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【例文付き】ESに長所を聞かれた時の書き方・ポイントを紹介

ESの長所って何を書けばいいの……

自分の長所なんてわからないよ……

企業にESを提出するときに何を書けばわからない就活生はたくさんいます。

この記事では、ESで書く長所の見つけ方から書き方まで例文付きで解説。ESの長所の部分で悩んでいる人は、この記事を読んで志望企業内定に一歩前進しましょう。

企業がESで長所を聞く2つの理由

ESでどのような長所を書けば良いのかを知る前に、そもそも企業がESで長所を聞く理由を理解しておきましょう

企業がESで長所を聞くのは主に以下の2つの理由からです。

  1. 自己分析ができているかを確かめるため
  2. 企業とマッチするかどうかを確かめるため

それぞれ見ていきましょう。

①自己分析ができてるか

まず企業が気にしているのは、志望者が自分で自分のことを理解できているのかどうかです。

自己分析ができていることは、自分を客観的に捉えられているということに直結します。

自分を客観的に見られる人は、冷静な判断や感情のコントロールが上手いので企業が欲しがる人材だと言えるのです。

②企業とマッチするかどうか

企業がESで長所を聞くもう一つの理由は、志望者が企業の求める人材に当てはまっているのかどうかを確かめるためです。

多くの場合、人間の長所はその人の個性や特徴を表します。仕事内容や企業文化によって会社にマッチする個性や特徴も異なるので、企業はESで長所を聞くのです。

ESにかける長所がない人にもおすすめの長所の見つけ方

ESで長所を聞かれる理由がわかったところで、実際にどのように自分の長所を見つければ良いのでしょうか。

自分の長所が見つけられない人は、以下の3つの方法がおすすめですよ。

  1. 過去の成功体験を考える
  2. 身近な人に聞いてみる
  3. 短所を長所にする

①過去の成功体験を考える

自分の長所を見つけるには、まずは自分の過去の成功体験を振り返ってみましょう

どんな体験であれ、物事がうまくいくときには自分の強みが発揮されているはずです。

そのとき発揮していた自分の強みを、他人でもわかるように言語化していくことで自分の長所が見えてきますよ。

②身近な人に聞いてみる

自分の長所がうまく見つけられないときは、自分のことをよく知っている人に聞いてみるのも1つの手です。

人間は、自分のことは案外自分ではよくわかっていないものなので、自分では気づいていない部分に自分の長所があることもあります。

客観的に見た自分を知るには、自分を客観的に見ている人に聞くのが手っ取り早いのです。ESの長所で悩んだら、友人や家族に自分の長所を思い切って聞いてみましょう。

③短所を長所にする

自分に自信がなく、短所しか見つからないという人は短所を長所に変えてみるのもおすすめですよ。

人間の長所と短所は表裏一体であることが多く、見方を変えれば短所が長所になり得ます。

いきなり長所を見つけるのが難しい人は、短所を書き出してみて、それを長所に書き換えることから始めてみましょう。

【3ステップ】ESに長所を書く時のおすすめの構成

ここからは、ESに長所を書くときのおすすめの構成を紹介していきます。

ESに長所を書く時は以下の3ステップに沿って書くと書きやすいですよ。

  1. 先に結論を言う
  2. 具体的なエピソードを言う
  3. どのように生かしていきたいかを言う

それぞれの構成を詳しくみていきましょう。

先にESの例文を見たい方はこちらからスキップ

①先に結論を言う

まずはESにおける基本として、結論を最初に言うことを心がけましょう。長所を書くESでは、自分がどんな人でどんな長所を持っているのかを端的にまとめるとよいです。

結論が分かりづらい文章は、膨大な数のESを読む採用担当者には理解しづらくなります。言いたいことが曖昧なESはその時点で悪印象を持たれるのです。

第一印象をよくするためにも結論を最初に言うことが重要になりますよ。

②具体的なエピソードを言う

結論を言い終われば、次に具体的なエピソードで自分の長所について詳しい話をしましょう

具体例がないのに自分の長所を伝えても採用担当者はその長所を信じられません。強みを発揮できた経験を話して、自分の長所に根拠を加えるのです。

それに、具体的なエピソードがあると採用担当者のなかで志望者の人間像が浮かびやすくなって、自分のことをより詳しく知ってもらえますよ。

③どのように生かしていきたいかを言う

最後に、その長所が志望する企業でどのように活かせられるのかを企業に伝えましょう。

採用する企業は、自分たちにとって採用するメリットのある人材を採用したいのです。

自分を採用することで自分の長所がどのように企業に利益をもたらすのかが伝われば、企業からしても貴重な人材に見えますよ。

ESに長所を書く時の3つのポイント

ESの構成がわかったところで、実際に文字を書く際に意識するポイントについて説明していきます。

実際に書くときには以下の3つのポイントを意識しながら書くと、良いESが書けますよ。

  1. 企業の求める人材に沿った人を述べる
  2. 入社後にどう生かすのかまで考える
  3. 短所と長所が矛盾しないようにする

①企業の求める人材に沿った人を述べる

まず第一に、自分が志望する企業の求める人材であると思ってもらえるようにESを書くことを心がけましょう。

せっかく長所をたくさん持っていても、企業が求める能力を書いていなければその企業にとっては魅力的には映りません。

志望する企業がどんな人材を求めているのかをよく考えて、それに沿った長所を書くのがおすすめです。

②入社後にどう生かすのかまで考える

入社後にどのように長所が活きるのかどうかまで考えることも重要です。

自分の長所が具体的にどのように企業内で活きるのかを伝えられると、採用担当者の中で志望者の入社後の活躍のイメージがつきやすくなり、採用にグッと近づきますよ。

③短所と長所が矛盾しないようにする

最後に気をつけたいのは、短所と長所の内容が重なって、短所と長所が矛盾しないようにすることです。

たとえば、細かい部分まで気を配れると言っているのに、ガサツな一面について同じES内で書いてしまうと、結局その人がどういう人なのかわからなくなります。

ESはあくまで志望者の人間性を伝えるためのものなので、自分という人間が正しく伝わるように一貫した内容になるように気をつけましょう。

ESに長所を書く時の例文3選

ここまでESの書き方について解説してきました。それでは最後に、実際のESの例文を見てみましょう。

ここでは3つの長所に分けてESの例文を紹介します。

  1. 例文①協調性がある
  2. 例文②向上心がある
  3. 例文➂継続力がある

それぞれ詳しくみていきましょう。

例文①協調性がある

まずは、「協調性がある」という長所でESを書いてみます。

私の長所は、周りの仲間や先輩後輩との協調性があることです。

私は大学のラグビー部で副部長を務めていました。その部活動で、1学年上の部長が無理な練習日程を組んでしまい、チーム全体の士気が下がってしまった時がありました。

その際、他の部員の意見を聞きつつ先輩の部長と話し合いを進め、練習日程を作り直しつつチーム全体を再びまとめることができました。

チームでプロジェクトに取り組むことの多い貴社でも、チーム全体の意見をまとめ調和生み出すことに貢献できるかと思い、志望させていただきました。

例文②向上心がある

次に、「向上心がある」という長所でESを書いていきます。

私の長所は、絶えず成長し続けようとする向上心があることです。

私は大学で留学生向けの相談室の手伝いをしており、そこで日々留学生の悩みを聞いていました。

ボランティアのお手伝いなので、話を聞くだけで十分なのですが、私はそこで英語や中国語のスキルを伸ばすなど、留学生により満足してもらえるよう自分ができることをたくさんしました。

クライアントと長い関係を築き、常により良い提案をすることが求められる貴社では、相手により満足してもらえるように努力してきた自分の経験をいかすことができると思い志望させていただきました。

例文③継続力がある

最後に、「継続力がある」という長所のESを紹介します。

私の長所は、1つのことをコツコツ続ける継続力があることです。

私は1年生の春に筋トレを始めました。高校では文化部だったので痩せ型だったのですが、3年生の秋にはボティビルの大会で準優勝できるほどの体を作り上げられました。

この結果をもたらしたのは1日も絶やすことなくジムに通い続けた3年間の努力だと自負しております。

私の強みは、日々の細かい作業をこなす上で活かすことができると思い、貴社の〇〇部門を志望させていただきました。

ESに長所を書く時は活かし方まで考えよう

ESの長所は、企業が志望者の客観性と特徴を見るために求めています。

自分が志望する企業にマッチした人間であることを伝えるためにも、自分の長所が入社後にどう活きるのかまで分かるようなESを書くようにしましょう

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若林

この記事を書いた人

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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