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【例文付き】パン屋の志望動機を書く時のポイントと注意点を紹介

子どもの頃から、パン屋になることを夢見ている方は多いでしょう。ですが、実際にパン屋で働きたい場合、「パンが好きという志望動機では弱いのでは」と不安になりますよね

そこで本記事では、パン屋の仕事内容をおさらいし、志望動機を書く時のポイント注意点を解説します。パン屋で働くことを夢見ている方は、ぜひ参考にしてください。

パン屋の仕事内容

志望動機を考える前に、パン屋の仕事内容をおさらいしておきましょう。パン屋の仕事内容は主に以下の2つです。

  • 製造・販売
  • お店の管理

それぞれくわしく解説します。

製造・販売

パン屋に正社員やアルバイトで採用されると、パンの製造・販売が主な業務内容となります。

パン作りには多くの工程が必要です。主に材料の計量、ミキシング、発酵などの工程を経て焼成します。

また、一度に複数のパンを製造する必要があるため、パンの生地作り、具材トッピング、オーブンの管理など工程を分けて作業するのが一般的です。

パンが焼き上がったら、パンを個包装したりディスプレイに並べたりして販売します。接客やレジ打ちを担当するケースもあります。

お店の管理

パン屋に正社員として採用されると、仕入れやお店の環境を整える業務を任せられることがあります。

パンの製造に必要な小麦粉やバター、マーガリンなどの仕入れを行い、在庫管理を行います。原価を計算して、商品価格を決める業務を任せられるケースもあるかもしれません。

パンを製造するにあたって、日々の清掃や衛生管理も重要な業務のひとつです。

パン屋の志望動機を書く時の3つのポイント

「パン屋の志望動機に何を書いたら良いのか分からない」と悩んでいませんか。パン屋の志望動機を書く時には、以下の3つのポイントを意識しましょう。

  1. なぜパン屋で働きたいのか
  2. パン屋で活かせる自分の強み
  3. 将来のビジョン

①なぜパン屋で働きたいのか

パン屋の志望動機を書く際は、パン屋で働きたい理由を書きましょう。数ある職種の中から、パン屋を選んだのには何かしら理由があるはずです。

単に「パンが好き」という理由だけでは、志望動機としてやや弱いため注意しましょう。「自分が作ったパンで多くの人を笑顔にしたい」など具体的な理由を挙げるのが理想的です。

パン屋を志した理由のみだと、採用担当者は「別にうちではなくても良いのでは」と感じます。なぜそのパン屋を選択したのかもつけ加えましょう。

②パン屋で活かせる自分の強み

パン屋の志望動機には、パン屋で活かせる自分の強みをアピールしましょう。採用担当者は、どのような活躍をしてくれる人材かを見極めています。

学生時代にパン屋でアルバイトをした経験がある方は、ぜひ面接時に志望動機に盛り込んでみてください。

パン屋では、パンを販売するうえでお客様とのコミュニケーションが必要不可欠です。よって、コミュニケーション力やアルバイトでの接客経験をアピールするのもよいでしょう。

③将来のビジョン

パン屋で働いて将来どのようになりたいのかも、志望動機に盛り込みたい要素のひとつです。

採用担当者がイメージしやすいように、「食品業界に携わりたい」「将来的にパン屋を開きたい」など具体的なビジョンを挙げましょう。

面接において、採用担当者は採用ミスマッチを防ぎたいのが本音です。的外れな回答をすると選考に影響する可能性があるため、あらかじめ企業理念や経営方針を確認しておきましょう。

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パン屋の志望動機を書く時の3つの注意点

志望動機の出来は選考に大きく影響します。パン屋の志望動機を書く時の注意点は以下の3つです。

  1. パンへの興味がない
  2. 仕事への意欲がない
  3. パン屋では実現不可能なビジョンである

①パンへの興味がない

志望動機でパンに関して一切触れていないなど、パンへの興味がないと捉えられる志望動機は避けましょう。

「パンが好き」というだけの志望動機もふさわしくありませんが、かといってパンへの興味を感じられない志望動機もNGです。

採用後はパンに関わる仕事を毎日するため、採用担当者に「そんなにパンに興味がなかったら、毎日の仕事が苦痛になるのでは」と思われる可能性があります。

②仕事への意欲がない

パン屋に限らず、仕事への意欲を感じられない志望動機は避けましょう。具体的には「仕事が楽そうだから」「余ったパンをもらえそうだから」などの志望動機が該当します。

上記の志望動機は、いずれも自分の都合しか考えておらず、企業側にはその人を採用するメリットがありません

ストレートに「楽そうだから」「お得そうだから」と言わなくても、言葉の選び方や雰囲気から本音が伝わると採用されません。

③パン屋では実現不可能なビジョンである

志望動機にパン屋では実現不可能なビジョンを盛り込むのはNGです。将来のやりたいことなどがパン屋での経験では不可能な場合、採用担当者にミスマッチだと判断されます

例えば、「将来、和食店のオーナーになりたい」というビジョンを持っていたとします。一般的な和食店でパンを提供することはほぼなく、パン屋での経験が直接役立つとは思えません。

もちろんパン屋での経験が間接的に役立つ可能性はあるものの、採用担当者に「わざわざパン屋を選ぶ必要はないのでは」と思われる可能性があります。

パン屋の志望動機の例文3選

パン屋の志望動機の例文を3つ紹介します。ぜひ志望動機を考える際の参考にしてください。

  • 例文①おいしいパンを家庭に届けたい
  • 例文②日々ロスされているパンを減らしたい
  • 例文③パンの発展に携わりたい

例文①おいしいパンを家庭に届けたい

多くの家庭においしいパンを届けたいという想いから、パン屋への就職を志望しています。
貴社は地元スーパーマーケットにパンを卸しており、私は子どもの頃からその美味しさに触れてきました。最近ではECサイトでの冷凍パン販売も展開し、全国で手軽に貴社のパンを味わえるようになり、まさに多くの家庭にパンを届けています。

また昨年、祖母が足腰の不自由により外出が難しくなり、お気に入りのベーカリーに行けなくなった代わりに菓子パンをコンビニで購入していました。
そこで私は貴社のパンを祖母に送ったところ、とても喜んだ様子でどこのパンかと聞かれました。

小さいころからパンを通して喜びを得ることが多く、徐々にパンを届ける側として働きたいと思うようになりました。私の祖母のようにパンの入手が難しい人や、素敵なサービスを知らない人に、存在を広めて魅力を知ってもらいたいです。貴社のパンへの思い入れが強いからこそ、責任感を持ちながら働きたいと思います。

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パンをきっかけにした家族との思い出を表すエピソードが、パンへの思い入れの強さの根拠となっています。入社後は具体的にどのような人に広めたいかを書いている部分もポイントです。

例文②日々ロスされているパンを減らしたい

私は日々ロスされるパンの量を削減し、フードロス問題に貢献したいという想いから、フードロス問題に対する取り組みを掲げている貴社を魅力的に感じ志望いたしました。

学生時代にスーパーマーケットでアルバイトをした際、毎日廃棄される食品の多さに驚き、ロスを減らす行動を起こしたいと思うようになりました。貴社の取り組みの中にもあった早めに値引きを行って売れ残りを防ぐことは、バイト経験で実際に効果のあった方法でもあり、貴社への共感も強く抱いております。

他にもロスパンを再利用して得られた売上の一部を原資に、児童養護施設にパンを寄与している取り組みは、まさに社会貢献としてあるべき姿であると感銘を受けました。

継続的かつ創造的な貴社の取り組みを知るほど、私の夢と重なり、より働きたいという意思が強くなっています。入社後は、積極的にフードロス問題に取り組み、貴社の社会貢献度を向上させていくことが目標です。

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フードロス問題に関心を持ったきっかけから、具体的にどんな取り組みについて理解しているかが書かれているのがポイントです。

例文③パンの発展に携わりたい

私は子供の頃から、パンの発展に携わりたいという夢があります。以前祖父母が小さなパン屋を経営していたのですが、不況に伴い3年前に閉店しました。彼らの夢に「美味しいパンを地域の人に届け、パン業界を発展させていきたい」というものがありました。子供の頃から祖父母の作ったパンを食べながら育ってきたこともあり、この夢が自然と自分の夢にもなっていきました。

また祖父母のパン屋が閉店してからは、貴社のパンを頻繁に購入しています。豊富なパンの種類がある貴社を利用し始めてから、世界中の珍しいパンの存在を知りました。おいしいパンだけでなくパンの魅力も同時に広めている貴社に出会い、パンの発展だけでなく「多くの人にパンの魅力を広めたい」という夢も出来ました。

貴社の取り組みの一つである国産小麦の使用率向上は、日本のパン業界全体の発展にも貢献していくと思います。祖父母の夢を継ぎ、さらにパンの魅力を広めたいという個人的な夢も、貴社での業務を通して叶えたいと考えております。

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パン業界を志望する小さいころからの夢と、企業のパンをきっかけにできた夢がある部分は、独自性となり他の学生と差別化されるポイントになるでしょう。

パンへの思いを志望動機でアピールしよう

パン屋の志望動機は、パンへの思いをアピールすることがポイントです。

ただし、単に「パンが好き」という理由のみでは弱いため、「なぜその企業で働きたいのか」「入社後にどのようなビジョンを持っているのか」など具体的なエピソードも盛り込みましょう。

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若林

この記事を書いた人

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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