の内容自体は、ESと面接で同じで問題ありません。むしろ、ESと面接で志望動機に大きな違いがあると「どちらかで嘘をついているのか?」と不信感を持たれてしまいます。

とはいえ、何も対策しないまま面接に向かうのもNGです。面接では必ず「深掘り質問」があるため、それに対応できるように内容に深みを持たせておきましょう。

たとえば、志望動機に用いるエピソードに関して「どうしてその行動をとろうと思ったのか?」「その経験で得られたことは何か」など、理由や目的を掘り下げておくと良いですよ。

志望動機を面接で答えるときはどれくらいの長さがいい?

基本的には1分ほど、文字数に換算すると400字ほどを目安に作りましょう。

人が一度に聞き取れる話の長さは意外と短く、40秒~1分が目安だとされています。それ以上を一度に話すと、面接官も志望動機を覚えていられず、結果的に印象が薄くなってしまう可能性も。

面接では必ず深掘り質問がされるので、一気にすべてを話す必要もありません。志望動機を伝えるときは、長くとも1分半ほどの長さに留めておいてくださいね。

きちんと準備してきた人ほど話しすぎてしまいがちです。上手く話せるか不安な人は、ストップウォッチを使って1分程度で話す練習をしてみましょう。

面接用に!より深みのある志望動機の考え方4ステップ

前述したとおり、面接では必ず深掘り質問があります。既にESで志望動機を書いた人も、自分の志望動機を見直して、より深みのあるものにしておきましょう。

内容はESと同じで構いません。ここでは、ESに書いた志望動機に加えて、深掘り質問をされても対応できるように中身を固める方法を解説していきます。

  1. 自己分析をして就活の軸を明確にする
  2. 志望企業の特徴的な要素を割り出す
  3. 「軸+志望企業の特徴」で差別化
  4. 入社後のイメージを的確に表現

①自己分析をして就活の軸を明確にする

まずは、自己分析を重ねて就活の軸を、すなわち「自分が就活で最も重要視していること」をはっきりさせておきましょう。

志望動機ができあがっていても、その動機についてさらに「なぜそう思ったのですか?」と突っ込まれることはよくあります。ここで、焦って何も言えなくなる状態は避けたいですよね。

就活の軸が明確であれば、おのずと志望動機の深掘りもできます。就活の軸を考えるための方法は「マインドマップ」「モチベーショングラフ」「自分史」などさまざま。自分に合った方法を選んでくださいね。

就活の軸の答え方を詳しく知りたい方は、ぜひ以下の記事をチェックしてみてください。
【13選】面接における就活の軸の回答例|ポイントやNG例も解説

②志望企業の特徴的な要素を割り出す

次に「志望企業ならでは」の要素を割り出してみてください。

企業は採用の際に学生との「マッチ度」を重視しており「なぜ同業他社ではなくて自社を選んだのか」を知りたがっています。志望度の高さを強調するためにも、企業の特徴に絡めたアピールをしましょう。

企業に特有の要素といっても、難しく考えなくて大丈夫。企業理念や事業に関わること、働き方に関わることなど、なんでも構わないので、まずは羅列してみてください。

企業の特徴例

・革新的な事業を多く行っている

・一人ひとりの裁量権が大きい

・お客様第一の精神を欠かさない社風

③「軸+志望企業の特徴」で差別化

ここまでで割り出した「就活の軸」と「志望企業の特徴」を組み合わせましょう。つまり「自分にはこのような就活の軸があり、それを満たすために御社のように〇〇のある企業で働きたい」と示すのです。

「軸+志望企業の特徴」の骨組み例

・将来◇◇をやりたいと思っており、それを叶えるためにも〇〇を事業で行っている御社で働きたい

・自分の強みである◇◇を活かすには、御社のような〇〇の特徴がある企業が良いと思ったから

・御社では〇〇というポリシーを最も重要視しており、◇◇にやりがいを感じる自分に合っていると感じたから

同業他社ではなく志望企業を選んだ理由に説得力が出ますし、就活の軸をベースに作ることで志望度の高さも伝わりますよ。

志望理由のみ・企業の特徴を褒めるのみでは「どうしてそう思ったのか」の視点が抜けており、やや嘘っぽくなります。2つの要素を組み合わせて、説得力のある志望動機を作りましょう。

もちろん、企業に合わせて嘘を言う必要はありません。企業分析・自己分析を通して、自分の就活の軸を満たせる企業を探してくださいね。

そもそも就活の場は、企業だけでなく就活生も「相性の良い企業を選ぶ場」です。嘘をついて人気企業を狙うのではなく、本当に自分に合った職場を探しましょう。

④入社後のイメージを的確に表現

最後に、入社後にどのように働きたいと思っているか、どのように活躍するつもりかを具体的に示して締めくくりましょう。

入社後の活躍イメージを具体的に示すことで「それを実現したいからこそ自社を志望しているのか」と、志望度の高さがより伝わります。

ここでポイントとなるのは、どんな事業に参加したいか、何年後のビジョンなのかなど、より現実味のあるイメージを伝えることです。説得力が出て、面接官も納得しやすい志望動機に仕上がりますよ。

そもそも志望動機に自信がない人へ!テンプレを使おう

ここまでより質の高い志望動機の作り方について説明してきましたが、そもそも志望動機そのものを作るのも難しい……という人も多いですよね。

また、ESは何とか通ったものの、面接でうまく説明できるほど質が高くない……と自信を失う人もいるでしょう。面接では一度言ったことは取り消せないため、準備を万全にしたい人は多くいます。

そんなときは、カリクルの志望動機テンプレを活用してみてください!

各項目の質問に答えていくと、5STEPで簡単に志望動機が作成できます。そのまま使っても良いですし、面接のためにブラッシュアップを重ねるのもOK。

テンプレは無料で配布しているため、気になる人は下のボタンから特典を受け取ってみてくださいね。

分かりやすさがカギ!面接での志望動機の構成を解説

ここまで解説してきた通り、面接では深掘り質問があるため、より深みのある志望動機が必要です。

しかしそのぶん、志望動機で語りたい情報量はどうしても多くなります。いざ面接で答えるときに、長々と話したり、何を話すべきか悩んでしまったりすると、印象はあまりよくないですよね。

そこでここからは、面接で簡潔に志望動機を答えるための構成について説明していきます。

  1. まずは志望動機を一文で
  2. エピソードを具体的に説明
  3. 入社後のビジョンを説明

①まずは志望動機を一文で

志望動機に限りませんが、基本的に面接で答える際にはまず、結論を一言で話しましょう。志望動機の場合は「私が御社を志望する理由は~~~~です」などで問題ありません。

どうしてその理由なのか、どうして同業他社ではなくその企業なのか、などの詳しい話は結論の後に話しましょう。まずは面接官に志望動機の全体をざっくり理解してもらう必要があります。

志望動機の結論例

  • 私が御社を志望するのは、いつでもお客様への気配りを欠かさない社員の方の対応に感銘を受け、自分もその一端を担いたいと強く感じたからです。
  • 御社の主要製品である「〇〇」のような革新的な製品の開発に携わりたいと考え、御社を志望しました。
  • 「未知の世界を恐れたら始まらない」という理念のもと、挑戦的な事業を多く展開している御社の社風に魅力を感じ、志望しました。

②エピソードを具体的に説明

次に、志望する理由の根拠となるエピソードを具体的に説明しましょう。

「どうしてその企業を志望するのか」「何がきっかけでその業界を目指したのか」など、ここで自分の譲れない価値観や就活の軸と絡めて、志望動機に説得力を持たせるのがポイントです。

面接官はこのエピソードで就活生の人間性も見ているため、オリジナル要素が重要になります。自分の個性が表れるエピソードを選んでくださいね。

1つのエピソードを「何を感じたか」「どうしてその行動を取ったか」「得たものは何か」など、多くの観点から見て、個性が表れているかどうかを確認するのがおすすめですよ。

エピソードに絡めて志望企業ならではの要素を伝えてもOK

また、エピソードに志望企業ならではの要素を絡めても良いですね

たとえば以下のように「志望企業の〇〇という特徴があったからこそ、自分はこの困難を乗り越えられた」といったエピソードは、より説得力のあるアピールに繋がります。

エピソード例

私は幼少期から「男らしさ」「女らしさ」にとらわれず好きな服を着たい思いが強く、時には自分で服をアレンジし、好きな形で服を着ることにこだわっていたのですが、周囲からはなかなか受け入れられませんでした。

そんなときに御社のデザインする服に出会い、自分が求めていたデザインを同じように「良い」と思っている人がいることに非常に励まされました。

上記のエピソードを含んだ例文は後半で解説しているため、気になる人は確認してみてくださいね。

③入社後のビジョンを説明

最後に、入社後のビジョンについてを簡潔に説明しましょう。この部分は締めくくりでもあるため、そこまで長々と書かなくても問題ありません。

「入社後は〇〇として働きつつ、5年後には△△の役職に就けるよう、先輩方の仕事ぶりを吸収して成長していきたいです」など、簡潔かつ具体的なビジョンがあると良いですね。

とはいえそのぶん、ここは深掘り質問がされやすい箇所でもあります。

志望動機を答えるときには一文にまとめますが、そのあと「入社後に挑戦したいことはあるか」「将来設計はしているか」など、深く聞かれても答えられるよう、準備をしていてくださいね。

面接で志望動機を答えるときの3つの注意点

ここからは、面接で志望動機を答えるときの注意点を3つ紹介します。せっかく作った志望動機も、印象の悪い態度や話し方だとマイナスに捉えられてしまうことも。

ついやりがちな注意点を解説していくので、面接で答えるときの参考にしてくださいね。

  1. 一度に話すのは1分程度にとどめる
  2. 態度や表情にも気を付ける
  3. 憧れや理想を押し出しすぎない
  4. 【番外編】面接でつまずく人はアドバイザーへの相談が近道!

①一度に話すのは1分程度にとどめる

面接では、一度に何かを話すときは1分程度の長さに留めるよう意識しましょう。

前述したとおり、基本的に人が一度に聞き取れる話の長さは40秒~1分程度。それ以上話しつづけてしまうと、面接官もすべてを覚えていられず、結果的に印象が薄くなってしまいます。

志望動機をしっかり固めた人ほど、うっかり長くしゃべりすぎることはよくあります。「気になったことは深掘り質問で聞いてくれる」と考え、まずは簡潔に伝えることを意識しましょう。

深掘り質問と聞くとどうしても「自分が答えきれなかった部分を指摘されている」と思いがちですが、これは間違いです。面接はコミュニケーションなので、単純に「ほかにも知りたいことがあったんだな」という認識で問題ありませんよ。

②態度や表情にも気を付ける

面接では話の内容だけでなく、話すときの態度にも気をつけましょう。ぼそぼそと聞き取りづらい音量で話す、姿勢が悪い、表情が暗い、といった消極的な態度は印象がよくありません。

「メラビアンの法則」によると、人が人とコミュニケーションを取るとき、表情や仕草、声の大きさなど、視覚と聴覚に関する情報は、全体の情報量の9割以上を占めています。

つまり、人は話の内容よりも、態度や声の雰囲気といった部分で印象が決まりやすいのです。

面接ではどうしても緊張しますが、意識して明るくはきはきとした態度や口調で受け答えをしましょう。背筋を伸ばすだけでも自信があるように見え、面接官からも好印象を得やすいですよ。

態度・表情・口調で気を付ける点

  • はっきりと聞き取りやすい音量で喋る
  • 口角を上げる
  • 背筋を伸ばして胸を張る
  • 視線を下げず面接官の顔を見ながら話す
  • 敬語が崩れないよう気を付ける

③憧れや理想を押し出しすぎない

面接でやりがちなのが、志望度の高さをアピールするため、過剰なほど企業への憧れや理想を語ってしまうことです。

これは一見悪くないように思えますが、「憧れだけで応募したのかな?」「理想が強すぎるかも……」とマイナスな印象を持たれてしまうこともあります。

企業に対する志望度が高いのは良いことですが、憧れや理想などの理由は漠然としており、やや弱いです。どんな事業に関わっていきたいか、どう働きたいかなど、志望動機に具体性をプラスできるとなお良いですね。

憧れを志望動機にする場合は、その職に就くためにどんな努力をしているかなども説明しましょう。より具体性をアピールできます。

【番外編】面接でつまずく人はメンターへの相談が近道!

志望動機は作れるしESも通るのに、面接だと緊張からかうまく答えられずに落ちてしまう……という経験は、誰しもしたことがありますよね。

自分1人で克服できる場合は良いのですが、深掘り質問をされると頭が真っ白になってしまうなど、どうしても面接への苦手意識が抜けない人も多いでしょう。

そんなときは、1人で悩まずにカリクルのメンターに相談するのが近道です!

カリクルでは、通常4~5回程度で終了する就活面談を平均7~8回ほど行い、自己分析から面接練習までじっくり就活をサポート。もちろん、面接練習では就活のプロからのフィードバックがもらえます。

加えて、面接練習では話の内容だけでなく、態度や答え方など、細かいところまで面接官の悪印象になるポイントを教えてもらえます。気になる人は、下のボタンから面談を申し込んでみてくださいね。

よくある理由別に紹介!面接での志望動機の例文7選

ここまで、面接で答える志望動機の作り方や答えるときのポイントなど、さまざまなことを解説してきました。しかし、やはり理論だけで志望動機を作るのも難しいですよね。

そこでここからは、動機の種類別に志望動機の例文を7つ紹介していきます。

  1. 企業の理念に感銘を受けた
  2. 商品やサービスに魅力を感じた
  3. ずっと憧れていた企業だった
  4. 社風が自分に合っていると感じた
  5. 働いている人に魅力を感じた
  6. キャリアプランを実現できそうと感じた
  7. 就活の軸に一番合っているから

例文を参考にしつつ、志望動機のブラッシュアップを続けてみてくださいね。

①企業の理念に感銘を受けた

企業の理念に感銘を受けた

私は御社の「いつまでも挑戦を諦めず、常に成長を求めて歩み続ける」という理念に感銘を受け、御社の営業職を志望いたしました。

私は大学で所属していたサークルで、新入生の勧誘イベントに外部から芸能人を招待する企画のリーダーを務めたことがあります。初めての試みだったので懸念点も多く、メンバーも消極的でした。

しかし、私はサークルを大きくするには新しいことにも取り組むべきだと考え、自ら指揮を執ってアポイントを取ったり、大学側と交渉を繰り返しました。結果、大きなトラブルもなくイベントは進み、サークルの規模も大きくなったのです。

この経験から、成長のためには挑戦が不可欠と考えており、御社の理念に通じるものを感じています。また、OB・OG訪問の際に、社員の皆さんが立場に関係なく議論を交わしており、そのような環境なら年齢に関係なく互いを高めあっていけると感じました。

入社後はトライアンドエラーを繰り返しながら、お客様の要望をくみ取った提案を重ねて、御社に貢献していければと考えています。

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企業理念に感銘を受けた場合、なぜそう思うようになったのかを必ずエピソードと共に説明しましょう。具体的かつ筋の通った説明であればあるほど、志望度の高さに説得力が出ますよ。

②商品やサービスに魅力を感じた

商品やサービスに魅力を感じた

私は以前から、目には見えにくいが生活に不便さを感じている人の手助けになりたいと考え、御社の「かゆいところに手が届く」をモットーにした製品に興味を持ち、製品開発部を志望しています。

私の友人は、事故の後遺症で軽度のマヒが手に残っています。普通に暮らしているように見えますが、特定の食事が難しく外食に制限があり、友人と遊ぶことも躊躇していました。しかし、御社の食事介助用の食器を見つけてからは食事に制限がなくなったと喜んでいました。

ほかにも、御社には「左利き専用のキッチン製品」や「視覚補助案内AI」など、介護は必要ないが生活しにくい人のための製品が多くあります。そういった「目に見えにくい困ったこと」を抱えた人の支えになりたいと考え、御社を志望しています。

入社後は、お客様が感じている困りごとのニーズを深く把握するところから始め、ゆくゆくは自分がいちから企画した製品を商品化し、御社に貢献したいと考えております。

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商品やサービスの魅力を志望動機にする場合は「なぜその商品・サービスなのか」「なぜその企業なのか」という理由を具体的に伝えましょう。

オリジナリティのあるエピソードが盛り込めるとなお良いですね。

③ずっと憧れていた企業だった

ずっと憧れていた企業だった

御社が追求する「好きを諦めない」をコンセプトにした服に憧れ、自分も常識にとらわれない、画期的なスタイルの服を作りたいと思ったのが、御社を志望した理由です。

私は幼少期から「男らしさ」「女らしさ」にとらわれず好きな服を着たい思いが強く、時には自分で服をアレンジしつつ服を着ていたのですが、周囲からはなかなか受け入れられませんでした。

そんなときに御社のデザインする服に出会い、自分が求めていたデザインを同じように「良い」と思っている人がいることに非常に励まされ、憧れを持ちました。

現在は服飾系の専門学校に進み、ジェンダーレスかつ、トレンドも押さえた服作りに邁進しています。また、自分の強みでもあるアイデアマンな部分を活かして、御社のデザインの幅をさらに広げられたらと考えております。

御社の「一人ひとりの創造性を妨げない」をモットーにした社風の元、事業成長に貢献したいと考えております。

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「憧れ」が志望理由の場合、それのみを強調するとややミーハーな印象になってしまいます。もともと「憧れ」という理由自体がやや曖昧なものになるため、他の部分で具体性を強調しましょう。

現在はどんな努力をしているか、自分の強みはどんなもので、それが企業で働くうえでどのように活かせるかなど、現在と未来に焦点を当てて考えると良いですよ。

④社風が自分に合っていると感じた

社風が自分に合っていると感じた

私が御社を志望したのは、社員の方一人ひとりが持つ個性や考えを尊重する社風が、自分にとても合っていると感じたからです。

私は大学で外国文化を学ぶサークルに所属しており、そこにはさまざまな国出身の留学生も多く所属していました。そこで自分の知らない文化を学ぶたび「視野を広げ、物事に柔軟に対応するためには、自分と違う考えを持つ人との相互理解が大切」だと思うようになりました。

そのため、働く際にもなるべく自分と異なる考えの人と交流することが重要だと考えています。御社のように、年齢・性別・国籍に関わらず意見を出し合える環境で、成長しながら全力を発揮したいと考えました。

入社後はサークルと大学で培った英語力を活かして、御社がここ数年で行っている海外との提携事業に参加し、より多くの異文化交流を通じて御社に貢献できればと考えております。

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社風が合っているかいないかはその企業での働きやすさに関係してくるため、「社風が合っている」場合、面接官もマッチ度の高さを感じやすくなります。

そのぶん、文章に説得力があるかどうかが重要になってくるでしょう。エピソードと絡めつつ、自分のどこが社風に合っていると感じたのかをなるべく具体的に説明してみてくださいね。

⑤働いている人に魅力を感じた

働いている人に魅力を感じた

御社で働いている方の、お客様への対応の丁寧さと徹底的な気遣いに非常に魅力を感じ、御社を志望させていただきました。

以前、デパートで御社のコスメをタッチアップさせていただいたとき、社員の方が非常に親身になって相談に乗ってくれました。自分のメイクに全く自信がなかった私に、似合うメイクの条件からじっくりと丁寧に教えてくれたことが印象に残っています。

また、別店舗に伺った際にもほとんど同じように丁寧に対応していただき、全店舗の社員さんが気遣いにあふれていることに衝撃を受けました。御社の「徹底したユーザーファースト」という経営理念が、隅々まで浸透しているのだと納得しました。

現在は私もアパレルショップでアルバイトをしつつ、お客様の悩みに寄り添い、徹底的に「満足」して帰っていただく接客を学んでいます。御社に入社後もこの経験を活かしつつ、さらにお客様の望みをかなえられる社員になれるよう、努めたいです。

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社員に魅力を感じたことを志望理由にする場合は、憧れだけでなく、そこに近づくためにどんな努力をしているのかまで説明しましょう。

また、OB・OG訪問を通じて感じた印象や雰囲気なども加えられると、さらに好印象になりますよ。

⑥キャリアプランを実現できそうと感じた

キャリアプランを実現できそうと感じた

私はインターンで3年ほどメディアの運営経験があり、そのスキルを活かして自身の企画したメディアを運営したいというキャリアプランがあります。御社ではここ数年でメディア運営に力を入れ始めており、さらに「挑戦する者にはチャンスを」という企業理念のもと、年齢に関係なく手を挙げれば仕事を任せていただける社風があります。

そんな環境でなら、自分のスキルを発揮し、キャリアプランを積極的に実現していけそうだと感じ、御社を志望しました。すでにSEOの知識を身に着けており、かつ総PV100万以上のメディアを運営していた経験があることが私の強みであり、御社の業務でも活かしたいと考えております。

御社は社員から社長までの風通しがよく、OB訪問でも意見が通りやすい職場であるとの声も聞き、より働きやすい環境であると感じました。入社後は自分の知識を活かしつつ、入社して1年以内に現在のメディアのPV数を3倍に増やし、3年以内に新しいメディアを2つ以上運営して起動に乗せ、御社に貢献したいと考えています。

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キャリアプランの実現を志望動機に入れる場合は、自分の成長のみに焦点を当てた状態にならないよう注意しましょう。自分が成長したいだけだと捉えられると、やや悪印象になってしまいます。

自分のキャリアプランを説明しつつ、企業の事業に貢献したいなどのメリット提示もできるとより良いですね。

⑦就活の軸に一番合っているから

就活の軸に一番合っているから

私が御社を志望したのは、御社の「何よりも人との繋がりを大切に」という企業理念に強く共感したからです。

私の就活の軸は2つあり、1つは「気の置けない仲間と仕事をする」こと、もう1つは「協力を第一に考え、チームで成果を出す」ことです。私は学生時代に合計5つのアルバイトを経験したのですが、そのすべてで「人間関係が良いかどうか」が成果にダイレクトに影響していました。

どれだけ人と協力して円滑に作業を進められるかが仕事の鍵なのだと感じ、仕事でも人との関係を重要視したいと思っています。御社ではお客様との繋がりだけでなく、仕事仲間にもリスペクトをかかさず、立場に関係なく意見を出せる社風を目指していると伺いました。

OB訪問の際も、社内のそこかしこで議論の声が聞こえました。何事も自分だけでなくチームで解決する働き方なのだと感じ、自分の就活の軸に合っていると考えています。入社後は仲間と切磋琢磨しながら協力して成果を出し、御社に貢献したいです。

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就活の軸を志望動機に入れる場合は、結論を「就活の軸と合っているから」としないよう注意!結論には、就活の軸に合うと感じた企業の特徴を並べましょう。

その後に自分の就活の軸を説明しつつ、志望企業のどこが就活の軸に合っているのかを具体的に説明できると説得力を持たせられますよ。

「就活の軸に合っている」は、それだけ聞くとやや理由として曖昧な印象に。軸は何か、合っていると感じた企業の特徴は何か、などを説明してからアピールしましょう。

志望動機を深みのあるものにして面接に挑もう

面接で答える志望動機は、ESに書いたものをさらにブラッシュアップしておくことが重要です。面接では深掘り質問が必ずあるため、突っ込まれて聞かれたときに答えられるよう準備しておきましょう。

とはいえ、最初に答える志望動機は簡潔でOK。ESに書ききれなかったエピソードなどを付け足しつつ、1分程度に収めることを目標にしてくださいね。

若林

このメディアの監修者

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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