就活豆知識

HOME > カリクル就活 > 就活豆知識 > 自己分析はマインドマップを使うべき!就活に使える書き方の手順を5ステップで解説

自己分析はマインドマップを使うべき!就活に使える書き方の手順を5ステップで解説

就活で避けては通れないほど重要な自己分析。質の高い自己分析をすると、内定後のミスマッチが少なくなり、面接の内容も濃いものにできます

自己分析する時に、効果的な方法の1つが「マインドマップ」です。

実は、自己分析にマインドマップを使うと、自分の強みや得意、価値観などを網羅的に可視化できます。

本記事では、マインドマップの概要から作成方法まで詳しく解説します。ぜひ参考にしてみてください。

また、以下の記事ではマインドマップ以外の自己分析のやり方について紹介しています。自己分析の基本的なやり方も徹底解説しているので気になる方はぜひ読んでみてくださいね。

自己分析ツール集|完全無料

  • 1AI強み診断3分で強み発見
  • あなたらしい強みが見つかる
  • 2適性診断LINE登録で無料
  • 自分に合う仕事が分かる
  • 3AIでES自動作成ES作成を丸投げ
  • LINE登録でESを自動作成してくれる

目次

マインドマップは自己分析に活用できるツールのひとつ

マインドマップとは、自分の思考回路を視覚的に表現するためのツールです

特定のキーワードを中心とし、連想した内容を枝分かれに書き出す方法が一般的です。紙とペンがあれば、すぐ始められるため誰でも簡単に作成ができます。

マインドマップを利用すると、情報を網羅的に洗い出せたり、可視化されるため思考の整理ができたりします。実は、この特徴がマインドマップと自己分析の相性がいい理由です。

自己分析は今までの経験や思考、スキルをもとに自分の強みや価値観を分析する作業です。

分析のために必要な情報を網羅的に洗い出したり、可視化して思考の整理をしたりする際に、マインドマップを使うと、スムーズに自分の特徴や強みなどを客観的に分析できます。

【必見】就活生が自己分析をする時にマインドマップを使う4つのメリット

自己分析での情報の整理は重要です。

そのための手段としてマインドマップは有効なため、ぜひ活用してください。本章では、マインドマップを使うメリットを4つ解説していきます。

  1. 紙とペンがあれば誰でも簡単にできる
  2. 思考を可視化して軸を定められる
  3. 情報を網羅できる
  4. 後からでも情報の追加ができる

①紙とペンがあれば誰でも簡単にできる

マインドマップの大きなメリットは手軽に簡単に作成できる点です。紙とペンが揃っていれば、誰でも簡単に作成できます。

最初は深く考えず、ゲーム感覚で行ったり、知人と一緒にお互いのマインドマップを完成していくなど、さまざまなやり方があります。

ぜひ効率的かつ効果的な方法を探してみてくださいね。

②思考を可視化できる

マインドマップは、アイデアや情報を図やキーワードで整理し、自分が何を考えているのかを整理できるため優秀です。

自分が何を考えて行動しているのかは、意外に自覚できないものです。マインドマップを活用すれば、就活で自分が何を重要視しているのか、きちんと把握できますよ。

これにより、問題の本質や目標に向かうための戦略的なアプローチを立てられます。これからの就活に対する、具体的な行動計画を立てられるようになるのは、大きなメリットですね。

③情報を網羅できる

複雑なアイデアや情報を整理する際に、自分の思考回路を網羅的に表現できることもメリットの1つでしょう。

中心の単語から枝分かれするように単語を並べることで、頭の中にあるさまざまなアイデアを簡潔なキーワードでまとめ、関連性や階層を明確に表現します。

これにより、思考の全体像を一目で把握できるだけでなく、細かな詳細や関連情報も視覚的に理解できます。就活に対する自分の考えを体系的に整理し、見落としを防げますよ。

入社後のミスマッチなども事前に防げるため、丁寧にマインドマップを作成しましょう。

④後からでも情報の追加ができる

自己分析は常に更新していく必要があります。自分の経験や考えなどは変わっていってしまうからです。

マインドマップは後から情報を追加できるため、更新しつづけられるのがメリットですさらに、更新しつづけることで過去からの変化を客観視できるため、分析しやすくなります。

たとえば、一度目と二度目の自己分析の間で初めてアルバイトを経験した場合は大きく変化しています。新しくマインドマップに「アルバイト」の項目を付け足すことで簡単に更新が可能です。

大学生の間はインターンシップやアルバイトなどの経験ができるため、環境や価値観の変化が大きい時期です。あとからでも手軽に自己分析あが更新ができるのはメリットでしょう。

自己分析にマインドマップの活用が向いている人

これから紹介する2つの項目に当てはまっている方は、とくにマインドマップの活用が向いています当てはまった方はぜひマインドマップを試してみてください。

  1. 業界を定められない人
  2. 自分の強みやアピールポイントを知りたい人

①業界を定められない人

マインドマップが向いている人の一つ目は、どのような業界に行きたいか悩んでいる人です。

業界が定まっていない人は自分の興味や関心などが曖昧になっている可能性が高いからです。

マインドマップを使うと自分の経験や好きなこと、得意なことを中心に言語化していくため、将来実行したいことが見えてきます

たとえば、コツコツと作業するのが好きだったり、インターネットに昔から触れてきて興味があったりする場合は、IT業界が向いている可能性があります。

普段何気なくやっていることを洗い出せるため、マインドマップは業界を定められない方におすすめです。

②自分の強みやアピールポイントを知りたい人

マインドマップは、自分の強みやアピールポイントを知りたい人に向いています

マインドマップを使うと、自分の強みや特徴、価値観を可視化でき、アピールポイントを見つけやすくなるからです

たとえば、書き出す中で毎日ランニングを続けていたり、部活を10年間頑張っていることに気付いたりした場合は「継続力がある」とアピールができます。

特徴が可視化されるため、自分だけのアピールポイントが見えてきます。

自己分析で使ったマインドマップのやり方を5ステップで紹介

就活はある程度方向性を決めやすいため、マインドマップの作成はそこまで難しくありません。これから紹介する5つのステップを参考に、自分の就活用マインドマップを作成してみてください。

  1. 紙とペン、または専用アプリを用意する
  2. テーマを決める
  3. キーワードを派生させる
  4. 項目に対して「なぜ?」で深掘りをする
  5. 共通する考え方などを見つける

①紙とペン、または専用アプリを用意する

まずは紙とペン、または専用のアプリを用意しましょう。

紙を用意する時は、罫線など入っていない無地のA4サイズほどの大きな紙がおすすめです。

ペンは項目によって色を変える可能性があるため、3本程度用意しましょう。

スマートフォンやパソコンの専用アプリを使う場合は機能に含まれているため、アプリを起動したら準備完了です。

②テーマを決める

準備ができたらテーマを決めていきましょう。以下が、具体的なテーマ例です。

  • 性格
  • 趣味
  • 大学生生活
  • 頑張ったこと
  • 自分自身

大きいテーマは連想できるキーワードが多く、網羅的に自己分析ができます

しかし、面接で聞かれる特定の質問の対策をしたいなら、細かいテーマでマインドマップを作るのがおすすめです。

たとえば、「大学生生活」をテーマにした場合、「大学生生活を10で表すと、それぞれ、どれにどのくらい力を入れたか」などの問いからさまざまなキーワードを派生させていきましょう。

③キーワードを派生させる

テーマを決めた後は、それに関連するキーワードなどをどんどん書き込んで、派生させてみましょう。

この際、丁寧にしっかり考えて関連したものを書き出すより、まずは思いつくままに紙に殴り書きをしてみましょう

たとえば、テーマを「大学生生活」にした場合だと、以下の項目で派生ができます。」

  • サークル
  • アルバイト
  • 勉強
  • 趣味
  • ボランティア

キーワードに関連する内容を思いついた順に派生させていくことが大事です。書きながら「これは必要ない」と考えてしまう可能性もありますが、そのまま追加しても問題ありません。項目が多いと新しい発見に気付ける可能性が上がるからです。

ある程度、パッと思いつくものがなくなってきた段階で、少し細かい部分を思い出したり、自分の中で考えて網羅的なマインドマップを作成してみてください。

④項目に対して「なぜ?」で深掘りをする

​​網羅的に出てきた項目に対して、以下の形で「なぜ?」と深掘りしましょう。

  • 自分はなぜ好きなのか?
  • いつから好きなのか
  • それからどうなったのか
  • その時にどのような感情になったのか

一つひとつの項目を深掘りすると自分の価値観や強みが見えてきます

たとえば、趣味の読書を深掘りする場合は「なぜ本が好きなのか」を考えましょう。

人によっては「知識が得られるから」や「一人の世界が好きだから」などの理由が出てくるかもしれませんね。

⑤共通する考え方などを見つける

キーワードを派生させた後にマインドマップを見てみると、その中で関連の多いキーワードが出てくるはずです。

それが無意識にあなたが重視している項目かもしれません。逆に関連が少ない項目は自分自身があまり重要視していない項目です。

たとえば、深掘りをした時に「協調性」などのキーワードが複数出てきた場合は、自分の考え方として重視しているとわかりますね。

混乱しないよう、色や書き方を変えてわかりやすくするのもおすすめです。自分が将来や就活で何を重要視しているのか、いろいろなテーマでマインドマップを作成し、見つけてみましょう

マインドマップを作成する時の注意点4選

マインドマップを作る際に注意したい点が4つあります。注意点を無視してしまうとマインドマップの効果が半減してしまうため、作成前に確認しましょう。

  1. 作成する時は目的を決める
  2. 一枚の紙で完結させる
  3. 色や書き方で工夫して見返してもわかるようにする
  4. キーワードで表現する

①作成する時は目的を決める

マインドマップを使用する時は、目的を明確にしてから作りはじめましょう。

目的を明確にしていない状態で始めると、マインドマップの作成が目的になってしまうからです

マインドマップが目的になると、本題の自己分析が曖昧な状態で終わってしまいます。

本記事で解説しているマインドマップの目的は、「自己分析して就活の軸や自己PRなどのアピールで活用するため」です。

また、目標を明確にした状態でマインドマップを作ると、内容に合った言葉が自然に出てきやすくなるためおすすめです。

②一枚の紙で完結させる

マインドマップは一枚の紙で完結させましょう。何枚も使うと後から見返しにくくなったり、項目同士のつながりが見えにくくなるからです。

アプリの場合はサイズを後から変更できますが、紙の場合は後から変更できないため、A4などの大きいサイズを最初から用意するのがおすすめです。

もし入らない・新しい項目を追加したい場合は、新しい紙に別のマインドマップとして書き始めましょう。

③色や書き方で工夫して見返してもわかるようにする

マインドマップの書き方を工夫すると、後から見返した時に見やすくなります。色を変えたり、書き方を変えることで視覚的に整理できるからです。

たとえば、色や枠の形を変えてカテゴリーごとで分けられたり、濃淡を使うことで類似項目としてまとめられたりします。

アプリの場合は、設定から色を変えられるので後で見えやすいようにまとめておくのがおすすめです。

④キーワードで表現する

マインドマップで言葉を書いていく時は、できる限りキーワードや短文で書きましょう

文章で書くと作成に時間がかかってしまううえ、後から見返しにくくなってしまうからです。

途中で「なぜ?」を深掘りする時に文章で書きたくなると思いますが、できるだけ短くまとめることを意識しましょう。

たとえば、「一つのことを長く続けることが多かった」より「継続力」などでまとめるのがおすすめです。

就活でマインドマップを活用する方法4選

作成したマインドマップには、あなたの強みやこれまでの人生の中で重要視してきたことなどが詰まっているはずです。それらの要素を活かして、ESや面接対策、就活の軸などに活用していきましょう。

  1. 業界・企業選びの手段にする
  2. わかりやすいガクチカを作る
  3. 自分の強みと弱みを把握する
  4. 働く時の大事な条件を見つける

①業界・企業選びの手段にする

マインドマップをして、やりたいことや重視している項目が見つかったら、業界・企業選びの際に役立てましょう

自分が何に楽しさややりがいを覚えるのかを軸にして、企業を選びましょう。

入社後のミスマッチを予防して、企業選びの軸も固められますよ。

②わかりやすいガクチカを作る

マインドマップは、丁寧に整理するとロジックツリーのようになります。面接では、論理的な回答を求められることが多いため、ESでガクチカを作成する際や面接時の回答などに役立ちます。

とくにマインドマップで現れた点は根拠や背景になりうる部分が多いため、自分の回答を補足するような形で使用してみてください

③自分の強みと弱みを把握する

自分でも自覚していなかった長所・短所を発見できることも、マインドマップ活用法の1つです。

難関の大手企業は、学生のメタ認知力の観点を重視しているところも多いため、マインドマップで自分を俯瞰的にとらえられるのは素晴らしいことです。ぜひ面接時の回答の補強に活用しましょう。

④働く時の大事な条件を見つける

マインドマップを作成していると、今までの人生の中で何を重要視していたかはっきりわかります

「安定」を求めていたのか、「挑戦」を楽しく感じていたのか、「学習」が好きだったのかなど、人によってさまざまです。

自分が企業に求める点もある程度明確化されるはずなので、企業分析などに活用しましょう。

マインドマップ以外の3つの自己分析を解説

マインドマップ作成以外にも、自己分析で効果的な手法がいくつかあるため、ここで3つほど紹介します。マインドマップ作成と合わせて始めてください。

  1. 自分史
  2. 他己分析
  3. ライフラインチャート分析

①自分史

自分史とは、自身の人生や経験を振り返り、過去の出来事や成長の過程、重要な出会いなどを記録したものです。

日記や手紙、エッセイ、ビデオ、写真などさまざまな形式で表現され、自己理解を深め、将来に向けた方向性を見つける助けとなります。

自分史を作成すると、自分の人生に意味を見出せるほか、自己のアイデンティティを確立するプロセスが進むことも。さまざまなメリットがあるため、ぜひ実践してみてください。

②他己分析

他己分析とは、自分自身の特徴を誰かに客観的に説明してもらうことで、自己理解を深める手段です。

自分自身の強みや弱み、アピールポイントは、どうしても自覚しにくいものですよね。自分以外の誰かに自身の強みや向上点を指摘してもらうことで、自分でも知らなかった一面を発見できますよ。

とくに、いつも一緒にいる友人と行うとさらに自己理解が進みやすいため、おすすめです。マインドマップ作成とともに行ってみてください。

③ライフラインチャート分析

ライフライン分析とは、個人の人生を1つのグラフで表現する方法です。横軸を時間、縦軸を幸福度として配置し、人生の重要な出来事や転機に対する感情の変化を解析します。

ここで注目すべきなのは、社会的な成功や失敗だけでなく、個々の意味のある出来事です

感情の揺れ動きが激しい瞬間を点で示し、それらをつないでグラフに反映させることで、人生全体の経験を視覚的にとらえ、自己の内面を冷静に見つめる手段となります。

マインドマップを使って徹底的に自己分析を進めよう

今回は、マインドマップを使った自己分析の解説をしました。

マインドマップは手軽に行えて、自分でも気付いていなかった自分の考えを把握できます。志望理由や自己PR作成に行き詰まったなら、試してみて損はないですよ。

自分の思考の癖や大事にしているものを理解し、徹底的に自己分析して就活に挑みましょう。

若林

このメディアの監修者

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

まずはカリクル公式LINEを友だち追加!

無料スーツレンタルはこちら