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自己PRがないと悩む就活生向け!基本的な書き方を簡単に解説

就活の面接やESで、頻出質問の「自己PR」。選考対策として回答を考えたくても「自己PRで言えるような経験やエピソードなんてない」「自分に強みと言えるものなんてないのに…」と思っていませんか?

結論、気づいていないだけで、誰にでも「強み」としてアピールできる長所はありますので安心してくださいね。

本記事では、自己PRがない・見つからないと悩んでいる人のために自己PRの見つけ方や書き方のコツ、実際に使える題材や例文を紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

鈴木

キャリアアドバイザー 鈴木

新卒で大手金融機関に入社したが、成長のスピードの遅さと、年功序列に懸念を抱き転職を決意。 転職する際、スピードの速さと裁量が持てるという2軸で転職活動をし、シーマインドキャリアに入社。 入社後、キャリアアドバイザーとして年間1000人以上の学生の就活相談をし、実績No.1を獲得。

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目次

就活生が「自己PRのエピソードがない」と感じてしまう理由とは?

エントリーシートに自己PRを書く際、どうしても「何を書けばいいのかわからない」と立ち止まってしまうことがありますよね。

「もうすぐエントリーシートの締切日なのに、考えれば考えるほど自己PRが書けない……!」と焦ってしまい、結局ギリギリでやっつけ仕事になってしまった……という経験もあるかもしれません。

しかし、それは自己PRの作成が下手なわけではなく、いわば「就活生にありがち」な現象です。きちんと原因を分析して対処すれば、誰でも自己PRが書けるようになりますよ。

ここではまず、就活生が「自己PRがない」と悩む主な理由を見ていきましょう。自分に当てはまる理由がないか、確かめてくださいね。

  1. 特別なエピソードや実績が必要だと思い込んでいる
  2. 自分に自信が持てない
  3. 他の就活生と比べてしまう
  4. 企業が求めている自己PRが理解できていない
  5. ガクチカと似てしまい不安を感じている
  6. 難しく考えすぎている

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①特別なエピソードや実績が必要だと思い込んでいる

自己PRで使うエピソードに、特別な成功体験や実績が必要である」と勘違いしている人は多くいるのではないでしょうか。

しかし実は、企業は自己PRにおいて、特別なエピソードや成功体験を求めているわけではありません。求めているのは「その企業で活躍できる強みか」「仕事へのマッチ度は高いか」などです。

つまり、エピソードの珍しさや特別感は合否に直接的には関係しないと言えます。その企業にあった強みをしっかりとアピールすることが重要なのです。

②自分に自信が持てない

自己PRがうまく書けない理由のひとつに、「自分にはアピールできることなんてない」と思い込んでしまうケースがあります。

特に目立った成果や経験がないと自信を失いがちですが、企業は実績の大きさよりも、その人が当時何を考え、どんな行動を取ったのかを重視しています。つまり、考え方や努力の過程ですね。

これらがしっかり自己PRに含まれていれば、たとえば「接客のアルバイトで商品をお客様の見えやすい位置に置く工夫をした」など、小さな努力を積み重ねた経験でも構いません。

自信がないと感じるときこそ、自分が「当たり前」にやってきたことを振り返ってみましょう

③他の就活生と比べてしまう

自分に自信が持てず、自己PRでアピールできるような長所はないと思い込んでいる就活生は多くいるでしょう。友人が立派な自己PRを持っているのを見て、自身を失う人もいますよね。

しかしこれは大抵、自己分析不足が原因で、自分の良さや強みを客観的に理解できていないだけ、というパターンが多くあります。自分に強みがないのではなく、強みを自覚していないだけなのです。

加えて、自己分析は意外と難しいため、自然とできる就活生はほとんどいません。まずは正しい自己分析の方法を知り、自身の強みを把握していきましょう。

本記事の後半でも自己分析について説明していますが、より質の高い自己分析がしたいという人は、下のボタンから、就活のプロと一緒に自己分析をしてみることをおすすめします!

④企業が求めている自己PRが理解できていない

自己PRが書けない理由として、企業がどんな人物を求めているのか理解できていないことも挙げられます。

たとえば、誰かに本を勧めるとき、その誰かが子供か大人かわからなければ、本の系統を選べませんよね。自己PRも企業に自分を勧める行為なので、企業の求める人物像が分からなければうまく作れません。

だからこそ、事前に企業研究を行い、その企業が大切にしている価値観や求めるスキルを理解しておく必要があるのです。

その上で、自分の経験の中から近い要素を探してアピールすることで、企業に「まさに求めていた人材だ」と感じてもらえます。ただ強みを並べるのではなく、相手に合わせて伝えていきましょう。

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⑤ガクチカと似てしまい不安を感じている

就活では自己PRとガクチカ(学生時代に力を入れたこと)をそれぞれ書く機会が多く、同じエピソードを使うと内容が重なってしまわないかと不安に感じることがありますよね。

しかし、実際には同じ経験を使っても、視点を変えれば問題ありません。ガクチカは「何をやったか」に焦点を当て、自己PRは「その経験を通じて得た強みや個性」を伝える場と考えると整理しやすくなります。

例えば、サークルでのイベント運営の話なら、ガクチカでは計画や役割分担の工夫を語り、自己PRではリーダーシップや調整力という強みを伝えるといった使い分けが可能です。

内容が似ていても視点を明確に分けることで、深みのある自己PRに仕上がります。

エピソードが被っているからといって印象が悪くなることはありません。

しかし、質問意図を理解していない回答をしてしまうと、印象は下がるため、志望動機と自己PRは回答を分けて考えておきましょう。

⑥難しく考えすぎている

自己PRは就活の中でも特に重要視される項目なので、「完璧に書かなければ」「他の人より目立つものにしたい」と気負ってしまう人もいるでしょう。

しかし、難しく考えすぎることで、かえって筆が止まってしまうこともあります。

大切なのは最初から完璧を求めず、まずは思い浮かぶ経験や頑張ったことを素直に書き出してみることです。そこから共通する考え方や自分らしさを探し出せば、自然と自己PRの核が見えてきますよ。

また、友人や家族に自分の良さを聞いてみるのも効果的です。自分では気づかない強みや「その視点はなかった」という考えが聞けるかもしれませんよ。

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企業が評価する自己PRの特徴とは?評価基準を理解しよう

自己PRを書く際、多くの就活生が「特別な経験がない」「アピールできることが思いつかない」と悩みがちです。

しかし、企業は自己PRを評価する際、華やかな実績だけを求めているわけではなく、その人の個性や考え方が伝わる内容かどうかをみているのです。

ここでは、企業が評価する自己PRの特徴を理解し、どのような点に気をつけて自己PRを書けばいいのかを把握していきましょう。

  1. 人柄が伝わってくるか
  2. 取り組んできた事への意欲が感じられるか
  3. 自己分析ができているか

①人柄が伝わってくるか

自己PRで企業が最も重視するのは、実績の大きさよりも、その経験を通じて「どのような人なのか」が伝わることです。

多くの就活生が成果や結果を強調しがちですが、企業が知りたいのは結果にたどり着くまでの過程や考え方です。そこに個人の人柄が現れるからですね。

たとえば、アルバイトで売上を伸ばした経験を伝える場合、どのような課題を見つけ、どう改善に取り組み、結果に繋げたのかといった流れを具体的に語りましょう

こうした背景まで伝えると、採用担当者も「なるほど、この人はこういう人なのか」という理解を深められ「この人と一緒に働きたい」と思うきっかけになります。

派手な成果がなくても、日々の行動や工夫を丁寧に振り返って自己PRに盛り込むことが、魅力的なアピールに繋がるのです。

②取り組んできた事への意欲が感じられるか

企業は、どんな経験をしたか以上に、どのような姿勢で取り組んだかを重視しています。企業は成長意欲のある人材を求めるため、過去経験からもその意欲的な態度が感じられるかを見ているのです。

そのため、特別な経験がなくても、目の前のことに真剣に向き合い、改善や工夫を積み重ねた事実があれば十分なアピールになります。

たとえば、アルバイトで業務効率を上げるために自らマニュアルを作成した、などの経験が挙げられますね。自ら積極的に動いた経験は「意欲的」だと評価される可能性が高いです。

取り組みの規模や結果にこだわる必要はなく、どれだけ前向きに取り組んできたかを具体的に伝えることが重要ですよ。

③自己分析ができているか

自己PRがうまく書けないと感じる人の中には、自己分析が不足しているケースも多く見られます

企業は「自分の強みを深く理解し、使いこなすことで成果を出せる人材か」も見ているため、表面的なエピソードでは「強みへの理解が浅い」「使いこなせていない」と評価されるのです。

そのため、自己分析を深く行う必要があります。とはいえ、まずは難しく考えずに過去の経験を振り返ってみましょう。

自分がどのように考え、どんな行動を取り、そこから何を学んだのかを整理することが大切です。

自己PRが思いつかない人も書き始められる!使いやすいエピソードを6つ紹介

ここでは、実際に自己PRにどんな強み・エピソードを使えば良いのか具体例とともに解説していきます。

  1. 部活動
  2. アルバイト
  3. サークル
  4. 大学受験の努力
  5. 交友関係や人間関係のエピソード
  6. 趣味

また、エピソードごとの例文も記事後半で紹介しています。自分に当てはまるエピソードを見つけたら、例文ボタンをクリックして確認してみてくださいね!

「自分の強みが分からない…本当にこの強みで良いのだろうか…」と自分らしい強みが見つからず不安な方もいますよね。

そんな方は強み診断をまずは受けてみましょう!3分であなたらしい強みが見つかり、就活にもっと自身を持って臨めるようになりますよ。

①部活動

題材例

  • ベンチ入りを目指してコツコツ努力した
  • マネージャーとしてチームを支えた
  • メンバー間の争いの仲介役をした

部活動の場合、上記のようなエピソードが自己PRとして使えるでしょう。

大会に出た、優勝したといった華々しい経験がなくても、強みを活かして努力したり、努力する中で強みが生まれた経験があれば、十分に自己PRになりますよ。

②アルバイト

題材例

  • お店の良くない点を改善して売上アップに貢献した
  • アルバイト同士の揉め事を解決した
  • 接客を工夫したことで安定した顧客がついた

アルバイトの場合は、上記のようなエピソードが使えるでしょう。

バイトリーダーとして取りまとめて活躍した、売上を何倍にも増やしたといった輝かしい内容でなくても大丈夫。業務効率の改善や、メンバー間のコミュニケーションを重視したといった経験を話せばOKですよ。

③サークル

題材例

  • SNSでの広報活動に力を入れた
  • 地元と協力したイベントを開催し、サークルメンバーを増やした
  • 大会で好成績を残せた

サークルの場合、上記のようなエピソードが自己PRとして使えますよ。

たとえば広報として活動した経験や、イベントを開催した経験など、自分が主体となって動いた経験がある人は、主体性やコミュニケーション力など、積極性を押し出す強みをアピールしましょう。

逆に裏方として活躍していた人も「慎重さ」や「臨機応変な対応力」など、サポート系の強みを自己PRでアピールできます。

社会ではさまざまな役割の人が求められるため、必ずしも前線に立てる力である必要はありません。自分の強みを発揮したエピソードを選んでくださいね。

④大学受験の努力

題材例

  • 大学入学後から成績を保ち続けている
  • 浪人で挫折を経験した後、努力して志望校合格できた
  • 難関資格の取得に取り組んだ

勉強の場合、上記のようなエピソードが自己PRとして有効でしょう。

受験や資格勉強は数年以上かけて目標に取り組むことになるため、継続力や忍耐力をアピールできるエピソードです。特に継続力はどんな企業でも求められるため、アピールして損はありません。

資格や授業、浪人経験など、コツコツ継続して勉強に取り組んだ経験を話してみてくださいね。

⑤交友関係や人間関係のエピソード

題材例

  • 年齢層に関係なくコミュニケーションができる
  • 誰にでもわかりやすい提案ができる
  • 様々な意見を取りまとめ、全員の納得のいく落としどころを提案できる

今までの自身のコミュニティについてのエピソードを自己PRとしたいなら、上記のような例が考えられます。

社会で人と関わらずに仕事をすることは不可能なため、人間関係を円滑に進められた経験は確実にアピール材料になるでしょう。

⑥趣味を通じた成長

題材例

  • ずっと一貫して好きな趣味を続けてきた
  • 夢中になれることがある
  • 同年代の誰よりも造詣が深いと言える分野がある

趣味に関するエピソードを自己PRとしたいなら、上記のような例が考えられます。

趣味に関して自己PRを書くのであれば、これまでずっと一貫して継続してきたことをアピールしてみてください。

この際、どうしてその趣味を続けられたのか、挫折しかけたことはなかったかなど、壁にぶつかった経験も思い返して盛り込むと、さらに深みのある自己PRになりますよ。

自己PRのエピソードを見つける方法を6つ紹介

「特別な経験がない」「何もしてこなかった」と感じている人は、自己PRのエピソード探しで立ち止まることも多いでしょう。

しかし、自己PRは特別な実績がなくても問題ありません。大切なのは自分らしさや考え方が伝わるエピソードを探すことです。

ここでは、自己PRのネタが思いつかない方のために、身近な経験から自己PRのエピソードを引き出す方法を6つ紹介します。

  1. 自己分析を徹底的に行う
  2. WEBの診断ツールを使用する
  3. モチベーショングラフを作成する
  4. 家族や友人に長所を聞いてみる
  5. 短所を長所に変換する
  6. 就活のプロに相談する

①自己分析を徹底的に行う

自己PRが書けないと悩む多くの就活生は、自己分析が不足している傾向があります

過去の経験を深く振り返らず、表面的なエピソードだけを並べても、自分らしさや強みは伝わりません。まずは、学生生活の中で頑張ったことや工夫したこと、苦労を乗り越えた経験を振り返ってみましょう。

その際、なぜその行動をしたのか、どんな思いで取り組んだのかまで深掘りすることが大切です。考え方や行動の背景を整理すると、自然と自分らしい強みやアピールポイントが見えてきますよ。

自己分析を丁寧に行うことで、説得力があり、企業に伝わる自己PRが完成します。

②WEBの診断ツールを使用する

自己分析が苦手でうまく進まない場合は、WEB上の診断ツールを活用してみましょう。

適性診断や性格診断を適切に使うことで、自分でも気づいていなかった強みや特性を客観的に把握できますし、短時間で自分の強みのタイプも整理できます。

また、診断結果を参考に自分の行動や考え方を振り返ることで、自己PRのエピソードも広がるでしょう。

その際は、なぜ自分にその強みがあるのか、過去のどんな場面で強みが発揮されたのかを考えることで、より深みのある自己PRが作れますよ。

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③モチベーショングラフを作成する

自己PRのエピソードが思いつかないときは、モチベーショングラフを作成するのも効果的です。

モチベーショングラフとは、これまでの人生を振り返り、気持ちが高まった時期や落ち込んだ時期を線で可視化するものです。

グラフを描くことで、頑張れた理由や乗り越えた経験が見えてきます。高かった時期は自分の強みが発揮された場面であり、低かった時期は課題克服や成長のきっかけになった場面です。

日常の出来事でも、工夫や努力の背景を掘り下げることで、十分魅力的な自己PRの材料になります。無理に特別な経験を探す必要はありません。

④家族や友人に長所を聞いてみる

家族や友人、先輩といった親しい間柄の人に分析をお願いする他己分析もおすすめです。

この時、分析ミスを防ぐためにも、まずは自分のことをよく知っている相手に分析をお願いしましょう。客観的かつ正直な意見をもらえ、自分の気づかなかった強みに気づけますよ。

また、1人だけではなく3人以上の人に聞いてみると、より正確な意見をもらえるでしょう。

このとき、友人・家族・先輩後輩など、自分との関係が異なる人たちに聞いて、様々な視点からの意見をもらってみてくださいね。より強みへの理解が深まりますよ。

⑤短所を長所に変換する

どうしても自分の強みが思いつかない……という人も安心してください。短所を長所に変えてみることで、意外と自分の強みが簡単に見つかることもあります。

なぜなら、強みと弱みは表裏一体だからです。以下に一覧で例を示しているため、弱みを見るときの視点を変えて、強みに言い換えてみてください。

弱み強み
◇優柔不断◆慎重な判断ができる
◇心配性◆リスクヘッジに
長けている
◇周囲に流されがち◆他人の意見を
尊重する
◇せっかち◆行動に移すのが早い
◇頑固◆こだわりを
持っている
◇マイペース◆周囲に流されない
◇緊張しがち◆真面目
関連記事:面接で使える!短所・長所を言い換えた例文8選|探しやすい方法も解説

➅就活のプロに相談する

「ここまでで紹介した4つの方法を試しても、強みが見つからない」
「強みが見つかっても、それを自己PRとしてうまく言語化できない……」

こういった方は、キャリアアドバイザーを頼るのも1つの方法です。

就活のアドバイザーというと、興味のない職種を延々とおすすめされるイメージかもしれません。ですがカリクルでは「自己PRが見つからない」といった漠然としたお悩みにもじっくり対応しています!

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【簡単5STEP】自己PRの基本的な構成を紹介

自己PRのエピソードが見つかっても、文章の組み立て方が分からず、自己PRが書けない方もいますよね

特に「何を、どの順番で書けば良いのか」を不明確なまま進めてしまうと、内容が伝わらず、印象に残らない自己PRになってしまいます。

そこで、誰でも書きやすく、採用担当者に魅力が伝わる自己PRの基本構成を紹介します。自己PRが書けないと悩んでいる方は必見ですよ。

  1. 結論ファーストで強みを伝える
  2. 強みに関するエピソードや根拠を伝える
  3. 具体例
  4. 入社後にどのように生かすか
  5. 結論

①結論ファーストで強みを伝える

自己PRでは、はじめに「私の強みは〜〜です。」のような形で強み=結論を伝えましょう

先に話の終着点=結論を伝えることで、内容が頭に残り、採用側が自己PRの内容を理解しやすくなります。

この時に注意してほしいのが、とにかく簡潔に伝えること。結論だけを述べることを意識し、エピソードや根拠はまだ伝えないでくださいね。

結論以外の部分も伝えてしまうと、文章の冒頭の情報量が多くなり、分かりづらい自己PRになってしまいます。採用側の混乱を招くため、注意が必要ですよ。

②強みに関するエピソードや根拠を伝える

自己PRの結論を伝えた後は、その強みが自分の特性として裏付けられる根拠を示すことが大切です。根拠がなければ、単なる自己評価に終わってしまい、説得力が生まれません。

たとえば「行動力がある」と伝えるなら、普段から積極的に物事に挑戦している姿勢や、周囲からそのように評価された経験を根拠として示します。

この段階で大事なのは、客観的に見ても納得できる事実や背景を提示することです。

強みの根拠を明確にすることで、自分の強みが単なる思い込みではなく、実際に行動や成果として表れていることを伝えることができますよ。

③具体例

根拠を示した後は、実際の経験を具体的に語り、強みを証明します。

できるだけイメージしやすいエピソードを選び、どのような課題があって、どんな行動をし、結果がどうなったのかをくわしく伝えることが重要です。

サークルでのイベント運営やアルバイトでの工夫など、日常的な経験でも問題ありません。自分がどんな努力をしたかの過程を詳しく示し、かつ、成果は数字や他者からの評価をまじえて示しましょう。

具体例があることで、採用担当者はあなたの人物像をより鮮明にイメージでき、信頼性の高い自己PRとして評価されやすくなります。

④入社後にどのように生かすか

自己PRが評価されるためには、過去の強みや経験が入社後にどう役立つかを示すことも大切です。

どれだけ素晴らしい経験でも、仕事で活かせるイメージがわかなければ、採用担当者に響きません

たとえば、行動力を強みとするなら「新しいプロジェクトにも積極的に取り組み、成果を出すことに貢献したい」と伝えると、入社後の活躍がイメージしやすくなります。

入社後に「どんな職種につき、どんな仕事をしたいのか」「その際にその強みをどこに活かせるのか」まで書けると、入社後のビジョンが見えていると評価されるでしょう。

⑤結論

最後に、再び結論を伝えて締めくくりましょう。自己PRは最初と最後で同じ結論を伝えることで、読み手の印象に強く残ります

冒頭で述べた強みを再度明確に伝え、「だからこそ貴社で活躍できます」と締めくくることで、内容が一貫し、説得力が高まります。

また、最後に強みを繰り返すことで、読み終わった後も強みが印象に残りやすくなる効果があります。

特にエントリーシートでは、多くの応募者の中から選ばれるために、簡潔で覚えやすい自己PRが求められます

自己PRをより好印象にするコツ|他の就活生と差別化するテクニックも紹介

自己PRを書けない、思いつかないと悩む就活生は多く、「ありきたりで差別化ができない」「魅力が伝わらない」と焦りを感じるケースも珍しくありません。

特にエントリーシートでは、他の就活生との差をつけることが重要ですが、そのためには基本的な構成だけでなく、表現や伝え方に工夫を加えることが求められます。

ここでは、自己PRをより好印象に仕上げ、選考通過率を高めるための具体的なコツを紹介します。

  1. 書き出しの言い回しを工夫する
  2. エピソードに具体的な数字やデータを入れる
  3. 入社後の活躍イメージを実践的な業務と絡める

①書き出しの言い回しを工夫する

自己PRが「なんとなく平凡」と感じてしまう場合、最初の書き出しを工夫するだけで印象が大きく変わります。

採用担当者は多くのエントリーシートに目を通しているため、冒頭で目を引く表現があると、自然と続きを読みたくなるのです。

たとえば「私の強みは責任感です」ではなく、「私の強みは、仲間と最後までやり遂げることに誰よりもこだわれる責任感です」と、具体的な姿勢を伝えるだけで、人物像がイメージしやすくなりますよね。

書き出しで強みを端的に示しつつ、その背景や価値観が伝わる表現を選ぶことが、好印象を与えるポイントですよ。

②エピソードに具体的な数字やデータを入れる

自己PRがぼんやりして伝わらないと感じる場合、エピソードに具体的な数字やデータを加えることが効果的です。

採用担当者は、就活生の努力がどの程度の成果に繋がったのか、具体的に知りたがっています。成果が具体的であればあるほど、強みに説得力が出るからです。

たとえば、アルバイトで売上を伸ばした経験を伝える際に、「売り上げが伸びました」だけではやや具体性に欠け、努力に見合う成果だったのかが分かりませんよね。

そこで「1カ月で売上を20%向上させた」「接客満足度アンケートで90点以上を継続して獲得した」など、具体的な数値を示すと成果が明確になり、強みがより伝わりやすくなります

曖昧な表現を避け、数字で裏付けることで、読み手にインパクトを残せる自己PRに仕上がりますよ。

③入社後の活躍イメージを実践的な業務と絡める

自己PRで魅力を伝えるには、過去の経験だけでなく、入社後にどう活かすかを具体的に示すことが重要です。

採用担当者は「この人が入社したら、どのように活躍してくれるのか」を知りたがっているため、志望する企業の業務内容と強みを関連付けて語ることが効果的です。

たとえば、行動力が強みの場合、「研修中から研修担当や先輩に積極的に質問し、研修終了後から即戦力になることを目指します」と具体的に述べれば、入社後も強みを活かせることが分かりますよね。

このように、ただ自分の強みをアピールするだけでなく、実際の業務に結びつける形で強みを強調することで、評価されやすい自己PRが完成します。

【エピソード別】自己PRの例文を6つ紹介

自己PRが書けないと悩む就活生の中には、「特別な経験がない」「アピールできるエピソードが思いつかない」と感じている方も多いのではないでしょうか。

しかし、自己PRは特別な成果がなくても問題がなく、普段の経験から強みを見つけ作成すれば良いのです。

そこで、ここでは就活で使いやすい普段の経験やエピソード別に自己PRの例文を紹介します。自分に近い経験を参考にしながら、自分だけの自己PRを作るヒントにしてくださいね。

  1. 部活動×主体性
  2. アルバイト×継続力
  3. サークル×コミュニケーション能力
  4. 大学受験×行動力
  5. 交友関係・人間関係のエピソード×向上心
  6. 趣味を通じた成長×チャレンジ精神

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①部活動×主体性

部活動での経験は、主体性をアピールするうえで使いやすい題材です。

特に、現状をより良くするために自ら考え、行動した経験があれば、主体性を強く印象づけることができるでしょう。以下に、部活動を通じて主体性を発揮した例文を紹介します。

部活動×主体性

私の強みは自ら課題解決へと積極的に動き、チームの成果に貢献できる主体性があることです。

大学時代に参加していた部活動では、チーム全体の技術力が育っていないことが課題でした。私は公式練習だけでは課題が解決しないと感じ、具体的な練習メニューを考案し、スケジュールを組んでチームメイトへの参加を促しました。

始めは参加人数も少なかったのですが、継続的に声掛けを続け、練習の効果が表れ始めると徐々に参加者も増え、最終的には部員の8割が参加する活動に。結果として、チーム全体の技術力向上に繋がり、公式戦での上位進出に貢献できました。

この経験を通じて身につけた主体性や巻き込み力を貴社でも発揮し、事業に貢献していきたいと考えています。

この例文では、課題発見から解決までのプロセスを示すことで、主体性を具体的に伝えています。部活動をテーマにする際は、自ら考えて動いた点や、周囲を巻き込んだ行動を強調するのがポイントです。

②アルバイト×継続力

アルバイト経験は、多くの就活生が共通しているため、ただ働いていたと伝えるだけではアピール材料になりにくい側面もあります。

そこで、長期間続けた経験や、日々の改善を積み重ねた取り組みを伝えることで、継続力を効果的に示すのがポイントです。

アルバイト×継続力

私は飲食店でホールスタッフとして3年間勤務し、接客スキルの向上に努めました。

特に、混雑時のスタッフ間での連携を強化する工夫をひと月かけて行いました。まずは注文状況や配膳の進捗を共有し、スムーズに配膳が行える仕組みを提案。しかしトラブルが起きた際に流れが崩れ、配膳の進捗が滞ったため、トラブル時の対処法をマニュアル化し、徹底して業務の効率化を図りました。

これらを全員で協力して実践した結果、ピーク時の待ち時間が平均5分短縮されて回転率も向上。さらに、月間売上が前年比15%増加するなど、店舗全体の成果に貢献できたと感じています。

この経験から、目標に向けて地道に改善を重ね、結果につなげる継続力を身につけました。貴社でもこの継続力を活かして、お客様の満足度を上げる提案をし続けていきたいと考えています。

この例文では、長期間の継続だけでなく、業務改善や成果も示すことで説得力を高めています。アルバイト経験を活用する際は、具体的な工夫や成果を示すことが差別化の鍵となります。

③サークル×コミュニケーション能力

サークル活動は、仲間と協力して目標に向かうことが多く、コミュニケーション力を養える場です。意見の調整や全体をまとめた経験があれば、円滑な人間関係を築く力を伝えることができます

サークル×コミュニケーション能力

私の強みは、対立意見をすり合わせて双方の納得のいく提案を出し、話を円滑に進められるコミュニケーション能力です。

私は大学時代、サークル活動で年間イベントの企画責任者を務めました。準備の中でメンバー同士、意見が対立する場面がありましたが、私はまず双方の考えを丁寧に聞き取り、双方の譲れない意見を抽出して、妥協点を探りつつ提案しました。

その結果、全員が納得できる企画が完成し、当日は例年の1.5倍の参加者を集められたのです。この経験を通じて、多様な意見を尊重しながら合意形成を進める力を身につけました。

貴社でも相手の立場に寄り添う姿勢を大切にし、周囲と協力して成果を上げたいと考えています。

この例文では、相手の意見を尊重して調整した過程を具体的に示すことで、コミュニケーション能力の高さを伝えています。

サークル経験を自己PRに活かす場合は、成果部分ももちろん重要ですが、自分がどのようにサークルに貢献したのか、その過程を明確に伝えましょう

④大学受験×行動力

大学受験は、目標達成のために計画的に行動した経験として自己PRに活用できます。勉強した事実だけでなく、課題解決に向けて自ら工夫し行動したエピソードを伝えていきましょう

大学受験×行動力

私の強みは、目標達成のために積極的に計画立てて動くことのできる行動力です。

私は大学受験において、苦手だった英語の克服に向けて、学校の勉強以外でも自分なりに学習方法を工夫しました。模試で思うような結果が出なかった際、原因を分析し、長文読解力を高める必要があると判断。毎日英語で書かれたニュース記事を1つ読み、要約するトレーニングを毎日、受験まで続けました。

その結果、模試の得点が2カ月で50点以上向上し、最終的に第一志望校にも合格できました。この経験から、課題に対して主体的に動き、解決策を考えて実行する行動力が身についたと考えています。

貴社でも言われたことばかり行うのではなく、目標達成に向け、自ら考えて挑戦する姿勢を大切にしていきます。

この例文では、課題発見から解決までを具体的に示し、行動力を強調しています。大学受験では必ず結果が出てしまうぶん、過程をアピールすることも重要です。

どんな考えで工夫をしたか、思考の流れまで詳しくアピールしましょう

⑤交友関係・人間関係のエピソード×向上心

交友関係や人間関係でのエピソードは、成長意欲や向上心といった強みのアピールに効果的です。

特に、人間関係で課題を感じ、それを改善するために取り組んだエピソードは、自己成長の過程として魅力的に映るでしょう。

交友関係・人間関係のエピソード×向上心

私の強みは向上心で、困難だと感じたことや嫌だと思ったことにも意味があると考え、諦めずに食らいついていけます。

大学時代のサークルに意見が合わないメンバーがおり、出会ってから半年ほど衝突が続いていました。しかしこのままでは円滑な活動が難しいと考え、相手の考えを理解するために積極的に話し合う時間を設けました。

最初こそ「分かり合えないのでは」と思ったこともありましたが、相手の意見を受け止めつつ自分の意見を主張していくうちに、お互いの考えを尊重できるようになり、最終的にはイベントを共同主催できるまでになったのです。

この経験を通じて、苦手意識を持つ相手とも前向きに関わり、関係を改善する力が身についたと感じています。今後も成長の機会を恐れず、人間関係を築く努力を続けていきたいです。

この例文では、人間関係の課題に向き合い、自ら改善に取り組んだ過程を示しています。

向上心を強みとする際は、何かしらの壁にぶつかった経験を述べ、そこからどう壁を乗り越えたかを具体的に説明すると、より効果的にアピールできますよ。

➅趣味を通じた成長×チャレンジ精神

趣味の経験は一見、自己PRには使えないと感じるかもしれません。しかし、チャレンジ精神や諦めない力を示す題材として使えば、きらりと光るエピソードになりえます。

特に、興味のあることに挑戦し、困難を乗り越えて成長したエピソードは、就活でも十分に高評価に繋げられますよ

趣味×チャレンジ精神

私の強みは、自身が「やりたい」と決めたことは最後まで工夫を重ねてやり通す、チャレンジ精神があることです。

私は大学に入ってから趣味でランニングを始め、フルマラソン完走を目標に挑戦しました。運動経験が少なく最初は5km走るのも苦労しましたが、継続が重要だと考えて地道に練習を重ね、半年後にはハーフマラソンを完走。その後、走り方だけでなく体調管理や食事面も自分の状況に合わせて変更しながら挑戦を続けた結果、1年後にはフルマラソンを無事に走り切ることができました。

この経験から、目標に向けて挑戦を続けるチャレンジ精神と、達成するために試行錯誤を重ねる力を身につけました。貴社でも、自身が決めた目標は決して諦めずに挑戦し続け、新しいことにも積極的に取り組んでいきたいです。

この例文では、目標設定から達成までの努力や工夫を明確に示しています。

趣味を自己PRで扱う際は、単に好きだからがむしゃらに続けた、ではなく、自分なりに工夫を重ねたことを主張しましょう。目標に向けて試行錯誤したことが伝われば、好印象な自己PRになりますよ。

自己PRを作成する際の注意点5つ

自己PRが書けないと悩んでいる就活生の中には、ようやく形にできたとしても「これで本当に良いのか」と不安を抱える人も少なくありません

確かに、エントリーシートでは伝え方や表現の工夫が重要です。基本的な注意点を押さえていないと、評価が下がってしまう可能性も。

そこで、自己PRを書く際に見落としやすい5つの注意点を紹介します。これらを意識することで、より質の高い自己PRを目指してくださいね。

  1. 企業ごとに内容を微調整する
  2. 嘘を書かない
  3. 回りくどい表現を多用しない
  4. 言葉遣いや表現に注意する
  5. 就活情報サイトの例文をそのままコピペしない

①企業ごとに内容を微調整する

自己PRが完成すると「これで完璧だ」という思いが強くなり、ついつい、他の自己PRでも同じ文章を使い回したくなりますよね。

しかし、企業によって求める人物像や評価ポイントは異なるため、たとえ同じ強みを使う場合でも、必ず企業ごとに内容を調整しましょう。

たとえば、チームワークを重視する企業と、個人の挑戦心を評価する企業とでは、強調すべきエピソードや表現が変わるはずです。

企業研究を通じて、求められる要素を確認し、自分の強みや経験をどう伝えるかを微調整することで、企業に合った自己PRを作成してくださいね。

②嘘を書かない

自己PRが思いつかない……と悩む人ほど、「特別な経験がないから目立てない」と焦り、つい話を盛ってしまう人もいるかもしれません

しかし、実際以上の成果や事実とは異なる経験を書いてしまうと、面接で深掘りされたときに矛盾が生まれ、大きく信頼を損なう可能性があります。

就活で評価されるのは、華やかな実績よりも、物事にどう向き合い、どのように行動したのかという過程です。小さな経験でも丁寧に振り返ることで、十分魅力は伝わります。

等身大の自分を正直に表現することが、結果的に内定へとつながるので、過度な誇張表現や嘘は控えておくのが無難ですよ。

③回りくどい表現を多用しない

自己PRがうまく書けないと感じる人ほど、内容を良く見せようと難しい表現や長い文章を使ってしまいがちです。

しかし、分かりやすく端的に伝わる文章でなければ、そもそも採用担当者にうまく内容が伝わりません。

たとえば、「責任感を持ち物事をやり遂げました」と伝えるだけで済むところを、何重にも修飾語を重ねてしまうと、最も伝えたい内容がぼやけてしまいますよね。

シンプルで明確な表現はそれだけで読み手の負担が減り、ストレスを与えにくくなります。具体性は重視しつつ、何度も同じことを言っていないか、一言にまとめられないかを確かめましょう。

④言葉遣いや表現に注意する

自己PRは、ビジネスの場にふさわしい言葉遣いや表現が求められます

そのため、普段の会話の延長のようなカジュアルな表現や、砕けた言い回しは避けましょう。社会人としての基本的なマナーが備わっていない、と判断される恐れがあります。

また、漢字や言葉の使い方を間違えると、読み手に違和感を与えてしまうことも。「役不足」や「琴線に触れる」など、誤用しやすい単語をあらかじめ調べておき、それらは使わないほうが無難です。

就活での自己PRはエントリーシートの項目の中でも第一印象を左右する重要な要素なので、文章の表現には細心の注意を払いましょう。

⑤就活情報サイトの例文をそのままコピペしない

「自己PRが思いつかない」と感じ、就活情報サイトで例文を探して参考にするのは効果的な方法の1つですが、あくまで参考程度にしつつ、コピペは避けましょう

就活情報サイトは多くの就活生が見ているため、内容が似通う危険性があります。採用側もある程度「安易に使われがち」な強みやエピソードを把握しているため、印象が悪くなる可能性も。

また、例文をそのままコピペしてしまうと、面接で深堀り質問をされたときに答えられないリスクもあります。

自己PRは「その人らしさ」が重視される項目なので、情報サイトの例文を参考にする場合でも、自分の経験や考え方に置き換えて微調整しましょう。

自分の言葉で語るからこそ、説得力が生まれ、心に残る自己PRが完成しますよ。

自己PRの内容がどうしても見つからない人の対象法を4つ紹介

色々と対策を取ってみても「自己PRがない」「書くことが思いつかない」と悩む人もいますよね。エントリーシートの提出期限も迫ると焦ってしまうでしょう。

そこで、ここではどうしても自己PRのネタが見つからないときに試せる対処法を4つ紹介します。自分に合う方法を取り入れて、納得のいく自己PR作成につなげていきましょう。

  1. OB・OG訪問をする
  2. 企業が求めている人物像を調べる
  3. 誰かと一緒に自己分析をする
  4. 就活エージェントを利用してみる

①OB・OG訪問をする

自己PRが書けない人はまず、OB・OG訪問をしてみてください。自己PRが書けない理由として、企業のことを理解しきれておらず、自分の強みをどうアピールすべきか分からないことが挙げられます。

そのため、実際に働いているOB・OGに話を聞き、まずは業務内容や仕事に必要な力を把握しましょう。

特に、自分と同じ学部やサークル出身の先輩であれば、エピソードも聞きやすく、自分の経験と重ねやすくもなりますよ。

気負う人も多いでしょうが、OB・OG訪問はさほど難しくありません。大学のキャリアセンターに一度相談して、気軽に話を聞く機会を作ってみましょう。

②企業が求めている人物像を調べる

自己PRが思いつかないときは、企業が求める人物像を調べるのも有効です。

自分の強みが分からなくても、企業が評価する力や価値観を知ることで、何をアピールすべきかが見えてくることがあります。

たとえば、挑戦を重視する企業であれば、何かに挑戦した経験や困難を乗り越えた話が自己PRに使えるかも、と分かりますよね。エピソードがあれば、そこから強みが見つかることも。

まずは企業の採用ページや採用動画、過去の求人情報などを確認し、どんな人材が求められているのかを把握しておくと、方向性が定まりやすくなります。

何を書くべきかわからないまま悩むよりも、企業の視点を取り入れて考えることで、自己PR作成がぐっと進めやすくなるでしょう

③誰かと一緒に自己分析をする

自己分析がうまく進まないと、強みやエピソードが思いつかず、自己PRが書けない状態に陥ってしまいます。

そんなときは、友人や家族、キャリアセンターの職員など、第三者と一緒に自己分析を進めるのがおすすめです。

他人の目線を入れると、自分では当たり前だった行動や考え方が強みとして浮き上がってくることも。

たとえば「いつも周囲を気遣って行動しているよね」と指摘されたことで、協調性や気配りといった強みが見えてくる、というパターンもあります。

自分1人では強みがどうしても分からないときは、誰かの助けを借りつつ、新たな視点で自分を見つめなおしてみましょう。

④就活エージェントを利用してみる

どうしても自己PRが思いつかず、1人で考えることに限界を感じた場合は、就活エージェントを活用してみましょう!

就活エージェントは、多くの学生の自己PR作成や企業選びをサポートしてきたプロのため、自分では気づかない強みや適性を引き出してくれます。

客観的なアドバイスも受けられ、自己PRへの不安や迷いも解消しやすくなるため、「何を書いても納得できない」と感じる場合は、一度プロに相談してみるのもおすすめですよ。

自己PRの書き方を理解して選考通過を目指そう!

就活が始まり、エントリーシートを書き始めるときに「自己PRがない」「何を書けばいいのか分からない」と悩む方は多くいます

特別なエピソードや実績がないと不安になるかもしれませんが、自己PRは身近な経験をもとに自分らしさや強みを伝えることが重要です。

まずはこの記事で正しい自己PRの書き方と採用担当者に魅力が伝わる構成を理解しましょう。

書き方の基本を押さえておくことで、思いつかない、書けないという不安を解消し、選考を突破できる自己PRを作れますよ。

若林

このメディアの監修者

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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