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自己PRで柔軟性をアピールしたい就活生必見!方法やポイントを解説

「自己PRでの柔軟性のアピールは効果的?」
「柔軟性を自己PRとして話す際の効果的な方法は?」

このように柔軟性のアピールで迷っている方は多いのではないでしょうか?

柔軟性は自己PRでアピールできる要素ですが、注意点もあります。今回は、自己PRで柔軟性をアピールするための下記内容を解説いたします。

加えて、自己PRで柔軟性をアピールする例文をエピソード別に掲載しますので、しっかりと要点を押さえ、採用担当者へ響くアピールをしていきましょう。

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目次

自己PRに「柔軟性」は効果的?アピールするメリットを解説

自己PRでの柔軟性のアピールは、ポイントをしっかりと押さえる必要があります。

業務内容や働き方も時代にあった変革が求められているため、多くの企業が柔軟性を持つ人材を必要としているのが現状です。

ここでは、柔軟性の訴求から何をアピールができるかを深堀りして解説していきます。

  1. 適応力をアピールできる
  2. 協調性アピールできる
  3. 発想力をアピールできる

①適応力をアピールできる

柔軟性の訴求からアピールできる要素の1つが適応力です。

採用担当者は、候補者が適応力のある人材だと判断できれば、会社の変化に対応しながら、長期的に活躍する姿をイメージするでしょう。

適応力がある人材には、法令や顧客ニーズの変化に対応し、時代の流れにあった最適化を期待します。

適応力は、現代のビジネスパーソンにおいて必須能力とも言えるため、十分なアピール要素となるでしょう。

②協調性アピールできる

柔軟性の訴求から、協調性もアピールできます

企業に務めれば、多くの人と協働することになりますが、当然、その中には自分と価値観や考え方が違う人もいます。

そういった場合、柔軟性がある人であれば、自分との違いを拒絶するのではなく、相手の価値観や考え方を柔軟に受け入れることが可能です。

採用担当者は、入社後に周囲と協力して働ける人材を求めています

1人でできることには限界があり、仕事で大きなことを成し遂げるためには、周囲との協力が必要不可欠です。協調性を持ってチームで働ける人材は、高い評価を受けるでしょう

③発想力をアピールできる

柔軟性の訴求は、発想力のアピールにもなります。革新的なアイデアを生み出すためには、慣習や固定観念に捉われず、頭を柔らかくして自由に考える力が必要です。

企業は発想力のある人材を求めています。商品がコモディティ化した現代社会で、ライバル企業との競争に勝つためには、秀逸なアイデアが必要です。

発想力がある人材は、商品やサービスを企画する部署での活躍も考えられます。その他の部署でも、チームが抱える問題解決のために、発想力を活用できるでしょう

自己PRで長所「柔軟性」を伝える際の3つのポイント

続いて、自己PRで柔軟性を伝える際のポイントについて解説します。伝え方を間違えると逆効果になるので注意が必要です。

柔軟性をアピールする際は、下記3つのポイントに注意してアピールしましょう。

  1. 柔軟性を具体的な言葉で言い換える
  2. ネガティブな印象にならないように注意する
  3. アピール内容と面接時の態度の矛盾に注意する

①柔軟性を具体的な言葉で言い換える

自己PRで柔軟性を伝える際は、「柔軟性」を具体的な言葉に言い換えて伝えましょう。「私には柔軟性があります」とだけ言われても、抽象的な表現のため、どういう強みがあるかをイメージできません。

自己PRでアピールする際は、柔軟性を「適応力・協調性」などイメージしやすい表現に置き換えましょう。

訴求する言葉が具体的になることで、採用担当者はアピールを聞いて人柄を理解しやすくなります。

自己PRの準備をする際、柔軟性があることで、どのようなメリットが生まれるのかを明確にしておきましょう

\柔軟性の言い換え表現を確認する/

②ネガティブな印象にならないように注意する

柔軟性をアピールする際、先方にネガティブな印象を与えてしまわないよう注意が必要です。

本来、柔軟性は強みとなる要素ですが、考え方によっては、「優柔普段・流されやすい・自分の軸がない」といった悪い要素として捉えられてしまう場合もあります

面接官によっては、候補者の対応力を見るために、あえて悪い要素についての質問や指摘をしてくるケースもあるでしょう。

悪いイメージを回避するためには、エピソードに懸念を払拭する要素を盛り込んでおきましょう。柔軟に対応しつつも、自分の意志や決断であったと分かる補足が必要です。

③アピール内容と面接時の態度の矛盾に注意する

柔軟性をアピールする際は、面接時の態度の矛盾にも注意しましょう

例えば、「臨機応変に対応できます」とアピールしたにも関わらず、質問の受け答えがスムーズでなかったら説得力がありません。

また、「広い価値観を持っています」と訴求しながら、特定の内容にばかり固執した返答をしていたら柔軟性を感じることはないでしょう。

柔軟性のアピールは1つのエピソードだけでなく、採用プロセス全体を通して判断されます。訴求と態度に矛盾がないよう、しっかりと自分が強みと思える点をアピールするようにしましょう

「柔軟性」の自己PRの書き方!簡単3ステップで解説

続いて、自己PRで柔軟性を伝える際のアピール方法について解説します。採用担当者へ響くアピールには、説得力を高め、将来性を期待させる工夫が必要です。

自己PRで柔軟性を伝える際は、下記の3ステップで進めていきましょう。

  1. 柔軟性を具体的に定義する
  2. 根拠となるエピソードを簡潔に伝える
  3. 入社後の柔軟性を活かした活躍の展望を伝える

①柔軟性を具体的に定義する

自己PRで柔軟性を伝える際、まずは自分が伝えたい柔軟性を具体的に定義しましょう

「柔軟性」といった抽象的な表現ではなく、柔軟性から深堀りして、採用担当者がイメージしやすい要素に変換が必要です。

柔軟性から「人間関係において柔軟な対応ができる」など、仕事の場面で具体的に活かせるような能力を定義しましょう

②根拠となるエピソードを簡潔に伝える

自己PRで柔軟性を伝える際は、根拠となるエピソードも伝えましょう

「柔軟性があります」という言葉に、説得力を与えるのが具体的なエピソードです。

自分の過去の経験で、柔軟性をどのように発揮し、どういった結果に結びついたかを伝えましょう。エピソードがより具体的であればあるほど、説得力も上がります。

③入社後の柔軟性を活かした活躍の展望を伝える

自己PRで柔軟性をアピールする際は、入社後に柔軟性をどのように活用するかも伝えましょう

「候補者には柔軟性がある」と判断した採用担当者の心をもう一押しするのが、入社後の活躍イメージです。

「柔軟なアイデア出しができる」や「どんな人とでも、価値観を尊重して一緒に働ける」といった、柔軟性を活かした、入社後の活躍の展望を伝えていきましょう。

自己PRで使える「柔軟性」の言い換え表現4選

自己PRで「柔軟性」をそのまま使うと抽象的で伝わりにくい印象を与えてしまいます。

面接官に対してより具体的にアピールするために、以下で紹介する4つの言い換え表現もぜひ活用してみてください。

  1. 臨機応変に対応できる
  2. どんな環境にもすぐに適応できる
  3. 異なる意見も吸収して成長できる
  4. 様々な手段を試すことができる

①臨機応変に対応できる

「臨機応変に対応できる」は柔軟性を表現する際の代表的な言い換え表現です。

予期せぬ事態や状況の変化に対して、素早く適切な判断を下し、対応できる能力を示します。

たとえば、イベントの企画運営中に機材トラブルが発生した際の迅速な代替案の提示や、急な仕様変更にも冷静に対処できることなどが挙げられるでしょう。

特に営業職や接客業、プロジェクトマネジメントなどの職種では、この能力が高く評価されます。

②どんな環境にもすぐに適応できる

「どんな環境にもすぐに適応できる」という表現は、柔軟性を具体的にアピールする際の効果的な言い換えです。

たとえば、「留学先で言語や文化の違いを乗り越え、現地の学生と協力してプロジェクトを成功させた」などのエピソードと組み合わせることで説得力が増します。

企業は常に変化する環境に対応できる人材を求めているため、この言い換え表現は面接官に好印象を与えやすいでしょう。

③異なる意見も吸収して成長できる

柔軟性の高い人材は、他者の意見や考えを受け入れ、それを自身の成長に活かすことが可能です。

これは、単に人の意見を聞くだけでなく、その意見の価値を理解し、自分の考えと融合させて新しい発想や解決策を生み出す能力を意味します。

たとえば、プロジェクトでチームメンバーから提案された方法が自分の考えと異なっていても、その提案の利点を理解し、より良い結果を導くために取り入れられるでしょう。

特に、多様な価値観や専門性を持つメンバーが協働する場面では、この能力が大きな強みとなります。

④様々な手段を試すことができる

「様々な手段を試すことができる」は柔軟性の重要な側面を示しており、一つの方法にこだわらず、複数のアプローチから最適な解決策を見出せる能力を意味します。

たとえば、目標達成のために異なる戦略を検討したり、問題解決において従来とは異なる視点からアプローチしたりできるでしょう。

具体的な経験を通じて、どう複数の選択肢を検討し、最適な解決策を見出したかを示すことで、より説得力のあるアピールとなります。

【エピソード別】自己PRで「柔軟性」をアピールした例文3選

続いて、自己PRで柔軟性をアピールした例文を紹介いたします。

アルバイトや部活動などエピソード別に、柔軟性をアピールする例文を3つ紹介しますので、ご自身の体験に近いものを参考にして、しっかりとあなたの強みをアピールしていきましょう。

  1. アルバイト
  2. 部活動
  3. 留学

例文①:アルバイト

アルバイト

私の強みは、柔軟な発想力です。

大学1年生からカフェでアルバイトをしておりますが、店舗の近くに大手チェーン店のカフェができたことにより、急激に売上が落ち込んだ時期がありました。

私は自分が働く大好きなカフェのピンチを救いたいと思い、集客案を考えることにしました。元々紙媒体でのチラシ配布を一定数行っていましたが、できるだけ手軽に、より確実にターゲット層にアプローチするためInstagramとショート動画を始めました。

カフェのオリジナルメニューの魅力やカフェの雰囲気を画像や動画によって伝えることに注力したところ、徐々に集客効果が現れました。施策を実施してから2ヶ月後には、競合店ができる前の売上水準を超えることができました。

私は、斬新な発想で業界に革新をもたらす御社のサービスに強く惹かれております。
入社させていただいた後も、既存の業務手法だけに固執するのではなく、柔軟な発想からアイデアを生み出し、より大きな成果を作れるよう尽力いたします。

【ポイント】

既存の業務フローに捉われず、柔軟な発想力で問題解決したことを分かりやすくアピールできています。

例文②:部活動

部活動

私の強みは、周囲に気を配り柔軟に対応できる点です。

私は大学時代、バスケットボール部で部長を務めておりました。私が部長になった当初のチームは、個々の能力は高いもののチームとして連動しておらず、対外試合で1ヶ月以上勝てない状況が続いていました。

チームで高め合う意識の低さを感じたため、コーチに掛け合い、まずは練習日よりも食事会やレクの日程を増やしました。初めは困惑しているようでしたが、部員同士の理解を深める機会ができたことにより、以前より部の練習を「楽しむ」様子が見られました。

思い切った決断になりましたが、部の一員であることの意義を実感してもらったことでチームワークが改善し、半年後の大会では3位に入ることができました。

仕事においても、強いチームワークを実現するために、個々の考えを尊重し、協調性を持って働いていきたいと考えております。

【ポイント】

・具体的なエピソードを用いて、柔軟な考えで、周囲と協調していけることをアピールできています

例文③:留学

留学

私の長所は、環境の変化に適応していけることです。

私は大学2年の時に半年間アメリカへ留学をしました。アメリカに住んでから一番戸惑ったのは、はっきりとした意志表示が求められることです。

以前の私は、周囲の顔色ばかりを伺ってしまい、意思表示をすることが苦手でした。

しかし、クラスメイトから「意思表示を明確にしないと、相手側も困ってしまう」ということを伝えられたのをきっかけに、私も自分の意志をしっかりと伝えるように努力しました。

最初は勇気がいりましたが、相手のために抑えるのではなく、相手のために自分の意見や考えをはっきりと伝える意識ができたことで、クラス全員との仲を深めることができました。

この経験から、環境に合わせ柔軟に対応することの意義を実感しました。御社の営業としても、「お客様視点」を第一に、要望には柔軟に応えることができる人材として活躍したいです。

【ポイント】

環境の変化にも対応できる適応力があることを、しっかりとアピールできています

「柔軟性」の自己PRでよくあるNG例と注意点

自己PRで柔軟性をアピールする際、表現方法を誤ると逆効果になってしまう可能性があります。

ここからは、採用担当者からネガティブな印象を与えないために、よくあるNG例と注意点を見ていきましょう。

  1. 具体性に欠けるエピソードになっている
  2. 主体性に欠け流されやすい印象になっている
  3. エピソードと強みの繋がりが弱い内容になっている

①具体性に欠けるエピソードになっている

具体性に欠けるエピソードは自己PRの大きな失敗例になります。

例えば、「アルバイト先で忙しい時期に柔軟に対応しました」では、どんな状況で、どう考え、具体的にどんな行動を取ったのかが不明確です。

「繁忙期に予約のキャンセルが相次いだ際、空いた席を待ち客に効率的に案内するため、席の配置を見直し、客席回転率を20%向上させました」など状況・行動・成果を具体的に示しましょう。

面接官が具体的にイメージできる表現を心がけることで、説得力のある自己PRになります。

②主体性に欠け流されやすい印象になっている

柔軟性を自己PRでアピールする際、「相手の意見を聞き入れることができる」「周囲に合わせられる」等の表現だけを使うと、主体性に欠け、流されやすい人物だと判断されかねません。

特に「上司に言われたから対応した」「チームメンバーの意見に合わせた」などの受け身の表現は、自分の意見や判断基準を持たない人の印象を与えてしまいます。

企業が求めているのは、状況を適切に判断し、自分なりの意見を持ちながら柔軟に対応できる人材です。

そのため、自己PRでは「チームの目標達成のために、様々な意見を聞いたうえで主体的に行動した」などの形で、自分の軸を持ちながら柔軟に対応できることを示してください。

③エピソードと強みの繋がりが弱い内容になっている

自己PRでは、エピソードと柔軟性の関連性を明確に示すことが重要です。

たとえば、アルバイト先での接客経験を語る際、「お客様の様子を見て対応を変えた」だけでは不十分です。

具体的にどんな状況で、どう判断し、どう行動を変えたのか、その結果どんな成果が得られたのかまで説明する必要があります。

エピソードと柔軟性の繋がりを強化するために、行動の背景にある考え方や、その時の工夫、具体的な成果を織り交ぜながら説明してください。

自己PRでは「柔軟性」を自分なりに言い換えてアピールしよう

今回は、自己PRで柔軟性を上手にアピールする方法について解説しました。

柔軟性のある人材を企業は求めているため、しっかりとアピールできれば、採用担当者に深く印象を残せます。

柔軟性をアピールする際は、柔軟性という広い意味の言葉から深堀りして、自分の1番の強みと思える能力に言い換えをして、アピールしていきましょう。

若林

このメディアの監修者

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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