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柔軟性の言い換え表現や例文を紹介|自己PRの際のポイントも解説

柔軟性の高さをうまく言い換えれば、効果的な自己PRになる?

この記事は、上記のような疑問や悩みを抱える就活生にとって必要な情報を網羅しています。柔軟性を言い換えて自己PRに用いる際のコツや例文を紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。

自己PRで柔軟性をアピールするのは効果的!メリットを解説

自己PRで柔軟性の高さをアピールするのは非常に効果的です。

柔軟性の高さは業界や職種を問わず、社会から求められる能力だといえます。当然、多くの企業は柔軟性の高い人材を求めており、アピールの仕方次第で採用担当者に強く印象付けられるでしょう。

ただし、柔軟性の高さを自己PRの武器にする就活生は非常に多いのも実情です。よって、柔軟性の高さを自己PRでアピールする際は、言い換え表現を用いて他者と差別化する必要があります。

自己PRに有効な柔軟性の言い換え表現5選

柔軟性には、以下のような意味合いがあります。

“その場や状況に応じて行動や機能などを素早く変化して対応することができるような性質のこと。臨機応変な性質。”

Weblio辞書

柔軟性の高さを他の就活生と差別化しながらアピールするには、以下の5つの言い換え表現を用いるのが有効です。

臨機応変
②機転が利く
適応力がある
頭が柔らかい
視野が広い

上記の5つの言葉は「柔軟性」とほとんど同じ意味合いがあります。

どの言葉も「場や状況に合わせた適切な対応・言動ができること」を意味し、単純に「私の長所は柔軟性が高いところです」と発言するよりも効果的です。

自己PRで柔軟性をアピールする方法3ステップ

自己PRで柔軟性をアピールする際は、以下の3ステップに沿って文章の流れを組み立てましょう。

  1. アピールしたい柔軟性を具体的に伝える
  2. 柔軟性を発揮したエピソードを簡潔に伝える
  3. 入社後に柔軟性を発揮してどのように活躍できるか伝える

①アピールしたい柔軟性を具体的に伝える

まず、結論としてアピールしたい柔軟性を具体的に言い切る形で伝えてください。ひとことで「柔軟性がある」といっても、仕事における柔軟性にはいくつかの意味合いがあります。

  • どんな仕事内容でも柔軟に対応できる
  • チームワークを乱さず、協調性のある言動ができる
  • トラブルへの対応力が高い

上記のように「柔軟性の高さ」をアピールできる要素はいくつか考えられます。自身がアピールしたい柔軟性はどんな部分で発揮されることなのかを考え、最初に結論として言い切って伝えましょう。

②柔軟性を発揮したエピソードを簡潔に伝える

冒頭で言い切った結論に説得力を持たせるためには、柔軟性を発揮したエピソードを添えるのが有効です。エピソードを伝えることで、採用担当者はあなたの柔軟性の高さを納得感と共に受け入れられます。

後ほど紹介する例文のように「アルバイト」「部活動」「サークル活動」など、具体的なエピソードを簡潔に伝えましょう。

③入社後に柔軟性を発揮してどのように活躍できるか伝える

最後に、自身がアピールしたい柔軟性を発揮して、入社後にどのように活躍できるかの展望を伝えましょう。入社後の展望を伝えることで、採用担当者はあなたが柔軟性を活かして活躍する姿をイメージできます。

また、入社後の展望を伝えることは「入社意欲の強さ」や「企業に対する理解度の高さ」をアピールできる武器となり、採用担当者から好印象を得られるはずです。

自己PRで柔軟性をアピールする際の3つのポイント

前章の内容に附随して、自己PRで柔軟性をアピールする際のポイントを3つお伝えします。

  1. 自分の言葉で柔軟性を定義して伝える
  2. エピソードでは柔軟性がどのように成果に結びついたかを伝える
  3. 企業が求める柔軟性をアピールする

①自分の言葉で柔軟性を定義して伝える

自己PRで柔軟性をアピールする際は、自分の言葉で柔軟性を定義して伝えるよう意識してください。柔軟性は、やや抽象度が高い言葉です。

自身の強みに適した言葉に置き換えて伝えることで、採用担当者にあなたの魅力がより具体的に伝わります。自身の柔軟性を発揮したエピソードを思い出せば、自然に自分にピッタリな言葉が浮かんでくるはずです。

②エピソードでは柔軟性がどのように成果に結びついたかを伝える

柔軟性を発揮したエピソードを伝える際は、柔軟性がどのように作用して成果に結びついたかを伝えてください。

ただ出来事を語るだけではなく、そこであなたが感じたことや、工夫したことを伝えることで、より説得力のある自己PRになるでしょう。

成果に結びついた過程をエピソードとして語ることで、採用担当者はあなたが入社後に活躍する姿をイメージできます。

③企業が求める柔軟性をアピールする

あなたが持つ柔軟性と、企業が求める柔軟性がリンクしているか事前にリサーチしておきましょう。企業が求める柔軟性をアピールすることで、他の就活生との差別化に繋がります。

企業が求める柔軟性は、企業理念や事業内容などからイメージできます。例えば「お客様第一主義」を掲げている企業なら、お客様の気持ちを汲みとって言動を変化させられる柔軟性が求められるでしょう。

【エピソード別】自己PRで柔軟性をアピールした例文3選

自己PRで柔軟性をアピールする例文を、具体的なエピソード別に3種類紹介します。

  1. アルバイト
  2. 部活動
  3. サークル活動

例文①: アルバイト

私は、状況を見極めて迅速に行動することが得意です。

イタリアンレストランでの仕事を通じて、お客様が何を求めているかを素早く理解し、対応するスキルを磨きました。

たとえば、お客様が迷っているように見えたら、すぐに近づいて、どのようにお手伝いできるか尋ねます。トイレを探している方には、すぐに案内し、メニュー選びに迷っている方には、おすすめの料理や。さらにワインのペアリングを提案しました。

貴社に入社することになれば、このような即座の対応力を活かして、お客様一人ひとりの要望に応え、問題解決のお手伝いをしたいと思っています。

柔軟性を「臨機応変」に言い換えて表現しています。また、同時に「視野の広さ」をアピールしているのもポイントです。

例文②: 部活動

私は、高校時代のサッカー部の恩師から「〇〇は頭が柔らかくて機転が利く」と言われていました。

例えば、サッカーは雨の日でも試合が行われるスポーツではあるものの、あまりにも荒天の日に無理して外で練習するのは非効率です。そういうときは、体育館の中で練習できるメニューを監督に提案したり、ときには座学を提案しました。

座学に時間を費やすサッカー部は滅多にいないと思いますが、サッカーは戦術を頭で理解することも必要なスポーツです。結果的に、座学を定期的におこなうようになってから、私達のチームは県大会優勝の常連校になりました。

一つの考え方に縛られていては良い結果に繋がらないのは、仕事においても同じだと思います。既存の仕事の進め方に囚われすぎずに、新しい提案をどんどんしている人材になっていきたいです。

柔軟性を「頭が柔らかい」「機転が利く」の2つの言葉に置き換えています。また、入社後の働き方を語ることで、将来性の高さをアピールすることに繋がっています。

例文③: サークル活動

私は臨機応変に対応することが得意で、トラブルなどが起きた際は機転を利かせたアイディアを提案できます。

大学のサークル活動で、夏合宿をしたときのことです。合宿中の活動を入念に計画していたものの、蓋を開けてみると台風が直撃して全てが台無しになってしまいました。
途方に暮れていたメンバーも多い中で、私は部屋の中でもできる活動を発案し、結果的にメンバーの誰もが「今年の夏合宿は去年より楽しかった」と言ってくれました。

仕事にトラブルはつきものだと思います。私はトラブルが起きた際は「これは何のチャンスだ?」と考えるようにしています。貴社での仕事においても、トラブルをチャンスに変えられる人材になっていきたいです。

自身がアピールしたい柔軟性を「トラブルへの強さ」として焦点を当てた例です。入社後の展望も、ポジティブな印象を与えられる内容になっています。

自己PRで柔軟性をアピールする際に注意すべき2つのこと

最後に、自己PRで柔軟性をアピールする際の注意点を2つお伝えします。

  1. 自己PRと選考での態度が矛盾しないように気をつける
  2. 柔軟性をネガティブに受け取られないように気をつける

①自己PRと選考での態度が矛盾しないように気をつける

自己PRで柔軟性をアピールするなら、そのアピールポイントが選考での態度と矛盾しないように気を付けてください。

柔軟性をアピールするということは、あなたのフレキシブルな対応力をアピールしていることになります。それなのに、想定外の質問をされたときに言葉に詰まってしまっていては、説得力に欠けてしまいますよね。

自己PRの内容は、面接の場でのやりとりを通して試させる場合もあります。自己PRと選考での態度が矛盾しないよう、十分注意してください。

②柔軟性をネガティブに受け取られないように気をつける

柔軟性の高さは、見方を変えるとネガティブな印象を与えてしまう恐れがあります。例えば、その場に合わせて言動を変えられるということは、少し穿った見方をすると優柔不断とも受け取られかねないのです。

ネガティブな受け取られ方をしないよう、その懸念を払拭できるエピソードを用意しておく必要があります。例えば「臨機応変にしつつも自分で結論を出した」というエピソードなら、優柔不断とは受け取られないはずです。

自己PRで柔軟性をアピールする際は言い換え表現を活用しよう

柔軟性は多くの企業から求められている要素であるものの、そのまま表現すると少し曖昧な印象を与えてしまいます。

よって、自身の体験やアピールしたいことに合わせた言い換え表現を活用することが大切です。

柔軟性を上手にアピールして、面接や選考に役立ててください。

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若林

この記事を書いた人

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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