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自己PRで気配りをアピールする方法を解説|例文や注意点も紹介

「自己PRで気配りをどう伝えたらいいのだろう?」
「私の経験は、本当に気配りとして評価されるの?」

自己PRを考えるとき、多くの人が抱くこのような疑問。実は、あなたが持っている「気配りの強み」は、非常に魅力的なアピールポイントなのです。

しかし、どう主張すべきか戸惑っている方も少なくないでしょう。本記事では、自己PRで気配りを効果的にアピールするための具体的な方法や表現、注意点を詳しく解説しています。

この記事を読むと、あなたの「気配り」が、単なるひとつの経験やスキルではなく、人としての魅力や将来の活躍を約束する強みとして評価されることでしょう。ぜひ、参考にしてください。

自己PRで気配りは有効なアピール!理由を解説

チームワークを重視する現代の職場では、能力の突出した個人がいるだけでは、仕事は円滑に進みません。相手の気持ちや立場を考慮して行動することが非常に重要です。

こういった能力を持つ人材は、入社後もスムーズにチームに溶け込み、高い成果を上げることが期待されます。

しかし、注意しなければならないのは、気配りをアピールする就活生は多い点です。単に「気配りが得意です」と主張するだけでは、他の多くの学生との差別化は難しいでしょう。

そのため、自分の言葉で具体的に言い換えて、入社後の活躍を連想させるように伝えることが重要です。

自己PRに気配りを用いる際に効果的な言い換え表現

他の学生と差別化するポイントは、企業が求める気配りをアピールすることです。

企業や業界の特性、風土によって、気配りの形は異なります。したがって、業界研究や企業研究を行い、その企業が重視する気配りの方向性を把握することが大切です。

難しいという人は、以下の5つの言い換え表現を活用するとよいでしょう。

①他者の意見を尊重できる
②臨機応変に対応できる
③相手に対して配慮ができる
④視野が広く周囲をよく見ている
⑤人見知りをしない

上記の表現を自己PRの中で使うことで、気配りを単なるキーワードとしてではなく、具体的な行動や態度として伝えられますよ。

自己PRで気配りを強調するときの方法4ステップ

自己PRで気配りをアピールする男性

自己PRで気配りを強調する際には、以下の4つのステップを押さえることが大切です。

  1. 結論ファーストで強みが気配りであることを伝える
  2. 強みがどのような気配りかを具体的に伝える
  3. 強みを発揮したエピソードを伝える
  4. 強みを活かして入社後にどんな形で活躍できるかを伝える

それぞれ、詳しく解説します。

①結論ファーストで強みが気配りであることを伝える

最初のステップは、結論ファーストで「私の強みは気配りです」と伝えることです。これにより、聞き手の関心を引き、あなたの話に集中してもらえます。

また、結論から始めることで、その後の説明が聞き手にとって論理的に理解しやすくなります。

②強みがどのような気配りかを具体的に伝える

「気配り」は幅広い意味を持つ言葉です。そこで、あなたの気配りがどのようなものであるかを具体的に伝えることが必要です。

たとえば「人の話をしっかりと聞き、それに基づいて行動するタイプ」といった具体的な形で伝えることで、聞き手にイメージを持ってもらいやすくなります。

③強みを発揮したエピソードを伝える

具体的な状況、行動、結果を伝えることで、聞き手はあなたの気配りの具体的な力をイメージしやすくなります。たとえば、

「プロジェクト中にチームメンバーの体調を気にかけ、彼の作業をサポートした結果、プロジェクトは無事に完了した」

というエピソードを挙げることで、あなたの気配りがどのようにチームの成果に貢献したかを具体的に伝えられます。

④強みを活かして入社後にどんな形で活躍できるかを伝える

最後のステップは、自分の強みが入社後の業務やチームでどのように活かされるかを伝えることです。

これにより、採用担当者はあなたの強みがどのように企業に貢献できるのかを具体的にイメージできるでしょう。

たとえば、「私の気配り能力を活かし、チームのコミュニケーションを円滑にし、更なる成果向上に貢献したい」といった具体的なビジョンを示すと、より説得力のある自己PRになります。

自己PRで気配りをアピールする際の2つのポイント

自己PRで気配りを用いるときの重要なポイントは以下の2つです。

  1. 気配りが実際に成果に結びついたエピソードを伝える
  2. シンプルかつ分かりやすい表現を心がける

上記のポイントを取り入れることで、あなたの気配りが実際にどれほど価値のあるものかを、採用担当者や面接官にしっかりと伝えられますよ。

①気配りが実際に成果に結びついたエピソードを伝える

あなたの気配りがどのような成果に結びついたのか、具体的なエピソードを伝えることが大切です。

たとえば「あるプロジェクトでチームメンバーの疲れを察知し、こまめに休憩を促した結果、作業効率が格段に上がった」と伝えると、チームに与えたプラスの影響について明確に分かりますよね。

このようなエピソードは、採用担当者にとっても評価ポイントとなり、あなたの魅力を十分に伝えられるでしょう。

②シンプルかつ分かりやすい表現を心がける

気配りをアピールする際は、複雑な言葉や専門用語を使うよりも、シンプルかつ分かりやすい表現で伝えることがポイントです。

たとえば、「チームのムードメーカーとして、メンバーのニーズを敏感に察知して行動しています」というように、簡潔で直感的に理解できる言葉を選ぶことが重要です。

また、具体的な行動や成果に結びつけながら、伝えたいポイントをシンプルにまとめることで、採用担当者や面接官の理解を深められますよ。

【エピソード別】自己PRで気配りをアピールする例文3選

さまざまなシーンからのエピソードをもとに、どのように気配りを自己PRとして伝えるべきなのか、3つの例文を紹介します。

  1. アルバイト経験から気配りをアピールする例文
  2. 部活動から気配りをアピールする例文
  3. サークル活動から気配りをアピールする例文

自身の経験や背景を踏まえて、最も相手に伝わる言葉を選び、効果的な自己PRを目指しましょう。

例文①:アルバイト

私が大学生時代にアルバイトをしていたカフェでは、時折お客様の具体的なリクエストに応える場面がありました。

ある日、常連のお客様が遅い時間に訪れ、特定のメニューをお探しでしたが、その日はすでに売り切れてしまっていました。

そのとき、私は以前お客様が別のメニューに対しても好印象を持っていたことを思い出し、それを提案。結果として、お客様は大変満足されました。

この経験を通じて、気配りはただのサービス以上の価値があると感じました。

顧客の過去の好みや行動を覚えておき、それを活かして提案している点がポイントです。

このようなアルバイト経験を具体的に伝えることで、職場での柔軟な対応や顧客の満足を重視する姿勢を強調できます。

例文②:部活動

高校時代、私はバスケットボール部に所属していました。そのとき、試合が近くなったある日に、キャプテンが体調不良を訴えました。私は直感的に彼の状態を察し、トレーニングメニューを変更することをチームに提案しました。

この提案が受け入れられ、メンバー全員が一丸となってキャプテンをサポート。私たちのチームの結束力が高まり、試合当日、キャプテンはその支えを受けて最高のパフォーマンスを発揮しました。

結果として、チームはその試合で勝利を収めました。この経験から、私は自分の気配りが実際の成果に繋がったのだと思い、自信に繋げることができました。

このような部活動の経験を具体的に伝えることで、自分の能力や資質をより伝わりやすくできます。とくに、「行動」から「結果」までの流れを明確にすることは、効果的な自己PRです。

例文③:サークル活動

大学在学中、私は文化系のサークルで活動していました。年に一度、大きな展示会を実施しており、とくにその年は新入生の参加が多かったのです。

新入生たちの間に緊張や迷いが漂っているのを察知し、私は彼らのサポート役を自ら買って出ました。

具体的な展示物の配置のアドバイスから、説明の仕方のコツまでを伝授。彼らの不安を取り除くお手伝いをしました。結果、新入生たちは堂々と展示会に臨め、大成功を収めました。

新入生の緊張や迷いを感じ取り、主体的にサポートする様子は、チームや組織の中での協力的な役割を果たす能力を示しています。

このように、サークル活動の経験を通じて得たコミュニケーション能力やリーダーシップを、アピールの材料として用いる方法もありますよ。

自己PRで気配りをアピールする際に注意すべきこと

気配りをアピールポイントとして挙げる場合、実際の態度や行動と一致していることが重要です。

たとえば、「気配りが得意」と自己PRで強調しているのに、面接やグループディスカッションで他者の話を途中で遮るような行動を取ってしまうと、大きな矛盾として映るでしょう。

また、面接官や他の応募者に対して配慮のない言葉を使う、あるいは自己中心的な行動を取ることも、あなたのアピール内容と実際の行動が一致していないと見なされます。

自己PRで気配りを強調する際は、具体的な行動や態度でしっかりと示すように心がけましょう。

自己PRで気配りをアピールする際は言い換え表現を活用しよう

気配りをアピールする際には、具体的なエピソードや実績に基づいて伝えることが大切です。

また、シンプルかつわかりやすい表現を心がけること、そして言い換え表現を活用することで、相手により深い印象を与えられます。

ぜひ、今回の記事を参考に自己PRをブラッシュアップしてくださいね。

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若林

この記事を書いた人

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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