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志望動機は何文字が適切?目安の文字数と例文を確認しよう

就職活動で、企業側から必ず問われるのが志望動機です。履歴書やエントリーシートに書く際に、志望動機の文字数に悩んでいる就活生は、たくさんいるのではないでしょうか。

そこで、本記事では適切な文字数で志望動機を書く際のコツ例文を紹介します。ぜひ、今後の就活対策の参考にしてみてくださいね。

志望動機の文字数の目安は300文字!

履歴書やエントリーシートに志望動機を記載する際に、とくに指定がない場合の文字数は、300文字前後が一般的です。

書類には罫線がないため、行あたりの文字数や行数は記入者次第になるケースがよくありますが、1行30文字×10行を目安にしましょう。

文字数の指定がある場合には、記入欄の大半が空白だと読む前から悪い印象を与える可能性があるため、指定された文字数の9割は記入する必要があります

また、一度文章を作って文字数や行数を確認してから、清書に移ることが大切です。採用担当者によっては老眼で小さい文字が読みにくいと感じる人もいるため、文字のサイズにも配慮してくださいね。

【適切な文字数を確認】志望動機の例文を紹介

次に、応募職種別に志望動機の例文を3つ紹介します。具体的なイメージを作るためにも、例文を参考にしてくださいね。

  1. 営業職
  2. システムエンジニア
  3. 接客業

➀営業職

私は貴社の新製品をより多くの人に広めたいと思い、営業職を志望しました。私は少子高齢化が進む現代で、さらに成長が見込まれる分野の一つが、ロボット産業だと考えております。その中でも貴社は高齢者の隠れたニーズを掘り起こし、介護ロボットやアシストロボットのような新しい製品を常に提供しており、現状に固執しない貴社の考え方に深く共感いたしました。

私は家電販売のアルバイトをしており、たくさんのお客様に介護用ロボットに関する説明を行い、相手の希望を汲み取る力を身に付けたと感じております。たくさんの製品を売りたい気持ちだけでなく、必要な人に介護用ロボットを使ってもらいたいと考え、個人に合った正確な情報を伝えることを意識しました。

営業職はシビアに実力を問われる仕事だと思いますが、家電販売アルバイトでの経験を活かして、入社後にはお客様自身も意識していない要望を引き出し、貴社の新しい製品を幅広く提供できるように貢献したいです。

同じ業界に数多くの企業がある中で、応募企業を選んだ理由が提示されています。営業職はシビアだと述べることによって、仕事が嫌で安易に転職するわけではないと伝わるでしょう。

②システムエンジニア

貴社を志望した理由は、中小企業が抱える様々な課題を解決できるシステムを開発したいと考えたためです。貴社は中小企業をターゲットとして業務効率化を促す給与システムの提供に注力しており、一つの企業と真摯に向き合う姿勢に感動したため、貴社を志望しました。

また、私は人とのコミュニケーションが好きなので、たくさんの方々が喜ぶ姿を見るために、創意工夫する仕事をしたいと思っております。そのためには、ただプログラミングするだけでなく、お客様のニーズを確認しながらシステムを開発する必要がありますが、とくに貴社は中小企業をサポートするプロジェクトに関わっているため、私もその一員となって企業発展に貢献したいと考えております。

入社後には経験豊富なシステムエンジニアの方々からあらゆるノウハウを学んで、高度な技術を身につけながら活躍したいです。

システムエンジニアの仕事の特徴と自分の目指す姿の共通点が示されているため、応募企業を志望する理由が分かりやすいですね。仕事に必要な知識を学ぼうとする意欲も伝わるでしょう。

➂接客業

私は普段から貴社の家電製品を愛用しており、その便利さやスタイリッシュなデザインをよりたくさんの方々にも届けたいと思っているため、貴社の接客業を志望しました。

私は高校生のころから貴社製品の便利さに注目しており、母の家事の手助けをしたいと考え、父とともに貴社製品である食洗機をプレゼントしたことがあります。購入時のスタッフの方々に丁寧に対応にとても感動しました。

お客様に直接貴社製品の便利さ、デザインのスタイリッシュさを理解してもらいたく、貴社でお客様と直接会話ができる接客業がしたいと考えるようになりました。

実際にサービスを受けた際の感想を述べることで、応募企業での仕事への熱意をアピールしています。

人と接する仕事をしていた経験も書かれているので、コミュニケーション能力を活かして活躍してくれそうだと期待されるでしょう。

あなたの志望動機は何文字?文字数が少なくなる2つの原因

志望動機を書くときに、文字数が足りないと悩んでいる就活生もたくさんいると思います。文字数が少なくなる要因は、主に以下の2つです。

  1. 自己分析が足りない
  2. 企業分析をしっかりやっていない

➀自己分析が足りない

文字数が足りない原因は、自己分析が不足しているためかもしれません。自己分析とは、今までの経験を振り返って、能力や性格を整理して自分の強み・弱みを見出すことです。

自己分析が十分でないと、志望動機に組み込むエピソードや成果の具体性がなくなり、結果的に文字数が少なくなってしまいます。

就活の際に自己分析ができていない就活生は意外と多いようなので、自己分析によって志望動機を具体性を持たせましょう。

②企業分析をしっかりやっていない

文字数が少ない場合には、企業研究がもっと必要かもしれませんね。企業研究とは、志望企業を詳しく理解するために、あらゆる角度から調べて特徴を知ることです。

志望企業に対して企業研究が足りていないと、「どうしてこの会社に入社したいのか」「入社後に何を達成したいのか」を明らかにできません。

会社がどのような人物を求めているのかを理解するためには、社員インタビューを参考にして企業研究を深堀りしましょう。

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適切な文字数で志望動機を書くための3つのコツ

志望動機を書く際にはコツがあります。好印象を与えるためにも、以下の3つのポイントを意識しましょう。

  1. 最も伝えたいことを先に決めておく
  2. 読みやすさを意識して余白を取る
  3. 類語や言い換えられる表現を探す

➀最も伝えたいことを先に決めておく

志望動機は書き出し部分が非常に大切です。志望動機で最も伝えたい軸をまず決めて、そこから肉付けしていきましょう

書き出しが不明瞭であったり、一般的な内容が書かれていた場合には、書類選考の段階で良い評価を得るのが難しくなります。

選考の通過率を上げるためには、書き出し部分で引き付けることが重要なのです。

②読みやすさを意識して余白を取る

小さな文字でびっしり書き込むのはNGです。文字が小さいと読みにくいのはもちろん、読み手に圧迫感を与えてしまいます。

「見出しを設ける」「箇条書きにする」「改行をする」のもおすすめです。文字の大きさを意識したり、適度に余白を取ることで、読みやすくて簡潔な文章を作ってくださいね。

➂類語や言い換えられる表現を探す

文字数が合わない場合には変えられる表現を探して、文字数を調整しましょう。文字数がオーバーしたり、少なすぎた際には、言い換えが役立ちます。

それと同時に、TPOに合う言葉を選択しているか、重複表現がないかをチェックしてくださいね。ちなみにTPOとは、時・場所・場面を意味する単語の頭文字をつなげた言葉のことです。

志望動機が何文字になるかを確認して適切にアピールしよう

今回は適切な文字数で志望動機を書くときのポイントや注意点を解説しました。

企業による指定がないなら、志望動機の文字数は300文字程度が目安です。文字数をチェックしながら、盛り込む内容を考えましょう。

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若林

この記事を書いた人

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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