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自衛隊の志望動機の書き方を徹底解説!女性にもおすすめな例文も紹介

自衛隊の任務は社会にとって重要なものであり、大変な一方でやりがいは非常に大きいと考えられます。

しかしやりがいが大きいだけに志願者も多く、「他の志願者と差別化できない」と悩んでいる方もいるのではないでしょうか。

自衛隊に入隊するためには、志望動機をしっかりと伝えることが重要です。

そのため本記事では、自衛隊に採用されやすい志望動機のポイント例文などを詳しく紹介します。

自衛隊に採用されやすい志望動機の理由4つ

自衛隊に採用されやすい志望動機としては、以下の4つが挙げられます

  1. 災害現場で人助けをしたいため
  2. 国の安全を守りたいため
  3. 自衛隊である身内の姿に憧れたため
  4. 強みを活かせるため

ここでは上記の各理由について解説するので、一緒にチェックしましょう。

①災害現場で人助けをしたいため

自衛隊の志望動機としてまず考えられるのが、災害現場での人助けです。自衛官には、時には自らの危険を顧みずに任務に向かうことが求められます。

災害現場で苦しんでいる人々のために自ら進んで危険な状況に向かっていくことは、人助けに対する強い使命感がなければ難しいでしょう。

ただし、「人助けがしたい」との志望動機は、多くの志願者が口にするものです。

そのため、人助けがしたいと考える理由をどれだけ具体的に伝えられるかがポイントだと言えます。

②国の安全を守りたいため

自衛隊の良い志望理由としては、国の安全を守ることも挙げられます。

自衛隊の仕事は、外部からの武力攻撃に対する防衛活動や災害・緊急事態時の救助活動、治安活動などです。

つまり自衛官は、国の安全を守る仕事に直接的に関わる仕事だと言えます。信念を持って「国を守りたい」と言える志願者であれば、採用担当者の印象は良いでしょう。

ただし「人助け」と同様に多くの自衛官志願者が口にする志望動機だと考えられることから、やはり差別化や具体性を意識して文章を練り上げることが重要です。

③自衛隊である身内の姿に憧れたため

自衛隊である身内の姿に憧れたことも、採用につながりやすい志望動機であると考えられます。

家族や知り合いに自衛官がいれば、エピソードとして取り入れることで具体性が増すためです。

エピソードを組み立てる際には、自衛隊の魅力的な面だけでなく厳しい面も理解していることを伝えましょう。

大変な仕事だと自分なりに理解していると伝えたうえで、「それでも努力をして身内のような立派な自衛官になりたい」との思いを語るようにしましょう。

④強みを活かせるため

「自衛隊なら自分の強みを活かせる」と伝えられれば、採用担当者に刺さりやすい志望動機になります。

自衛隊の適性が自分にあると伝えることで、「採用しても問題なくやっていけそうだ」と採用担当者に感じてもらいましょう。

たとえば、部活動や趣味で忍耐強さを鍛えてきたことが伝わるエピソードなら、自衛隊に向いていると判断されやすいことことからおすすめです。

また、忍耐力の他にも協調性や体力、判断力などが、自衛官に求められる資質の例として挙げられます。

自衛隊の志望動機を書く際のポイント2つ

自衛隊の志望動機を書く際には、ポイントを意識して取り組むことが大切です。具体的なポイントについて、ここでは以下の2つに整理して詳しく解説します。

  1. 具体的なエピソードを書く
  2. 自衛隊になってやり遂げたいことを書く

①具体的なエピソードを書く

自衛隊の志望動機を書く際には、具体的なエピソードを含めることが大切です。

「人助けがしたい」「国を守りたい」などの動機自体はもちろん素晴らしいのですが、採用担当者からはどうしてもありきたりな回答に見えてしまいます。

ありきたりな回答は印象に残りづらく、採用にはなかなかつながりません。

そのため、自分らしい具体的なエピソードを交えて志望動機を語り、他の志願者との差別化を図ることが大切なのです。

志望動機と具体的なエピソードは、原則としてセットで考えるようにしましょう。

②自衛隊になってやり遂げたいことを書く

自衛隊に入ってやり遂げたいことを書くことも、志望動機を考えるうえでは重要です。

自衛隊の業務は厳しいものであり、明確な目標がないままでは続けることも難しいでしょう。

そのため、どんな目標を持っているのか熱を持って語ることで、自衛隊に入るうえでの覚悟が決まっていると印象付けることが大切です。

さらに、「自衛隊に入った後、どの職種で活躍したいのか」まで明確になっていれば、具体的に伝えることで説得力が増します。

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【男女共通】自衛隊の志望動機例文3つ

志望動機を考える際には、具体例を参考にして骨組みを作ると効率的です。そのためここでは、以下の3つのパターンにおける志望動機の例文を紹介します。

  1. 災害の経験
  2. 身近な自衛隊の人に憧れたため
  3. 強みを活かせるため

例文①災害の経験

私が自衛隊に志願したきっかけは、学生時代に災害を経験したことです。被災後の過酷な環境の中では、支えてくれる人の存在が何よりも大きいものでした。自らの命を懸けて助けに来てくださった自衛隊の方々がいたからこそ、現在の自分があると思っています。この経験から、私は自分も自衛隊の一員になり、一人でも多くの人の力になりたいと考えるようになりました。

私は現在大学で、災害環境学について学んでおります。災害時にどのようなリスクがあるのか、避難時の衛生管理についてなど様々な知識を身につけました。この知識を自衛隊員として活かし、災害のリスクヘッジや災害に苦しむ人のストレスを少しでも軽減したいと考えております。

過酷な業務であることは、私なりに理解しているつもりです。しかし、あの時の私のように過酷な環境下で助けを必要としている人の力になりたいと強く思い、応募を決意いたしました。

被災経験を盛り込んだ志望動機は、採用担当者への訴求力が非常に高いと言えます。被災経験者だからこそ語れる内容にして、最後に覚悟もアピールしましょう。

例文②身近な自衛隊の人に憧れたため

私が自衛隊に志願したのは、自衛官として働く叔父の姿を幼いころから見てきたからです。どんな時でも自らを厳しく律して任務に当たる叔父の姿は、幼い私にとっては理想の大人の姿でした。

そして叔父が誰かのために懸命に働く姿を見る中で、私自身もいつかは自衛隊の一員として人の役に立ちたいと思うようになりました。自衛官は厳しい訓練を日常的に受け、有事の際には自らの危険も顧みず現場へ向かわなくてはならないことは、叔父の姿を見て重々承知しているつもりです。

厳しい訓練に耐えるため、現在大学ではレスリング部に所属しており、体力と気力の強化をしております。練習時でも常に本番を想定し、真剣に練習に取り組み、自衛隊としての訓練や実際の出動時に活かせる体力と気力を磨いています。

自衛隊になった後は懸命に訓練に励み、少しでも早く叔父のように自衛官としてできるようにしたいと考えています。

身近な人へのあこがれを交えることでも、志望理由の具体性や説得力を高めやすいと言えます。

可能な限り具体的に書けるように、本人に話を聞いておくことも重要でしょう。

例文③強みを活かせるため

私が自衛隊を志願する理由は、学生時代を通じて行っていたサッカーの部活動で培った協調性や精神力を任務に活かせると考えたためです。

サッカーにおいて相手チームに勝利するためには、チーム全員が明確な目標を共有し、一人一人が自分のすべきことを認識することが求められます。一人の身勝手なプレイが、サッカーにおいてはチームの敗北につながってしまうのです。

私がサッカー部で培った視野の広さや協調性の高さは、自衛隊の職務でも活かせると考えています。過酷な災害現場であっても、仲間と協力し最善策を思考し、少しでも被災者の方の力になれる方法を模索していきます。

毎日の練習やトレーニングで手に入れた体力や精神力を活かし、自衛隊として国民の平和を守る一員となります。

スポーツに打ち込んできた経験は、自衛隊に必要な体力や協調性のアピールにつなげやすいと言えます。

目立った実績がなかったとしても、スポーツで培った精神や肉体が自衛隊の任務に役立つと伝えることは可能です。

自衛隊の志望動機に関するよくある質問2つ

ここでは、自衛隊の志望動機を考える際に多くの方が共通して疑問に思うことについて、回答を共有します。具体的な疑問は、以下の2つです。

  1. 女性が採用されやすい志望動機とは
  2. 忍耐強さをアピールできる経験が無い時は?

①女性が採用されやすい志望動機とは

女性の自衛官志望者の場合は、男性と共通のものに加えて以下のような志望動機も考えられます。

  • 現場で活躍する女性自衛官の姿に勇気をもらった
  • 女性の可能性にチャレンジししたい

ただし、基本的には男女で志望動機を変える必要はありません。近年では女性の自衛官の割合が増えてきており、決して珍しいことではないと言えます。

そのため性別を意識して志望理由を考えるよりは、「自分らしさ」や「決意の固さ」を伝える意識の方が大切でしょう。

②忍耐強さをアピールできる経験が無い時は?

忍耐強さをアピールできるエピソードがない場合は、自衛官になりたい気持ちや決意の固さをアピールすることをおすすめします。

「自衛官として活躍したい」との強い気持ちがあれば、任務や訓練に忍耐強く取り組めると考えられるためです。

「それだけの想いがあれば大丈夫そうだ」と採用担当者に思ってもらえれば、忍耐強さをアピールしなくても採用の可能性は十分に高められます。

自衛官になりたいと思ったきっかけを深掘りし、自分がどれだけ自衛隊に入りたいのかを分かりやすく伝えるようにしましょう。

自衛隊の志望動機が思いつかない人は例文を参考にしよう

自衛官になるためには、志望動機をしっかりと伝えることが大切です。

「自分には立派なエピソードはない」と感じる方も、例文を参考にして考えることで十分にアピールできるでしょう。

本記事を参考にしていただき、ぜひとも自衛官としてのキャリアを切り拓いてくださいね

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若林

この記事を書いた人

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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