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自分史の書き方を解説!ポイントを確認して就活で活用しよう

自分史の作成は、自己分析や自己PRの作成など、就活のあらゆる場面で役立ちます。しかし「自分史がそもそも何かわからないし、具体的な書き方もわからない」と悩みますよね。

そこで本記事では、自分史の作成方法について徹底解説します。記事後半では、自分史の具体的な作り方や就活での活用方法も解説しているので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね!

自分史とは

自分史とは、自身の人生や経験を振り返り、成長や変化を記録したものです。これは個人の過去から現在までのストーリーであり、自己理解を深める効果的な手段でもあります。

就活においては、自分史を整理し、あなたの強みや価値観を把握することで、履歴書や面接で自分を魅力的にアピールできます。

過去の経験から学んだ教訓や成果、自己成長の証拠を示すことで、企業との適合性や熱意を伝える手助けとなるため、就活生は一度作成しておくとよいでしょう。

自分史を作成する3つのメリット

まず、自分史を作成するメリットを3つ紹介します。

  1. 自己分析に役立つ
  2. ESが作成しやすくなる
  3. 自己PR・長所が浮かびやすい

①自己分析に役立つ

1つ目は、自己分析に役立つことです。自分史を作成することで、自己理解が深まり、自己分析における大きな手助けとなります。

自己分析は、自身の強みや成長の方向性を把握するために重要です。自分史を通じて、あなたの経験や成果を振り返り、自己理解を深めましょう。

具体的には、過去の挑戦や成功体験、学んだ教訓から自分の価値観や目標を明確にすることが大切です。今後のキャリアや人生の方向性を見つけるのに役立ちますよ

②ESが作成しやすくなる

2つ目は、ESが作成しやすくなることです。自分史を整理することで、自身の経験や成果が明確になり、ESの内容が整合性を持ちやすくなります

自分史を通じて、これまで培ったスキルや成果、困難を乗り越えたエピソードをESに取り入れられます。

自己PRや志望動機を的確に表現し、自己の強みと企業の要求にリンクさせたESを作成できます。このように、自分史の整理はESの質を向上させ、選考通過の可能性を高めるヒントとなるのです。

③自己PR・長所が浮かびやすい

3つ目は、自己PR・長所が浮かびやすいことです。自分史では、自分の人生や経験を振り返り、成長や転機を振り返ります。

この過程で、あなたの強みや得意分野、克服した困難が浮かび上がります。これにより、自己PRや長所を客観的に認識しやすくなるのです。

また、これらのエピソードを通じて、価値観や志向も明確になり、仕事や将来の目標に結びつけることができます

自分史を作成するステップ

次に、自分史を作成するステップを解説します。

  1. 年代別にまとめたフォーマットを作成する
  2. 年代別に起きた出来事を書き込んでいく
  3. モチベーションをグラフ化する
  4. モチベーションの変化が大きい時の出来事を抜粋する
  5. 出来事から考えたこと・学んだことを書き出す
  6. 自分史全体を見て自分の特徴をまとめる

①年代別にまとめたフォーマットを作成する

自分史を作成する際は、まず年代別にまとめたフォーマットを作成しましょう。フォーマットを作成することで、あなたの成長や変遷が整理され、時系列で把握できるからです。

具体的には、生まれてから現在までの主要な出来事や転機、学業や職歴、趣味、成果などを年代ごとに整理しましょう。

また、人生の中での重要な経験や学び、変化をハイライトして記述することで、自分の成長の過程や軌跡が明確になります

②年代別に起きた出来事を書き込んでいく

続いて、年代別の出来事を書きこむことで、あなたの成長や人生の転機が整理され、一貫性のある自分史が作れます

具体的な出来事や環境変化を振り返りながら、これまでの人生を振り返りましょう。年齢や環境による変化、学び、成就などを整理することで、人生の軌跡が理解できます

また、年代ごとにキーポイントを挙げ、それに続く詳細な出来事を記述することも大切です。あなたのの成長と経験を時系列で追体験してみましょう。

③モチベーションをグラフ化する

続いて、モチベーションをグラフ化しましょう。これは、過去の経験や目標に対するモチベーションの変化を視覚的に表現するためです。

モチベーションの変化をグラフで見ることで、自身の成長や転機が明確に理解でき、将来の方向性を見極めやすくなります。

具体的には、時間軸を横軸に、モチベーションの度合いを縦軸にとって、過去の経験や目標に向けたモチベーションの変化をプロットします。

これにより、自己理解を深め、自分史をより具体的にすることが可能です

④モチベーションの変化が大きい時の出来事を抜粋する

続いて、グラフをもとに、モチベーションの変化が大きい時の出来事を抜粋しましょう。モチベーションの変化が大きい時は、成長が環境の変化が大きく、自己理解を深めるヒントになります。

具体的には、学業やキャリア、人間関係の変化が挙げられますね。これらの出来事を時系列に並べ、その時の感情や影響を記述することで、成長が明確に理解できます

大切なのは、なぜその感情に至ったのか、なぜモチベーションが高かったのかを言語化することです。ここは、時間をかけて取り組んでみましょう。

⑤出来事から考えたこと・学んだことを書き出す

続いて、経験した出来事から考えたことや学んだことを書き出してみましょう。これにより、過去の経験から得た洞察や成長が明確になり、自己理解が深まります

具体的なエピソードを振り返り、その時の感情や思考、後に気付いた教訓や学びを振り返りましょう。その過程であなたの価値観や目標が明確になり、将来の方向性が見えてきます

⑥自分史全体を見て自分の特徴をまとめる

最後に、自分史全体を見て特徴をまとめましょう。これにより、あなたの成長過程や経験を客観的に把握し、個性や強みを明確にできます

具体的には、学業や職務経歴、趣味、志向などを整理し、共通するテーマやスキルを抽出しましょう。これにより、自分の特徴を客観的に確認し、自己理解を深めることができます

自分史全体を俯瞰することで、これまでの経験がどのように繋がり、自分の成長や方向性がどう形成されてきたかを把握しやすくなります。

自分史を書くときのポイント3つ

次に、自分史を書くときのポイントを3つ紹介します。

  1. 事実を脚色せずに書く
  2. どんな些細なことも書き出す
  3. 綺麗にまとめようとしない

①事実を脚色せずに書く

自分史を書くときは、事実を脚色せずに書いてください。真実の経験や成長過程を正直にまとめなければ、正確な自分史は作れないため、ESや面接でも違和感を与えてしまいます。

自分史作成のために経験を洗い出す際、過去の失敗など、書きたくないこともあるでしょう。しかし、それを無視してしまうと、正確な自分史を作成できません。

日記やメモを活用して出来事を振り返り、事実をありのままに文章化しましょう。その際、感情や思考、変化を細かく盛り込むことが大切です。

②どんな些細なことも書き出す

自分史を作る過程では、どんな些細なことも書き出しましょう。自分では些細だと思う出来事や経験が、人格や成長の一部を形成している可能性があるからです。

日常的な瞬間や小さな成功・失敗、人間関係などが、個性や価値観を示す要素となることがあるのです。

具体的には、趣味、特別な出来事、学びの過程などを振り返り、それぞれの経験がどのように成長や価値観の形成に繋がったかを表現することが大切です。

③綺麗にまとめようとしない

自分史を綺麗にまとめようとしないことも重要です。なぜなら、過去の試練や失敗、成長の過程が自分史にとって重要な役割を持つからです。

具体的には、成功だけでなく失敗や課題にも言及し、どのように克服したかを率直に記述することが大切です。

また、感情や思考、成長の過程に焦点を当て、客観的でなく個人的な側面も含めて書くことで、自分史の正確性が高まります

自分史を就活で活用する方法2つ

自分史を作ったはいいものの、就活でどう活用すればいいかわからないですよね。そこで、就活における自分史の活用方法を2つ紹介します。

  1. 情報・出来事を深堀りする
  2. 定期的に見返す

①情報・出来事を深堀りする

自分史の作成は、情報や出来事を深堀りすることに役立ちます。つまり、単なる事実だけでなく、あなたの成長や価値観を示す材料となるということです。

具体的には、重要な出来事や成果について、どのような背景や過程があったか、その結果どのような学びや変化があったかを詳細に理解できます。

また、その出来事が将来の目標や志望する職種にどのように関連しているかも考えます。これによって、自己分析を深めるとともに、自分史を具体的で魅力的なものにできるのです。

②定期的に見返す

自分史の活用法としては、定期的に見返すことも有効です。自己理解を深め、強みや成長を確認できますよ

自己分析の結果をもとに、経験や達成を振り返り、具体的な事例を記録し、面接前や面接後に見返すことで、自己紹介や長所の説明の手助けになります。

また、自己分析のたびに新たな発見があり、自信や自己アピールの向上も可能です。定期的に見返し、自分の成長を確認することで、就活活動をより効果的に進めることができますよ。

自分史を活用して就活を有利に進めよう

本記事では、自分史の書き方について徹底解説しました。

自分史を作成することで、効果的な自己分析が可能となり、就活を有利に進められます。自分史を通じてあなたの経歴や強みを振り返ることで、就活を有利に進めるためのカギになります

本記事で紹介したポイントをもとに、あなただけの魅力的な自分史を作成してみましょう!

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若林

このメディアの監修者

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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