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【例文付き】自己PRで忍耐力をアピールする方法!言い換え表現も紹介

自己PRで忍耐力をアピールすれば、懸命に仕事に取り組む印象を与えられます。しかし、忍耐力をアピールするためにどんな文章を書けばいいのか、迷ってしまう方もいるでしょう。

本記事では、自己PRで忍耐力をアピールする際のポイント・書き方の流れ・例文・注意点について解説します。

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早川

キャリアアドバイザー 早川

新卒でC-mindに入社後、キャリアアドバイザーとして最前線に立つ。自身の就活で壁にぶつかった経験から、就活生の悩みに寄り添い、具体的かつ等身大のアドバイスを得意とする。

目次

自己PRで忍耐力をアピールするのはポジティブ!理由を解説

自己PRで忍耐力をアピールすれば、困難な状況でも諦めない強みがある、というポジティブな印象を与えられます

企業は仕事に対して一生懸命向き合える就活生を求めているため、忍耐力がある人材は高く評価されやすいです。

根気よく部活に取り組んだ経験がある方や、目標に向けてコツコツと努力した経験がある方は、忍耐力を象徴するエピソードとしてぜひアピールしましょう。

一方で、忍耐強いけれど断れない性格である、と考えられないよう、工夫して説明しなければいけません。

どんな強みでも、言い方次第でネガティブな意味に捉えられてしまうことも。自信をもって自分の強みをアピールしましょう!

まずは確認!自己PR「忍耐力」で企業が見ているポイント

自己PRで忍耐力をアピールする際、どのような点が企業に評価されるのでしょうか?

ここでは、企業が求める具体的な視点や評価ポイントを解説していきます。

  1. 創意工夫を活かして状況を打開できるか
  2. 困難に直面しても諦めずに取り組み続けられるか
  3. 継続の原動力となる価値観や動機は何か

①創意工夫を活かして状況を打開できるか

企業が評価する忍耐力とは、逆境に直面した際に主体的に行動し、状況を改善する力のことです。

例えば、目標達成のために新たな方法を模索したり、柔軟な発想で問題解決に挑む姿勢は、価値ある忍耐力として認識されます。

例えば、難しいプロジェクトで新しいアプローチを試みた経験や、効率化のために独自の方法を考案した事例などを挙げると説得力が増します。

また、その結果として得られた成果や学びを伝えることで、企業に「この人なら困難を乗り越えられる」と感じてもらえるでしょう。

②困難に直面しても諦めずに取り組み続けられるか

企業は、業務上の課題やプレッシャーに直面した際でも、粘り強く解決策を模索し、最終的に成果を出せる人材を求めています。

具体的なエピソードを通じて、自分がどのような困難に直面し、それを乗り越えるためにどんな工夫をしたのかを伝えましょう。

例えば、目標達成のために新しい方法を試したり、周囲と協力して問題解決に取り組んだ経験などが挙げられます。また、その結果として得られた成果や学びも明確に示すこともおすすめです。

それによって、企業側に「この人なら困難な状況でも前向きに挑戦してくれる」と感じさせることができるでしょう。

③継続の原動力となる価値観や動機は何か

継続の原動力となる価値観や動機を明確にすることは、忍耐力をアピールする自己PRにおいて非常に重要です。

例えば、「なぜその困難に挑戦し続けたのか」「何がその努力を支えたのか」といった点を具体的に伝えることで、エピソードに説得力が生まれるでしょう。

また、企業は応募者がどのような状況で忍耐力を発揮し、それを仕事でどう再現できるかを重視します。

そのため、忍耐力の背景にある動機や価値観を具体的に説明することで、「この人は自社でも同様の姿勢で成果を出せる」と判断されやすくなります。

自己PRで忍耐力をアピールする際の3つのポイント

自己PRで忍耐力を強みとして紹介する際には、ポイントを押さえていると印象的な文章に仕上がります

忍耐力について説明する際に意識するべきポイントは、以下の3つです。

  1. 忍耐力を自分なりの言葉で具体的に伝える
  2. 企業分析を通して企業に求められる忍耐力をアピールする
  3. 社会人基準での忍耐力をアピールする

①忍耐力を自分なりの言葉で具体的に伝える

忍耐力について、「粘り強く取り組む力」や「根気よく続ける力」など、自分なりの言葉で具体的に伝えることが大切です。

自分の強みである忍耐力を発揮して、どんな行動を起こせたのか、これまでの経験を振り返ると自分の言葉で表現しやすくなります。

自分で考えた言葉を用いれば、他の就活生の自己PRと差別化できるのが利点であるため、オリジナリティのある文章を心がけて、採用者へのアピール力を高めましょう。

②企業分析を通して企業に求められる忍耐力をアピールする

企業分析を行い、企業はどんな忍耐力を求めているのか考えてアピールすることも重要です。企業の新卒採用サイトなどをチェックして、どんな人材を求めているのか分析しましょう。

企業の求めている条件と自身の忍耐力を結び付けることで、企業で活躍できる人材であると印象付けられます

企業が求める条件に「責任感がある」、「自分で考え行動する」などと書いてある場合には、「最後までしっかりと考え抜く」といった表現でアピールしましょう。

企業に合わせると噓になるのでは?と思いがちですが、あくまでも自分の強みの中から企業に求められる強みを抽出してアピールするのだと捉えておきましょう!

③社会人基準での忍耐力をアピールする

忍耐力についてアピールする際には、社会人基準で仕事に根気強く取り組める力があることを伝えるようにしましょう。

「仕事を懸命に頑張る」、「途中で投げ出さない」といった表現では、それくらいやって当然だと思われてしまうリスクがあります。

具体的な行動も含めた表現であれば、説得力のある文章に近づけやすいです。「自分から新しい知識やスキルを貪欲に習得し、最良の成果を出せるよう常に努力し続ける」といった表現を心がけましょう。

自己PRで忍耐力をアピールする方法3ステップ

自己PRで忍耐力を印象付ける方法を知っていれば、自然にわかりやすく自身の強みについて伝えられます

以下の3ステップで、文章を作り上げるのがおすすめです。

  1. 結論ファーストでどのような忍耐力かを伝える
  2. 忍耐力を発揮したエピソードを簡潔に伝える
  3. 忍耐力を入社後にどのように仕事に活かせるかを伝える

①結論ファーストでどのような忍耐力かを伝える

結論ファーストで、まずどのような忍耐力を備えているかを伝えてください。

忍耐力の内容を初めに説明すれば、採用者に自身の強みを明確に提示できます

ただ仕事に対する忍耐力がある、と書くのではなく、「計画立てて最後まで迅速かつ丁寧に成し遂げる」といった具体性のある書き方を心がけるのがおすすめです。

簡潔かつ具体的に、を意識しましょう!時間を置いて読み返したり家族に読んでもらったりして、スムーズに主張できているかを確認してみてもいいですね。

②忍耐力を発揮したエピソードを簡潔に伝える

結論に続けて、忍耐力を発揮したエピソードを簡潔に伝えることも、上手にアピールするコツです。

これまでの経験でどのように忍耐力を発揮したのか書けば、根強く努力できる人間であることを強調できます

エピソードを紹介する時は、忍耐力を発揮した結果どのような成果を得られたか、についても言及するのがおすすめ。

③忍耐力を入社後にどのように仕事に活かせるかを伝える

文章の最後には入社後の仕事にどのように忍耐力を活かそうと考えているのか書いて、将来性があることを強調しましょう。

企業の仕事内容のうち、忍耐力を活用できる事柄をピックアップすれば、自身の強みと業務に求められるスキルを結び付けてアピールできます

将来どんな姿勢で仕事に臨みたいのか考えると、スムーズに文章を組み立てやすいです。

【エピソード別】自己PRでの忍耐力の例文3選

自己PRでの忍耐力の例文を参考にすれば、どんな表現で書けば自身の忍耐力を印象付けられるのか、イメージしやすくなるのが利点です。

ここでは、忍耐力をアピールする例文をエピソードの内容別に3つ紹介します。

  1. アルバイト
  2. サークル活動
  3. 部活動

例文①: アルバイト

アルバイト

私には目標を定め、達成に向けて前向きに取り組み続ける力があります。私は塾講師のアルバイトで、数学を苦手としている生徒に粘り強く向き合ってきました。

勉強への意欲を上げるために図を入れてわかりやすい問題文を作成し、生徒に寄り添うことを大切にしていました。そして、理解度を毎週チェックすることで適切な難易度の問題文を用意しました。

また、生徒が躓いてしまった時も、諦めずに噛み砕いて説明し、わかりやすい教え方を追求し続けていました。結果として、生徒の数学の成績は60点伸び、数学への苦手意識を解消させることに成功したのです。

このときの経験から、自分で目標を設定し、諦めずに達成に向けて努力し続ける力を活かして、顧客が抱えている悩みを引き出して最適な解決策を考え抜きたいと考えています。

上記の例文では、忍耐力を「目標を自ら立てて達成に向け努力する力」と表現しています。

エピソードの説明時には工夫したポイントや成果も含めて具体的に紹介することで、仕事への向き合い方に説得力を持たせているのが特徴です。

アルバイト経験を自己PRや履歴書で活かす際の方法は、以下の記事で説明しています。

例文②: サークル活動

サークル活動

私にはどんな方に対しても根気強く向き合い、グループの中で中立的な立場で意見をまとめ上げられる力があります。私は大学時代、100名以上が所属するサークルの代表を2年間務めました。

サークルには協調性がない意見を出すメンバーや、不満があるメンバーもいるため、初めのうちは意見をまとめるのが難しかったです。しかし、私は中立的な視点で意見をまとめたいと思い、冷静さを保ちながら意見の傾向を分析し続けました。

結果、さまざまな意見に対し、真剣に向き合ってよい所を活かしながらまとめることで、メンバーの団結力が高まり、サークル代表を引退する際に後輩や同期から多くの感謝の言葉をいただいきました。

このように、多様な意見をまとめる力を活かし、会議などでそれぞれの意見の強みを引き出して最適な提案を導き出せるよう貢献したいと考えております。

上記の例文では、忍耐力を鍛えたエピソードにサークル活動の代表として数多くの意見に向き合いまとめあげた経験を挙げています

意見を引き出してまとめる力を仕事にどう活かせるのか、具体的な行動を示すことで説明しているのが特徴です。

サークル活動での経験と、その経験を活かして活躍したい場について、きちんと関連づけて主張することが重要です!

例文③: 部活動

部活動

私にはどんなにつらい状況でも諦めずに努力し続ける力があります。私は厳しい練習から退部者も多く出ているソフトテニス部に所属していました。練習の中で怪我をすることもあり、「自身はこれ以上良い成績を残せないかもしれない」と何度か挫けそうになったこともあります。

しかし、その度に「諦めたくない」と強い気持ちを燃え上がらせることで粘り強くリハビリや練習に取り組みました。またどうすればより良い成績を残せるか、積極的にコーチにアドバイスを聞きに行きながら、プレースタイルの分析も行い続けました。

結果として、ソフトテニスの関東大会に出場することができました。私は貴社で、どんな状況下でも諦めずに粘り強く努力する力を活かし、自身ができる最善の行動を継続し続け、成果を出せるよう尽力したいと考えています。

上記の例文では、部活動での厳しい練習や怪我などの出来事をもとに、どんな場面でも諦めず努力を続ける力を鍛えたことを説明しています。

自身がその時最大限できることを継続し続けることで成果を出す、と表現し、仕事での強みの活かし方を具体的に紹介しているのもポイントです。

部活動の経験を自己PRや面接で活かす際の方法は、以下の記事で説明しています。

自己PRで忍耐力をアピールする際に注意すべき2つのこと

注意点を踏まえて忍耐力について書けば、採用者にポジティブな印象を与えられる文章を目指せます

忍耐力を強調する際の注意点は、以下の2つです。

  1. 受け身な印象を与えない
  2. 我慢して当然のことは忍耐力として伝えない

①受け身な印象を与えない

請け負った作業を粘り強くこなした、といった、受け身な印象を与える表現は避けなければいけません

ただ断れずに取り組んだことは忍耐力を発揮したエピソードとしての説得力に欠けてしまいます。

自ら率先して根気よく取り組んだエピソードを伝えるようにすれば、積極性があることも同時にアピールできるのがポイントです。

自分から気付いて動き、毎日欠かさずに取り組んで大きな成果を出した、といった流れでエピソードを紹介しましょう。

②我慢して当然のことは忍耐力として伝えない

我慢して当然、と受け取られてしまう事柄は忍耐力として伝えないこともポイントです。

「ルールを破らずに従う」、「課題が終わるまで集中して取り組む」といったエピソードでは、未熟な印象を与えてしまいます。

エピソードを選ぶ際には、「採用者も大変だと感じる事柄に粘り強く向き合った」経験を探すようにしましょう。

長期間にわたって取り組んだことがあるなら、それがどれくらい続いたのか、具体的な数字をふくめて説明しましょう!説得力を持たせやすいですよ。

「忍耐力」の言い換えを知って差別化を図ろう

「忍耐力」という表現は多くの人が使うため、他と差別化するためにはな言い換えが欠かせません。ここでは、「忍耐力」をより魅力的に伝える言葉や表現方法を解説します。

  1. 協調性
  2. 柔軟性
  3. 継続力
  4. 粘り強さ

①協調性

協調性は、忍耐力の中でも「自分とウマが合わないような人ともコミュニケーションを円滑に進められる」というスキルを切り取った言い換え表現になります。

コミュニケーション能力の高さとも捉えることができ、企業は面接においてコミュニケーション能力の高い人材を評価する傾向にあります。

会社という組織で働く上で協調性は必要不可欠なスキルであり、「どんな人でも我慢して会話ができる」という意味で忍耐力をアピールしたい場合は、協調性という言い換え表現をおすすめします。

②柔軟性

柔軟性は「忍耐力」をアピールする際の言い換え表現の一つで、特に困難な状況において適応力や対応力を示す際に有効です。

柔軟性を強調することで、単なる「耐える力」ではなく、状況に応じて工夫しながら乗り越える能力をアピールできます。

たとえば、予期せぬトラブルが発生した際に、冷静に状況を分析し、最適な解決策を見つけ出した経験を具体的に述べるとよいでしょう。

たとえば、新しいプロジェクトに取り組む際、メンバー間の意見の違いを調整しながら目標達成に向けて行動したエピソードを盛り込むことで、「変化に対応できる人材」という印象を与えられます。

③継続力

継続力は、忍耐力の中でも「困難な状況を解決するために立ち向かい続けること」を切り取った言い換え表現です。

この言い換えにより、仕事で壁に当たった時でも努力を続けられる人材というイメージを明確に伝えられます

「一つの物事を突き詰められる力」とも捉えられるため、長期的な成長が期待できる人材としてアピールできるでしょう。

企業は、困難な状況でも諦めずに粘り強く取り組める人材を求めているため、継続力は魅力的な強みとして評価されます。

④粘り強さ

「粘り強さ」は、忍耐力をより具体的かつポジティブに表現する言葉として有効です。この特性は、困難な状況に直面しても諦めず、目標達成のために工夫を重ねながら努力を続ける姿勢を指します。

我慢ではなく、問題解決に向けた主体的な行動や継続的な取り組みを強調できる点がポイント。

例えば、学業や部活動で目標を達成するために試行錯誤を繰り返した経験や、仕事で粘り強く交渉や改善を続けたエピソードなどが挙げられます。

具体例を交えれば、「粘り強さ」を持つ人材としてアピールができるでしょう。

自己PRで忍耐力をアピールして好印象を与えよう

自己PRで忍耐力をアピールすれば、採用者に好印象を与えられます

忍耐力の有効なアピール方法をしっかりと把握した上で、企業の求める人材との共通点を強調して、企業を意識した文章に仕上げましょう。

若林

このメディアの監修者

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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