就活生の中には、「真面目さは自己PRで強みとして通用するのかな…?」と不安に感じている人もいるのではないでしょうか?
実は、自己PRで「真面目さ」をアピールする就活生は多く、うまく差別化をして面接官に好印象を残す必要があります。
ここで鍵となるのは、「真面目さ」の具体的な言い換え。これができるだけで、採用担当者の目を惹く魅力的な自己PRを作成できます。
本記事では、自己PRの言い換え表現や企業が求める真面目さの例・下準備・作成の詳しい手順までを徹底解説!
例文・NG例も併せて紹介するので、真面目さの自己PRでお悩みの方は、ぜひ参考にしてみて下さいね
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【まず確認】企業が求める「真面目さ」の例4つ
企業は、真面目さの中でも「それが仕事をするにあたって役立つ真面目さかどうか」を注意深く見ています。アピールすべきポイントを間違えると、マッチ度が低いと判断されてしまう可能性も。
そのため、どんな真面目さが社会では求められているのかを知っておきましょう。
企業が求めている真面目さの代表例は、以下の4つです。
では、1つずつ詳しく見ていきましょう。
①責任感が強い
真面目で責任感が強い人は、任せたからには必ずやり遂げるという強い意志を持っているため、企業では重宝されます。
とはいえ、真面目であっても集中するあまり周りが見えない人や、最後まで物事をやり遂げられない人などは、やや印象が悪くなってしまいます。
真面目さの中でも、自責思考で仕事に対してプライドや責任を持てる人がチームにいると、業務のクオリティがより高まると考えられ、印象も良くなるでしょう。
また、信用を得られるため、重要な仕事を任せやすいとも言えますね。
責任感を持っているエピソードがあれば、真面目なことと併せて伝えられると好印象を与えられるでしょう。
自己PRで責任感を活かす方法は、以下の記事でも解説しています。気になる人は読んでみてくださいね。
②コツコツと努力できる
真面目にコツコツと努力できる人も、企業から評価されやすいでしょう。
コツコツと物事に取り組める人は、仕事においても継続力があったり、物事を計画的に行えたりするため、着実に結果を出してくれるだろうと期待されやすいのです。
しかしそのぶん、自己PRのエピソードがうっかり「コツコツやったけれど最終的に結果には結びつかなかった」ものにならないように気をつけましょう。
「継続力を持ってコツコツと努力をし、かつ結果に繋げられた」経験がある人は、ぜひその過程や結果をアピールしてくださいね。
③どんな状況でも粘り強く取り組める
真面目さの中でも、諦めない気持ちを持つ人や粘り強い努力ができる人は評価されやすいです。
仕事で壁にぶつからない人はいません。さらに新入社員の場合、困難な場面に遭遇することは多いでしょう。そのような時に、逃げ出すことなく、粘り強く取り組める人を企業は求めています。
また、ストレスを自分で上手くコントロールできるとも判断されるため、高評価を受けやすいのです。
④計画的に物事を遂行・実行できる
計画的に物事を遂行・実行できることは、企業が高く評価する真面目さの1つです。
事前に計画を立て、優先順位を考えてスケジュール管理ができる人材は、仕事の効率と質を高められます。
ただがむしゃらに取り組むのではなく、目標達成に向けて綿密な計画を立て、必要に応じて見直しながら遂行できる能力は、どのような職種でも重宝されるでしょう。
また、計画的に業務を進められる人は、締め切りに余裕を持って対応でき、突発的な事態が発生しても柔軟に対処できるため、チームの信頼も得やすくなります。
企業が求める真面目さがわかったところで、実際に自己PRを作成して行きましょう!
「真面目さ」の自己PRの下準備3ステップ
自己PRを作成する前には、自己分析を中心とした下準備が必須となります。
ここでは、3つのステップに分けて詳しく解説していきますね。
では、1つずつ見ていきましょう。
①過去の経験から真面目さに関するエピソードを選ぶ

まずは、自分の人生の中で真面目な強みを活かせたと感じるエピソードを2.3個ピックアップしていきましょう。
この時、頭の中をスッキリと整理するためにも、上記のようなマインドマップを作成するのがおすすめ。
どんな小さなことでもいいので、書き出していき、最終的に2.3個のエピソードに絞ってみましょう。
大したことないエピソードだから、と思わず小さな出来事でも書き出すのがポイントです!
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②選んだエピソードを深掘りして共通点を探す
次に、選んだ2.3個のエピソードをより深掘りしていきましょう。
この時、「なぜこの行動を取ったのか」「どう考えていたのか」といった感情的な部分を考えると、自分がどういう価値観や考えを持っているのか知れますよ。

感情を書き起こす時には、上記のようにモチベーショングラフを活用するのがおすすめです。
モチベーショングラフとは、自己分析の1つで、過去の出来事をその時の感情やモチベーションの高低とともに書き出し、価値観や性格を理解する方法です。
なぜその時モチベーションが高かったり低かったりしたのか、感情や思いつく理由とともに考えてみましょう。小さくても自分の記憶に残っているのなら、意外と自分の考えや価値観を変えた大切な出来事なことも。
モチベーショングラフを活用することで、自己理解が深まり、自分が求めている仕事内容や活躍しやすい環境などを把握でき、自己PRに役立てられますよ。
③エピソードの前と後の変化をまとめる
選んだエピソードから、当時の行動や感情を整理できたら、その前後でどのように成長し、どのような学びを得られたかをまとめましょう。
取り組む前▼
・自分で考えて行動することが苦手 ・継続的に取り組める集中力がなかった |
取り組んだ後▼
・自分で考えて行動をとれ、周囲にも気を配れるようになった ・集中して物事をやり抜くことに、楽しみや達成感を感じられるようになった |
この時、人に評価された部分や結果に繋げられた部分などを併せて伝えられると、客観性を持たせられ、説得力も出せるのでおすすめですよ。
自己分析を中心に自己PR作成の下準備方法を紹介してきましたが、どうでしたか?自己分析は自己PRを作成する上でとても重要なことがわかりましたね。
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「真面目さ」の自己PRの作り方!簡単3ステップで解説

では、ここからは一緒に自己PRを作成していきましょう!
自己PRは、基本的に300〜400字程度で提出するよう求められる場合が多く、文字数構成としては結論(50〜60文字)・本文(250〜290文字)・締めくくり(50〜60文字)を目安としてくださいね。
では、構成ごとに詳しく解説していきますよ。
①結論|アピールしたい真面目さを具体的に
まずは、「アピールしたい真面目さ」=結論を具体的に伝えましょう。実際に結論として書くときの、真面目さの具体例は以下を参考にしてみて下さいね。
結論の具体例
◼️私の強みは、一度任されたことは必ずやり遂げる真面目さです。
◼︎私の強みは、常に向上心を持ち妥協せずに物事に取り組める真面目さです。
◼︎私の強みは、コツコツと地道に物事を遂行できる真面目さです。
文字数は、大体50〜60文字程度を目安とし、端的かつわかりやすくまとめましょう。
②本文|真面目さの根拠となるエピソード
次に、本文部分では、アピールしたい真面目さの根拠となるエピソードを伝えましょう。文字数は、250〜290文字程度を目安として下さいね。
この時に、何を考えてどのような行動を起こしたのかが伝わるようにするのがポイントです。
自己PRでは、結果よりもそこまでの過程を重視されるため、自分の価値観や考え、行動力が伝わるように過程部分に具体性を持たせるようにしましょう。
③締めくくり|入社後にどのように活躍できるか
締めくくり部分では、アピールした真面目さがその企業での業務にどのように活かせるのかを伝えましょう。
文字数の目安は、50〜60文字前後として下さいね。
また、入社後のビジョンを示す際には、必ずその企業でできることを挙げましょう。その企業では成し遂げられないことを伝えてしまうと、企業分析不足・志望度が低いと思われかねないためです。
「入社後はまずこの経験を積み、その後はこの部門で活躍できるように…」のように、具体的に伝えられると志望度の高さが伝わりますよ。
差別化できる!自己PRで「真面目さ」をアピールするコツ
ここでは、強みとして真面目さをアピールする時のコツを3つ紹介していきます。
では、1つずつ見ていきましょう。
①真面目さを自分の言葉で言い換える
先述したように、単に「私の強みは真面目なところです。」と伝えるのはNG。具体性がなく、どのような真面目さか想像しにくいためです。
「私の強みは、一度任されたことは必ずやり遂げる真面目さです。」などと、具体的に言い換えて伝えると、他の就活生と差別化でき、効果的な自己PRになりますよ。
以下は真面目さの言い換え例一覧ですので、ぜひ参考にしてみてください。
真面目さの言い換え例 | 例文 |
---|---|
◼︎一度任されたことは必ずやり遂げる | 例文はこちらから |
◼︎向上心を持ち、妥協せず取り組める | 例文はこちらから |
◼︎コツコツと地道に物事を遂行できる | 例文はこちらから |
◼︎難しく思われる目標でも努力できる | 例文はこちらから |
◼︎どんな状況でもコツコツやり遂げる | 例文はこちらから |
言い換え例を使った例文をぜひ参考にして、自己PRを作成してみてくださいね!
②企業に求められている真面目さを理解する
先述したように、多くの企業が求めている真面目さに沿った自己PRを作成することもコツの1つです。
★ここでおさらい★
企業が求める真面目さは…
◼️責任感が強い
◼️コツコツと努力できる
◼️どんな状況でも粘り強く取り組める
◼️計画的に物事を遂行・実行できる
また、真面目さはアピール次第で、協調性がない・主体性がないといったネガティブな印象につながる場合も。
企業研究を重ね、その企業に合った「真面目さ」に関する強みやエピソードを伝えてマッチ度の高さを強調しましょう。
③具体的な数字や結果を使って分かりやすく伝える
自己PRで真面目さをアピールする際は、具体的な数字や結果を示すことで説得力が増します。
例えば、「売上が伸びました」よりも「前月比10%売上を伸ばすことができました」と具体的な数値を示す方が印象に残るでしょう。
また、第三者からの評価や感謝の声を織り交ぜることで、周囲への良い影響も示すことができます。
数値化できる実績や具体的な成果を示すことで、単なる性格の一面ではなく、仕事に活かせる強みとして真面目さをアピールしてください。
【エピソード別】自己PRで「真面目さ」をアピールする例文5選
ここでは、エピソードごとに真面目さを自己PRで伝える例文を5つ紹介していきます。
自分の経験に合った例文を読んで、自己PR作成の参考にしてみてくださいね。
①アルバイト
一度任されたことは必ずやり遂げる
私の強みは、一度任されたことは必ずやり遂げる真面目さです。
この強みは、大学1年次から続けている居酒屋のアルバイトで培いました。アルバイトを始めたての時は、ミスを連発してしまい、先輩に「今は不安だと思うけど、継続すれば必ずできるようになる」と励ましてもらいました。
そこから、自分の仕事をこなすことはもちろん、ミスをした際には、メモをとって同じことを繰り返さない、わからないことはすぐに確認をとることを自分の中で徹底しました。
その結果、大学3年次からバイトリーダーを任せてもらえるころには、自分の業務だけでなくメンバーの一人ひとりを見ながら、お店全体にも目を配れるようになり、任せられたことは努力を継続し続けて必ずやり遂げる習慣が身につきました。
入社後も、一度任せていただいた業務に対して真摯に向き合い、責任感を持って必ずやり遂げていきたい所存です。
この例文では、任せられた仕事に真摯に向き合う真面目さをアピールしています。
問題に気づき、そこから改善のために主体的に行動できていることが伝わりますね。
アルバイト経験を面接や履歴書で活かす方法については、以下の記事で解説しています。
②サークル・部活動
向上心を持ち、諦めず取り組める
私の強みは、常に向上心を持ち諦めずに物事に取り組める真面目さです。
私は大学時代に陸上部で長距離走をしていました。大学から始めた陸上ですが、入部時から都大会に出場したいという目標を持ち、日々の練習に打ち込んできました。しかし、最初の大会直前に左足を捻挫してしまい、出場を逃してしまいました。
数日間はかなり落ち込み、一時は休部も考えましたが、ここで諦めずに次の大会ではこれまでの練習の成果を発揮して、10位以内に入賞したいとより強く思い、必死にリハビリや練習に励みました。
病院でのリハビリをしつつ自分の走っている動画を見て弱点を分析したり、練習に参加できるようになってからは、コーチと相談して練習量やメニューをブラッシュアップさせました。
その結果、半年後の大会では、自己ベストタイムを出し、9位入賞することができました。この経験を活かして、入社後も向上心を持ち続け、諦めずに物事に取り組み、貴社に貢献していきたい所存です。
この例文では、辛い状況でも向上心を持ち、諦めずに物事に取り組める真面目さをアピールしています。
捻挫をしたからといって目標を下げて妥協することなく、できることからコツコツ取り組んでいるのが伝わりますね。
部活動の経験を、就活で活かす方法については、以下の記事で詳しく解説しています。
③学業
コツコツと地道に物事を遂行できる
私の強みは コツコツと地道に物事を遂行できる真面目さです。
私は大学受験の際に1年浪人しており、その経験から、大学では存分に自分の好きな分野を勉強したいと考えていました。そのため、入学時に、大学4年間で単位は一度も落とすことなく取り切ること・GPAは3.5以上をキープすることを決意しました。
この目標を達成するために、授業の予習復習の徹底はもちろん、授業中も積極的な発言を心がけました。また、1つの授業内で3人以上友達を作ることを目標とし、授業へのモチベーションアップを図りました。
その結果、現時点までフル単を達成し、GPAも3.5以上をキープできています。継続的な努力をした結果、大学独自の奨学金もいただけるようになり、勉学以外のことに時間やお金を割け、有意義な大学生活を送れています。
このストイックに目的達成にむけて努力できる強みを活かして、貴社でも日々コツコツ物事を遂行し、有言実行を果たして行きたいです。
この例文では、浪人経験から大学での勉強で目標を立て、コツコツと地道に取り組んで達成していることをアピールしています。
具体的に数字を用いて伝えられているので、行った内容や結果がわかりやすいですね。
④資格取得
難しく思われる目標でも努力できる
私の強みは、一見難しく思われる目標に対しても粘り強く努力できる真面目さです。
私は大学2年生の時にビジネスコンテストに出場したことをきっかけに、ビジネスで必要な知識を身につけておきたいと考えるようになり、簿記準2級の取得に挑戦しました。
私は文学部に所属しており、簿記を学んだ経験もなかったため、独学で簿記を学ぶのは想像以上に難しく何度も挫折しそうになりました。
しかし、一度決めた目標を諦めたくないという思いから、受験日までの4カ月間、毎日授業前と授業後に大学で4時間以上勉強をし、わからない箇所は商学部の友人や先生に協力してもらいました。
その結果、目標としていた2級を無事取得できました。貴社に入社後も、どんな難題に対しても粘り強く向き合い、営業職として貢献していきたいです。
この例文では、簿記検定の取得という難易度の高い目標に向けて諦めず真面目に努力したことをアピールしています。
取得に至った背景や勉強内容を具体的にわかりやすく伝えられていますね。
⑤留学
どんな状況でもコツコツやり遂げる
私の強みは、どんな状況に置かれてもコツコツと最後までやり遂げられる真面目さです。
私は大学2年次にアメリカに1年間留学していました。英語力には自信があったのですが、実際はうまく意思疎通が図れず、次第に人と話すことにストレスを感じてしまいました。
英語や文化を学ぶために留学をしたのに、これだと意味がないと感じ、英語を話す機会を増やそうとを決意しました。
具体的には、授業の中で必ず疑問点を解消すること、クラブ活動に参加して積極的にコミュニケーションをとること、カフェのアルバイトで英語力を鍛えることを実行しました。
その結果、留学を終える頃には、英語で話すことに楽しさを感じられるようになり、TOEICのスコアは750点から900点まで伸びました。
この経験から、どんな状況であっても課題から逃げずに粘り強く取り組む力が身につきました。入社後もこの強みを活かして、問題に対して解決策を考え主体的に行動し、乗り越えていきます。
この例文では、精神的に辛い状況でもコツコツと日々の努力を欠かさなかったことで、英語力を伸ばし、充実した留学生活を送れたことを伝えています。
具体的にどのような改善策を講じ、どのくらい英語力が伸びたのかを示せており、過程や結果をわかりやすくアピールできていますね。
でも、真面目さを具体的に言い換えたり、具体的なエピソードを見つけるのってやっぱり自分には難しい・ハードルが高いかも。と感じる方もいますよね。
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自己PRを初めて書く方や、そもそもESを書いた経験がない方は、数値などを使って具体性を持たせたり、綺麗にまとまった文章を書くのに難しさを感じますよね。
多くの方が勘違いをしているのですが、実は、ESや面接は何度も添削や練習を重ねてブラッシュアップさせるもの。1回でできるものではなく、友人や先輩に頼り、何度も添削や練習を繰り返して磨いていくのです。
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自己PRで「真面目さ」を伝える時のよくあるNG例3選!
真面目さの自己PRで、やりがちな失敗パターンを3つ紹介します。
NGパターンに当てはまっていないか、3つとも必ずチェックしておきましょう。
①真面目を言い換えていない
「真面目である」ことをそのまま強みとして伝えるのは、あまりに抽象的すぎるため避けましょう。
▼NG例
私の強みは、常に真面目に物事に取り組めるところです。 |
真面目さは多くの就活生がアピールしている強みの1つ。せっかく自分だけの経験や強みを持っていても、言い回しが他の就活生と被ってしまうと印象に残りません。
②やって当たり前な内容である
社会人としてやって当たり前な内容をアピールするのは、認識が甘い・社会人としての自覚が薄いと思われかねないため、避けましょう。
アピールとして不適切な内容の例
◼️課題などの期限を守っている
◼️授業を一度も休まなかった
◼️遅刻をしなかった
上記は、社会人としてはできて当たり前の内容です。
例えば、授業に欠席や遅刻をせず、GPAを3.5以上でキープし続けたことをエピソードとしたい場合は、欠席をしなかったことより、成績をキープするために行なった勉強に関する努力などにフォーカスしたエピソードを伝えると良いでしょう。
③真面目さが逆に短所に見えてしまう
真面目さは、長所として有効なアピールとなりますが、言い方によってはネガティブな印象を与えることもあるので注意しましょう。
逆に短所に見えてしまったり、ネガティブな印象を与えないために、以下のチェックポイントに当てはまらないか必ず確認してくださいね。
◎チェックポイント◎ |
---|
◼︎主体性を感じられるか |
◼︎協力が苦手だと思われないか |
◼︎人に頼れないと思われないか |
◼︎融通がきかないと思われないか |
上記のチェックポイントでセルフチェックする、もしくは友人や先輩などに頼んでチェックしてもらうのもおすすめです!
自己PR以外でも「真面目さ」を伝えるために面接で気をつけること
自己PRのみならず、面接全体を通してあなたの真面目さを印象付けることで、より説得力のある自己アピールが可能。
ここでは、真面目な人柄を効果的に伝えるために、面接時に意識すべき具体的なポイントをご紹介します
①身だしなみを整える
真面目さは言葉だけでなく外見からも伝わるため、面接時の身だしなみを整えることは、あなたの真面目な姿勢を視覚的に示す重要な要素です。
スーツのシワや汚れがないか確認し、靴は必ず磨いておきましょう。髪型も清潔感があり、きちんと整えられているかどうかを確認する必要があります。
面接会場に入室する際の姿勢や歩き方も、真面目さを表現する場面となるため、背筋を伸ばし、堂々とした態度を心がけてください。
このような態度を自然に取ることで、実際にアピールする前からあなたの真面目な性格を証明できるでしょう。
面接では、本人が主張する強みと、面接時の態度を照らし合わせて評価されることもあるため、気をつけて損はありませんよ。
②言葉遣いや話し方を意識する
面接での言葉遣いや話し方は、あなたの真面目さを伝える重要な要素です。
ハキハキと明るく、かつ丁寧な話し方を心がけることで、真面目な印象を自然と与えることができます。
具体的には、結論から簡潔に話すことを意識し、ゆっくりとした話し方で語尾まではっきりと発音するのが大切です。
社会人としての基本的なマナーである言葉遣いを意識することで、あなたの真面目さをより効果的に伝えられるでしょう。
③志望動機やガクチカとの整合性をとる
面接では、自己PRで真面目さを伝えるだけでなく、志望動機やガクチカなど他の回答とも一貫性を持たせることが重要です。
たとえば、真面目さを強みとしてアピールしながら、短所で「飽き性」「大雑把」といった矛盾する特徴を挙げてしまうと面接官の信頼を失ってしまうでしょう。
また、ESと面接での回答内容が大きく異なると、「その場しのぎで考えている」と判断され、選考から落とされる可能性も高くなります。
面接全体を通じて一貫した「真面目さ」を表現することで、より説得力のある自己アピールが可能です。
自己PRで「真面目さ」を自分の言葉で伝えて差別化を図ろう
本記事では、自己PRで真面目さについて伝える際の下準備・作成手順から、コツや例文まで紹介しました。
自己PRで「真面目さ」について伝えたいなら、より具体的に言い換えることが重要となります。例文を参考に面接官に刺さる自己PRを作成して、選考突破に役立ててくださいね。
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このメディアの監修者
若林
青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。