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【例文あり】面接の受け答え完全ガイド|好印象を与える準備とコツを徹底解説!

「面接で好印象を与えたい」と思っても、実際の受け答えに自信が持てない方も多いのではないでしょうか。

面接は就職活動の中でも最も重要な場面の1つですが、質問への答え方や話し方1つで結果が大きく変わることもあるため、緊張してしまいますよね。

本記事では、好印象を与えるための具体的な受け答えのコツや、事前に準備しておきたいポイントを例文付きで詳しく解説します。

これから面接を控えている方は必見の内容となっているため、参考にしてください。

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面接で好印象を与える受け答えの6つのコツ

こちらでは、面接官に好印象を与えるための「6つのコツ」を詳しく解説します。

それぞれのポイントをしっかりと意識すれば、自信を持って面接に臨めるでしょう。

  1. ①「結論→理由(エピソード)→入社後」の順に答える
  2. ②面接官の質問の意図をしっかり捉えてから答える
  3. ③声の抑揚を意識しながら、ゆっくりと答える
  4. ➃面接官の目を見ながら、にこやかに答える
  5. ⑤30秒程度、長くとも1分以内の長さを目安に答える
  6. ⑥エピソードの大きさではなく、その過程を強調するように答える

①「結論→理由(エピソード)→入社後」の順に答える

面接での回答は、「結論→理由(エピソード)→入社後」の順に答えましょう。

要点をまとめずに長々と話してしまうと、良いことを言っていても面接官の印象に残りません。

最初に「結論」を端的に述べることで面接官に話の趣旨を理解してもらい、その後、「その理由や背景」を具体的なエピソードで補足し、最後に「入社後の展望」へつなげることで、採用後のイメージをしっかりアピールできます。

例文

私は目標を達成するために、着実に努力を重ねるタイプです。(結論)
大学時代、ゼミでリーダーを務めた際、メンバー間で意見が分かれる場面が多々ありましたが、全員が納得できる解決策を見つけるため、徹底的に話し合いを重ねました。(理由)
その結果、プレゼン大会で優勝するという成果を出せました。(エピソード)
この経験を活かし、貴社でもチームをまとめながら成果を出したいと考えています。(入社後)

②面接官の質問の意図をしっかり捉えてから答える

面接官の質問の意図をしっかり捉えてから答えることも大切です。

たとえば、「サークル活動は何をしていたのか」と聞かれているのに、「そのサークル活動を選んだ理由」を答えると、話を聞いていないと判断されてしまいます。

的外れな回答をしないように、面接官の質問にしっかり耳を傾け、一呼吸おいて内容を整理してから答えるようにしましょう。

③声の抑揚を意識しながら、ゆっくりと答える

面接官の質問には、声の抑揚を意識しながら、ゆっくりと答えるようにしましょう。

単調な声では、面接官の関心を引くのが難しくなります。

また、緊張すると早口になりがちなので、意識的に声に抑揚をつけて間をとりながら話すことが大切です。

その上で、はっきりとした口調で答えると、説得力のある受け答えとなります。

➃面接官の目を見ながら、にこやかに答える

面接では、面接官の目を見ながら、にこやかに受け答えをしましょう。

視線を合わせることで誠実さや親しみやすさを印象づけられ、軽い笑顔を心がけることで柔らかい印象を与えられます。

面接官が複数いる場合は、答える際に質問者を中心に視線を配ることも大切です。

⑤30秒程度、長くとも1分以内の長さを目安に答える

面接官の質問に回答する際は、30秒から1分程度の長さを意識することが大切です。

回答が長すぎると、面接官の集中力が切れてしまいます。

しかし短すぎると説得力に欠けますし、面接官も話を続けられないのでコミュニケーションが苦手な学生だと思われてしまうでしょう。

①で述べたように、まずは結論を端的に述べた上で回答する練習をしておくことをおすすめします。

⑥エピソードの大きさではなく、その過程を強調するように答える

質問に回答する際は、エピソードではなく、その過程を強調しましょう。

大きな成果を持つエピソードがなくても問題ありません。

大切なのは、その過程で「どのように考え、行動し、結果につなげたか」を具体的に伝えることです。

あなたの努力や工夫のプロセスが伝われば、面接官に好印象を与えられます。

面接の受け答えにおいて注意すべき5つのポイント

こちらでは、面接での受け答えにおいて避けるべき「5つの注意点」を紹介します。

これらのポイントを押さえて、面接官に好印象を与え、次のステップへ進むための準備を整えてください。

  1. 一人称の使い方に気を付ける
  2. 企業の呼び方に気を付ける
  3. 語尾を伸ばさないようにする
  4. 語尾を濁さないようにする
  5. 答えられない質問に黙り込まないようにする

①一人称の使い方に気を付ける

面接の場では、一人称は「私」を使うのが基本です。

「自分」や「僕」「俺」といったカジュアルな表現は避けましょう。

たとえば、「私がリーダーを務めた際、メンバー全員で目標を共有しました」といった表現が適切です。

②企業の呼び方に気を付ける

企業の名前を呼ぶ際には、「御社(おんしゃ)」や「貴社(きしゃ)」を使い分けるようにしましょう。

面接の場では「御社」が一般的です。

「会社」や企業名をそのまま呼び捨てにするのは失礼にあたるため避けてください。

③語尾を伸ばさないようにする

語尾が「~ですぅ」や「~ますぅ」と伸びてしまうと、幼稚な印象を与える場合があります。

緊張していると気づかないことが多いので、意識して語尾を短く切るように心がけましょう。

➃語尾を濁さないようにする

「~だと思いますけど…」や「~ではないかと…」といった語尾の濁しは、自信がない印象に感じられます。

はっきりと「~だと考えています」「~だと思います」と断言して、説得力のある受け答えをしましょう。

⑤答えられない質問に黙り込まないようにする

想定外の質問に答えられない場合でも、黙り込むのはNGです。

「申し訳ありません。その点については調べておりませんが、○○については詳しく知っております」など、代わりに伝えられることを準備しておくと良いでしょう。

たとえ答えられずとも、質問に対して誠実に向き合う姿勢を見せることが大切です。

面接でよく聞かれる質問例とその回答例

こちらでは、面接でよく聞かれる質問例と、それぞれの質問に対する効果的な回答例をいくつか紹介するので、参考にしてください。

面接では、企業側があなたの適性や価値観、スキルを理解するためにさまざまな質問を投げかけてきます。

事前にその内容を把握し、適切な回答を準備しておくことが、面接を成功に導く鍵となるでしょう。

  1. アイスブレイク
  2. 自己紹介
  3. 学生時代の経験
  4. スキルや能力
  5. 性格や価値観
  6. 志望動機
  7. 就活の軸
  8. 自社について
  9. キャリアプラン
  10. 他社の選考状況

明日、面接があるけど不安すぎる…
どんな質問が来るか分からず、緊張してしまう…


このように面接に対しての漠然とした不安から、面接に苦手意識を持ってしまったり、面接が怖いと感じてしまうこともありますよね。企業によっても面接の質問や内容が違うので、毎回ドキドキしてしまいます。

そんな就活生の皆さんのために、カリクル就活攻略メディアでは、実際に400社の面接の質問を調査し、100個の質問を厳選しました。LINE登録をすることで【完全無料】で質問集をダウンロードできます。面接質問集をゲットして、不安を解消した状態で面接に臨みましょう!

①アイスブレイク

アイスブレイクの目的は、学生を評価することではなく、素の状態に近い反応や言葉遣い、表情を観察することです。

面接官が投げかけたフレーズに対して、肯定的な言葉選びや笑顔で返答することを心がけましょう。

【質問例】最近見た映画や読んだ本で、特に印象に残ったものはありますか?

最近『〇〇』という映画を観ました。人生における選択や決断の重要性を描いていて、とても感動しました。

【質問例】休日はどのように過ごしていますか?

週末は家族と過ごすことが多いです。最近は料理に挑戦していて、新しいレシピを試すのが楽しみです。

②自己紹介

面接の冒頭で必ず聞かれる基本的な質問です。

ここでは、自分を簡潔に、かつ魅力的に伝えることが求められます。

たとえば、インターンシップを通して得た経験や、新しく挑戦したことなどに触れると、面接官はさらにあなたの人柄に興味を持つでしょう。

【質問例】自己紹介をよろしくお願いします

〇〇大学〇〇学部〇〇学科の〇〇と申します。大学では心理学を専攻し、特に人間の感情や行動がどのように社会に影響を与えるかについて研究しています。
最近は、心理学的視点から職場でのコミュニケーションに関する研究を行い、企業の人材育成に役立つ方法を探求しています。
また、学業以外では学生団体に所属し、地域の子どもたちに向けた学習支援活動を行っています。この活動を通じて、教えることの大切さやコミュニケーション能力を磨いてきました。

【質問例】あなたの特徴を教えてください

私の特徴は、柔軟性と適応力です。新しい環境にすぐに馴染むことができ、変化に対しても前向きに対応できます。
大学時代、海外留学を経験した際には、文化や言語の違いに最初は戸惑いましたが、積極的に現地の人々とコミュニケーションを取ることで、すぐに環境に適応できました。
この経験を通じて、異文化の中でもスムーズに順応できる能力が身に付いたと感じています。

③学生時代の経験

学生時代の経験を通して、どのようなスキルを獲得できたのかを聞かれる質問です。

ボランティア活動やアルバイト活動において、課題をどのように解決してきたのかを具体的に答えると良いでしょう。

課題を1人で解決したのではなく、周りのメンバーと協力しながら達成したことを強調すると、リーダーシップや協調性、コミュニケーション能力を示せます。

【質問例】学生時代に力を入れていたことは何ですか?

私が学生時代に力を入れていたことは、非行少年の自立支援ボランティア活動です。グループワークの進行役を担い、参加者が自分の考えを述べやすい環境を作ることを心掛けていましたが、最初の頃は参加者が自分の意見を話すことに消極的で、進行が滞りました。
そこで私は、参加者からのフィードバックを集めるため、個別に聞き取りを行い、問題点を明確にしました。結果、多くの参加者が「自分の意見を言うことに抵抗がある」と感じていることがわかりました。
このフィードバックを元に、グループワークの進行方法を見直し、少人数でのディスカッション形式を取り入れることで、参加者が発言しやすくなるよう工夫しました。また、他のボランティアメンバーとも密に連携を取り、意見交換を行いながらグループワークの進行方法を改善していきました。
その結果、参加者の多くが自分の考えを表現できるようになり、活動全体の成果が大きく向上しました。
この経験から得た他者とのコミュニケ―ション能力と問題解決能力を御社でも活かし、積極的に課題を発見し解決するために貢献していきたいと考えています。

【質問例】学生時代に達成感を感じたことは?

アルバイト先のカフェで接客業務を担当し、売上目標を達成したことです。
私はカフェでのアルバイトをしており、特に忙しい時期にはチーム全体で売上を伸ばすために協力する必要がありました。
私はお客様への対応やレジ業務を担当する傍ら、常にスムーズな店舗運営をサポートすることを意識しました。具体的には、売上目標達成のためにお客様に新しいメニューを提案することで、お客様の満足度を高める取り組みをしました。
この取り組みが評価され、店舗全体で売上目標を達成したときには、チーム一丸となって成功を収めたことに大きな達成感を感じました。

④スキルや能力

これまでの経験を通じて身につけたスキルや能力を、誰にでも理解できる形で説明しましょう。

新卒採用は「ポテンシャル採用」とも言われるように、面接官が求めているのはすぐに役立つ実務的なスキルだけではありません。

今後の成長や一緒に働く姿をイメージできるようなスキルを伝えることが大切なのです。

そのためにも、どのようにしてそのスキルを身につけ、なぜそれが重要で、入社後にどのように活かせるのかを明確にする必要があります。

【質問例】あなたの強みは何ですか?

私の強みは「問題解決力」です。常に物事の本質を見極め、効率的な解決策を見つけることを得意としています。
私は大学1年生から現在にかけて駅構内のせんべい屋でアルバイトをしており、バイトリーダーとして売上管理を担当しています。
冬の寒い時期、売り上げが伸び悩んでいるという課題に直面しました。そこで、他のアルバイトスタッフと協力してお客様の動向を観察した結果、寒い時期は店舗に立ち寄るお客様が少なく、足早に電車に乗り込んでしまうことが原因だと判明しました。
この問題を解決するために、私は電車の到着時間に合わせて試食を提供することを提案し、実行に移すと、冬の売り上げは前年比よりも2割増加しました。
御社に入社後も、問題を迅速に分析し、効率的な解決策を見つけ出して会社の成長に貢献したいと考えています

【質問例】あなたの得意なことを教えてください

私の得意なことは「チームワークと協力を通じた問題解決」です。大学時代、私はラクロス部で活動しており、チームの一員として共に練習や試合に取り組んできました。
私たちのチームは技術的な部分では問題が少なかったのですが、試合でうまく連携が取れず、思うような結果が出ませんでした。そこで、私は仲間と話し合い、チーム全体で練習メニューを見直し、実戦形式の練習を増やすことにしました。
また、普段からコミュニケーションを大切にし、練習中に互いの意見を積極的に交換し合う環境を作りました。その結果、チームの連携が向上し、大会では念願の優勝を達成できました。
この経験を通じて、私は困難に直面してもチーム全体で協力し、目標達成に向けて一丸となって取り組むことの大切さを学びました。
御社に入社後も、チームの一員として積極的に意見を出し合い、協力しながら目標達成に向けて努力していきたいと考えています。

⑤性格や価値観

面接官は応募者が自社の文化や価値観に合うかどうかを見極めるために、性格や考え方、価値観についての質問を投げかけます。

そのため、企業の求める人物像に合致するように自分の強みや考え方を上手に伝えることが重要です。

また、「もし動物に例えるなら何ですか?」といった予想外の質問が来ることもありますが、どんな質問でもその背後にある意図を理解し、自己PRに繋がる内容で回答することが求められます。

自分の性格や価値観がどのように企業に貢献できるかを意識して、適切な答えを心掛けましょう。

【質問例】あなたの長所と短所を教えてください

私の長所はやり抜く力があることです。目標を設定したら、苦手なことでも積極的に取り組み、成果を上げることができます。
大学時代、駅前のカフェでアルバイトをしていました。お客様の満足度向上を目標に掲げ、苦手だった接客業務やお客様の対応を意識的に改善しました。その結果、リピーターの数が増加し、目標達成を果たしました。御社でも、どんな目標に対してもやり抜く力を発揮し、貢献できると考えています。
短所は少し頑固なところです。1度決めたことをやり遂げたいあまり、視野が狭くなりがちです。
しかし、目標達成に向けて、チームとの協力や柔軟な対応を意識し、周囲とのコミュニケーションを大切にしています。

【質問例】自分を動物にたとえるとなんですか?

自分を動物にたとえると、「犬」だと思います。犬は忠実で、任された役割を最後までやり遂げる性格があると感じています。
また、犬は周囲の変化に敏感で、状況に応じて柔軟に対応する力があります。私は自分の役割に対して責任感を持ち、周りとの協力を大切にしながら成果を上げることを心掛けています。
このように、周りの人々としっかり協力し、どんな状況でも適応していく姿勢が自分の特徴だと思います。

⑥志望動機

面接でよく聞かれる質問の1つが「志望動機」です。

この質問では、他の企業ではなくこの会社に応募した理由を明確に伝えることが重要となります。

自分が選んだ会社に対する強い関心や具体的な理由を伝えることで、面接官に自分の熱意や志望度の高さをしっかりとアピールできるでしょう。

説得力のある回答をするためには、企業の強みや市場での立ち位置、競合他社との違いを理解し、それに基づいて自分がその会社に貢献できるポイントを具体的に説明することが大切です。

【質問例】志望動機を教えてください

御社の「革新を通じて、社会に持続可能な変化をもたらす」という企業理念に深く共感し、志望いたしました。
私は学生時代、地域社会の支援活動を行っているボランティア団体で活動していました。その中で、特に高齢者との交流を通じて「社会貢献を通じて人々の生活の質を向上させる」ことに強い関心を持つようになりました。
活動を進める中で、高齢者に対するサポートが社会全体で必要であること、そしてそのサポートが人々の絆や地域活性化につながることを実感しました。
御社に入社後も、持続可能な社会を実現するために、企業活動を通じて社会に貢献していきたいと考えています。

【質問例】なぜ他の企業ではなく、この会社を選んだのですか?

御社を選んだ理由は、企業の「革新を通じて社会の課題を解決する」という理念に強く共感したからです。
私は大学時代から、新しいアイデアを活かして社会的な問題に取り組むことに関心があり、特に技術革新が持つ可能性に注目してきました。
御社は、常に革新的なアプローチを取り入れており、その先進的な製品やサービスが社会全体にポジティブな影響を与えていることに魅力を感じました。たとえば、最新技術を活用して環境負荷を減らす取り組みや、デジタル化による業務効率化など、御社が推進している革新の数々は、私が理想とする社会貢献の形に近いと感じています。
他の企業と比較しても、御社は変化を恐れずに新しい挑戦を続け、常に業界の先を行っている点が際立っています。私はその中で自分の創造力や問題解決能力を発揮し、革新を通じて社会に貢献できる仕事をしたいと考えています。

⑦就活の軸

面接官は、就活の軸に関する質問を通じて、学生の価値観や自社にフィットする人柄を把握しようとしています。

その軸が形成された背景には、あなたの過去の経験や考え方が大きく影響しているでしょう。

なぜその軸に至ったのか、どんな体験があったのかを具体的なエピソードを交えて伝えることが効果的です。

また、志望する企業でならその軸をどう活かせるのかを結びつけて話すと、より説得力が増します。

【質問例】就職活動で最も重視していることは何ですか?

回答例「私が就職活動で最も重視していることは、「社会に対してポジティブな影響を与えられる仕事に就くこと」です。
この軸は、学生時代にボランティア活動を通じて培われました。特に、地域での環境保護活動に参加した際、地域の人々が活動を通じて笑顔になり、環境保護が自分たちの未来にどうつながるのかを実感できたことが大きな影響を与えました。
そのため、企業選びでは、社会貢献をビジネスの中核に据えている企業に魅力を感じており、貴社の「社会課題の解決をビジネスで実現する」という理念には特に強く共感しています。
もし貴社に入社できれば、自分が持つ社会貢献への熱意を活かし、社会に対しても積極的な影響を与えていきたいと考えています。」

【質問例】他の企業も受けているようですが、どんな選び方をしていますか?

私が企業を選ぶ際にもっとも重視しているのは、社会に対して良い影響を与えられるかどうかという点です。
私は環境保護に携わる活動をしてきた経験をいかして、社会課題を解決することに取り組みたいと考えています。
そのため、貴社のように環境に配慮した製品を提供する企業や、社会課題の解決を事業の中心にしている企業には強い魅力を感じています。

⑧自社について

面接では志望度の高さを確認するために、深く掘り下げた質問をされる場合があります。

そのため、事前に企業について十分に調査し、しっかりと準備をしておくことが大切です。

【質問例】企業理念についてどう思っていますか?

御社の企業理念「持続可能な社会を築くために、環境に配慮した事業活動を推進する」に非常に共感しています。
私自身、大学時代に環境保護活動に取り組んできた経験があり、地球環境の未来を守るために何ができるかを常に考えています。
御社の理念は、単に企業としての社会的責任を果たすだけでなく、企業の成長と環境保護の両立を目指している点が素晴らしいと思います。
私もその一員として、環境に配慮したプロジェクトや戦略の立案を通じて、社会貢献に貢献したいと考えています。

【質問例】弊社の商品を知っていますか?

はい、御社の商品については、特に「〇〇シリーズ」に興味を持っています。
〇〇シリーズは、環境に配慮した素材を使用している点が非常に魅力的で、私自身も環境意識が高いので、その点に共感しました。
また、御社の商品はどれも機能性とデザイン性を兼ね備えており、品質の高さが際立っていると感じています。
このような製品が市場に与える影響は大きいと考えており、もし御社で働けることになれば、私の強みである〇〇(例:マーケティング戦略や製品開発など)を活かして、さらに多くの人々に御社の商品を知ってもらえるよう貢献したいと思っています。

⑨キャリアプラン

就職活動を進めるにあたって、自分がどのように働き、成長していきたいかを考えることは非常に重要です。

新卒として企業に入社する場合、社会人経験やスキルが不足していることが多いため、企業側は採用する際に相応のコストをかけて教育し、育てていく必要があります。

そのため、入社後のキャリアビジョンをしっかり持っている学生の方が、より期待をされるのは明らかです。

入社後、3年後、5年後に自分がどんな仕事をしているか、どのように成長しているかを具体的に考え、そのビジョンを面接でしっかり伝えられると、企業に対して自分の真剣さややる気を伝えられます。

【質問例】これからの10年間でどのようなキャリアを築きたいですか?

入社後の3年間で、まず業務の流れや組織の文化を学びながら、専門知識を深め、プロフェッショナルとしての基盤を築いていきたいです。
5年目には、部署内でリーダーシップを発揮し、チームをまとめる立場を目指します。プロジェクトマネジメントを担当する中で、複数のメンバーと協力して成果を上げる経験を積み、より広い視野を持てるようになりたいです。
10年後には、業界のトレンドを先取りした新しい施策を立案・実行できるような戦略的な役割を担うことを目指します。
これまでの経験を活かし、会社にとっての価値を最大化できるような、成長を遂げた人材として貢献できるように努力します。

【質問例】キャリアの中でどのようなチャレンジをしたいですか?

入社後は実務経験を積みながら、知識を広げるために資格や研修に積極的に参加し、自分のスキルを高めていきたいです。
そして、将来的には企業の戦略に関わるポジションで、業界の動向を意識しながら、会社全体に貢献できるような仕事に携わりたいと思っています。
そのために、柔軟な思考を持ちながら新しい挑戦を積極的に受け入れ、成長し続けることが重要だと感じています。

⑩他社の選考状況

この質問では面接官が「なぜ自社を選んだのか」や「他社と比べてどれくらい志望度が高いのか」を確認しています。

選考を受けている企業すべてを伝える必要はありませんが、回答内容には一貫性を持たせましょう。

たとえば、複数の業界を選んでいる場合は、御社と関連性のある業界を選んでいることを伝えるのが効果的です。

また、「御社が第一志望である」という強い意志を示すことも忘れないようにしましょう。

【質問例】弊社以外で選考を受けている企業はありますか?

はい、いくつかの企業の選考も受けていますが、その中でも、御社が第一志望であり、特に御社の〇〇(企業の特徴や理念など)に魅力を感じております。
私の目指すキャリアは御社の環境でこそ実現できると確信しており、選考を通じてさらにその思いが強くなりました。

【質問例】他社の選考状況について、正直に教えてもらえますか

A社からはすでに内定をいただいており、B社では次の2次面接が控えており、C社は最終面接を迎えています。
しかし、御社の企業理念である「〇〇」や、活気に満ちた社風にもっとも共感しており、あくまでも御社を第一志望として就職活動を進めています。

面接の受け答えにはしっかりとした準備が必要

面接での受け答えには、しっかりとした準備が必要です。

本記事で紹介した6つのコツや注意点を押さえ、面接前に受け答えの練習をしておくことで、就職活動に自信を持って臨めるでしょう。

面接は単なる質問と回答のやり取りではなく、自分を知ってもらう大切なチャンスです。

緊張することもあるかもしれませんが、落ち着いて自分らしく答え、企業に対して自分の適性や意欲をしっかり伝えてください。

成功を祈っています。

若林

このメディアの監修者

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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