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保険代理店の志望動機の書き方を解説|例文や印象に残るコツも紹介

保険代理店に就職したいと考えているものの、志望動機の書き方がわからずに頭を抱えている人も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では保険代理店への就職を目指す人向けに志望動機の書き方や例文、印象に残るためのコツを詳しく紹介していきます。

就活するなら知っておきたい!保険代理店の基本

保険代理店は、各保険会社と提携し、保険を販売する専門の業者を指します。

顧客の要望に合わせて最適な保険商品を提案し、契約をサポートするのが主な業務内容で、保険会社は自社の保険のみを提案する一方で、保険代理店は複数の会社の保険を取り扱うことが特徴です。

主な仕事内容としては顧客のニーズを把握し、それに応じたプランを提案する営業と、そして既に契約している顧客に対してのアフターフォローなどが挙げられます。

保険の商品知識だけでなく、顧客一人ひとりのニーズに応じた提案やサポートが求められるので、傾聴力や臨機応変な対応力が求められる仕事です。

保険代理店の志望動機の書き方3ステップ

保険代理店の志望動機を作成するにあたり、必要なステップは大きく分けて3つあります。

それぞれのポイントを抑えておくことで、採用担当の方の目に留まる志望動機を作成できるので、一緒に確認していきましょう。

  1. なぜ志望するのかを最初に書く
  2. 根拠となるエピソードを示す
  3. 入社後どのように活躍するか述べる

①なぜ志望するのかを最初に書く

保険代理店の志望動機の作成においてなぜ志望するのかを最初に示すのは非常に重要です。最初に結論を述べることで、採用担当の方も結論を念頭に置いて志望動機を読めるでしょう。

例えば、「人々の生活を守る保険代理店に、私のコミュニケーションスキルを活かして貢献したい」などの簡潔な一文で始めることで、その後の詳しい内容への興味を惹くことができます。

その後、志望動機を補強できるエピソードや会社に対して魅力を感じた理由、共感できた理念について述べれば、更に印象が良くなるでしょう。

②根拠となるエピソードを示す

保険代理店の志望動機を執筆する際、根拠となるエピソードを書くことで印象に残りやすく、採用担当の方も納得のいく志望動機を作成できます。

エピソードを用いることで、ただの事実を語る以上に自身の感情や経験を具体的に伝えることができますし、内容に抑揚が付けられるので、読み手もより内容に集中できるでしょう。

エピソードは文字数の調整がしやすいという点でも効果的です。志望する会社によって文字数指定が大きく異なる場合、エピソード部分で調節しましょう。

③入社後どのように活躍するか述べる

保険代理店への志望動機を述べる際に入社後、どのように活躍するかを具体的に示すことでモチベーションをアピールでき、どのように会社に貢献するかもイメージしてもらいやすくなります。

保険代理店の仕事には顧客との信頼関係を築きながら適切な保険プランを提案し、契約後も徹底したサポートが求められます。

そこで「自身が以前の経験で培ったコミュニケーションスキルや問題解決能力を活かして、顧客のニーズを正確に把握し、最適な保険プランを提案する」など具体的に述べると良いでしょう。

また、入社後の展望について語ることで「本当に入社するつもりである」と強調もできます。数年での転職も普通となった今の時代、長く働いてくれる人材をどの企業も重宝することでしょう。

【3パターン】保険代理店の志望動機例文

ここまで一緒に確認してきたポイントを念頭に置いて作成した例文を3パターンに分けて紹介していきます。

保険代理店への就職を目指す方なら役立てられるポイントが散りばめられているので、ぜひ参考にしてみてください。

  1. 企業への志望が軸の例文
  2. 業界への志望が軸の例文
  3. 活かしたい強みが軸の例文

①企業への志望が軸の例文

保険業界におけるお客様の安心と生活の安定への貢献に魅力を感じ、特に御社の取り組みや業界への深い貢献に深く感銘を受けたのが志望理由です。
私の祖母が倒れた際には、御社の提供する保険プランによって家族全体の精神的・経済的な負担が大きく軽減され、私も大学受験の際、国立大学だけでなく私立大学も視野に入れることができました。この経験から、保険が人々の生活にどれほどの影響を持つか、その重要性を痛感しており、誰もが安心して生活できるような社会を創設するため、保険業界を志望するようになりました。
入社後は、部活などで主将を務めた経験から培ったコミュニケーション能力を活かし、お客様一人ひとりのニーズを深く理解し、最適なプランの提案を行いたいと考えています。
私の経験やスキルをもとに、保険代理店としての役割を最大限に果たし、多くの人々の生活の安定と幸福に貢献する所存です。

最初に「なぜ志望するのか」を明確に示し、その後具体的なエピソードを取り入れています。

また、会社の特長や業界での位置づけを理解していることをアピールし、自分がどのように企業文化や求められる人物像に合致しているかを具体的に述べることも重視しています。

②業界への志望が軸の例文

私は御社の顧客への誠実な取り組みと独自のサービスが、保険業界において革命をもたらしていると確信しております。
特に先日行われた就活セミナーにて御社の取り組みを知った際、両親が適切な保険に加入できずに、路頭に迷った経験を思い出しました。
そのとき感じた保険の専門家としての役割の重要性を、一人ひとりに対して適切で家計に負担の無いプランを提案する姿勢を貫く、利用者最優先の姿勢を貫く御社で実践したいと強く感じました。
入社後は経験を生かし、お客様一人ひとりの状況を細かく理解し、最適な保険プランを提案できるよう努めます。
また、御社が持つ独自のビジョンのもと、業界の更なる変革を目指す姿勢に共感しており、その実現に向けて、全力で取り組みたいと考えています。

具体的なエピソードを用いて自らと企業の考えを繋げて説明し、自身の個性と真摯に取り組む姿勢を強調しています。

また、入社後にどのように働くかを示し、どのように会社の成長に貢献していくつもりかを具体的に述べているのもポイントです。

③活かしたい強みが軸の例文

私は学生生活における部活での主将としての経験、そして大学4年間で務めたアルバイトでの接客経験を通して人とのコミュニケーション能力や課題解決のスキルを磨いてきました。
保険代理店という仕事は、顧客の真のニーズを汲み取り、それに応じた提案やアドバイスが求められるため、私の強みを最も活かせるものだと考えております。
大学時代、友人がアルバイト先にて店長と給与面でトラブルになった際、私が仲裁役となり、双方の意見をしっかりと受け止め、穏便な解決へと導くことができました。
この経験から、人々の問題や悩みを解消することに対する達成感を得ましたし、それ以降同じようなトラブルが発生した際は仲間内で頼られるようにもなり、問題解決能力には自信があります。
御社は業界内での実績や顧客からの信頼が厚く、そうした環境の中で私のスキルを最大限に活かし、お客様の生活をより良くできるよう、サポートしていく所存です。
入社後、私は顧客のニーズに迅速かつ的確に応え、御社のさらなる発展に寄与していきたいと思っております。

まず、「活かしたい強み」を明示的に述べ、その後で具体的なエピソードを挙げることで、その強みが実際の場面でどのように活かされるのかを示しています。

自分の特長や経験をベースにしつつ、企業の求める人物像や役割とを繋げて話すことで、自分の適性や能力を効果的に伝えられるので、積極的に経験を盛り込むようにしましょう。

【印象に残る!】保険代理店の志望動機を書くコツ3つ

保険代理店の志望動機を作成するにあたり、重視したいコツ・ポイントは3つあります。

ここまで紹介してきた内容と例文を参考にしつつ、下記の3点も参考にし、質の高い志望動機を作成してください。

  1. なぜその会社を志望するのかを必ず書く
  2. 求められる人物像に即してアピールする
  3. エピソードはなるべく具体的に書く

①なぜその会社を志望するのかを必ず書く

保険代理店の志望動機を書く際のコツとして最も重要なのは「その企業を志望した理由」を明確に示すことです。

業界全体への興味や、一般的な仕事内容の魅力だけで他の応募者と差別化できません。あなたが感じるその会社独自の魅力を具体的に述べることで、真剣にその企業を選んでいることが伝わります。

例えば、企業の提供する特定の商品やサービスの独自性、または企業の取り組む活動、特に社会貢献などに関するものなど、具体的な点を挙げると良いです。

その魅力が自分の目標や価値観とどのように合致しているのかを明示できれば、自分自身の目標と企業の方針や文化が一致していることを強調でき、更に強固な志望動機となるでしょう。

②求められる人物像に即してアピールする

保険代理店の志望動機を書く際、他の応募者と差別化するためのコツとして「具体的なエピソードで個性を出す」ことも重要です。

エピソードをもとにすることで、あなた自身の経験や考えを具体的かつリアルに伝えることができ、採用担当の方の記憶に残りやすくなります。

例えば、過去に親や親しい人が病気になった際、その治療費を捻出するのに尽力した経験があるとしましょう。

「20歳の時、父が病気と診断され、3ヶ月で150万円以上の治療費がかかった経験があります。その際に経済的な不安を感じたことで、保険の重要性を痛感しました」

というように、具体的な数字を用いて状況を伝えることで、より具体的なエピソードとして、採用担当の方の印象にも残りやすいです。

③エピソードはなるべく具体的に書く

これはどの業界の企業を受ける際にも共通することですが、求められる人物像に合わせてアピールするのは非常に効果的です。

保険代理店業界では、「自分が人々の大切な生活を守るんだ」という使命感が求められます。そこで「人のためになることにやりがいを感じる」という気概を前面に出すことが非常に効果的です。

過去のボランティア経験や、人を助けるための行動を取ったこと、また、自分なりに工夫したことがあれば記載することで、モチベーションや問題解決能力をアピールできます。

志望動機を工夫して保険代理店の内定につなげよう!

今回は保険代理店を志望する人のために志望動機や保険代理店と保険会社の違い、志望動機の例文なども紹介しました。

保険代理店は人々の生活を支える魅力的な仕事なので、興味のある方はぜひ就職先の候補に入れてみてはいかがでしょうか。

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若林

この記事を書いた人

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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