教員を目指して就活しているものの、悩んでしまうのが志望動機。
志望理由があってもそれを正直に書いて良いのか、どう書けば好印象を持ってもらえるのか悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
本記事では教員志望の就活生に向けて、志望動機の書き方や学校種別の例文を紹介します。教員向けの志望動機の正しい書き方を知りたい人は、ぜひ参考にしてくださいね。
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意外と知らない!? 教員の仕事内容を知って志望動機に活かそう
教員の仕事内容は、学校がその目的である教育事業を遂行するため必要とされるすべての仕事とされています。具体的には下記の事項が当てはまります。
教員の仕事内容
- 教育活動に関すること
- 学校内の設備や教材に関すること
- 文章作成処理や会計事務など内部事務に関すること
- 教育委員会やPTAなど各種団体との渉外に関すること
また、教員は原則として時間外勤務が認められていません。
時間外業務が認められているのは、修学旅行や学校行事・緊急性が高い生徒指導・生徒の実習に関することなどです。
中学校や高校は部活指導や進路指導なども含まれ、生徒指導だけでなく、学校の運営全体に目を向けて志望動機を考えることが大切です。
教員に向いている人の3つの特徴

教員に向いている人は、子供と関わるのが好きなのはもちろん、柔軟な対応ができる人や、メンタルが強い人にも向いています。
なぜそれらの要素が教員に向いているのか、詳しく解説していきます。
①子どもと関わるのが好き
教員にはさまざまな仕事がありますが、子供への教育指導がメイン業務です。大人よりも子どもとのコミュニケーションが必要なので、子供と関わる日常に抵抗がない人が向いています。
成長過程にある子供は、発想が自由で、予測不能な行動をする場合があります。大人よりも意見が通りづらく、ストレスが溜まることも多いでしょう。
そこで重要なのが「子どもと関わるのが好き」という気持ちです。相手に対して好意的な気持ちがあれば、乗り越えられる壁も多くなります。
好きな気持ちは仕事を続ける楽しさにもつながるため、子どもが好きな人は教員に向いています。
②柔軟な対応ができる
教員には常に柔軟な対応が求められます。学校には個性とルールが入り混じり、視野が狭く頑固だと問題が起きたときに対応しきれないからです。
子どもの性格や思考は一人一人違うので、平等性を意識しつつも、同じ対応をしていては頼りがいがないと思われてしまいます。
また、コロナ渦のように学校内の規則やルールは常に変動するため、柔軟な対応をしないと保護者からクレームがくる場合があるでしょう。
どんなときでも相手の意図を瞬時に理解し、柔軟に対応できる人は教員に向いているでしょう。
以下の記事では、企業から求められる柔軟性について解説しています。対応力を強みとしてアピールしたい人は、より面接官に刺さるアピール方法を確認してみましょう。
③メンタルが強い
教員には、理不尽な境遇にも耐えられるメンタルが必要です。メンタルの強さは、教育現場でも保護者対応でも求められます。
子どもは大人と違い、発言に躊躇しません。暴言を吐かれることもあれば、授業妨害をしてくることもあります。また、保護者からクレームが来たら、納得するまで対応しなければなりません。
こういった状況でもめげずに向き合い、最後まで責務を果たせるメンタルの強さがある人は、教員に向いています。
メンタルが強いことをアピールする場合は、忍耐力に置き換えてアピールする場合が多いです。以下の記事では忍耐力をアピールする方法を解説しているので、気になった人は是非チェックしてみて下さいね。
教員の志望動機を書く前に準備するべきこと
教員の志望動機を書く際には、しっかりとした準備が重要です。
学校や教育現場の理解を深め、自分の強みや目指す教師像を明確にすることで、説得力のある志望動機を作れます。
①学校の教育理念や特徴を調べる
教員の志望動機を書く上で最も重要なポイントは、志望する学校の教育理念や特徴を徹底的に調べることです。
学校のウェブサイトや学校案内、募集要項などを詳細に確認し、その学校が大切にしている教育方針や目指す生徒像の理解が不可欠です。
例えば「自主性を育む」「個性を尊重する」「グローバル人材の育成」などのキーワードを見つけたら、それらと自分の教育観や経験をどのように結びつけられるかを考えましょう。
学校の理念を暗記するのではなく、自分の言葉で共感を示し、どのように学校の教育目標の実現に貢献できるかの具体的な内容が欠かせません。
②教育現場の課題や現状を理解する
教育現場には、いじめ・不登校、特別支援教育の充実、外国人児童生徒への対応、学力低下、教育格差など、多くの課題が存在します。
また、グローバル化やAIの進展により、教育も大きな変革期を迎えており、教員を目指す上で、これらの現状を深い理解が欠かせません。
単に教壇に立ちたいというだけでなく、社会の変化に対応し、子どもたちの未来を支える教育者としての使命感を持つことが求められています。
教育現場の課題を知ることで、より具体的で説得力のある志望動機を描くことができるでしょう。
③自己分析を深めて自己PRを明確にする
教員の志望動機を書く前に、まず自己分析を徹底的に行うことも大切です。
自分の強みや経験を深く掘り下げ、教育現場で活かせる独自の価値を見つけ、過去の経験を振り返り、教育に対する情熱や信念がどこから生まれたのかを明確にしましょう。
例えば、学生時代の部活動指導や家庭教師の経験、恩師との出会いなど、自分の教育への想いを形作ってきた具体的なエピソードを洗い出すことが大切です。
これらの経験を通じて、自分がどのような教員になりたいのか、どのように生徒と向き合いたいのかを明確にしていきます。
④地域や社会との関わり方を考える
教員を志望する上で、地域や社会との関わり方を深く理解することも欠かせません。
単に学校内での教育活動だけでなく、地域社会の課題や教育ニーズの把握が求められます。
例えば、不登校、いじめ、貧困、多文化共生など、現代の教育現場が抱える社会的課題に対して、教員としてどのように貢献できるかを考えることが大切です。
地域の特性や文化、子どもたちを取り巻く環境を理解し、学校教育を通じて社会にどのような価値を提供できるかを具体的に検討しましょう。
教員の志望動機作成時の3つのポイント

教員の志望動機を書くときに押さえておきたいポイントが3つあります。
下記に3つのポイントについて解説するので、何を書けば良いかわからない人はぜひ参考にしてください。
早速見ていきましょう。
①教員になりたい理由を明確にする
教員の志望動機を作成するときは、まずなぜ教員になりたいかを明確にしましょう。
「教育現場に興味がある」や「小さい頃からの夢」のような曖昧な理由ではなく、具体性があるほうが好印象を与えます。
「礼儀作法や協調性といった人格形成に興味があり、学力と人間力の両方の指導に携わりたいから」のような内容がおすすめです。教員でしか叶えられないことや、教員ならではの特権を意識して作成しましょう。
以下の記事では、教員になりたいけれど教員になりたい理由をはっきりと上げられないという人向けに、具体的にどのような理由が志望動機に述べられるかを紹介しています。
漠然と教員になりたいという気持ちのみを持っている人は、目を通して見るのがおすすめです。
②なぜその学校で働きたいかを明確にする
学校ごとに理念や教育方針が違うため、なぜその学校でなければならないのかを明確にしましょう。学校のHPを見れば、何に力を入れている学校なのかが分かります。
志望する学校が私立なら、生徒用の資料を資料請求するのもおすすめです。
どんなに情熱を持って志望動機を語っても「ほかの学校でもいいのでは?」と思われたら選考は突破できません。
学校の特色を理解し、どこに共感しているのか、どう貢献したいのかを明確にしましょう。
③教員として働く上でのアピールポイントを明確にする
教員として働く上でのアピールポイントとは、教育への興味です。
例えば下記のような問題に取り組みたいとアピールできると、学校側の興味をひけます。
教育への関心の例
- いじめ問題
- グローバル化
- 不登校
- 学力低下
- 志望校合格率
こういった問題に教員としてどう挑むのか、どんな未来を目指しているのかを明確にしましょう。意識の高さや熱意が伝わりやすくなります。
以下の記事では、教育業界全体のトレンドについても解説しています。教員以外の職種についても紹介しているので、興味がある人はこの機会に読んでみましょう。
教員の志望動機の書き方3ステップ
教員の志望動機は、以下の3つのステップを踏むと読みやすく、伝わりやすい文章になります。自分自身をアピールするためには内容と同じくらい書き方も重要です。

志望動機の内容が決まっているのにうまくまとめられない人は、ぜひ参考にしてください。
①教員の志望理由を具体的に書く
最初は志望理由を具体的に書き、一番言いたいことを伝えます。明確に断言する文章から始まると読みやすく、意図が伝わりやすくなるためです。
例えば「私は学力だけでなく、思いやりや協調性、責任感を持てるようになる教育がしたいと思い、○○の教員を志望しました」だとやりたいことや理由が明確なので、次の文章が気になります。
志望理由は一番のアピールポイントなので、簡潔で明確な文章を意識しましょう。
②教員を志望する根拠となるエピソードを書く
志望動機はストーリー性があるほうが読みやすく、理解してもらいやすくなります。例えば、下記のような事例が挙げられるので参考にしてください。
志望動機のエピソード例
- 部活動で培った協調性や責任感を、次は指導者として教えていきたい
- 塾講師の経験を活かしたい
- 恩師からのアドバイスが今でも心に残っている
内容は深さや情熱を感じるほうが良いので、教員への憧れ意識だけを強調するような文章は避けましょう。
③教員としての活躍の展望を書く
最後に教員としてどんな成果を残したいか、どんな活躍をしたいかを明確に記載しましょう。そうすることによって志望動機に説得力が増します。
内容は生徒への教育に関わることや指導方針、地域貢献、学力向上など、教員の仕事にまつわる内容であれば問題ありません。
自分が一番やりたいこと、理想の教員像を具体的に伝え、採用担当者にアピールしましょう。
世の中には様々な職種がありますが、具体的なスキルが仕事内容に分かりやすく直結する教員は特に、適合性が重要になります。以下の記事では教育業界の志望動機についても解説しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
教員の志望動機はテンプレートを使って書こう
ここまで教員の志望動機を作成するうえで必要な書き方とポイントを紹介しました。大事なポイントは以下の3つでしたね。
志望動機作成の際のポイント
①柔軟性が高くメンタルの強い人は教員に向いている
②なぜ教員になりたいのか、その学校で働きたいかを明確にする
③志望動機では具体的な根拠と今後の展望を述べる
しかしポイントが分かっても、書き始めてみるとなかなか進まない人もいるでしょう。
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【学校種別】教員の志望動機の例文
教員の志望動機は、志望する学校の種類によって書き方が異なります。小学校・中学校・高校それぞれの例文を紹介するので、書き方の参考にしてください。
例文①: 小学校
小学校
私は、多様性を認め合える豊かな心を育てる教師になりたいと思い、○○小学校の教員を志望しました。
小学生の時、肌が黒い外国人の女の子がクラスメイトからいじめにあっていました。それを見つけた担任の先生は、犯人を探したり叱ったりせず、道徳の時間にその女の子の国の文化をとても楽しく教えてくれました。
それ以来女の子がいじめられることはなくなり、道徳の時間はいろんな外国の文化を学ぶ時間が設けられ、毎週楽しみにしていたのを覚えています。この経験から、私は多様性が受け入れられる社会であってほしいと願っています。
○○小学校には外国人の子供が多く入学します。これからは教員という立場で、まだ人間性が確立していない小学生に対し、国籍を気にせず豊かな心を持てる指導をしていきたいと考えています。私の目標は、子供たちに対して異なるバックグラウンドを尊重し、お互いを理解し合える社会の礎を築くことです。
小学校の志望動機は、まだ成長の個人差が大きいため、人間性の育成について触れるのがおすすめです。
心の成長や楽しく授業に取り組む姿勢は、小学校教員ならでは志望理由になります。
例文②: 中学校
中学校
私は、社会に出てからも通用する責任感や協調性を養う指導がしたいと思い、○○中学校を志望しました。
中学校時代、テニス部に所属し、部長を務めていました。そのときの顧問の先生は、毎日の朝練や休日活動に付き合ってくれるのはもちろん、私に対して部員のまとめ方や後輩への指導方法まで丁寧に教えてくださいました。
指導をしていただいたおかげで、テニス部を引っ張る責任感を持ち、部員全員とコミュニケーションをとることで得られる協調性を学びました。この経験は高校や大学でも活かされ、責任感の強さや忍耐力、協調性には自信があります。
○○中学校の教育方針は自立と責任感を養うことなので、○○中学校で力を発揮したいと強く思いました。今後は指導者として、多感で吸収力のある中学生に対し、社会に出てからも通用する人間性の指導をしていきたいと考えております。私の目標は、未来への種を育て、社会に貢献できる新しい世代を育てることです。
中学生の志望動機は、社会に出てからも通用する教育やマナー、人間力について触れるのがおすすめです。
思春期を迎える子供達への接し方や指導方法を含めると、より説得力が増します。
例文③: 高校
高校
私は生徒が自らの力で進路を選択できるような指導者になりたいと思い、○○高校の教員を志望しました。
高校生の頃から英語に興味を持ち、大学在学中にカナダへ1年間留学していました。カナダへの留学を決めたのは、高校時代の恩師の後押しがあったからです。高校在学中から熱心に相談に乗ってくれて、留学に強い大学を受験したおかげで今に至ります。
留学中は英語の勉強はもちろん、カナダの文化に触れて現地の友達もでき、日本で勉強するだけでは得られなかった英語力が身につきました。私にとって大きな価値のある経験となり、留学という自分の進路決断を後押しをしてくださった高校時代の先生に感謝しています。
○○高校は四年制大学への進学率が大変高い高校です。自分の経験を活かし、レベルの高い英語指導と、進路や進学に迷う生徒の支えになれるような教員になりたいと考えております。未来を切り拓くために、生徒たちに確かな英語力と進路選択の自信を与えたいと強く願っています。
高校の教員は、専門科目や進路について触れるのがおすすめです。
専門科目について記載するときは、どれだけ専門性が高いかをアピールしましょう。
教員の志望動機作成時に注意すべき2つのこと

教員の志望動機を作成するときに注意したいのは、給与面の記載と具体性の2つです。それぞれについて解説するので、間違った志望動機を作成しないよう、必ず確認してください。
①給与面を志望動機にする
教員は安定性の高い職業ですが、志望動機に給与に関することを記載するのは控えましょう。探せば同じような給与形態の職種はありますし、熱意が感じられません。
待遇面も同様です。「年功序列で給与が上がっていくから」や「教員特別手当があるから」といった理由は、採用後に教員として活躍する姿が想像できません。
志望動機はあくまで業務内容や理念に関する内容を書き、自分の思考や魅力をアピールする場として活用しましょう。
②志望動機に具体性がない
志望動機に具体性がないと読み応えがありません。印象にも残りにくいため、他の志望者と比べたときに選考を突破する可能性が低くなります。
志望動機は内容が深いほど意図を汲み取ってもらいやすくなります。深みを増すには具体的なエピソードを盛り込むのが重要ですよ。
採用担当者が想像しやすいようなストーリーを描き、文章に説得力を出しましょう。具体性があるほうが、人間性も伝わりやすくなります。
教員の志望動機がどうしても思いつかないときは?
教員の志望動機を考える際、何から書き始めればよいか迷うこともありますよね。
本記事では、志望動機が浮かばないときのヒントや具体的な方法をご紹介します。
①理想の教師像を描きそれに向かう理由を考える
理想の教師像を描くためには、まず教育に対する自分の信念や価値観を明確にするのが重要です。
子どもたちの成長を第一に考え、一人ひとりの可能性を引き出すことができる教師を目指すべきです。
例えば、生徒の自己肯定感を高め、学びへの意欲を引き出すような指導や、信頼関係を築きながら適切に導く姿勢が欠かせません。
自分の経験や強み、教育への情熱を深く掘り下げ、具体的にどのような教師になりたいのかを言語化すると、説得力のある志望動機が生まれるのです。
②自己を見つめ直し教職への思いを掘り下げる
教員を志望する際、自己を深く見つめ直すことも大切です。
単に「先生になりたい」という漠然とした思いではなく、教育に対する本質的な情熱と使命感を探る必要があります。
自分の過去の経験を振り返り、教育に携わりたいと強く感じたターニングポイントを見つけましょう。
例えば、恩師との出会い、家庭教師での経験、子どもたちと関わった瞬間など、自分の心を動かした具体的なエピソードを丁寧に掘り下げていくことが大切です。
③教育を通じて達成したい目標を考える
さらに、教育を通じて本当に達成したい目標を明確にすることもポイントです。
単に「子どもが好き」「先生になりたい」という抽象的な理由では、説得力は生まれません。
自分が教育を通じて何を実現したいのか、具体的なビジョンを持つことが求められます。
例えば、「生徒一人ひとりの可能性を引き出し、自己肯定感を高める教育」や「社会で活躍できる人材を育成する」など、明確な教育的理念を考えましょう。
例文を参考に教員の志望動機を完成させよう
本記事でお伝えした例文を参考に、自分の事例を当てはめて志望動機を完成させてみましょう。まずは何を伝えるか、箇条書きで書き出してみるのがおすすめです。
完成した志望動機に不安が残るのなら、複数のパターンを作成し、比較した上で使用する志望動機を決めましょう。
書き始めるときは、教員とはどんな仕事なのか、志望する学校にはどんな特色があるのか、入念なリサーチが必須です。本記事の手順を参考にし、他の志望者と差がつく志望動機を完成させてくださいね。
このメディアの監修者
若林
青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。