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管理栄養士の自己PRの書き方を徹底解説|例文や使える強みも紹介

管理栄養士とは、食事の栄養管理をアドバイスできる資格を指す言葉です。就職先として目指す就活生も多くいますよね。しかし、ESでの自己PRで何をアピールすればよいかがわからず、困ってしまう方もいるでしょう。

本記事では、自己PRを作る前の下準備・構成アピールに適した強みなどについて解説します。

管理栄養士の自己PRの下準備

自己PRを考える際に準備するべきことを確認すれば、より高評価を得られる回答を作れるように対策が可能です。ここでは、2つの下準備について説明します。

  1. 自己分析は必ず行う
  2. 成功体験を書き出す

自己分析は必ず行う

自己分析は自己PRを書く上では必須となる行動です。自身についてわかりやすく紹介し、相手に魅力を伝えるためには、まず自身が自分の長所と弱みを理解していなければいけません。

自己分析が中途半端だと、面接官に刺さる回答が作れないのもポイントです。

自身が得意としている事柄から、なぜ得意なのかを掘り下げたり、他の人からどこが美点で欠点かを聞いたりして、分析をしっかりと進めましょう

回答について深掘りされても対応しやすくなります。

成功体験を書き出す

成功体験や、自分で工夫した経験を書き出していくのも下準備としては大切です。準備段階では、どんなに小さなことでもリストに書き加えるようにしましょう。

リストの中から強みとなる長所や、具体的に説明できるエピソードを探すことで、説得力のある回答を作成しやすくなります。

成功体験が思い浮かびづらい時には、幼少期からこれまでの自身の出来事を年表でまとめ、印象に残った出来事や感情が大きく動いた物事を振り返る自分史を作るのもおすすめです。

管理栄養士の自己PRの構成

自己PRの構成を把握していれば、より自然な流れの文章を組み立てやすくなるのがメリットです。論理的な印象を与える文章構成は、3つのパートに分けられます

  1. 最初に自分の強みを述べる
  2. 強みについてのエピソードを述べる
  3. 入社後にどう貢献するか述べる

①最初に自分の強みを述べる

まず、自身の強みについて簡潔に伝えるように心がけましょう。

1文目でしっかりと聞かれていることに答えられれば、相手が聞きたいと感じていることを汲み取り、正確に答える姿勢を備えていることを強調できます。

また、1文が長くなりすぎないように、なるべく短く言い切ることを意識するのも大切なポイントです。

長々と書き連ねないようにすると、伝えたいことが相手にダイレクトに届きやすくなるでしょう。

②強みについてのエピソードを述べる

次に、強みについて具体性を持たせられるエピソードを述べることで、前述した結論に説得力を持たせられます。

これまでの経験を紹介する際には、強みが表れた結果、それまでの状況をどう改善できたのか、どんな成果が得られたのかも含めて説明することが大切です。

苦労した点や工夫したこと、考え方の変化などにも焦点をあてることで、印象的な文章にも近づけられます。物事が起こった順番にも注意しましょう。

③入社後にどう貢献するか述べる

最後に、入社後に強みを生かすことでどのように貢献できるかを述べるようにしましょう。

入社後の意気込みや意識したい姿勢だけでなく、自身の強みを業務にどう活用するのか説明すれば、将来性があることをイメージさせやすくなります。

また、志している職種の業務内容についても触れて紹介すると、熱意を強調できます。企業について調査を行っていることもあわせて伝えましょう。

管理栄養士の自己PRで使える|強み5選

管理栄養士の特性に適した強みは、以下の5つです。

  • 協調性を発揮できる
  • 計画性がある
  • 責任感を強く持てる
  • 慎重に考えられる
  • 課題解決能力がある

管理栄養士は、相手の健康状態や悩みによって、適した栄養管理ができるよう働きかける役割があります。

そのため、食事の栄養バランスなどを計画立て、わかりやすく紹介するスキルや、相手の状況に責任を持って解決案を真摯に考える姿勢などが求められるのが特徴です。

【強み別】管理栄養士の自己PR例文3選

例文をチェックすれば、どのような表現を取り入れれば好印象につながるのか分析しやすくなるのが利点です。ここでは、例文を3つ紹介します。

  1. 【例文①】計画性
  2. 【例文②】責任感
  3. 【例文③】協調性

【例文①】計画性

私の強みは、現実的な視点から計画を考え、進捗を管理して成果を生み出すスキルがあることです。
私は大学時代、サークルメンバーと共に野菜の美味しさを伝えるイベントを開催しました。

多くの年代の方に提供することを目標として、野菜の美味しさを活かすための献立を考え、メンバーの作業時間も加味しながら計画を立てました。テンポよく準備が進むように計画の工程を改善することで、期日までに材料や調理場所の調達、宣伝を済ませられ、空いた時間でレシピの作成まで完了させることができました。

その結果、親子連れの方から高齢者までさまざまな方から「美味しい」の声をいただき、レシピの配布も好評となりました。

今後も計画性と柔軟な対応力を活かし、貴社で栄養バランスの良い美味しい食事を提案できるよう尽力してまいります。

上記の例文では、計画性を発揮して成果を挙げた経験について紹介しています。計画を立てただけで満足せず、改良も進めたことを伝えているのも特徴です。

【例文②】責任感

私の強みは、最後まで責任感を持って何事もやり遂げることです。

私は大学で調理研究サークルの幹部を務めていました。サークル活動をする中でメンバーそれぞれが希望するテーマが異なり、意見が分かれてしまった時がありました。

その時に私は、幹部として真摯に一人ひとりに向き合って声を聞くように心がけ、適した折衷案を考えました。結果、団結力を高めることができました。

この経験から、困難な状況においても粘り強く考え、解決を諦めない姿勢が大きな成果につながることを実感しました。

私は管理栄養士として、悩みを抱えている方の声に向き合い、より適切な献立を考えることで貴社の地元密着型のサービスに貢献してまいります。

上記の例文では、責任感が問われる立場で諦めずに役割を全うした経験を紹介しています。

企業が提供しているサービスの特徴についても言及しているのがポイントです。

【例文③】協調性

私の強みは、コミュニケーションを積極的に取り、周囲の状況に適した行動を実行できることです。

私は以前、レストランのアルバイトで、調理に時間がかかってしまうことに課題を見出し、先輩や後輩に対して提案を試みたことがあります。丁寧な姿勢で先輩と接して信頼関係を築きながら、後輩に対しては調理のサポートを行うことを心がけた結果、全体の工程にかかる時間を節約できました。

そして調理以外に使える時間が増えたことで、健康を意識したお客様の満足度を高めるメニューを考えやすくなり、レストランの売上を上昇させることができました。

私は協調性を活かし、管理栄養士として貴社で食事のバランスを考えながら、チームで行うプロジェクトにも貢献してまいります。

上記の例文では、チームで自分から声掛けを行い、信頼関係を築いて適切な行動を取った経験について紹介しています。

管理栄養士としてのスキルを活かした成果についても説明しているのが特徴です。

管理栄養士になることへの熱意を自己PRで表そう

管理栄養士になることに対し抱いている熱意を、自己PRの文章で表現しましょう協調性や計画性、責任感、慎重さなどを押し出すことで、仕事への適性を示せるのがポイントです。

自己分析を行った上で構成を確認し、好印象につながる文章を作成しましょう。

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若林

この記事を書いた人

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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