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管理栄養士の志望動機に悩んでいる人必見!書き方やポイントを解説

管理栄養士をこれから目指す人も、すでに資格を所有している人も、企業や組織に所属して活躍したいなら「志望動機」の作成が必要です。

この記事では、管理栄養士の志望動機の書き方ポイント注意点をまとめています。

業界別の志望動機について例文も紹介しているので、ぜひ自分の志望動機を作成する際の参考にしてくださいね。

管理栄養士とは?仕事内容を理解して志望動機に活かそう

管理栄養士は栄養士法に定められた国家資格の免許が必要な職業です。

主な仕事は栄養学の専門的な知識と技術に基づいて献立を作成したり栄養管理を行います。

健康な方を主な対象とする栄養士とは異なり、管理栄養士は病気を患う方や高齢の方も対象に栄養指導を行います

そのため、病院や介護施設、学校や更生施設に所属して給食運営に携わる管理栄養士が多いです。

企業が就活生に志望動機を聞く2つの理由

管理栄養士は施設だけでなく企業に所属することもできます。その場合、他の就活生と同様に志望動機を企業に伝えなければいけません

管理栄養士の求人に限らず、企業が就活生に志望動機を確認するのには次の理由があります。

  1. 業界や企業への志望度を確認するため
  2. 自社に適合する人材か見極めるため

それぞれについて解説していきます。

①業界や企業への志望度を確認するため

まずは業界や企業で働きたいとどれだけ考えているか、いわゆる「志望度の高さ」を確認するために志望動機を尋ねています。

企業は長く働いてくれる人材を探しているので、志望度が低いと判断されると、入社後にすぐ辞めてしまうと思われて採用される可能性も下がってしまいます。

就活生にとっても、その企業でどんな仕事をしたいかをアピールするために志望動機は重要になります。

②自社に適合する人材かを見極めるため

企業側は志望動機で伝わる熱意と活躍の展望を見極めて、自社の社風や求める社員像にあう人材かをチェックしています。

志望度が高くても、どんな仕事で活躍できるかを判別できないと内定まで辿り着くことはできませんよ。

管理栄養士の志望動機の書き方を3ステップで紹介

それでは早速、管理栄養士向けの志望動機で覚えておきたい書き方3ステップを紹介します。

  1. 管理栄養士を志望する理由を書く
  2. 志望理由の根拠となるエピソードを書く
  3. 入社後の管理栄養士としての活躍の展望を書く

それぞれについて詳しく解説していきます。

①管理栄養士を志望する理由を書く

まずは管理栄養士として働きたい理由を書きます。結論から伝えることで、企業側も読みやすさを感じて好印象を与えることができますよ。

献立や調理などの運営・管理に携われるほか、食育指導もできる国家資格の管理栄養士だからできることにフォーカスするとよいでしょう。

②志望理由の根拠となるエピソードを書く

志望理由に説得力を持たせるために、根拠となる具体的なエピソードを混ぜてみてください。

企業の製品を食べたことがある、というエピソードでもいいですが、どんなことを感じて入社したいと考えたのかを具体的に伝えましょう。

③入社後の管理栄養士としての活躍の展望を書く

説得力のある熱意だけでは、ほかの就活生と差をつけることはできません。

多数の応募者の中から自分を選んでもらうために大切なのは、「どんな仕事で自社に貢献してくれるか」と企業側にイメージさせることです。

入社後にどんな活躍をしたいか具体的かつ簡潔に伝えることで、企業側のイメージもつきやすくなります。

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管理栄養士の志望動機作成時の3つのポイント

書き方の3ステップについて確認した後は、管理栄養士が意識しておきたい志望動機作成のポイントをチェックしていきましょう。

  1. なぜ管理栄養士を志望するのかを明確にする
  2. なぜその企業を志望するのかを明確にする
  3. 管理栄養士としての自身のアピールポイントを伝える

それぞれについて詳しく解説していきます。

①なぜ管理栄養士を志望するのかを明確にする

なぜ管理栄養士を志望するかについてははっきりさせましょう。

管理栄養士を志望する理由を曖昧にしないためには、管理栄養士の仕事内容についてもしっかり理解しておく必要があります

冒頭で伝えた仕事内容を振り返って、管理栄養士としてどんな仕事をしたいかイメージしておきましょう。

②なぜその企業を志望するのかを明確にする

管理栄養士として、なぜその企業を志望するのかは明確に伝えてください

志望する理由が他の企業でも通用する内容だと志望度が低いと判断されるリスクもあります。

「○○をしている御社だから入りたい」とはっきり明記することで、より熱意が伝わりやすくなりますよ。

③管理栄養士としての自身のアピールポイントを伝える

ほかの管理栄養士の資格を持つ人や取得を目指す人とは違って、自分だけができるアピールポイントを伝えてみましょう

「調理や献立作成の実務経験がある」や「フードコーディネーターの資格もある」など、管理栄養士としてのあなたの魅力をもっと積極的に伝えてみてください。

管理栄養士の志望動機の例文3選

それでは、管理栄養士の志望動機についてオリジナルの例文を業界別に3選紹介していきます。

ここまでお伝えした書き方やポイントを踏まえた例文になっているので、ぜひ参考にしてください。

  1. 食品メーカー
  2. 保育園
  3. 委託給食会社

それぞれについてチェックしていきましょう。

例文①食品メーカー

私は食を通して多くの人々においしさと健康を提供したいという想いから、貴社を志望いたしました。食品業界において、お客様に感動と満足を提供する仕事に情熱を注ぎたいと考えております。

小学校の給食ボランティアでの経験を通じて、児童たちの喜ぶ献立作りに励み、貴社の調理食品を活用した業務効率化アイデアも提案しました。この経験から、直接消費者に向けた食品づくりに携わり、より多くの人々に喜ばれる商品を提供したいと考えるようになりました。消費者が楽しめる食品づくりに挑戦し、おいしさと満足を提供することが目標です。

ボランティア経験で培った調理業務のスキルや現場での活用術を生かし、貴社の調理食品を最大限に活用しながら、お客様へ新たな食のアイデアを提案していきたいです。調理面での課題にも積極的に解決策を見つけ、貴社の食品開発に貢献したいと考えています。

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食品メーカーは健康な人も含め、たくさんの消費者に直接おいしさを届ける業界です。実体験を踏まえながら、どんな仕事をしたいか具体的に伝えてみましょう。

例文②保育園

私はアレルギーを抱える子どもたちが、食事や団らんを楽しめるような献立作成に携わりたいという想いから、貴園を志望いたしました。アレルギー対応の食事提案や食育に関わる仕事を通じて、多くの園児たちに食の喜びと安心を届けたいと考えております。

私は幼少期に食品アレルギーに悩まされ、家族と異なる食事メニューを摂る経験をしました。そこで感じた疎外感から、アレルギーに対応した献立の重要性を痛感しました。この経験から、アレルギーに苦しむ子どもやその家族に寄り添い、安心して楽しい食事を共有できる環境を創りたいと思っております。

それを叶えるため、大学で食品アレルギーに関する専門知識を学び、研究成果を積み上げました。その知識をもとに、保護者向けの食育指導や家庭で実践できるアレルギー対策を提案する活動にも積極的に取り組んでおります。

貴園での経験を通じて、アレルギー対応の献立や、私が持つ食品アレルギーに関する知識を活かした献立を作りたいと考えております。また、子どもたちや保護者とのコミュニケーションを大切にし、意見を反映させながらアレルギーに配慮した献立を考え、貴園に貢献したいと思います。

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こちらは、実体験をもとに志望度の熱意を伝えた例文です。具体的にやってみたいことと合わせて、企業に貢献できるスキルも伝えています。

例文③ 委託給食会社

病院や福祉施設をメインに給食を提供する貴社で、献立作成・調理運営に携わり、患者や高齢者が健やかな毎日を送れるような食事環境を提供したいと考え、志望いたしました。食を通じて安心感を提供し、人々の健康を支えるお手伝いがしたいと考えております。

私は骨折をして入院した経験があり、病院食にお世話になったことが食環境への興味が湧いた理由です。日替わりメニューや特別な行事やイベントメニューによって、食事が楽しみで充実していたことが印象的でした。

骨折入院中、食事が一番の楽しみであり、その経験から「食」が人の心を癒す力を持っていることを痛感しました。また、調理学校で学んだ「旬の食材を活かす行事献立」の知識を生かし、貴社で献立作成や調理運営に携わり、患者や高齢者の健康へのサポートを行いたいと考えています。

さらに貴社では、受託先への給食提案や食育イベントの開催が積極的に行われています。患者や高齢者に寄り添った食事環境を作り、笑顔と安心感を提供することで、貴社の理念にも貢献したいと考えています。

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なぜその企業で働きたいのかを具体的に伝えることで、志望度の高さをアピールした志望動機です。ただ熱意を伝えるだけではなく、貢献できることについても伝えています

管理栄養士の志望動機作成時に注意すべき2つのこと

最後に、管理栄養士向けの志望動機を作成する時に気を付けておきたいポイントを2つ紹介します。

自分で作成した志望動機を一度見直して、次のような注意点に触れていないか確認してみましょう。

  1. 志望理由として待遇を引き合いに出すのは避ける
  2. エピソードは具体的に説明する

それぞれについて詳しく解説します。

①志望理由として待遇を引き合いに出すのは避ける

その企業を志望する理由として、待遇がいいことを引き合いに出すのはやめておきましょう。

待遇がいいことを第一の理由にしてしまうと、入社後にギャップを感じて辞めてしまうと判断されやすいです。

志望理由としてはやりがいや惹かれた仕事内容をメインに伝えてみてください。

②エピソードは具体的に説明する

志望理由の根拠として伝えるエピソードは具体的に説明しましょう。文字数が限られる場合でも、できる限り企業側がイメージしやすい内容を伝えてください。

たとえば「小学校の給食が好きだった」だけだと、他の就活生と内容も被りそうですよね。差をつけるためには具体的に説明することが大切です。

管理栄養士の志望動機を作成する際は仕事理解が重要

この記事では管理栄養士が企業に応募する際求められる「志望動機」について、作成方法のコツや注意点をまとめました。

例文を参考にしながら、自分が希望する企業に志望度の高さと熱意をPRできる志望動機を作ってみてくださいね。

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若林

この記事を書いた人

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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