就活豆知識

HOME > カリクル就活 > 就活豆知識 > 就活の不安の原因と解消法10選|学年ごとのお悩みにも回答!

就活の不安の原因と解消法10選|学年ごとのお悩みにも回答!

大学生になり進路を考えるようになると、「就活の進め方が分からない」「企業から内定をもらえるか不安」と、就活を始める前から不安を感じますよね。

就活は学生にとって初めての経験。実際、何から手をつけるべきか分からず漠然とした不安を抱えている就活生は多くいます。

本記事では、不安に感じる原因不安を和らげる考え方を解説します。また、学年ごとの悩みと就活のプロの回答も紹介しているので、是非役立ててくださいね。

鈴木

キャリアアドバイザー 鈴木

新卒で大手金融機関に入社したが、成長のスピードの遅さと、年功序列に懸念を抱き転職を決意。 転職する際、スピードの速さと裁量が持てるという2軸で転職活動をし、シーマインドキャリアに入社。 入社後、キャリアアドバイザーとして年間1000人以上の学生の就活相談をし、実績No.1を獲得。

 

目次

就活が不安なのは当たり前の感情

就活に不安を感じるのは珍しくありません。「就活が不安なのって自分だけ?」と焦る時は、追い込みすぎないようにするのが重要です。

  1. 不安がる就活生は全体の7割以上!
  2. 日本の就活が不安になる理由

まずは不安に感じやすい日本の就活の仕組みと、就活生の現状を解説します。ぜひ参考にしてみてくださいね。

不安がる就活生は全体の7割以上!

就活不安_画像

数値の引用:全国大学生活協同組合連合会「第59回学生生活実態調査 概要報告

第59回学生生活実態調査 概要報告」によると、不安について「とても感じている」と「感じている」に回答した学生は全体の70.8%でした。

つまり、7割以上の大学生が就活に対して不安を抱いています

不安に感じる内容は、「就職ができるか」「希望の職種に就けるか」「自分が何に向いているか」などさまざまですが、就活に不安を感じるのは珍しくないというのが分かりますね。

「自分だけが不安に思っているんじゃないか」「就活がうまくいっていないのは自分だけ…」と悲観的にならず、不安になるのが当たり前であると捉えましょう。

日本の就活が不安になる理由

就活に不安を感じてしまうのは、日本の就活問題も関係しています。日本の就活は暗黙のルールなどが多く、神経戦になる機会が多々あり、それが学生の不安にも繋がっているのです。

また日本は終身雇用の風潮が強いため、新卒で入った企業で一生が決まってしまうのではないかと不安になる人も多くいます。

しかし、最近は転職することが当たり前になってきていたり、様々な働き方を受け入れる企業が増えているので、新卒入社する会社で一生が決まると不安に思う必要はありません。

時代の変化に追いついていない企業はむしろ避けた方が良いとも言えるでしょう。自分軸を大切に着実に進めていけば、誰でも納得できる結果を得られることを覚えておいてくださいね。

日本の就活は特徴的で、学生が企業に自分を売り込んだり、アピールするイメージを持っている人が多いです。しかし本来就活は学生が企業を選ぶ立場。自信を持って大丈夫ですよ。

なぜ就活に不安を感じてしまうのか

続いて、不安を感じている原因を解説します。自分の不安の原因を見つけて、次の行動に繋げてみてくださいね。

  1. 周りの人と比べてしまうから
  2. 企業の選考基準が不透明だから
  3. 受験と違って自己採点が出来ないから
  4. 人間性を評価されるから
  5. 費やした時間に見合わない結果になることが多いから

漠然とした不安の原因を明らかにして、考え方から変えてみましょう

①周りの人と比べてしまうから

周りの友人が大手企業に内定をもらったり、面接で他の就活生が難しい質問に堂々と答えている様子を見ると、自分と比較して不安を感じてしまうことがあります。

この不安を解消するためには、周りと比較するのではなく、自分の強みや価値観を見つめ直し、それをどう生かすかを考えることが大切です。

憧れの人やOB・OGの先輩を目標にするのは良いですが、同じ就活生を基準にすると努力の方向を見誤ることがあります。

就活では自分の軸を大切にし、自分が本当にやるべきことに集中して取り組みましょう。

②企業の選考基準が不透明だから

企業の選考基準が分からず、対策をしても不安が無くならなかったり、実力を発揮しても結果に繋がっているか分からない不安を感じる人は多くいます。

この不安を感じる場合は、もし選考に通らなくても「企業との縁がなかっただけである」と割り切れる気持ちを持ちましょう。

簡単に割り切れないほど志望度が高い企業がある場合は、事前対策として直近に内定を獲得した先輩や同期の情報を参考に、何度も練習を重ねることをおすすめします。

しかし選考基準は企業ごと・年度ごとに異なるため、完全に安心しきれる対策が出来ないのも事実。どんな結果でも後悔をしないようにすることで、不安は徐々に無くなっていきますよ。

画像のように、企業によって選考基準は全く異なり、その情報は極秘情報のために分からないことがほとんどです。

どうしても情報が知りたい場合は、OBOG訪問などで内情を探ってみましょう。

③受験と違って自己採点が出来ないから

就活は、学生から社会人へのステップで、ほとんどの学生が経験したことがない初めてのこと。そのため、学校の試験や大学入試と違い点数が分からずイメージが湧きにくいのです。

SPIなどのWebテストを導入している企業もありますが、ESや面接においては明確な「合格点」が存在しません。したがって自分のレベルが把握しずらく不安に陥りやすいのです。

企業選びや選考対策、面接の回答など、正解がないことに取り組むことが、不安を抱く原因と言えるでしょう。

しかし、正解がないからこそ、就活では自分らしさをアピールするチャンスです。自分の納得のいくまで努力することで、結果はかならずついてきますよ。

カリクルでは、ESを添削するサービスを無料で提供しています。過去の内定者のESを見てきた経験を持った赤ペン先生が添削してくれるので、気軽に利用してみて下さいね。

④人間性を評価されるから

就活の選考では、企業ごとに異なる社内基準がありますが、どの企業もまずは学生の「人間性」や「ポテンシャル」などの抽象的な要素で判断しています

いままでどんな人生を過ごしてきたか、何を考えて行動したのか、などの観点から「自社でどう活躍できそうか」を推測して合否を出しているのです。

そのため、不合格が続くと、これまでの自分の行動を否定されている気持ちになってしまうことも。

企業の求める人物像と自分の強みがマッチするよう、企業分析と自己分析を徹底しましょう。

自分に合う友人は他の人からは合わないと言われるように、企業に合う人は異なり、人ごとにも合う企業は異なります。自分に合う企業を見極められる就活を目指してくださいね。

⑤費やした時間に見合わない結果になることが多いから

1時間かけて企業研究を行い、2時間かけてESを書いたのに、落とされることもよくあります。決して暇じゃない時間の中で作成したのに、お祈りメール1本で落とされるのも悔しいですよね。

時間をかけても通らないことがさらに不安になり、どうすればいいのか分からないと悩む人もいます。

上記したように、企業によって選考に通る基準は異なり、公表されていません。短時間で書いたESが通る場合もあるので、実力と努力以外にも、縁と運と機会次第で結果は異なると考えて下さいね。

【10選】よくある不安とその解消法

続いて、実際に就活生が抱えている不安と解消法を10個紹介ます。

選考が進む順番に紹介しているので、自分の悩みと同じものや似ているものはないか、照らし合わせながら読んでみてくださいね。

  1. いつ何をすればいいのか分からない
  2. 自分の進みたい道が定まっていない
  3. 自分のアピールポイントが見つからない
  4. 志望動機が書けない
  5. インターンシップに受からない
  6. Webテストや適性検査が通過しない
  7. ES・書類審査で落ちる
  8. GD・GWがうまくいかない
  9. 面接が通過しない
  10. 面接が緊張する

①いつ何をすればいいのか分からない

そもそも就活がどんなものか、何をすれば良いのかわからない…

就活って何から始めたらいいのか分からない、やり方がわからない…

就活始めたての人にみられる不安です。「就活をやらなきゃ」と思っているものの、やることを整理できずに何から手をつけるべきか分からない状態になっています。

このような状態の不安は、就活の全体像を知ることで解消されることがあります。

どんな工程があるのかを把握し、まずは自分のスタートラインを知りましょう。

就活にはやるべきことがたくさんあり整理しにくいかもしれませんが、就活スケジュールから逆算して優先順位をつけることで何から始めるべきかが分かりますよ。

➁自分の進みたい道が定まっていない

そもそも自分のやりたいことが見つからない…

どんな企業を受ければいいのかわからない…

何に興味があるのか、どんな企業があるのかが分かっていない状態です。やりたいことが不明確なままの就活は目的を見失って危険なため、解決しておきたいですね。

まずは自分の興味の幅を広げるため、幅広いジャンルの企業の会社説明会やインターンシップに参加すると良いですよ。

「この企業の業務内容、おもしろそう!」「インターン先の企業の雰囲気が自分に合っている気がする」など、知らなかった内容や実際のオフィスの雰囲気に気づけるチャンスとなります。

また、OG・OB訪問で実際に働いている人の生の声を聞くのも、将来のイメージ作りに役立つためおすすめです。

③自分のアピールポイントが見つからない

長所や強みを聞かれても、特別なエピソードは自分にはないと思う

どうアピールすべきなのか分からない…

実は、選考対策を始めたての学生さんはこのような悩みを抱えがちです。これまでの自分を客観的に分析できていないことが原因なのです。

自己分析を丁寧に行うことで、自分の強みや長所を見つけ出しましょう。過去に経験した出来事を振り返り、自分の価値観や傾向を整理します。

強み・長所を見つける方法

  • マインドマップ
  • モチベーションマップ
  • 自分史
  • 他己分析

自己PRや強みを紹介するエピソードは、特別なものでなくても構いません。採用担当者は、エピソードの凄さを評価しているのではなく、そこから得た学びや考えは何かを見ているのです。

しかし、特別なエピソードでなくて良いと言われても、「どんな内容を強みとして伝えられるのかがわからない」「本当に自分のアピールポイントが見つけられない…」という人は多いのではないでしょうか?

そんな方は、就活のプロであるカリクルのキャリアアドバイザーに相談してみるのがおすすめ。カリクルでは自己分析からアピール方法まで面談を通して一緒に考えてくれます。

1人で行き詰っている人はぜひ利用してみて下さいね!

>>マインドマップの書き方を確認する
>>自分史の書き方を確認する

④志望動機が書けない

志望動機の書き方がよくわかっていない…

なんとなく良いなと思った企業を受けてみたけど、志望理由を言葉にするのが難しい…

志望動機が書けないのも、選考対策の段階でよくみられる不安です。志望動機の型や企業の強みや特徴を理解していない状態にあるでしょう。

志望動機の書き方を知り、企業分析を入念に行うことで不安を解消しましょう。志望動機は、ESでも頻出の質問とされており、選考結果にも大きく影響する部分の1つです。

志望動機を書く際のポイント

  • PREP法で書く
  • 入社後の活躍を書く
  • 企業分析を徹底する

PREP法では、まず結論をズバッと最初に示した後に、それを補強する理由や例を述べ、もう一度結論を言って結びましょう。相手が理解しやすく、説得力のある文章になります。

志望動機を使いまわすのは厳禁。志望動機の作成前に、必ず企業分析を行い、それぞれの企業に合った志望動機を作成しましょう。

企業の社風や基本的な事業内容などを確認し、「その企業のどんな特徴が自分に合うと思ったのか」を明確にしてくださいね。

また、数字を使ってエピソードに具体性を持たせるとより説得力のある文章になります。一緒に働いている姿を採用担当にイメージさせられるような志望動機を目指しましょう!

⑤インターンシップに受からない

対策を念入りに進めてきたはずなのに、インターンの選考に落ちてしまった…

そもそもインターンの志望動機ってどう書けばいいの?

インターンになかなか受からず不安になるのも珍しくありません。「インターンよりも本選考の方が難しいはず」=「インターンに受からないと話にならない」と考えてしまう人もいますよね。

しかし、実はインターンシップの選考と本選考では見ているポイントが違うため、本選考と同じ対策を取ってはいけません。

本選考とインターンシップの違い

  • 本選考:「なぜその企業でなければいけないのか」という志望度をはかる設問が多い
  • インターンシップ:「なぜインターンに応募しましたか?」という参加目的を聞く設問が多い

インターンシップに参加する学生は、業界研究や企業分析が進んでいない場合が多いため、インターンへの参加の意図を聞かれやすいのです。

インターンシップを通じて何を学びたいか、どんな力をつけたいかを明確にしておくと良いでしょう。

また、自分に合っていないインターンシップに申し込んでいる可能性もあるため、自己分析と企業分析をやり直して、自分に合う企業や職種を選び直してみてくださいね。

⑥Webテストや適性検査が通過しない

試験内容はこれまでに習ったものだから解けると思っていた

志望企業の合格点になかなか届かない…

Webテストや適性検査の出題範囲は、小学校~高校までに習ったことが大半。既習内容だからと勉強時間が足りていない状態にある可能性があります。

Webテストや適性検査の対処法は、合格点が出るまで何度も繰り返し勉強することです。

ESや面接対策と異なり、Webテストや適性検査はすべての企業が導入しているわけではありません。そのため、ついつい勉強を後回しにしてしまいがちですよね。

参考書や問題集のほかにも、スマホアプリもあるため、通学や待ち時間などのスキマ時間を有効活用し、合格点へと近づけましょう。

また、友達と問題を出し合うと、インプットとアウトプットの両方ができるため効果的ですよ。

⑦ES・書類審査で落ちる

いつも書類選考にまったく通らない…

ESなどの書類選考に通らない人は、倍率の高い企業ばかり応募していたり、書類内容が不十分だったりする状態が多いです。

ESなどの書類で困っている人は、細かい部分にまで気を配るように心がけてみてください。

自分のことを全く知らない採用担当者が読むとして、読みやすい字で分かりやすい文章になっているか、企業に合わせたアピールになっているかを確認しましょう。

どれだけ志望度や熱意が高くても、相手に伝わらなければ書類選考を通過できませんよね。書き終えたら日を置いてから客観的に見直してみてください。

倍率の高い人気企業ばかりに応募している場合は、「本当にその企業でしかできないのか」を考え、他の企業にも視野を広げると良いですよ。

書類で落とされる原因をエージェントと一緒に見つけよう

書類選考で落ちる人の多くが「ESの基本」を抑えられていません。自分では気づけない落とし穴を見つけたいなら、就活のプロであるカリクルにお任せしませんか?

カリクルのES添削サービスはLINEで行うため、やり取りは簡単。添削サービスでESをブラッシュアップした結果、書類で落とされなくなった人も多くいますよ。


\ES添削・無料相談はこちらから/

⑧GD・GWがうまくいかない

就活でのグループディスカッションの経験が少なくて自信が持てない…

グループワークの選考ではどんなことが評価のポイントなのか分からない

就活では、選考にGD・GWを導入している企業も。初めての選考形式でやり方や気をつけるべきポイントが分からない状態の人も多いでしょう。

GD・GWを上手く突破するには、企業の評価ポイントがどこなのかを理解することが重要です。

企業が見ているポイント

  • 議論への参加姿勢
  • 自分の意見を主張しているか
  • 議論の流れやテーマを理解しているか
  • 円滑な議論のためのリーダーシップを発揮しているか

本命企業の選考でGD・GWがある場合は、練習を兼ねてGDやGWを選考に取り入れているベンチャー企業を受けてみると良いでしょう。数をこなすことで、慣れてコツが掴めるようになりますよ。

>>グループワークの必勝法は?内定への近道

⑨面接が通過しない

良い雰囲気で面接を終えられたのに、不合格だった…

一次・二次は通るのに、最終面接でいつも落ちてしまう…

手応えがあっても面接に落ちてしまう場合は、自分では気づけない落とし穴があるのです。まずは基本的なマナー・選考段階ごとの違いを完全に理解しましょう。

面接での評価のポイントは段階によって異なります。服装や言葉遣いなどの基本的なマナーを見直したうえで、見られているポイントを把握することが重要です。

面接の評価ポイントの違い

  • 一次・二次面接:集団面接が多い。質問への受け答えは適切か、第一印象はどうかを見ている
  • 最終・社長面接:1対1が多い。自社へ入社する意志があるか、自社にマッチしているかを見ている

見られているポイントが分かったら、面接の質問を推測し回答を準備・確認しましょう。入念な準備が面接突破のカギとなります。

また、面接が終わったら、やりっぱなしにするのではなく客観的に振り返ってみましょう。受け答えや面接中の言動に改善すべき部分が見つかりますよ。

⑩面接が緊張する

人と話すのがもともと苦手…

人前で話すと頭が真っ白になってしまう…

人前で話すことへの緊張から、面接本番で本来の力を発揮できていない状態です。話すことのトレーニングで解消していきましょう。

緊張することへの対処法は、面接練習を何度も繰り返し行うことです。繰り返し練習することで、話すことへの抵抗が弱まったり、話したい内容が自然とからだに染みつきスラスラ話せたりします。

面接練習をする際には、本番を想定した環境を作り出すのが非常に重要です。髪型や服装などの見た目や、入室から退室までを再現したり、家族や友人に面接官役をやってもらったりしましょう。

1人で面接練習を行う場合は、模擬面接の様子を録画し、いつでも振り返られるようにすると良いですよ。

家族や友人からのフィートバックを貰ったり、自分で録画を見直したりして面接に慣れていきましょう。以下のボタンからできるカリクルエージェントの活用もおすすめです。

前向きになれる!就活の不安を和らげる考え方4つ

ここまで、不安の原因や対処法を紹介しました。この章では、不安を解消するために大切にしてほしい考え方を4つ紹介します。

  1. 周囲と自分を比べない
  2. 1人で悩まず人の力を借りる
  3. 詰め込まずに休息をとる
  4. 情報を集めて安心する

考えすぎてしまう人には特に大事にして欲しいポイントを紹介するので、ぜひ読んでみて下さいね。

①周囲と自分を比べない

「友達はもう内定を貰っているのに私はまだ…」と、周囲と自分を比べてしまうことがありますよね。しかし、就活は自分と向き合って進めていくことが重要です。

周りが自分よりも内定を貰う時期が早いからといって、自分に自信をなくす必要はありません。

なぜなら、いつ内定が出るかは企業や業界によって異なるため、人によって内定時期にばらつきが出てしまうのは当たり前だからです。

自分のペースで、焦らずに就活を進めましょう。

➁1人で悩まず人の力を借りる

1人で就活の悩みを抱えている人は、周囲の人の力を借りるようにしてみてください。

自分だけで考えていると、さらに不安が強まってネガティブな思考となり、悪循環に陥ってしまう可能性があります。

家族や仲のいい友人のほかにも、就活を経験した先輩などに相談してみると不安が軽くなることも。

話を聞いてもらうだけでも、心が軽くなり気分がリセットされるので、積極的に不安を外へ出すように心がけましょう。

就活の悩みはカリクルで解決しよう!

「友達は内定を貰っていて相談するのは恥ずかしい」「サークルに入っていなくて頼れる先輩がいない…」などの理由から、周りに相談できる人がいない人も多くいるでしょう。

そのような場合は、就活のプロによる的確なアドバイスや相談を受けてみるのも1つの手です。

カリクルでは、通常3~4回程度の就活相談を平均7~8回とじっくり行なって、内定獲得までを徹底サポート。もちろん、自己分析指導から面接練習まで手厚く行なっていますよ。

就活に関する不安や些細なことでも、気軽に相談してみてくださいね。

③詰め込まずに休息をとる

「就活生は毎日就活をしなければいけない」という決まりはありません。就活に熱心に向き合うことは大切ですが、定期的にリフレッシュする時間を作りましょう

遊びと就活のメリハリをはっきりさせてON/OFFをつくることで、より集中力が高まります。

特に、不安を感じたままがむしゃらに頑張り続けると、空回りしてしまうことがあります。休むときはしっかりと休息をとり、やるときは徹底してがんばるようにしましょう。

④情報を集めて安心する

どんな考え方も一時的な気休めにしかならず、それでもずっと不安であるという人は、不安を感じなくていい根拠となる情報を集めてみましょう

例えば、日本にある企業の数は総務省統計局によると368万企業です。一方令和3年度に大学を卒業して就職した人の数は約43万人。

新卒採用を行っていない企業があることを考慮しても、一般的に新卒採用人数は数十人以上であることを踏まえると、就職学生数よりも企業の数の方が圧倒的に多いのです。

そのため、「どこにも就職できないのではないか…」という不安は考える必要がありません。

もちろん人気企業は倍率が高く、志望企業に就職できないという学生もいますが、1社目で入社する企業が全てではありません。就職先企業が決まってさえいれば、その後は様々な選択肢を選べますよ。

引用元:

総務省統計局「我が国の事業所・企業の経済活動の状況」

文部科学省「令和3年度学校基本調査の公表について」

これだけは避けたい!就活中の不安を増やしてしまうNG行動3選

就活で感じてしまう不安の中には、無意識的な行動が原因となっている場合も。ここでは、不安なときにこれだけはしてはいけないというNG行動を紹介します。

  1. SNSを見る
  2. 1人でひきこもる
  3. 極端なスケジュールを立てる

不安の中でこの行動をしてしまうと、さらに追い込まれてしまうので、自分のために確認しておくのをおすすめします。

①SNSを見る

不安なときは、SNSを見るのをやめてしまうのがおすすめです。SNSには顔も知らない他者の内定情報から、締め切りを煽るまとめ情報、誤った企業情報など、読むと精神的にプレッシャーを感じてしまうような情報が錯綜しています。

前提としてSNSを利用しなくても、就活はできます。他者の情報が気になるなら志望企業に内定をもらった先輩の声を、企業情報を得るには企業のHPや説明会を、締め切り管理は自分で作成したノートやカレンダーを活用しましょう。

「他者は内定をもらっているけど自分はもっていない…」と悩む人は特に、SNSの使用はおすすめしません。SNSを活用して就活を行う際は、自分の耐性と必要な情報を見極める力を理解してから行うようにしてくださいね。

○年生の○月時の内定確立は○○%!のような情報にも気分が左右されますよね。しかしそれらの情報は何人の学生から、どのような入手方法で、誰が公表しているのかを気にしてみましょう。

②1人でひきこもる

面接に落ちて1人で引きこもってしまう学生、落ちたことが悔しい・恥ずかしくて他の人に言えず、1人で抱え込んでしまう学生も少なくありません。

1人で抱え込むほど、考えるべきポイントを見失い、必要以上に自分を追い込んでしまいます。できれば家族や友人など、就活期間に何でも話せる相手を作っておきましょう。

また面接に落ちたときに振り返ることは大事ですが、必要なポイントさえ振り返られれば、それ以上落ち込む必要は全くありません。落ちた原因がわかる場合はその原因を見つけた時点で、分からない場合は仮定し、次の行動に移りましょう。

しかし、面接に落ちた原因なんて考えても分からないことがほとんどですよね。そんな時は、エージェントに相談してみるのがおすすめです。

就活のプロ目線で、どこが原因だったかを指摘し、次回へつなげるアドバイスをしてくれますよ。

③極端なスケジュールを立てる

極端なスケジュールを立てることもNGです。就活はイベントや対策にかかる時間が長いため、予定を詰めると時間が無くなりがちです。

また、就活の期間にバイトや遊びなどの予定を詰めすぎると、就活のことを考えてしまって他の用事に集中できなくなってしまいます。逆に、プライベートの予定を入れないと、四六時中就活のことを考えて負担になってしまう場合も。

おすすめなのは1週間のうち4日間は1日6時間以内の就活の予定とバイト、3日間は息抜きや遊びに使うようなスケジュールです。最近はオンラインでの就活が主流で移動時間を考慮しなくていいため、比較的予定を立てやすいです。

▼就活スケジュールのNG例と理想像

①の人は予定を詰めすぎていて、②の人は予定が少なく考える時間が多くなっています。

理想像のように、就活のある日はバイトや授業など決められた予定と被せるのがおすすめです。

【CA監修】就活の不安・お悩みに回答

最後に、学年ごとによくある就活の不安に就活のプロであるキャリアアドバイザーが回答します。まだ就活生ではないけれど不安があるという人はぜひ参考にしてくださいね。

  1. 「就活の早期化」によって焦りを感じている
  2. 2年生からできることはない?
  3. 3年生ですが、周りに後れを取って就活を始めたため不安です。
  4. 面接で「不安なことは?」と聞かれたらどう答えればいいの?
  5. 不安障害を抱えています。面接で打ち明けるべきですか?
  6. 就活が不安すぎて眠れません。
  7. エージェントには何を相談しても良い?

①「就活の早期化」によって焦りを感じている

大学1年生ですが、「就活の早期化」という言葉をよく聞くので何かしなければいけないのではないかと不安です。

大学1年生は就活のことを考えず、学生生活を満喫する期間なので、焦らなくても大丈夫です。何かをしておきたい場合は、自己分析や業界・企業研究をしたり、ガクチカを作っておきましょう。

「就活の早期化」とよく聞きますが、実際に就職する可能性がある企業のインターンにエントリーしたり、ESを書いたりと、就活が本格化する最も早い時期は大学3年生の4月です。

それまでは、基本的にはイベントが無いため参加できません。中には大学1・2年生を対象に行う企業もあるので、気になる企業が早々に見つかりイベントがあったら参加してみるのもおすすめです。

不安な場合はバイトやインターンなどでガクチカを作れないか、考えてみるだけでも十分ですよ。

②2年生からできることはない?

大学2年生になって先輩が就活をしているのをみて焦ります。大学2年生から何かできることはありますか?

大学1年生同様、大学2年生からできることは自己分析や業界・企業研究をすること、ガクチカ作りです。さまざまな業種を体験し、社会人の雰囲気や業界の特徴を掴むために、1・2年生から参加できるインターンを探すのも良いでしょう。

長期インターンに3年生になってから参加する学生も多いですが、就活のイベントで忙しくなったり、またガクチカとして述べるには間に合わなくなってしまうので、長期的なガクチカを作成したい場合は大学2年生から動き出すことをおすすめします。

留学を予定している場合は、就活の期間を見越して計画を立て、あらかじめ自己分析や業界研究などを始めておくと良いでしょう。

③3年生ですが、周りに後れを取って就活を始めたため不安です

私は3年生なんですが、周りはもう2年のときから就活を始めていて……私は遅れて就活を始めたので内定が取れるか不安です。

確かに2年生から就活に取り組んでいる学生と比べると後れを取ったように感じてしまいますが、3年生であれば巻き返しが可能ですよ。

就活の進め方がわからない、間に合うのか不安ということであれば、就活エージェントに相談するのがおすすめです。

カリクルエージェントでは、LINEで気軽にメンターとの就活相談ができます。

1人ひとりの状況に合った、3年生からでもできる就活対策をお伝えしますよ。まずは下のバナーから無料相談をしてみてくださいね。

④面接で「不安なことは?」と聞かれたらどう答えればいいの?

面接で「不安なことはありますか?」と質問され、答え方が分からず沈黙してしまいました。

面接で聞かれる「不安なこと」は、「入社にむけて不安なこと」を聞かれています。オフィスの雰囲気や業務内容で気になった部分など、些細なことでも良いので疑問に思ったことを聞けば問題ありません

企業は、学生に対して、不安要素がなるべくない状態で入社してほしいと思っています。考えてもないという場合は、「研修・サポート体制について教えて下さい」などの質問をすると無難です。

しかし、個人的でネガティブすぎる発言はNGです。例えば「寝坊癖があるので社会人として働けるか不安です」と答えると、印象が悪くなってしまうでしょう。

⑤不安障害を抱えています。面接で打ち明けるべきですか?

私は色々あって不安障害を抱えてしまっているのですが、面接でそのことについて言うべきですか?これが原因で落とされたりしないか気になっています。

不安障害を抱えていることを無理に打ち明ける必要はありません。ただ、障害について配慮してほしい部分がある場合は、事情とどんな対応をしてほしいかを具体的に伝えましょう。

面接では受け答えの様子だけが評価されるわけではありませんが、不安障害が合否に影響しないとも言い切れません。

しかし、打ち明けることでプラスのアピールができる場合もあります。例えば、不安障害を乗り越えて頑張ったことがあるのならば、打ち明けることでエピソードの説得力が増すでしょう。

ただしこの場合は、すでに完治しているとアピールできた方がよいでしょう。現在も就活がままならないほどの不安障害を抱えているのなら、まずは治療に専念することをおすすめします。

⑥就活が不安すぎて眠れません

就活そのものに不安が大きすぎて、眠れない日が続いています……よくないこととは思っているんですが、どうしたらいいですか?

まずは、自分にできる対策を1つずつ進め、不安を少しずつ解消していきましょう。

どんなに対策をしても不安が拭えない場合は、精神科等でカウンセリングを受けてみるのもひとつの方法です。

精神科というとハードルが高く感じてしまうかもしれませんが、眠れないほど思いつめているのなら早めに専門家の力を借りることをおすすめします。

不安の原因を知り、向き合い、解決していくことで前向きに就活に取り組めるようになるでしょう。

⑦エージェントには何を相談しても良い?

就活エージェントには何を相談しても良いのでしょうか?堅くて怖いイメージが強くて利用するのに勇気がいります。

カリクルエージェントにはどんな内容も相談してOKです。面接対策やES添削から、スケジュールの相談や学業との兼ね合いの相談など、どんな悩みにもお答えしていますよ!

「就活エージェントとの面談で怒られた」「就活エージェントには何を相談すればいいのか分からない」と悩み、便利なサービスを利用せずに1人で抱え込もうとする学生も多くいます。

カリクルでは7~8回の面談を通して、自己分析から内定までをサポートします。「相談したおかげで安心できた」「懸命に向き合ってくれた」のような口コミも多数。ぜひこの機会に相談してみましょう。

就活の不安を解消して自信を持って進めよう

就活の準備をしたり、選考を進めていくと、「このままで大丈夫かな…」「このやり方で合っているのかな…」と不安になることも。

しかし、その不安がどんな理由からくるものなのかを知ることで、解消法が見えてきます。適切な対処法や改善策をとることで、良い結果が得られるでしょう。

本記事で紹介した不安の原因と自分の悩みを照らし合わせて、それぞれ解消法を実践してみてくださいね。

不安なときは思い悩むのではなく、ひとつずつ悩みを解決し前進していきましょう。

若林

このメディアの監修者

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

まずはカリクル公式LINEを友だち追加!

無料スーツレンタルはこちら