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最終面接で圧迫面接をされた時の対処法・企業の目的を紹介

就活の採用試験において、圧迫面接をする企業も存在します。嫌な質問をされたり理不尽に怒られたりすると、自分に自信を無くしてしまう人も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、企業が圧迫面接をする理由と、圧迫面接された時の対処法について解説します。ぜひ参考にしてください。

富樫

キャリアアドバイザー 富樫

新卒で株式会社C-mindに入社後、キャリアアドバイザーを担当。新卒ながら会社説明会の運営や司会も積極的に兼任しており、就活生のファーストキャリアを重要視したアドバイスを行う。

最終面接に多い?圧迫面接とは

圧迫面接とは、面接官がわざと威圧的な態度をとり、就活生を脅すような雰囲気を出す面接のことです。昔はよく行われていましたが、最近は導入しない企業の方が多いと言えます。

しかし、いまだに圧迫面接を取り入れている企業が存在するのも事実です。志望度の高さを見るために、最終面接で圧迫面接を行う企業も存在します。

圧迫面接は、多くの就活生にとっては苦手意識が強く、トラウマになることも。しかし、圧迫面接の内容や対処法を事前に知っておけば、落ち着いて対処できますよ。

就活生がちゃんと準備して面接に来ているのか見定められています。企業分析やエントリーシートの内容をしっかり頭に入れて臨みましょう。

よくある圧迫面接の内容

圧迫面接は、多くの就活生にとって非常にストレスフルであり、その内容を事前に知っておくことは非常に重要です。

ここでは、圧迫面接の具体的な3つの内容とその背景について詳しく解説していきます。

  1. 個人的な質問をする
  2. 不快な態度を取る
  3. 時には文句を言われることも

①個人的な質問をする

圧迫面接の中でも特に一般的なのが、家族や趣味、私生活など個人的な質問をしてくるケースです。

個人的な質問は、就活生が答えにくいと感じるものが多く、その反応を見ることで面接官は就活生のストレス耐性や即座の判断力を評価します。

個人的な質問に対しては、冷静に考え、自分の価値観や考えをしっかりと伝えることが大切です。

しかし、答えるのが嫌なことや、冷静に考えて答える必要が無いと判断したものは答えなくても構いません。

このような質問はその人がどんな人なのか、どういう人生を歩んできたのかを見ています。人間性を特に見られるので明るく振る舞えると良いですね。

②不快な態度を取る

圧迫面接の特徴として、面接官があからさまに不快な態度を取ることがあります。

例えば、質問に答えている最中に面接官が無視をする・目線を合わせない・頬杖をついて聞いているなどの態度を取ることがあります。

これは、就活生のストレス耐性を試すためや、どれだけ冷静に対応できるかを確認するためのものです。不快な態度を取られても焦らず、自分の話をしっかりと伝えることが重要となります。

③時には文句を言われることも

面接官が意図的に文句を言ったり、説教をしたりするのも圧迫面接の1つです。

例えば、「あなたの考えは間違っている」と意見を否定されたり、自分の経験談を語りながら説教をしてくることがあります。

これは、面接官が就活生の反論力や自分の意見を持っているかを確認するためのものです。ただ、実際は面接官がストレス発散しているだけのケースもあります。

面接で文句や説教をされた場合でも、自分の意見をしっかりと持ち、それを根拠を持って伝えることが大切です。

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企業が圧迫面接をする3つの理由

企業がなぜ圧迫面接を行うのか、その背景にある3つの理由を詳しく解説していきます。

  1. 就活生のストレス耐性を確認するため
  2. 就活生の対応力を見るため
  3. 就活生のことをよりよく知るため

①就活生のストレス耐性を確認するため

ビジネスの現場は、予測不能な状況が日常茶飯事です。取引先からの理不尽な要求や、達成困難なノルマ、上司からの厳しい指摘など、様々なストレスが働く人を襲います。

企業は、理不尽な状況下でも冷静に対応できるか、ストレスに負けずに業務を遂行できるかを確認するため、圧迫面接を実施しているのです。

特に、営業職などの数字を追うポジションでは、圧迫面接が行われることが多いと言われています。

②就活生の対応力を見るため

実際の業務では、顧客や取引先から突然の質問や要求が飛び込んでくることがあります。そのような時、迅速かつ適切に対応する能力は非常に重要です。

圧迫面接では、面接官が意図的に予期せぬ質問を投げかけることで、就活生の即座の思考力や対応力をチェックします。

また、深い思考を持っているか、短時間での回答能力があるかも評価のポイントとなります。

面接は「会話」です。準備してきた話題を機械的に答えるのではなく、面接官との言葉のキャッチボールが円滑にできることが大切です。

③就活生のことをよりよく知るため

圧迫面接は、就活生の本質や人間性を引き出す効果があります。

通常の面接では見えにくい、就活生の本音や真の性格、価値観を知れるのです。

面接官は、就活生がどれだけ自分の考えを持っているのか、その場しのぎの答えをするのか、真摯に質問に答えるのかを見極めるため、圧迫的な質問を行います。

圧迫面接をされた時の3つの対処法

圧迫面接をされても、どう対処すればいいのかを知っていれば冷静に対応できます。ここでは、圧迫面接をされたときの3つの対処法を解説します。

  1. 笑顔で明るく答える
  2. 圧迫感を感じても冷静に受け止める
  3. 嫌われているとは限らないので気にしない

①笑顔で明るく答える

圧迫面接は、多くの場合、応募者のストレス耐性や思考力を試すための手法として行われます。そのため、笑顔を絶やさず、明るく答えることは非常に重要です。

なぜなら、笑顔で明るく答えられれば、ポジティブな性格やプレッシャーの中でも冷静に対応できる能力を面接官に示せるからです。また明るく答えることで、自分自身の緊張も和らげれるでしょう。

②圧迫感を感じても冷静に受け止める

圧迫面接中、面接官からの質問や態度に動揺することは当然です。その際には嫌な質問をされても冷静に受け止め、落ち着いて答えることが求められます。

面接官も人間です。彼らが行う圧迫面接は、あくまで仕事の一環として行っている可能性が高いため、面接官の態度や言葉に過度に反応せず自分の考えや経験をしっかりと伝えることが大切です。

慌てたり、言葉に詰まったりすると印象が悪くなることも。嫌な質問を想定した面接練習をして対策しましょう。

③嫌われているとは限らないので気にしない

圧迫面接を受けると、自分が面接官に嫌われているのではないかと感じることがあるかもしれません。しかし実際には、特に嫌われていないことがほとんどなので気にしないようにしましょう

面接官が厳しい態度を取る背景には、応募者の能力を確かめる意図があることを理解することが重要です。また、面接官の日常や裏側を想像することで、彼らも1人の人間であることを意識できます。

そのため、圧迫面接を受けたからといって、自分を過度に責めることなく、自分の価値を信じて前向きに取り組みましょう

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圧迫面接をしている自覚がない場合の3つの例

実は、「圧迫面接を受けている」と感じている場面でも、面接官にその意識がないことも少なくありません。ここでは、圧迫面接をしている自覚がない場合の3つの例を紹介します。

  1. 無反応・無表情
  2. 淡々と質問される
  3. 自分だけが圧迫感を感じている

①無反応・無表情

一生懸命に話しても、面接官がずっと無表情であると、自分の話に自信が出なくなるかもしれません。しかし、これは面接官が意図的に行っているのでなく、元々無表情な人である可能性もあります。

また、面接中にメモを取っていたり、質問に対する回答を記憶したりしていて、無反応になる場合も沢山あります。そのため、無反応・無表情だからといって圧迫面接とは限りませんよ。

あまり悪い方向に考えすぎず、肩の力を抜きましょう。

②淡々と質問される

面接官が論理型の場合、5W1Hを用いて回答を徹底的に深堀りしたり、次から次へと矢継ぎ早に質問をしてきます。場合によっては、まだ質問に答えている途中で次の質問を投げかけてくることも。

このような質問のスタイルは、面接を受ける側からすると圧迫感を感じることがありますが、必ずしも圧迫面接とは限りません。

限られた時間の中で合否の判断する必要があるため、次々と質問しているだけで、面接官からしたら圧迫している自覚はほとんどない場合もあるのです。

③自分だけが圧迫感を感じている

他にも、面接官側は圧迫面接をしている意図はないにもかかわらず、就活生側が神経質になっているせいで圧迫感を感じているケースが多々あります。

面接官の普段の表情が不機嫌に見えることで、圧迫面接だと勘違いするケースもあります。圧迫面接だと感じた場合は、面接官の裏側の日常や性格を考慮することで、冷静に対応しましょう

単に面接に慣れていないだけかもしれません。しっかり準備をし自身を持って面接を受けることが成功のカギです。

最終面接で圧迫面接をされても冷静に受け答えをしよう

最近は圧迫面接も少なくなりましたが、最終面接で圧迫面接を取り入れている企業は割と多くあります

圧迫面接をされると自信を無くしてしまう人も多いかもしれませんが、単にストレス耐性を見ているだけで、特に嫌われているわけではないので、冷静に受け答えしましょう

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若林

この記事を書いた人

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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