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今更聞けない?!ES(エントリーシート) の基礎の基礎

就活を始めるとまず最初にぶち当たる壁がESですよね。
そこで、私が目にしたESの気になることをもとに、基本的な心構え~書き方の基礎までをまとめてみました。

企業はあなたのことを知らない

さあ、就活!えーっと、まずはESだ!よし、書くぞ~!の前にちょっと待ったーーー!!!
勢いで書き出す前に、意識して欲しいこと。それは「読み手(企業)はあなたの事を知らない」ということ。当たり前でしょ(笑)って思った人ほど危険!
ガクチカや自己PRなど集中して書けば書くほど、この当たり前な心構えを忘れがち・・・

私自身、HR界隈に属しながら人事を担当する中で、新卒・中途問わず履歴書やESの自己PRを見る機会も多いのですが。ん?って思うことがよくあります。

何を伝えたいのか分からない。
かしこまることを気にしすぎて内容が薄い。
それであなたはこの先どうなっていきたいの?と空ツッコみすることもあったりなかったり・・・

なので、ESに取り掛かる前に、まずは一息ついて、

・自分自身は何を伝えたいのか?
・読み手(企業)は何を知りたいのか?

この二つを考えてみましょう。この2つが整理できているだけで、ESの書きやすさに差が生まれます。手帳に箇条書きでも、スマホのメモでもなんでもOK!自分で分かりやすいように、文字数も気にせずにまずは洗い出してみて!

脳を整理するのにメモって結構重要・・・
わたしは仕事のタスクを整理するためにメモしまくります(笑)

手抜きはバレる

そして、ESを書き出す時に注意してほしいことがもう一つ!それは「手抜きはバレる」ということ。誤字脱字や抽象的な表現の羅列、だれかのコピペなど・・・
時間をかけて書いた文章なのかそうでないのかは一発でバレます!だって、企業の採用担当者は毎年何百人、何千人という就活生のESを読んでいるんですよ?
というわけで、手抜きはバレます。大事なことなので2回書きました。

ちなみに、誤字脱字って結構気になります、私は。
注意力や確認の癖が無いのかな?って印象持ってしまいます。残念ながら(泣)
誰かに添削してもらうことは決してズルではないので、客観的なチェックや意見をもらってどんどんESをアップデートしていきましょう!

身近なあのSNSで練習できる?!

文字数の制限がある場合、最低でも8割は埋めましょう。文字数ギリギリまで書けるとよりベスト!でも、文字数を意識して伝えるって意外と難しい・・・

そこでおススメなのがTwitterです。140文字という制限の中で、いかに思っていることをフォロワーに伝えられるのか?これを意識して呟くだけで表現力UPと文字数制限の敷居DOWNに繋がります。何ごとも練習!部活の大会前を思い出してみて?反復練習してましたよね?意識して練習するだけでこれまた書きやすさがUP!

結論ファースト!よく耳にするPREP法・STAR法ってなに?!

ESを書こうとするとよく耳にするのがPREP(プレップ)法STAR(スター)法ですよね!特にガクチカでは、この2つを組み合わせて書くとより伝わりやすくなります。
何それ?!って焦った方、ググらなくても大丈夫。これから簡単な例文と一緒に説明しますね。知ってるわ!!って方は、復習にどうぞ(笑)

PREP法とは、結論から話して、話を分かりやすく伝えるための方法です。

「Point」・・・要点
結論を最初に!簡潔に伝えることが大切!
もちろん、結論なのでここで全てを明かすのはNG✕
シンプルに伝えることを意識すると◎

例文)アルバイト先での顧客満足度の向上に力を入れました。

「Reason」・・・理由
なぜPなのか、その理由を伝えよう!
論理性が大切なので「〇〇だから~~だった」という因果関係を意識すると◎
結論からかけ離れた突拍子もないものはNG✕

例文)スタッフの接客態度が良くなかったので、定期アンケートでのお客様からの満足度は低評価でした。

「Example」・・・例
そして、具体例を挙げてみよう!「具体」なので抽象的な表現はNG✕
数値などを用いると具体性も説得力もUP!

例文)そこで、スタッフのロッカールームに身だしなみチェックの表を貼り、接客前に必ずチェックするように徹底し、週1回30分お客様に喜んでもらえた接客をスタッフ同士で共有する時間を設けました。

「Point」・・・結論
再度、結論で締める!繰り返すことで印象に残そう!

例文)すると、定期的に行われるお客様アンケートの評価で10店舗中の1位を獲得し、売り上げも1.4倍に増収しました。

STAR法とは、具体的に論旨を展開する方法のことです。(上の図がイメージ)

「Situation」・・・状況
想像しやすいように、具体的なシーンの表現を意識してみて!
次に展開するTに繋がるシーン。

例文)スタッフの接客態度が良くなかったので、満足していただけていませんでした。

「Target & Task」・・・課題・目標
Sから起こった解決すべき課題や、取り組もうとした目標を伝えよう!

例文)スタッフの接客態度の改善をし、顧客満足度の向上に繋げようと考えました。

「Action」・・・行動
Tの課題や目標に対するアプローチを伝えよう!

どんな風に課題解決に取り組んだのかを、具体的に書いてみよう!
例文)スタッフのロッカールームに身だしなみチェックの表を貼り、接客前に必ずチェックするように徹底し、週1回の30分お客様に喜んでもらえた接客を共有する時間を設けました。

「Result」・・・結果・成果
Aによってどんな風に状況が変化したのか?
そこで、自分自身はどんな成長や学びがあったのかまで伝えられるとベスト!

例文)すると、定期的に行われるお客様アンケートの評価で10店舗中の1位を獲得し、売り上げも前年度の月の1.4倍に増収しました。
私自身も取り組みの中で、スタッフ間の時間共有の大切さを実感しました。

STAR法はビジネスでよく用いられるPDCA(計画・実行・評価・改善)にも繋がるので、これを文章で表現できると、社会人になった時にも考え方として自分の力になるので、身に付けておいて損はしません!

私も営業時代の上司に、仕事の報告はまず結論からとよく言われていました・・・
なので、早く身に付けておくことは得ですよ!報告の練習しなくていいので(笑)

さて、複数あった例文でお気づきの方もいらっしゃると思いますが、ガクチカではPREP法とSTAR法を組み合わせた展開が最適といえます。自分の伝えたいことを、エピソードとしてSTAR法にあてはめ、PREP法でスムーズに伝えられるように書いていきましょう。

そして重要なのが、そのガクチカから企業でどんな風に活躍していきたいかまでを伝えることです。「この経験を活かし・・・」「この実績から・・・」などの接続詞を使って、最後の結論でしっかりアピールしてください。

ガクチカや実績を聞くのは、過去の頑張った話を知りたいからではなく、その経験からうちの会社でどんな活躍をしてくれるのかを知りたいから。なので、過去の栄光を語って自己満しました~な文章にしてしまうのは本当にもったいないので、アピール忘れないでくださいね!実際に結構な数いるんですよ、自己満しちゃう人・・・(泣)

他にも、エピソードにタイトルをつけたり、比喩法や比較法を使ったり、ESを書く時のおすすめポイントはあるのですが、まずは、心構えと基本的な書き方を意識して取り掛かってみてください。
基礎を捉える。それだけで格段に書きやすくなりますよ^^

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岡村

この記事を書いた人

岡村

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