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玉手箱は対策すれば怖くない!SPIとの違いや対策方法を紹介

就職活動における選考の一環として、玉手箱を採用する企業があります。SPIに比べると導入企業が少ないため、対策は難しいと言えるでしょう。

そのため「玉手箱はどのように対策すればいいの?SPIと何が違うの?」と悩みますよね。

そこで本記事では、玉手箱とSPIの主な違いを紹介した上で、玉手箱を解く際のポイントを解説します。ぜひ最後まで読んで玉手箱の対策に役立ててみてくださいね!

玉手箱が難しいと感じる2つの理由

まず、玉手箱が難しいと感じる理由を2つ紹介します。

  1. 問題数が多く、時間が短いから
  2. 対策を後回しにしがちだから

①問題数が多く、時間が短いから

玉手箱が難しいと感じる理由としては、問題数が多く試験時間が短いことが挙げられます。SPIが97問で試験時間50分、解答時間50秒であるのに対し、玉手箱は225問で試験時間101分、解答時間30秒です。

このため、受験者は短い時間内に多くの問題に対応しなければならず、素早く正確な判断が求められます。

高い集中力と即座に判断する力が必要であり、多くの学生にとって難易度が高いと感じるようです。

②対策を後回しにしがちだから

就活生が玉手箱に対して難しさを感じる主な理由は、対策を後回しにしがちだからです。玉手箱はSPIと比較すると、導入・活用する企業がまだ少ないため、対策が軽視されがちな傾向にあります。

玉手箱の普及が進んでいるとはいえ、まだまだSPIほど重要視されていないようです。だからこそ、しっかりと対策をすることが重要となります。

玉手箱とSPIの3つの主な違い

次に、玉手箱とSPIの主な違いを紹介します。

  1. SPIは使い回しができる
  2. 玉手箱の方が出題パターンが多い
  3. 回答時間の設定が異なる

①SPIは使い回しができる

玉手箱とSPIの主な違いは、使い回しできるかどうかです。玉手箱は一度使用したら再利用できないのに対し、SPIは繰り返し使用が可能です。

テストセンターのSPIは一度受けた試験の結果を使いまわすことができ、次回の試験や検査においてそれを活用できます。再受験の手間や時間が省けるので便利です。

ただし、使いまわせる期限は1年以内なので注意してください。

②玉手箱の方が出題パターンが多い

玉手箱とSPIの違いについて、玉手箱の方が出題パターンが多いことも挙げられます。玉手箱は、基礎能力検査において、言語、計数、英語の各科目にそれぞれ計8種類の異なる出題パターンが存在します。

これにより、受験者はより広範な知識と対応力を必要とし、問題に対する柔軟な対応が求められるのです。

一方で、SPIは玉手箱ほど多彩なパターンを持っておらず、相対的に出題のバリエーションが玉手箱よりも少ないと言えます。この出題パターンの違いが、学生にとって玉手箱がより難しいと感じる要因です。

③回答時間の設定が異なる

SPIと玉手箱の違いは、回答時間の設定にあります。SPIは各問題ごとに異なる解答時間が与えられ、解答には限定時間内で的確な回答が求められます。

一方で、玉手箱では各科目に対して制限時間が与えられ、その時間内にできるだけ多くの問題に取り組むことが求められます。

この違いにより、SPIは問題ごとの深い理解とスピーディな判断が求められるのに対し、玉手箱は複数の科目にわたる総合的な力が問われます

玉手箱を解く際の3つのポイント

次に、玉手箱を解く際のポイントを紹介します。

  1. 前に戻る/次に進むボタンを活用する
  2. わからなくても答えを入れる
  3. メモを取る癖をつける

①前に戻る/次に進むボタンを活用する

玉手箱を解く際、前に戻る/次に進むボタンを活用しましょう。限られた時間で多くの問題を解かなければいけないので、わからなかったときはいったん飛ばして次の問題を解いてください。

後になってから答えが思いついたり、間違っているところに気づける可能性もあるので、まずは最後の問題までたどり着くことを目標に問題を解きましょう。

②わからなくても答えを入れる

玉手箱を解く際には、わからなくても答えを入れましょう。なぜなら、とりあえず書いた回答が当たっている可能性があるからです。

回答に時間があるときは、わからない場合でも、問われていることは何か、文脈から何がわかるかを文章から読み取ることをあきらめないでください。

偶然でも当たる可能性があるのに、空欄で出すともったいないです。何かしら回答するようにしましょう。

③メモを取る癖をつける

玉手箱を解く際には、メモを取る癖をつけることが効果的です。まず、複雑な課題に取り組む際には、アイデアや手順を記録することで思考を整理しやすくなります。

また、簡単なことでもメモを取ることで、細かな気づきや重要なポイントを見逃すことなく、全体の理解が深まります。

この習慣を身につけるためには、日常的に小さな情報からでもメモを取るようにして、徐々に癖をつけることが大切です。

玉手箱のおすすめ対策方法3選

次に、玉手箱のおすすめ対策方法を紹介します。

  1. 問題集を繰り返し解く
  2. 言語は長文に時間を割く
  3. 性格検査は解答の一貫性を意識する

①問題集を繰り返し解く

玉手箱における効果的な対策方法の一つとして、問題集を繰り返し解くことが挙げられます。繰り返し解くことで、問題の構造や傾向に慣れ、より速いスピードで問題を解けるようになるでしょう。

解く際のポイントとして、早めの段階で問題の傾向を把握することが重要です。同じ種類の問題が何度も出題される中で、共通するパターンやテーマを見つけ、形式に慣れてください。

次に、時間も考慮する必要があります。時間内に問題を解ききるためには、各問題にどのくらいの時間をかけるか上手く配分することが重要です。

練習のときから、時間制限を設けて時間内に解く練習をしましょう。

②言語は長文に時間を割く

玉手箱におすすめの対策方法として、言語は長文に時間を割くようにしましょう。長文は問題数が多く、解くのに時間を要するので十分に対策してください。

長文では、問題文全体をじっくり読み込むことが重要です。また、長文には細かなニュアンスや情報が含まれており、これらを見逃さず理解することが正解の鍵となります。

長文問題は、文章の構造を理解し、主題や論点をしっかり把握することが大切です。次に、重要な情報やキーワードを抽出し、メモを取ると情報を整理しやすくなります。

③性格検査は解答の一貫性を意識する

玉手箱では、性格検査で解答の一貫性を意識することが重要です。自分の性格の一貫性を保たせることで、企業側はどのような人格か、求める人材像とマッチしているかを把握しやすくなります。

また、性格検査をする前に自己分析と企業分析をしっかり行うことが重要です。自身の価値観や経験に基づいて一貫性を保ちつつ、正直かつ誠実な回答を心がけることを大切にしてください。

玉手箱に関するよくある質問2選

最後に、玉手箱に関するよくある質問に回答します。

  1. 玉手箱の対策が他のWEBテストの対策になるか?
  2. 玉手箱とSPI、どちらの対策を優先すべきか?

①玉手箱の対策が他のWEBテストの対策になるか?

玉手箱の対策は、他のWEBテストの対策になります。なぜなら、玉手箱の作成企業である日本エス・エイチ・エルは、他にもいくつかの試験を作成しているからです。

具体的には、GAB、WEB GABなどが挙げられます。

同社が共通の形式を使用していることから、玉手箱に対する対策は他の関連テストにおいても有益です。

②玉手箱とSPI、どちらの対策を優先すべきか?

基本的にはSPIを優先的に対策するべきです。なぜなら、SPIの方が対策しやすく、導入企業も多いからです。

SPIは広く普及しており、企業の採用が一般的です。そのため、就職活動においてはSPIの対策が基本となります。もちろん玉手箱も重要ですが、SPIの対策を優先するべきでしょう。

玉手箱の難易度が高いのは本当だが、対策すれば怖くない!

本記事では、玉手箱とSPIの主な違いを紹介した上で、玉手箱を解く際のポイントを解説しました。

玉手箱はSPIに比べると難易度がやや高めです。ただ、対策次第で十分高得点を取れます。玉手箱を受ける場合は、玉手箱に特化した対策を講じる必要があります。

ぜひこの記事で紹介した対策方法を参考にしてみてくださいね!

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若林

この記事を書いた人

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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