最近、急速に就活の早期化が進み、大学3年生から就活を始めるのが普通になってきました。
「そうは言っても就活解禁前だし……」と思うかもしれませんが、実はこの時期にやるべきことは、自己分析・業界分析・ES作成・インターン準備・説明会参加・早期選考などさまざまあります。
私も、今でこそ就活生のメンターとしてサポートをしていますが、学生のときは就活を始めるのが遅くなってしまい、ギリギリまで内定がもらえずに苦労しました……!
就活のトレンドは年々変わりつつあり、開始時期の早さが命運を分けることも。就活解禁前だからと気を抜かず、大学3年のうちに動く必要があるのです。
とはいえ、めまぐるしい変化についていけない人も多いですよね。
「やることが多すぎて、何から始めたらいいのかわからない……」
「もしかして、もう自分は手遅れなんじゃ……」
本記事では、こんな風に思っている大学3年の皆さんに、まずはどうしてそれほど早期化が進んでいるのか、いつどんな就活対策を行なうべきか、などを説明していきます。
また「何をやったらいいかわからない」「やることが多すぎてできる気がしない」という人は、遠慮なく私たちメンターに相談してください!
完全無料で、自己分析から企業選び、ES対策や面接練習まで、就活生を幅広くサポートしていますよ!
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キャリアアドバイザー 富樫
早稲田大学卒業後、新卒で株式会社C-mindに入社し、キャリアアドバイザーを担当。年間2000名の就活相談実績を持つ。就活生に寄り添うことをモットーとし、特にファーストキャリアを重要視したアドバイスとケアを行なうことで、内定獲得実績において2024年度上半期MVPを獲得した。
就活は大学3年から始めないとやばい?早期化が進む理由とは
「そもそも就活って大学3年のうちにやらないといけないの?」「どれくらい早期化してるんだろう……?」と考える人もいますよね。
就活は年々早期化しており、最近では大学3年のうちに内定をもらう人も出てきました。どうしてそこまで就活期間が早まっているのか、いつから就活を始めるべきかをここで解説していきます。
【就活早期化の理由】25年卒から「インターン直結で内定を出せる」ように
厚生労働省の「インターンシップを始めとする学生のキャリア形成支援に係る取組の推進に当たっての基本的考え方」によると、25年卒の就活生から、インターンの成績をもとに内定を出せるようになりました。
今までは便宜上、インターンでの成績をもとに選考で優遇されることはありませんでした。
しかし25年卒から、インターンで成績が良ければそのまま内定直結、あるいは一次面接をスキップなどの措置を取ってもOK、となったわけです。
これで一気に就活の早期化が進んだと言っていいでしょう。
文部科学省の「令和5年度就職・採用活動に関する調査(企業)調査結果」でも、就活生への広報活動を開始した時期が「大学3年の10月以前」と答えた企業が、前年に比べて2.5倍ほどに増えています。

企業も優秀な学生は早めに自社に引き入れたいでしょうから、今後も早期説明会や、インターン直結選考は増えていくでしょう。
私から見ても、ここ数年の就活はみるみる早期化が進んでいる印象ですね。「就活が解禁されてから始めればいい」と考えるのは要注意ですよ!
就活を3年の9月までに始めている大学生は約5割
それでは、結局早めに就活を始めている人はどれくらいいるのでしょうか?
内閣府の「令和5年度 学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査 調査結果 報告書」によると、就活を大学3年の9月までに始めている大学生は、全体の5割ほどになります。
これが11月には6割、1月には7割まで上昇。就活解禁の3月を待たずに就活を始めている人が大多数だとわかりますね。
メンターとしての経験上、遅くとも大学3年の1月までに就活を始めた人は、さくさく内定が決まりがちな傾向にあります。逆に、3月の就活解禁時期から始めた人はギリギリまで粘ることも。
1月を過ぎてしまった……という人や、そもそも就活が不安な人は、遠慮なく私たち就活メンターに相談してください!完全無料なので、気負わなくて大丈夫ですよ!
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就活は大学3年生のうちに!インターン直結も目指そう
今まで説明してきた通り、就活の傾向が大きく変わったことで、早期化もぐんと進んでいます。
インターンの成績が大々的に内定に直結するようになったため、インターンが活発な大学3年生のうちに就活を始めるだけで、とても大きなメリットになるのです。
インターンは業界・企業によっては大学3年の12月ほどまで行なっているところもあるため、ぜひ探してみてくださいね。
既にインターン時期を過ぎてしまった……という人も安心してください!大学3年のうちにできることはまだまだあります。内定を勝ち取れるよう、一歩一歩進んでいきましょう。
大学3年で就活を何もしてない状況に陥ってしまう原因3つ
先ほど「大学3年の2月には7割の人が就活を開始している」と伝えましたが、逆に言うと、3割は就活解禁まで何もしていない状態になります。その状況に陥るのにも、いくつかの理由があるのです。
ここからは、これまで1000人以上の就活生と面談を繰り返してきた現役CAの意見も聞きつつ、就活が遅れてしまう原因と、その対策を紹介していきます。
①何から始めたらいいかわからない
就活開始が遅れてしまう原因の1つ目は、何から始めるべきかがわからないことにあります。就活は自己分析や企業説明会、インターン、ES作成に面接など、やることが多すぎて混乱してしまうわけですね。
混乱の末に面倒になって「まあ後でもいいか……」になった経験はありませんか?しかしここで諦めないのが大切!迷ったら、まず間違いなくやるべきは自己分析です。
メンターに相談しにくる学生さんも、自己分析ができていない人は意外と多いです!簡単な診断のみで済ませたり、自分はこういう性格、と決め打ちするだけでは、マッチ度の低い企業に応募してしまう原因にも。
自己分析は就活のかなめと言っても過言ではありません。難しいなと思ったら、私たちメンターに気軽に無料相談してくださいね。
②自分の周りで就活を始めている人が少ない
周囲に就活を早く始めている人が少ない場合も、就活が遅れがちになりますね。「まだ大丈夫そう」と無意識に思ってしまい、ずるずると開始時期が延びてしまうのです。
まずは就活のトレンドを調べて、どれくらい早期化が進んでいるのか理解しておきましょう。SNSで就活の情報を集めるのも有効ですよ。
実際、こういうタイプの人はものすごく多いです。最近は就活のトレンドもすごい勢いで変わっているので、正しい情報を素早く仕入れることも重要になっています。
③就活のスケジュール感が分かっていない
最後の原因は、シンプルに就活について情報不足だからです。就活は3月に解禁、とは言われていますが、就活開始のトレンドは年々変わりつつあります。
現在は、大学3年のうちに内定獲得の波が来ている状態です。インターンや早期選考が主流となり、3年のうちに内定をバンバン出してしまう企業も増えています。
それを知らないまま、3月の就活解禁時期になって「あれ、もしかして自分って遅い……?」と気づく就活生は少なくありません。
いつ、何をやるべきかのスケジュール感は早めに掴んでおきましょう。
特に、インターンを「能力や意識の高い人が行くもの」と思っている人は結構います。しかし、インターンはもはやプラスアルファの要素ではなく、就活の主流になりつつあるのです。
大学3年のうちに就活を何もしてないままだとどうなる?デメリットを解説
大学3年生の間に就活をしないままだと、具体的にどんなデメリットがあるのか、ここで改めて解説していきます。
実際に就活開始が遅くて後悔した経験があるという、現役メンターの富樫さんからの意見も聞いていくため、ぜひ参考にしてくださいね。
①マッチ度の低い企業に応募してしまう
就活を始めるのが遅くなると、自己分析や、業界・企業分析をする時間が少なくなりますよね。
しかし、これらの分析系を最低限にしてしまうと、自分が入りたい企業がきちんと絞れないまま就活が始まってしまいます。
すると、結果的にマッチ度の低い企業に応募してしまい、選考に通らないことも。通ったとしても、根本的にマッチ度が低いため、早期退職の原因にもなりがちです。
実際、私も自己分析を軽く済ませてしまって、志望業界も「エンタメ系かな……?」くらいのぼんやりしたイメージしか掴めていませんでした。
そうだったんですね……今のこの仕事はどちらかというと人材系だと思うんですが、実際、エンタメ系の業界は受けたんですか?
よくわかっていないままいくつか受けて、でもやっぱり結構初期の段階で落ちてしまいましたね。そのあとメンターさんに頼ったんですが、自己分析を一緒にやり直して「あ、全然違ったんだ」と思いました。
思えば、1人でやったときの自己分析はだいぶ甘かったんですよね。自己分析をやり直した後は就活の景色が結構変わって、びっくりした印象です。
②就活の選考に出遅れてしまう
就活は早期化がどんどん進み、就活解禁を待たずに選考を始める企業も増えています。そのため、就活を始める時期が少し遅れただけでも「枠が既にない」という状態になりがちです。
▼就活は早期選考が主流?▼
私も就活を遅めに始めたんですが、そもそも応募できる企業の数がどんどん減っていって、探すのも難しくなっていきましたね。
当時は「こんなもんなのかな」と思っていたんですが、そもそも枠が埋まるのが昔よりずっと早くなっているんです。ここ数年のトレンドを見ると、もはや就活解禁時期ではなく、3年の9月ごろからが勝負と言ってもいいでしょう。
そんなに早くから選考が始まってしまうんですか?どれだけ就活が早期化していても、本選考は就活解禁時期から始まるものだと思っていました。
本選考はそうなんですが、早期選考を行なう企業が本当に増えているんです。
早期選考で枠が埋まって、大学3年のうちに採用を終わらせてしまう企業も年々多くなっていますね。とくに大手企業は採用終了が早いですよ。
それは落とし穴ですね……!じゃあ、もう早めに早期選考に応募したほうがいいんですか?
必ず早期選考でないといけないわけではありません。ですが、大学3年の9~12月ごろに就活を始めた人は、インターンではなく早期選考に応募するのも全然アリですよ。
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③心が折れやすい
心が折れやすいのも、就活を始めるのが遅い場合のデメリットとして考えられることです。
就活に慣れていないうちは面接の勝手も分からないですよね。OBやメンターからのサポートもない状態だと、最初の1~2か月は全落ちの可能性もありえます。
ここで就活を始める時期が遅いと、大学4年の6月になっても内定がない……という状況に。すると、周りが内定を決めていることへの焦りや自分へのふがいなさから、心が折れやすくなってしまうのです。
▼落ち込んでからの方向転換が大変?▼
実際、私も就活解禁と同時に就活を始めたのですが、4~5月あたりで結構な数の企業に落ちて、そこから何か月か就活のペースが劇的に落ちてしまいました……
不安と焦りでプチパニックになっていたのもあって、ひと月に1社しか選考を受けられなかったときもありましたね。
「早めに就活をしろ」とは聞きますが、遅く始めてつまづいてしまった場合、どうしたらいいんでしょうか?富樫さんはどうやって克服しましたか?
私はあるときに「これって、1人でやるのには限界があるのでは?」と思って、メンターへ相談しました。
ガッツリ自己分析をやってもらえて視界もクリアになりましたし、難しかった企業選びもサクサク進めてもらえて、本当に助かりましたね。
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【今からでもOK!】大学3年のうちにしておきたい就活準備一覧
就活を早めにしたほうがいいのはわかっても、「まずは持ち物をそろえる?」「説明会に参加するのが先?」など、どこから何を始めるべきか、共通認識がないので迷いがちになりますよね。
ここでは、大学3年のうちの就活準備について、優先度の高いものを解説していきます。下の一覧から、気になる項目をクリックしてくださいね。
- 就活開始時期に合わせてやるべきことを把握
- 【必須!】自己分析で自分の就活の軸を決める
- 【必須!】業界・企業分析で自分に合う企業を探す
- 【必須!】就活の持ち物を揃える
- Webテスト対策を進める
- 説明会で情報収集する
- インターンに参加する
①就活開始時期に合わせてやるべきことを把握

まずは自分が何をすべきかを把握しましょう。やるべきことだけでなく、「この時期にこれをやっておく」というスケジュールを一緒に組んでおくといいですよ。
もちろん、大学3年の4月に始めた人と9月に始めた人では、スケジュールがやや異なります。自分がいつ就活を始めたのかに合わせて「スケジュール+やることリスト」を組みましょう。
自分でスケジュールを立てるのが苦手な人も安心してください!本記事の後半でスケジュールとチェックリストを用意しているため、ぜひ確認してくださいね。
②【必須!】自己分析で自分の就活の軸を決める
大学3年生のうちに、自己分析は必須でこなしましょう。なぜなら、自分の就活の軸、あるいは企業選びの軸を決めて企業を選べば、マッチ度の高い企業に応募できるからです。
新卒はポテンシャル採用で能力をあまり見られない代わりに「長く働いてくれるか=マッチ度が高いか」を見られています。そのため、自分に合う企業を選ぶのも内定への近道と言えますよ。
自己分析の方法には自分史やマインドマップなどさまざまありますが、どれを選んだとしても「will・can・must」という3つの軸から分析をするのがおすすめです。
自己分析の3軸 | 意味 |
will軸とは | 将来何がしたいか・どんな仕事をしていたいか |
can軸とは | will軸を叶えるために自分に何ができるか |
must軸とは | will軸を叶えるためにやるべきことは何か |
自己分析といっても、性格診断のような「自分はこういうタイプ」というものだと、ややざっくりしすぎていて、応用がしにくいです。
就活のための自己分析をする必要があるため、「will・can・must」のような、ある程度の分析の軸を把握してから進めていきましょう。
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③【必須!】業界・企業分析で自分に合う企業を探す
自己分析が終わったら、業界・企業分析をしていきましょう。自己分析で自分の就活の軸を決めたら、それにそって業界や企業をいくつかピックアップし、分析を始めるのです。
分析に使える資料はいくつかあり、企業のホームページ以外からも取得可能です。色々な視点から調べることが重要ですよ。
有価証券報告書 | ・企業の過去1年間の情報が大まかに載っている ・情報量が多いため、年収や平均勤続年数などの情報収集に留めたほうが良い |
統合報告書 | ・企業の事業内容やビジネスモデルの仕組みなどが載っている |
中期経営計画 | ・企業の事業などの方向性を示してくれる ・企業理解だけでなく逆質問の作成にも便利 |
決算説明会資料 | ・有価証券報告書や中期経営計画などの情報量が多い資料を簡単にまとめたもの |
HPのインタビューやスローガン | ・事業に関する実態や社風を感じ取れる |
もちろん、自分の軸にぴったり合う企業はそうそうないため、ある程度の妥協も必要になってきます。つまづいたら、軽く自己分析をし直して「自分が本当に譲れない軸」を絞りましょう。
自分とマッチ度が高い企業を選ぶためにも、業界・企業分析は必須です。まずは自分の自己分析結果に合う企業を探しつつ、妥協点を探っていきましょう。
自分1人では調べにくい、まとめるのが大変……と思う人は、就活マスターシートを活用するのもオススメですよ!
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④【必須!】就活の持ち物を揃える
就活が本格的に始まると、リクルートスーツに始まり、就活用の靴やカバン、履歴書など、用意するものが数多くあります。
就活が始まってから揃えようとすると意外と時間がかかってしまうので、大学3年生のうちに揃えておきましょう。まだ終わっていない人は、以下のリストを参考にしてください。
就活で必要な持ち物一覧
- リクルートスーツ
- 就活用の靴
- 就活用のカバン
- 履歴書
- 腕時計
- スケジュール帳
- 証明写真
スーツをそろえるには時間もお金も足りない……という人も、焦らなくて大丈夫です。無料で就活スーツが借りられる、カリクルスーツを利用してみましょう!
⑤Webテスト対策を進める
SPIや玉手箱などのWebテストは、最近の選考でも頻繁に使われています。主に面接前の足切りとして使われることが多く、特に大企業系を狙っている人は対策必須です。
Webテスト系は地頭が良ければ解けるわけではありません。解けたとしても時間制限があるため、対策を繰り返して慣れておかないと、合格点に届かないことはよくあります。
Webテストは片手間で解けるものではないため、時間をかけて対策できればそれだけ有利になります。大学3年のうちに対策しておきましょう。
⑥説明会で情報収集する
就活に関して、行きたい企業や気になる企業があまり定まっていない……という人こそ、説明会に参加してどんどん企業の情報を取得していきましょう。
説明会に参加すると、企業情報だけでなく、早期選考などの情報を得られることもあります。企業説明会は3年生のうちに開いているところも多いため、今のうちに探してみてください。
企業側も「興味を持ってくれている」程度の学生が参加していると分かっているため、気負う必要はありませんよ。
しかし、なんとなく説明会に参加するだけではあまり意味がありません。興味のある企業ならなおさら、企業分析も兼ねてしまうのがおすすめです!
具体的には、ホームページなどを見て事業や社風について、疑問点をまとめてみてください。説明会には質問タイムもあるため、そこで気になる点を質問してみましょう。
⑦インターンに参加する
大学3年生のうちに、できればインターンにも参加しておきましょう。就活のトレンドが変わったことで、インターンで成績が良ければ、選考でも優遇される可能性が高まっています。
また、インターンにも選考があるため、本選考の前に面接などの雰囲気に慣れておけるというメリットも。
インターンに落ちても本選考への参加はできるため、気になる企業があれば積極的に参加してみましょう。インターン選考を控えているのに志望動機が上手く書けない……という人は、カリクルのテンプレシートもおすすめですよ。
\ インターンの志望動機対策にも /
【スケジュール付き】大学3年の時期別にやるべきことを紹介
大学3年生のうちに就活を始めよう!と思ったとしても、今は何ができるのか、何から始めたらいいのかがすぐに分かったら苦労しませんよね。
ここからは、大学3年生の時期別にやるべきことを解説していきます。以下のリストから、自分が就活を始めた時期を選んでみてくださいね。
4~6月|サマーインターンの準備をしよう

4~6月ごろに就活を始める人は、まずは自己分析をしましょう。基本的に5~6月ごろからサマーインターンの選考が始まるため、その前に自分の就活の軸を設定しておくことが重要です。
さらに、サマーインターンの選考に合わせてES対策も進めてくださいね。また、ここでも自己分析は非常に役立ちますよ。
自己分析で使ったマインドマップや自分史、モチベーショングラフなどは、自己PRやガクチカを書くときの手助けにもなるからです。
☑ | 自己分析 |
☑ | 業界・企業分析 |
☑ | 就活の持ち物をそろえる |
☑ | サマーインターン対策(ES作成・面接練習・webテスト対策等) |
☑ | サマーインターンにエントリー |
7~9月|Webテスト対策に力を入れよう

7~9月あたりは、大前提として自己分析を進めつつ、本選考に備えてwebテスト対策に力を入れましょう。9月ごろから早期選考を行なう企業が増えてくるので、準備を進める時期です。
webテストは数日の努力でなんとかなるものではないので、少なくとも1~2か月ほどはコツコツ問題を解き、正答率を上げていくことが重要です。
また、サマーインターンにエントリーするのも良いですが、時期を逃してしまった人は、秋・冬インターンや早期選考への準備を進めましょう。
この時期は、夏インターンへの参加・秋冬インターンへの準備・本選考(早期選考)への準備など、やれることの選択肢が幅広くあります。
自分がどれくらい時間を使えるかを考え、注力する作業を絞りましょう。たとえば「早期選考への参加は1~3月に集中して行ないたから、今はインターン系に注力する」などですね。
やるべきこと | 備考 | |
☑ | 自己分析 | 優先 |
☑ | 業界・企業分析 | 優先 |
☑ | 就活の持ち物をそろえる | 優先 |
☑ | Webテスト対策 | サマーインターン・早期選考用 |
☑ | ES作成 | サマーインターン・早期選考用 |
☑ | 面接練習 | サマーインターン・早期選考用 |
☑ | サマーインターンにエントリー | |
☑ | 早期選考応募 | |
☑ | 早期説明会参加 |
\ webテスト対策をしたい人へ /
\ インターン準備をしたい人へ /
10~12月|説明会参加・早期選考に応募

10~12月あたりには、既に早期選考を開始している企業が増えてきているはずです。そのため、興味のある企業の早期選考には応募してしまいましょう。
この時期から就活を始める人は「インターンに参加していないのに早期選考?」と思うかもしれません。ですが、インターンに参加しただけで選考で優遇されるわけではないため、ハードルの高さはそこまで変わらないのです。
もちろん、平行してオータム・ウィンターインターンに参加しても全く問題ありません。気になる企業がどんな選考スケジュールを組んでいるかに合わせて、柔軟に対応しましょう。
インターンに参加する人も、企業のことをもっと知るために質問を用意していったり、積極的に社員と話したりしてみましょう。
インターンに参加したから安心、ではなく、企業の社風になじめそうか、仕事内容に興味があるかなど、自分と企業のマッチ度を測るつもりで臨んでくださいね。
やるべきこと | 備考 | |
☑ | 自己分析 | 最優先 |
☑ | 業界・企業分析 | 最優先 |
☑ | 就活の持ち物をそろえる | 最優先 |
☑ | Webテスト対策 | 早期選考用 |
☑ | ES作成 | 早期選考用 |
☑ | 面接練習 | 早期選考用 |
☑ | オータム・ウィンターインターン対策 | |
☑ | オータム・ウィンターインターン参加 | |
☑ | 早期選考応募 | |
☑ | 早期説明会参加 |
1~3月|サポートを受けつつ就活準備をこなそう

1~3月から就活を始めた人は、1人で頑張りすぎようとせず、早めにメンターなどに相談しましょう!なぜなら、この時期の就活で最も壁となるのが「企業探し」だからです。
就活のトレンドの変化に伴い、早期選考のみで枠が埋まる企業や、早期選考+就活解禁後の本選考を行なう企業、通年で選考がある企業などが混在しています。
そのため、どの企業がどの時期に選考をしているか、探すだけでも一苦労なのです。企業選びはメンターに任せて、自己分析やES作成を進めてしまいましょう。
ここまでコツコツやってきた人も、この時期はメンターやOB・OGに協力してもらい、面接練習を進めるのがおすすめです!
私たちも無料で就活相談・模擬面接などを行っているため、気になる人は気軽に相談してみてくださいね。
やるべきこと | 備考 | |
☑ | 自己分析 | 最優先 |
☑ | 業界・企業分析 | 最優先 |
☑ | 就活の持ち物をそろえる | 最優先 |
☑ | メンターに相談 | |
☑ | Webテスト対策 | メンターと一緒に! |
☑ | ES作成 | メンターと一緒に! |
☑ | 面接練習 | メンターと一緒に! |
☑ | 早期選考応募 | |
☑ | オータム・ウィンターインターン参加 | |
☑ | 本選考対策 | 早期選考が間に合わなかった場合 |
インターンに間に合わない人へ|今からできる就活対策3選
就活のトレンドが変わり、インターンが主流になったことで「インターンに間に合わなかった自分はもう手遅れなんだ……」と思う人もいるかもしれません。
ですが、そんなことはありません!そもそも大学3年の内の就活は「自己分析・情報収集を進めて、よりマッチ度の高い企業を探す」期間でもあります。インターンも元々は企業分析の手段の1つです。
そのため、大学3年のうちにできることはまだまだあるのです。まずは以下の3つの就活対策を進めていきましょう。
実は、インターンをやっていない大学3年生でも、1~2月までに就活を始められれば、サクサク内定が決まることも珍しくありません。まずは落ち込まずに対策を知ってくださいね。
①説明会に参加する
まずは、大学3年生のうちに、企業の早期説明会に参加しましょう。興味がある企業を探すための説明会参加ですが、早期選考などの情報をゲットできる可能性もあります。
企業側としても、説明会に参加してくれる学生は「自社に興味を持ってくれている人」として、好印象に映ります。
そのぶん、色々な情報を提供してくれたり、質問にも快く答えてくれたりする企業は多いため、ここで情報をゲットする心づもりで参加してくださいね。
②OB・OG訪問をする
企業分析の1つとしてとても有用なのが、OB・OG訪問です。ここで重要なのは、自己分析・企業分析をしたときに出てきた疑問をぶつけてみること!
就活の軸に志望先の企業が本当に合っているのか、何か自分の知らない情報はあるのかなど、インターンを逃したぶん集め切れていない情報を、ここで集めるのがおすすめです。
企業分析で出た疑問解消の質問 | ・この企業では個人が裁量を大きく持てると聞いたのですが、1~2年目はどのような仕事を任せていただけますか? ・将来、〇〇のような仕事をしたいのですが、御社でそのような役職に就くためにはどんな努力をすべきですか? |
社風を確かめる質問 | ・御社のスローガンの中で好きな言葉はありますか? ・御社の中にある、競合他社と違う強みはなんですか? |
③メンターに相談する
インターンを逃した人の中でも、就活解禁の3月前後から就活を始めた人は、最初から就活のプロに頼ってしまうのもおすすめです!
就活のトレンドは本当にめまぐるしく変わっており、3年前の常識が通じない……なんてこともザラ。企業選びから面接対応まで、もはや1人で就活を進めるのは難しくなってきています。
就活で最も重要であり、根幹とも言えるのが自己分析ですが、それも自分1人で完璧に終えるのは難しいでしょう。自分の事をしっかり理解している人は意外と少ないのです。
また、企業選びから失敗している人も少なくない印象です。個人で集められる情報には限界があり、インターンや説明会に参加した人にしか公開されない情報も。
不安な人ほど、私たちメンターに相談してみてください!企業の選考情報もまじえつつ、面接練習やES対策のサポートを行なっています。
大学3年生で就活を何もしてない人はとにかく行動を起こそう!
就活のトレンドが年々変化していく中で、以前はあくまで準備期間だった大学3年の期間が、最も就活の活発な時期になりつつあります。
もはや早期選考も主流となっているため、できるだけ早く、大学3年生のうちに就活を始めてしまいましょう。もちろん、早期選考だけでなく本選考でもチャンスは残っており、今から就活を始めればメリットも豊富です。
まずは本記事の「大学3年の時期別にやるべきこと」を把握しつつ、自分が今何をすべきかを判断してくださいね。
このメディアの監修者
若林
青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。