【2024年版】リース業界ホワイト企業ランキング!魅力・就職難易度・年収も解説!
リース業界への就職・転職を検討していても、労働環境・年収・福利厚生に不安を感じる人も多いでしょう。
リース業界は、高年収で福利厚生の整ったホワイト企業が多い魅力的な業界として注目されています。
今回の記事では、リース業界のホワイト企業ランキング上位10社の特徴や評判について、具体的なデータをまとめました。
本記事を読めば、リース業界のホワイト企業の見極め方がわかり、自分にあった企業選びができるようになります。
リース業界の優良企業への就職・転職を目指すなら、ホワイト企業ランキングを頭に入れて志望企業を探しましょう。
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リース業界とは?知っておきたい基礎知識

リース業界とは、企業や個人に対して機械・設備・車両などを長期間貸し出し、リース料を収益源とするビジネスです。
リース業界の基礎知識について、以下の3つの分野からわかりやすく解説します。
リース業界の基礎知識を理解し、自分に適性があるかどうかをじっくりと検討しましょう。
①リースの種類
リースの主な種類であるファイナンスリース・オペレーティングリース・メンテナンスリースの特徴を、以下の表にまとめました。
リースの種類 | 概要 | 特徴 |
---|---|---|
ファイナンス・リース | 解約不能でリース料が物件コストを全額カバーするリース | 購入と同等の扱い。契約終了時に所有権が移転する場合あり |
オペレーティング・リース | 解約可能でリース料が物件コストを全額カバーしないリース | 契約終了後は物件を返却。中古市場で価値が残る物件に適用 |
メンテナンス・リース | 保守や管理を含むリース契約 | 会計上はほかのリース形態に分類される |
それぞれのリースの種類を把握しておき、就職・転職活動をしている企業がどの分野を扱っているか確認しましょう。
②リース業界の主要企業・市場動向
リース業界の主要企業は、オリックス・三井住友ファイナンス&リース・三菱HCキャピタル・東京センチュリーなどです。
たとえば、オリックスは2.8兆円の売上高を誇り業界トップで、業界をリードする存在として高い知名度を得ています。
現在のリース業界の注目すべきテーマを、以下の表にまとめました。
テーマ | 概要 |
---|---|
国内市場の現状 | 市場の成熟と低金利環境で成長鈍化。海外展開や新規事業投資を推進。とくに、アジア市場への進出が活発 |
特殊分野の成長 | 航空機や不動産リースが成長を牽引。航空機リース需要が増加し、2025年3月期に多くの大手が過去最高益を見込む |
国内市場の懸念材料 | 設備投資の低迷や金利上昇が懸念される。資金調達コスト増加に対応し、固定調達比率を高めるなどの対策を実施 |
今後の市場動向 | DXやESGへの取り組みが重要。EVリース事業や再生可能エネルギー分野への投資が進展 |
大まかなリース業界の課題や主要企業を把握し、就職・転職してどのようなキャリアを形成するのかをイメージしましょう。
③リース業界の今後の展望
リース業界の今後の展望として、国内市場は少子高齢化や設備投資の低迷により成長が鈍化すると予想されています。
そのため、国内市場だけでなく、海外市場への積極的な進出が重要な戦略となっています。
そのほかに、さまざまな課題があるリース業界の今後の展望を、以下の表にまとめました。
今後の展望 | 概要 |
---|---|
サステナビリティと循環型社会への対応 | 資産の再利用で廃棄物削減と資源活用を実現する。SDGsやサーキュラーエコノミー推進に貢献 |
デジタルトランスフォーメーション | IoTやAI活用で新サービスを提供する。設備管理のクラウド一元化サービスが注目 |
M&Aの活発化 | シェア拡大や新規分野参入を目的に推進。海外企業との提携・買収でグローバル展開を加速 |
航空機リースの成長 | コロナ回復に伴う需要増加が期待されるが、米国金利上昇や為替リスクに注意が必要 |
今後もさまざまな分野に事業を展開するリース業界は、非常にやりがいのある仕事が多い可能性が高いです。
リース業界の主要な職種と仕事内容

リース業界の主要な職種と仕事内容は、以下のとおりです。
どのような職種と仕事内容なのかを理解し、自分の適性にあう業務があるかどうかを見極めましょう。
①営業
リース業界の営業職は、法人顧客に対してリース契約を提案して契約を締結するのが主な業務で、顧客が必要とする設備や機器をリースして顧客の課題を解決し、資金繰りの改善や設備投資の負担軽減をサポートします。
営業職は、ヒアリングした顧客のニーズや課題に基づいて、最適なリースプランを提案する能力が必要です。
リース営業はB to B(企業間取引)が中心であり、扱う商材はオフィス機器・不動産・航空機・船舶まで多岐にわたりますよ。
さらに、営業職は単なる販売活動にとどまらず、市場ニーズの把握や新しいリース商品の開発にも関与する場合があります。
②経理・財務
リース業界における経理・財務職は、リース取引に関連する会計処理や財務管理を担当する役職です。
リース契約は長期にわたるため、「資産や負債の管理」「キャッシュフローの最適化」が重要な役割となります。
経理・財務が行う業務の一例を、以下の表にまとめました。
業務分野 | 概要 |
---|---|
経理業務 | 売上計上・費用処理・減価償却を実施。会計基準に準拠した処理が必要 |
財務業務 | 資金繰り・キャッシュフローの管理。回収・支払スケジュールの調整 |
与信管理 | 顧客信用調査とリスク管理を営業部門と連携して実施 |
財務分析と報告 | 決算作成・予算管理を実施。経営陣に財務状況を報告 |
会計基準・税制改正に対応 | 新基準や税制改正に対応したシステム変更・改善を実施 |
経理・財務部門は、「複雑な会計基準への対応」「資金管理・リスク管理を通じた正確な財務報告」などやりがいのある職種です。
③審査・法務
リース業界における審査・法務職は、主にリース契約に関連する審査業務と法的なリスク管理を担当します。
審査業務ではリース契約時に借り手企業の信用力を精査し、リース料の滞納・支払不能を防ぐための与信管理を行います。
法務の主な業務内容は、リース契約書の作成・内容確認・契約に伴う法的問題の確認で、契約後のトラブルを予防する役割ですよ。
また、契約書のリーガルチェックや、リース料が滞納された場合の回収手続きなども法務部門が担当します。
④資産管理業務
リース業界における資産管理業務は、リース会社が所有するリース資産の運用と管理を担当します。
具体的には、「リース契約の延長や終了の手続き」「リース満了後の資産の売却・廃棄」などが主な資産管理業務です。
資産管理業務では、リース契約が終了した資産を中古市場で売却するか、廃棄するかなどの判断が求められますよ。
また、リース契約中の資産が適切に使用されているかを確認し、必要に応じてメンテナンスや修理の手配をするのも業務の一環です。
2024年版!リース業界のホワイト企業ランキングトップ10社

リース業界のホワイト企業ランキングトップ10社の2024年版を、以下の表にまとめました。
順位 | 企業名 | 労働環境 | 福利厚生 | 平均年収 | 平均勤続年数 | キャリアパスと研修制度 |
---|---|---|---|---|---|---|
1位 | 三菱HCキャピタル株式会社 | ★★★★☆ | ★★★★☆ | 977万円 | 15.6年 | ★★★☆☆ |
2位 | オリックス株式会社 | ★★★★★ | ★★★★☆ | 920万円 | 16.1年 | ★★★★☆ |
3位 | 三井住友ファイナンス&リース株式会社 | ★★★★☆ | ★★★★☆ | 916万円 | 14年 | ★★★★☆ |
4位 | 東京センチュリー株式会社 | ★★★★★ | ★★★★☆ | 877万円 | 17.2年 | ★★★★★ |
5位 | 芙蓉総合リース株式会社 | ★★★★☆ | ★★★★☆ | 891万円 | 14.1年 | ★★★★☆ |
6位 | JA三井リース株式会社 | ★★★★☆ | ★★★★☆ | 845万円 | 14.6年 | ★★★☆☆ |
7位 | NECキャピタルソリューション株式会社 | ★★★☆☆ | ★★★★☆ | 761万円 | 13.9年 | ★★★★★ |
8位 | リコーリース株式会社 | ★★★☆☆ | ★★★★☆ | 762万円 | 13.5年 | ★★★★★ |
9位 | 昭和リース株式会社 | ★★★★★ | ★★★★☆ | 767万円 | 18.3年 | ★★★★☆ |
10位 | 株式会社ホンダファイナンス | ★★★★☆ | ★★★★☆ | 757万円 | 14.1年 | ★★★☆☆ |
上記のホワイト企業ランキングは、平均年収や平均勤続年数を重視しつつ、労働環境や福利厚生など多角的な視点で評価しています。
2024年版では三菱HCキャピタル株式会社がトップに輝き、業界内での高い平均年収と働きやすい環境が際立っています。オリックス株式会社や三井住友ファイナンス&リース株式会社も、平均年収や平均勤続年数において優れた実績で上位でした。
一方、9位の昭和リース株式会社は平均勤続年数が18.3年ともっとも長く、新卒の3年以内の離職率も2.2%です。
参考:金融庁「EDINETの各企業有価証券報告書」,SBI新生銀行グループ 新卒採用情報「数字で見る|昭和リース株式会社 新卒採用情報」
1位 三菱HCキャピタル株式会社
会社名 | 三菱HCキャピタル株式会社 |
売上(2024年度3月期) | 1兆9,505億円 |
本社所在地 | 東京都千代田区丸の内一丁目5番1号 |
設立年次 | 2005年4月 |
三菱HCキャピタル株式会社はフレックスタイム制度などが整備された、働きやすさが特徴のリース業界大手企業です。
ワークライフバランスの向上を重視しており、残業時間の削減・有給休暇の取得促進・育児支援制度の充実などに力を入れています。
「保育料の補助」「育児休暇の取得のしやすさ」など、子育て中の社員に配慮し、長期的なキャリア形成ができる環境です。多様な人材が活躍できる職場環境の実現を目指し、性別・年齢・国籍にとらわれないダイバーシティ化を推進していますよ。
社員からは、「福利厚生が手厚く働きやすい」「ワークライフバランスが良好」といった高い評価を受けているホワイト企業です。
2位 オリックス株式会社
会社名 | オリックス株式会社 |
売上(2024年度3月期) | 2兆8,143億円 |
本社所在地 | 東京都港区浜松町2丁目4番1号 世界貿易センタービル南館内 |
設立年次 | 1964年4月 |
オリックス株式会社は、1964年にリース事業をスタートさせた業界のリーディングカンパニーとして高い知名度のある企業です。
売上高は2.8兆円を誇り、リース事業をはじめ融資・投資・生命保険・不動産などの分野で多角的に事業を展開しています。
世界34カ国以上に展開している同社ですが、平均年収920万円で月間の残業時間は30時間程度と働きやすい環境ですよ。
多様なキャリアパスと研修制度で社員の成長を支援しているため、将来性のある企業でキャリアを築きたい人におすすめです。
3位 三井住友ファイナンス&リース株式会社
会社名 | 三井住友ファイナンス&リース株式会社 |
売上(2024年度3月期) | 2兆2,674億円 |
本社所在地 | 東京都千代田区丸の内一丁目3番2号 |
設立年次 | 1963年2月 |
三井住友ファイナンス&リース株式会社は、三井住友フィナンシャルグループと住友商事の共同出資で設立されたリース企業です。
売上高は2.2兆円と業界第2位の規模を誇り、メガバンクと総合商社の強力な顧客基盤を活かしたサービスを展開しています。
デジタル技術による新しいソリューション開発に注力し、従来のリースにとどまらない革新的なサービスの創出を進めていますよ。平均年収916万円で月間残業時間は32時間程度と、社員のワークライフバランスを重視した働きやすい環境です。
有給取得率・従業員定着率も高く、充実した福利厚生を備えているため、安定した職場環境で活躍したい人は応募を検討しましょう。
4位 東京センチュリー株式会社
会社名 | 東京センチュリー株式会社 |
売上(2024年度3月期) | 1兆3,461億円 |
本社所在地 | 東京都千代田区神田練塀町3番地 |
設立年次 | 1969年7月 |
東京センチュリー株式会社は1969年設立の老舗リース会社で、伊藤忠商事やみずほ銀行を主要株主に持つ企業です。
売上高は1.4兆円を誇り、国内リース事業を中心にオートモビリティ事業や環境インフラ事業など、幅広い事業展開が特徴ですよ。
航空機や船舶・不動産・再生可能エネルギーなどの事業展開により、社員に幅広い経験を積める機会を提供しています。平均年収約877万円という高水準の年収と充実した福利厚生を備え、従業員のキャリア育成にも力を入れています。
サステナビリティや循環型社会への貢献を重視した事業展開が特色のため、社会的価値の創造に挑戦したいなら有力な選択肢ですよ。
5位 芙蓉総合リース株式会社
会社名 | 芙蓉総合リース株式会社 |
売上(2024年度3月期) | 7,085億円 |
本社所在地 | 東京都千代田区麹町五丁目1番地1 |
設立年次 | 1969年5月 |
芙蓉総合リース株式会社は1969年設立の大手リース会社で、不動産・航空機・エネルギー環境分野を強みとしています。
売上高7,085億円と業界有数の規模を誇り、リース以外にもBPO・ICT・医療福祉など新分野へ事業展開し、サーキュラーエコノミー実現に向けたリース返却物件のリユース・リサイクルにも注力しているのも同社の特色です。
平均年収は約891万円、月間の残業時間は13.3時間と業界内でもとくに働きやすい環境を実現しているのが大きな魅力ですよ。
また、カフェテリアプランや社員の自己啓発を支援する海外トレーニー制度など、充実したサポート体制も高い評価を受けています。
6位 JA三井リース株式会社
会社名 | JA三井リース株式会社 |
売上(2024年度3月期) | 5,479億円 |
本社所在地 | 東京都中央区銀座八丁目13番1号 |
設立年次 | 2008年4月 |
JA三井リース株式会社は、三井リース事業株式会社と農業協同組合(JA)の共同出資で設立されたリース会社です。
農業協同組合との強固なパートナーシップを活かし、農林水産業分野での独自のリース事業を展開。平均残業時間が月10時間程度と極めて少なく、平均年収約845万円という高水準の待遇と充実した福利厚生は大きな魅力です。
また、DXへの積極的な取り組みによる新規ビジネスモデルの開発を推進し、社員に新たな挑戦の機会を提供していますよ。
社会的意義のある事業と良好な労働環境のそろったJA三井リース株式会社は、専門性を活かしたい人にとって魅力的な就職先です。
7位 NECキャピタルソリューション株式会社
会社名 | NECキャピタルソリューション株式会社 |
売上(2024年度3月期) | 2,558億円 |
本社所在地 | 東京都港区港南二丁目15番3号 |
設立年次 | 1978年11月 |
NECキャピタルソリューション株式会社は、NECグループの一員としてICT機器を中心にリース事業を展開しています。
住宅手当や借り上げ社宅制度が充実しており、単身者でも6万円弱の家賃補助を受けられるなど手厚い生活サポートが特徴。「有給休暇の取得しやすさ」「男性社員の育児休暇取得率の高さ」など、ワークライフバランスを重視する社風です。
ICT分野の専門知識を活かした事業展開で官公庁や自治体向けの案件も多く、社会的な信頼も厚い企業として評価されていますよ。
技術革新やデジタル化の進展に伴う新たなビジネス機会も豊富なため、ICT分野でのキャリアを目指す人に適した環境です。
8位 リコーリース株式会社
会社名 | リコーリース株式会社 |
売上(2024年度3月期) | 3,083億円 |
本社所在地 | 東京都千代田区紀尾井町4番1号 |
設立年次 | 1976年12月 |
リコーリース株式会社は1976年の設立以来さまざまな分野で事業を展開し、40万社以上の顧客基盤を持つ中堅リース企業です。
オフィス機器・医療機器・車両・工作機械まで事業領域を拡大し、売上高は2024年度3月期で3,083億を記録。現在は、循環型経済への対応やDXの推進により、環境経営と新たな金融サービスの創出に力を入れています。
平均年収762万円の高年収とテレワーク制度などの導入により、ワークライフバランスのとれた職場環境を実現しています。
多種多様な分野の事業に携わりたい人や、安定した雇用を求めている人はリコーリース株式会社への応募を検討しましょう。
9位 昭和リース株式会社
会社名 | 昭和リース株式会社 |
売上(2024年度3月期) | 1,037億円 |
本社所在地 | 東京都中央区日本橋室町二丁目4番3号 |
設立年次 | 1969年4月 |
昭和リース株式会社はSBI新生銀行グループの一員として、情報関連機器から航空機まで幅広いリースサービスを提供しています。
中小企業向けリース事業に強みを持ち、動産リースや省エネ機材のリースで高い評価を獲得しているのが同社の特色です。
住宅手当や通勤手当などの基本的な福利厚生が充実し、月間平均残業時間10時間程度とワークライフバランスの良好な環境。「若手への積極的な権限委譲」「人材が活躍できる環境整備」により、新卒3年以内の離職率は2.2%ときわめて低い数値を誇ります。
自分の実力を積極的に伸ばしたい就活生にとって、昭和リース株式会社はもっとも魅力的な選択肢のひとつです。
10位 株式会社ホンダファイナンス
会社名 | 株式会社ホンダファイナンス |
売上(2024年度3月期) | 920億円 |
本社所在地 | 東京都武蔵野市中町二丁目4番15号 |
設立年次 | 1999年4月 |
ホンダファイナンスはホンダグループ唯一の金融子会社として、ホンダ製品に特化した金融・リースサービスを展開しています。
四輪車・二輪車・パワープロダクツなど、幅広いホンダ製品のクレジットやリースサービスを提供。平均年収757万円の高待遇にくわえ、「さん」付け呼称によるフラットな社風や充実したキャリア育成制度が特徴です。
テレワーク制度の導入でワークライフバランスを重視した職場環境を整備し、社員の多様な働き方をサポートしています。
「四輪車・二輪車などが好き」「フラットな職場で働きたい」という人は、ホンダファイナンスを一度チェックしてみましょう。
2024年版!リース会社の年収ランキングトップ10

リース会社の2024年版年収ランキングトップ10社を以下の表にまとめました。
順位 | 企業名 | 平均年収 |
---|---|---|
1位 | 三菱HCキャピタル株式会社 | 977万円 |
2位 | オリックス株式会社 | 920万円 |
3位 | 三井住友ファイナンス&リース株式会社 | 916万円 |
4位 | 東京センチュリー株式会社 | 877万円 |
5位 | 芙蓉総合リース株式会社 | 891万円 |
6位 | JA三井リース株式会社 | 845万円 |
7位 | 昭和リース株式会社 | 767万円 |
8位 | リコーリース株式会社 | 762万円 |
9位 | NECキャピタルソリューション株式会社 | 761万円 |
10位 | NTT・TCリース株式会社 | 651万円 |
上場リース会社の平均年収は約700万円と推定されており、日本のフルタイム労働者の460万円を大きく上回っています。
また、従業員1,000人以上の大企業の平均年収は約650万円~700万円であり、リース業界の方がやや高い水準となります。
リース業界で高年収の企業を抑えて、自分の適性とあわせて就職・転職先の候補を検討しましょう。
参考:金融庁「EDINETの各企業有価証券報告書」,国税庁「令和5年分 民間給与実態統計調査」
リース業界のホワイト企業で働く6つの魅力

リース業界のホワイト企業で働く6つの魅力は、以下の通りです。
リース業界にどのような魅力があるのかを知り、自分が働いている姿を具体的にイメージしましょう。
①業界全体として平均年収が高い
リース業界は資本力を必要とするため大手企業が多く、他の業界と比べて年収が高くなりやすい傾向にあります。
大手リース企業では平均年収が800万円を超える場合も多く、キャリアを重ねれば1,000万円を目指せるのが魅力です。
また、経営が比較的安定しているため、年収の下がるリスクがほかの業界と比べて小さいのもメリットですよ。
安定した雇用や高年収を目指して就職・転職活動を行うなら、有力な選択肢であるリース業界を検討しましょう。
②多様な業界と関われる
リース業界のホワイト企業で働くと、多様な業界と関われるというのが大きな魅力のひとつです。
リース業界はB to Bビジネスが中心のため、リース会社の社員はさまざまな業界の企業と取引を行い、それぞれの業界特有の課題に取り組めますよ。リース会社で働いていて関わる業界の一例を、以下の表にまとめました。
業界名 | 概要 |
---|---|
製造業 | 機械設備や生産ラインのリースに関与する |
医療業界 | 医療機器や画像診断装置のリースを提供 |
農業 | 農機や関連機器のリースを展開 |
不動産業 | オフィスビルや商業施設のリースを支援 |
エネルギー業界 | 再生可能エネルギー設備のリースを促進 |
自動車業界 | 車両や物流機器のリースが中心 |
IT・通信業界 | ICT機器やソフトウェアのリースを提供 |
航空業界 | 航空機リースで設備をサポート |
金融業 | 資金調達やリース契約のファイナンスを提供 |
小売業 | 店舗設備や什器のリースを提供 |
多様な業界に関われば新しいビジネスチャンスや成長市場を発見する機会も増え、自分のスキルアップにもつながります。
③顧客企業の成長をサポートするというやりがいが得られる
顧客企業の成長をサポートするというやりがいを感じられるのも、リース業界で働くメリットのひとつです。
リース会社は顧客企業が必要とする設備や機器の資金負担を抑えつつ導入する手段の提供が求められ、リースの利用で顧客企業の資金繰りが改善するため、効率的に事業拡大や設備投資が可能となり、事業展開にも弾みがつきます。
特に、中小企業や新興企業にとっては、初期コストを抑えつつ最新の設備や技術を導入できるリースは有効な手段でしょう。
リース営業や企画担当者は、提案したリースプランが顧客の事業成長に直接貢献しているとのやりがいを得られます。
④最新技術・設備に触れられる
最新技術や設備に触れられるのも、ホワイトなリース会社で働くときに得られるメリットです。
リース業界では顧客企業が導入する最新の設備や技術を提供するため、社員はつねに最先端の技術に触れる機会があり、たとえば、リースで導入される最新機器には、IoT機器・AI搭載のロボット・再生可能エネルギー関連設備などがあります。
最新の機器・技術に触れられる環境で社員は自然と最新技術に精通し、スキルアップしていけるのがリース業界の特徴ですよ。
⑤経営が比較的安定している
リース契約によって長期的に安定した収益を確保できるビジネスモデルのため、リース会社は比較的経営が安定しています。
リース契約は一般的に数年単位で結ばれるため、契約期間中は定期的な収入が見込め、キャッシュフローが安定しやすく、景気の変動によって急激に収益が減少するリスクが、ほかの業界に比べて低い傾向があります。
さらに、多くのリース会社はメガバンクや大手商社などの強力な親会社を持っており、資金調達力に優れていますよ。
経営が安定しているリース業界では長期雇用が期待できるため、安心して働けるのが大変大きなメリットです。
⑥離職率が比較的低い
リース業界のホワイト企業は、離職率が比較的低く労働環境が整っているのが大きな魅力で、令和4年度の日本全体の平均離職率は15%ですが、リース業界では13.8%とやや下回る結果となりました。
企業によって労働環境が異なるものの、とくにリース業界の大手ホワイト企業では離職率が低く、安定した職場環境が整っています。
参考:厚生労働省「令和4年 雇用動向調査結果の概要」
リース業界のホワイト企業に就職するための方法

リース業界のホワイト企業に就職するための方法について、以下のポイントから解説します。
リース業界のホワイト企業に就職するためのポイントを押さえ、就職・転職活動が成功する可能性をあげましょう。
①ホワイト企業を選定
リース業界にもさまざまな企業があるため、まずはホワイト企業を慎重に選定するのが大切です。
ホワイト企業を選定するときには、まず企業が「ホワイト企業認定」を取得しているかどうかを確認しましょう。
ホワイト企業認定とは一般財団法人日本次世代企業普及機構、通称ホワイト財団が労働環境や福利厚生の優れている企業を評価・認定する制度です。
具体的な選定基準としては、離職率の低さ・残業時間の短さ・年間休日数の充実度、給与水準の高さなどがあげられます。
また、就職四季報・企業の公式サイト・企業ランキングサイトなどの情報をもとに選定するのも有効ですよ。
②志望動機の明確化
リース業界のホワイト企業に就職するためには、面接やエントリーシートでPRできるよう、志望動機を明確にしましょう。
志望動機を明確にするためには、業界・企業研究にくわえて、リース業界の社会的役割について深い理解が求められます。
志望動機の作成時には自分のキャリア目標や価値観と、企業のビジョンや事業内容がどう一致しているかを具体的に述べましょう。
志望動機を明確にすれば、自分のモチベーションや積極性を採用担当者に伝えやすくなり、採用される確率をあげられます。
③業界・企業研究
リース業界のホワイト企業を目指すなら、業界・企業研究も十分に行う必要があります。
企業や個人に設備や機器を長期間貸し出した対価としてリース料を得るビジネスモデルは、リース業界では共通していますが、リース業界には独立系・銀行系・メーカー系など多様な企業があり、それぞれ異なる強みを持っているのが特徴です。
業界・企業研究で企業の理念・事業形態・社会的な役割が明確になれば、自分がどのように貢献できるかを効果的にPR可能ですよ。
業界全体と個別企業の情報をバランスよく収集し、自分のキャリア目標との整合性をとってほかの就活生と差別化しましょう。
④面接対策・自己PRを検討
業界・企業研究で理解を深めたら、どのようにエントリーシートや面接で自己PRするかを検討しましょう。
まずは自己分析を通じて自分の強みを理解し、リース業界でどのように活かせるのかを吟味する必要があります。
また、志望企業が提供している独自のサービスや取り組みについて、共感と貢献意欲を示すのも効果的な自己PR方法です。
業界研究と面接対策の両面で十分な準備を行い、自信を持って臨めば、志望するホワイト企業への就職できる可能性が高まりますよ。
リース業界のホワイト企業を見極めるポイント

リース業界のホワイト企業を見極めるポイントは、以下のとおりです。
見極めるポイントを押さえて、リース業界のホワイト企業を効率的に探しましょう。
①ホワイト企業の指標と比較する
リース業界のホワイト企業を見極めるためには、客観的な指標をもとに企業を比較するのが重要です。
ホワイト企業とされる指標を、以下の表にまとめました。
ホワイト企業とされる指標 | 概要 |
---|---|
平均年収 | 業界水準を上回る給与が支給されているか |
離職率 | 離職率は10%台前半以下、新卒の3年以内離職率は30%以下が目安。平均勤続年数は14年以上が目安 |
平均勤続年数 | 従業員が長く働き続けられる環境か。14年以上が目安 |
福利厚生 | 住宅手当・育児支援・休暇制度などの充実度 |
労働環境 | 残業時間は20時間以下が目安。フレックスタイム制など柔軟な働き方の推進度合いも考慮 |
キャリアパスと研修制度 | 昇進の機会やスキルアップの支援が整っているか |
働きがい | 企業文化や仕事のやりがいが高評価されているか |
コンプライアンス | 法令遵守やハラスメント防止の徹底度 |
社会的責任 | SDGsや環境保護などCSR活動の積極性 |
安定性 | 業績や経営基盤が安定しているか |
特に、具体的な数値が明確な平均年収・離職率・平均勤続年数・残業時間を目安に選ぶのがおすすめです。
②業界レポートやランキングを活用する
リース業界のホワイト企業を見極めるときには、業界レポートやランキングを活用するのが効果的です。
業界レポートは企業の業績・市場動向・成長分野などを網羅的に分析しており、判断するための重要な情報源となります。
業界レポートやランキングとして活用できるサービスを、以下の表にまとめました。
サイト名 | 概要 |
---|---|
OpenWork | 企業の口コミや評価を閲覧できるWebサイト。転職や就職の情報収集に役立つ |
転職会議 | 企業の評判や面接情報を共有する転職支援サイト |
ホワイト企業ナビ | ホワイト企業ランキングや働きやすい企業の情報を提供 |
帝国データバンク | 企業の財務状況や業績データを提供するビジネス情報サイト |
リース事業協会 | リース業界の統計や動向、レポートを提供する業界団体 |
また、Googleでは見つけづらい情報も、検索AI「Perplexity」ならすぐわかる場合が多いので活用しましょう。
③口コミ・評判を確認する
リース業界のホワイト企業を見極めるには、口コミや評判を確認するのが非常に有効です。
口コミサイトや転職サイトには、実際にその企業で働いている社員や元社員のリアルな声が掲載されているため、企業の労働環境・社風・福利厚生など、公式情報では得られない具体的な職場の雰囲気を把握できます。
ただし、口コミはあくまで個人の主観であり、誰にでも当てはまるわけではありませんので注意しましょう。
④福利厚生の充実度を調べる
福利厚生の充実度を調べるのも、リース業界のホワイト企業を見極めるのに有効な方法です。
福利厚生は社員が安心して働ける環境を提供するための制度であり、企業の労働環境や社員への配慮を示す指標となります。
たとえば、福利厚生の一例として住宅手当や家賃補助・健康保険・退職金制度・育児休暇・介護休暇やフレックス制・リモートワークなど柔軟な働き方に対応しているかどうかも確認しましょう。
福利厚生が充実している企業は社員の生活全般をサポートしており、長期的に働きやすい環境だとの判断が可能です。
⑤リース以外にも主要な事業がある
リース以外にも主要な事業がある多角経営のリース会社は、安定性や成長性が高い可能性が大きいです。
景気に左右されやすいリース事業以外を展開している企業は、経営リスクを分散して安定した基盤を構築している傾向にあります。
たとえば、オリックスはリース事業にくわえて、法人金融・不動産・環境エネルギー・生命保険など多角的な事業を展開していますよ。
経営が安定していれば年収減・リストラ・早期退職などのリスクが小さいため、雇用環境が安定しており安心です。
リース業界への就職・転職が向いている人の特徴

リース業界への就職・転職が向いている人の特徴は、以下のとおりです。
向いている人の特徴を押さえて、リース業界に対して自分の適性があるかどうか検討しましょう。
①コミュニケーション能力が高い
リース業界では顧客のニーズを正確に把握し、最適なリースプランを提案するために、高いコミュニケーション能力が不可欠です。
リース契約は資金繰り・キャッシュフロー・経営に直接影響を与えるため、顧客との信頼関係を築くのが重要です。
また、社内でも他部門との連携が多く発生するため、チームメンバーや他部署との円滑なコミュニケーションも重要ですよ。
②財務・経理に興味がある
リース契約に伴う財務や経理の知識はリース業界で重要視されるため、興味があったりスキルを持っていたりする人は向いています。
リース契約は長期にわたるため、「資産や負債の管理」「キャッシュフローの最適」化など複雑な財務管理が求められます。
ファイナンスリースやオペレーティングリースといった異なる契約形態に応じた会計処理は、特に正確性が重要ですよ。
加えて、リース業界では与信管理も求められるため、財務分析やリスク管理に興味がある人にとってもやりがいを感じられる環境です。
③幅広い業界に触れて学びたい
リース業界は多種多様な顧客企業に設備や機器のリースを提供するため、幅広い業界に触れて学びたい人に向いています。
対象業界は製造業・建設業・医療・IT・農業など多岐にわたるため、それぞれの業界のニーズやビジネスモデルの理解が必要です。
リース契約を通じてそれぞれの業界が抱える課題や設備投資の傾向を学べるため、自分の知見を向上させたい人に最適ですよ。
④主体性と行動力がある
リース業界では顧客のニーズに応じた最適なリース提案を行うために、主体性と行動力が非常に重要です。
リース契約は顧客ごとに異なる要件や条件があるため、個別の状況にあわせた柔軟な対応が求められるため、自ら積極的に行動し、顧客の課題を解決するための提案を考え出す力が必要です。
特に、営業職では新規顧客の開拓や既存顧客との関係強化のために、自発的な行動が求められます。
⑤他社の事業への貢献で喜びを感じる
他社の事業への貢献で喜びを感じる人にとって、リース業界は最適な就職・転職先である可能性が高いです。
リース会社は必要とされる設備や機器を貸し出して資金負担を軽減し、顧客企業の事業成長や経営改善に貢献する、他社の事業成功のサポートに喜びを感じる人にとって、リース業界は非常にやりがいのある環境です。
⑥新しい挑戦や昇進の意欲がある
リース業界は常に新しいビジネスモデルが求められるため、挑戦を楽しむ人や昇進意欲がある人にとって非常に魅力的な環境です。
したがって、自ら新しい分野に挑戦して積極的に成長する意欲がある人は、業界内で大きな成果をあげられる可能性が高いです。
また、リース業界では成果主義の傾向が強いため、積極的に行動して結果を出せば昇進・昇給につながりやすいですよ。
リース業界への就職・転職を考えるときの注意点

リース業界への就職・転職を考えるときの注意点は、以下の通りです。
就職・転職前に注意点を理解しておき、自分にとって不利にならないように行動しましょう。
①中心となる営業職は責任感・交渉力が必要
リース業界の中心的な職種である営業職は顧客の課題解決の提案を行う役割で、特に責任感と交渉力が求められます。
リース契約は長期にわたることが多く、契約内容や条件について顧客と詳細な交渉を行う場面が頻繁にあるため、さまざまな条件を調整するときには、顧客の要望に応えつつ自社の利益も確保するバランス感覚が求められます。
②国内市場の伸び悩み
リース業界は国内市場が伸び悩んでおり、就職・転職したリース会社の成長が停滞して年収などに影響を与える恐れがあります。
国内のリース市場は安定しているものの、少子高齢化・人口減少、震災復興需要の落ち着きにより近年は需要の伸び悩みが顕著です。
さらに、コロナ禍でテレワークが普及した結果、オフィス機器や商業施設向けのリース需要が減少しました。
今後、リース業界は現在の課題を克服するため、新しいビジネスモデルや海外市場への展開などが求められます。
③業界再編と競争激化の可能性
リース業界では国内市場の伸び悩みや競争環境の変化に伴い、業界再編と競争激化の可能性が高まっており注意が必要です。
特に、国内市場の限界が見えているなかで市場競争はますます厳しくなり、各社がシェアを奪い合う状況が進むでしょう。
たとえば、リース業界ではM&Aが盛んであり、大手リース企業は中小企業や他業界の企業を買収して競争力強化に努めています。
さらに、リース業界では異業種である金融・商社・ITなどからの参入も増加しており、新たな競争相手が登場しています。
リース業界のホワイト企業に関するよくある質問

リース業界のホワイト企業に関するよくある質問は、以下のとおりです。
あらかじめ疑問や不安を解消しておき、リース業界のホワイト企業への就職・転職活動に弾みをつけましょう。
①リース業界に就職する難易度はどれくらい?
リース業界の就職偏差値は65前後とされており、大手リース会社では65~70程度の偏差値が見られます。
採用枠が少なく競争が激しいため、IT業界やメーカー業界よりやや就職する難易度が高めです。
②リース業界が「やばい」「なくなる」「やめとけ」って本当?
「リース業界がやばい」「なくなる」「やめとけ」といわれる背景には、いくつかの理由があります。
まず、営業の厳しさがもっとも大きな理由で、とくに新規開拓営業では顧客獲得の難易度が高いのが原因です。
また、国内市場の需要が伸び悩んでいる点や、少子高齢化による市場縮小の懸念も将来性に対する不安を引き起こしているのでしょう。
ただし、リース業界がなくなるわけもなく、むしろSDGsや循環型社会の実現で果たす役割について再評価されています。
さらに、多くのリース企業は海外展開やDXなど新しいビジネスチャンスを模索しており、積極的な成長戦略を打ち出しています。
③カーリース業界の売上高・年収のランキングを教えて
カーリースも提供しているリース会社の売上高ランキングを、以下の表にまとめました。
順位 | 企業名 | 売上高 |
---|---|---|
1位 | オリックス株式会社 | 2兆8,143億円 |
2位 | 三井住友ファイナンス&リース株式会社 | 2兆2,674億円 |
3位 | 三菱HCキャピタル株式会社 | 1兆9,506億円 |
4位 | 東京センチュリー株式会社 | 1兆3,461億円 |
5位 | 芙蓉総合リース株式会社 | 7,085億円 |
カーリースも提供しているリース会社の年収ランキングを、以下の表にまとめました。
順位 | 企業名 | 平均年収 |
---|---|---|
1位 | 三菱HCキャピタル株式会社 | 977万円 |
2位 | オリックス株式会社 | 920万円 |
3位 | 三井住友ファイナンス&リース株式会社 | 916万円 |
4位 | 東京センチュリー株式会社 | 877万円 |
5位 | 芙蓉総合リース株式会社 | 891万円 |
③リース営業が辛いっていわれるのはなぜ?
リース営業が「辛い」といわれる理由のひとつは、新規開拓営業の難しさで、既存顧客との長期的な関係が重要視される一方、新規顧客の開拓は競争が激しく契約獲得には多くの困難があります。
はじめて訪問する企業にリースのメリットを理解してもらうのは難しく、何度も足を運んでの関係構築が不可欠です。
また、リース営業は顧客企業の複数部署や社内の他部門と連携しなければならず、調整が複雑になるのもストレスの原因ですよ。
さらに、リース営業は成果主義の傾向が強くプレッシャーも大きいため、離職率が高くなるケースも見られます。
リース業界のホワイト企業への採用を目指して就活しよう!
リース業界は、企業や個人に機械・設備・車両などを長期間貸し出すビジネスを展開する業界です。
銀行・商社・メーカーなど多様な業種が参入し、顧客の設備投資を支援する重要な役割を果たしています。
業界大手の年収は800万円を超えるケースも多く、経営が比較的安定しているため年収が下がるリスクも小さいのが特徴ですよ。
ただし、国内市場は少子高齢化により成長が鈍化しているため、海外展開や新規事業への投資が重要な課題となっています。
リース業界のホワイト企業への就職・転職を検討しているなら、志望企業の年収・福利厚生・労働環境などを十分に確認しましょう。
このメディアの監修者
若林
青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。