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自己PRで前向きさをアピールしたい学生必見!方法や注意点を解説

「前向きさをアピールするには、どうしたらいいの?」「面接で自分をポジティブと主張するのはあり?」と疑問を持つ就活生が、多いのではないでしょうか。

この記事では、自己PRで前向きさを効果的に伝える方法や、注意点について解説していきます。また、前向きさを伝えるための例文も紹介しますので、参考にしてください。

自己PRで「前向き」はポジティブな印象!採用視点で理由を解説

自己PRで「前向き」は、ポジティブな印象を与えられるので、ぜひ効果的な方法でアピールしてみてください。

前向きさは社会人としても大切な要素の1つといわれ、企業からも、職場に良い雰囲気をもたらしてくれる人材として捉えられる可能性が高くなります。

どうしてそのような印象になるのか、採用視点で理由を解説していきますので、見ていきましょう。

  1. 困難な仕事でも乗り越えていけそう
  2. 職場にフレッシュな風を吹かせてくれそう
  3. 積極的に仕事に取り組んでくれそう

①困難な仕事でも乗り越えていけそう

前向きな人には、困難な仕事でも食らいついてこなしていけそう、という印象があります。社会人生活では、様々な困難やストレスが多くなるのが現実です。

前向きな人は打たれ強く難題を乗り越えていけるイメージを持たれやすいため、上手く伝えられれば、好印象を残すことができるでしょう。

②職場にフレッシュな風を吹かせてくれそう

前向きなの人のイメージの1つに、いつも笑顔で社交的なことがあげられます。ポジティブな反応で、職場にフレッシュな雰囲気をもたらしてくれそう、と期待されているのです。

また前向きな人は、周りにも良い影響を与えることができるので、社内の仕事環境においても利点があるとされています。

③積極的に仕事に取り組んでくれそう

前向きな人には積極的に仕事に取り組んでくれそう、というイメージがあります。企業側は新入社員に、仕事に対するやる気や積極性を求めているので、前向きさは有効なセールスポイントです。

また、めげないことで「失敗をしてもそこから学び成長する」と捉えられることもあります。

成長を見込める人材はどんな企業にとっても貴重なので、就活では評価されているのです。

前向きな人に共通する3つの特徴

前向きな人には、共通する特徴が3つあるといわれています。

自己PRで自分の強みを自信を持って伝えるためにも、どのような特徴があるのか把握しておきましょう。

  1. 笑顔を絶やさない
  2. 打たれ強い
  3. 切り替えが早い

①笑顔を絶やさない

前向きな人は考え方が肯定的で、表情や言動も明るく笑顔を絶やさない点が特徴としてあげられます。このような人は社交性に優れ、協調性が高いので、企業側が求める人材です。

同じ経歴で同等の能力を持つ就活生がいた場合、採用する側は良い雰囲気が伝わってくる就活生を採用したいのが本音ですよね。

特に営業職や接客業など、人と接する業種を志望する人には、重要なポイントです。

②打たれ強い

前向きに物事を考えられる人は、打たれ強い特徴があります。なぜなら、失敗したり注意を受けたりした際にも、指導を真摯に受け止めてそこから成長するポジティブさがあるからです。

指導や指摘に対して、必要以上に落ち込んだりせず、積極的にステップアップできることは、新入社員に求められる大切な要素といえるでしょう。

③切り替えが早い

切り替えが早い点も、前向きな人にみられる特徴です。失敗があってもいつまでも引きずることなく、改善点を見出して前進していく人が多いですね。

気持ちの切り替えが早いので、失敗を学びとして成長し、何事にも積極的に取り組めるのです。そのため、失敗を恐れずに挑戦し、学習する姿勢を評価されています。

自己PRで前向きさをアピールする方法3ステップ

自分の前向きさを知ってもらおうと思っても、どのように言語化していいか悩んでしまいますよね。ここでは、自己PRで前向きさをアピールする方法3ステップを紹介します。

  1. 前向きさの種類について明確に説明する
  2. エピソードを伝える
  3. 入社後に前向きさを活かしてどのように貢献できるかを伝える

①前向きさの種類について明確に説明する

まず、前向きさを明確に定義することが求められます。すなわち、自分が伝えたい前向きさがどれなのか、具体的に説明していくことです。

笑顔で明るい性格なのか、ポジティブで打たれ強い点なのか、切り替えが早いことなのか、それぞれでアピールポイントが異なってきますよね。

自分にとっての前向きさが、どのような点で強みとなるのか自己分析をしっかりして、具体的に定義していきましょう。

②エピソードを伝える

効果的にアピールするには、実際に自分が経験した事例をふまえて、前向きさを発揮したエピソードを伝えることが必須です。

漠然と「私は前向きです」と主張しても、相手に伝わるエピソードがないと、説得力がありません

エピソードの中では、強みを活かしてどのように困難を乗り越え問題を解決をしたのか、失敗から学び成長したことなどを、具体的に表現することが重要です。

③入社後に前向きさを活かしてどのように貢献できるかを伝える

「前向きさ」について好印象を持ってもらうためには、入社後にどのように企業に貢献できるかを伝えることも大切です。

企業側は志望者が入社後に、どのように活躍し貢献してくれるのか、という点を見て合否を判断しています。

そのためにも、企業研究をしっかり行い、どのような人材を求めているのかを把握することが重要です。

【エピソード別】自己PRで前向きさをアピールした例文3選

ここからはエピソード別に、自己PRで前向きさをアピールした例文3選を紹介します。

エピソードの中では、どのように行動して、結果がどうだったかを盛り込みましょう。そしてそこから何を学んだかが重要になります。

  1. アルバイト
  2. 部活動
  3. 留学

例文①: アルバイト

私は、周囲を巻き込んで前向きに行動できる点が強みであると考えております。

大学時代に始めたアルバイトでは、レストランでオープニングスタッフとして採用され、持ち前の社交性からバイトリーダーを任命していただきました。

年齢も背景も違うアルバイトをまとめるために、まずは積極的にコミュニケーションを取ることを意識しました。初めはぎこちない雰囲気がありましたが、リーダーである自分の姿勢が他のアルバイトの指標になると思い、挨拶から業務上の連絡まで明るく積極的に行いました。

その結果、アルバイト全体で明るい雰囲気が基本となり、業務上の連携も格段にレベルアップしました。また、新規の店舗であるにも関わらず、お客様の満足度アンケートでは90点を維持し、仕事環境の整備が満足度に大きく影響することを実感しました。

仕事上でのコミュニケーションの大切さや、人の上に立つ難しさ、そして人を褒める重要性などを知り得たことは、貴重な学びです。

私の強みは、きっと他の社員の方々と働く上でも活かすことができると考えております。円滑な業務に貢献することで、チーム全体のパフォーマンス向上、そして貴社の利益拡大に必ず繋げる所存です。

明るく社交的な前向きさをアピールするために、コミュニケーション能力の高さや、リーダーシップを発揮したエピソードを盛り込みました。

アルバイトでの経験から学んだことを、その企業や部署でどう活かせるか、より具体的に話せるようにしましょう。

例文②: 部活動

私はどんな困難な状況でも、前向きに考え行動できる自信があります。

大学では4年間、ラグビー部に所属していました。ある時、大きな試合前の練習中に、足を骨折する怪我をしてしまい、その時のショックはいまだに忘れられません。

しかしそこでくじけず、仲間のために何かできることはないかと考え、裏方としてチームを支える役目を担いました。

メンバーのプレイを一人ひとり観察し、分析内容や改善点を記録してメンバーに共有し始めたところ、結果としてチーム全体の実力アップに繋げることができました。ラグビー部としては悲願の全国大会出場も決まり、試合に出ていないながらも自分の意義を実感する、とても貴重な経験であったと感じております。

この経験から、どんな困難な状況であろうと、違う視点からアプローチすることの価値と大きな喜びを学びました。
困難を乗り越える前向きさを活かして、開発職として御社のために邁進していきたいと思っております。

困難にもめげずに、前向きな気持ちを持って克服した経験を、部活動のエピソードとして紹介しました。

困難な状況でも気持ちの切り替えを上手く行い、そこで得られた学びをアピールできると、説得力のあるエピソードとなるでしょう。

例文③: 留学

私の強みは、前向きで努力を惜しまないところだと自負してます。

私は大学2年の時に、1年間アメリカへ留学しました。

実際に渡米してみると、自分の英語力の低さに愕然としました。英語の拙さからなかなか友達もできず、現実を受け止めるのは自分にとって辛い経験でした。

しかし諦めずに英語の勉強を続け、まずは授業をある程度理解できるレベルを目指しました。また、消極的にならず、他の留学生のコミュニティにも積極的に飛び込みました。

意思疎通できているのか不安になることもありましたが、努力の甲斐あって世界各国の留学生と友情を深めることができました。今でも10人以上と連絡を取り合っており、この経験を通して友達という大きな財産を得たことを実感しております。

貴社の営業として働く際も、自分の能力に限界を感じることもあるかもしれませんが、この経験を糧に努力を惜しまず、誰よりも成長する人材を目指したいです。

自分の能力を過信していたことに気づいた時に、非を認め努力できる前向きさをアピールしました。前向きに努力する大切さや、打たれ強さを伝えられるエピソードは、面接官にも好印象を与えることができます。

自己PRで前向きさをアピールする際に注意すべき3つのこと

「前向きさ」を主張することは、採用試験ではマイナス要素にはなりません。しかし伝え方次第では、逆に悪い印象を与えてしまう可能性があるので要注意です。

自己PRで前向きさをアピールする際に、3つの注意すべきことがあるので、1つずつ解説していきます。

  1. 面接の態度と矛盾しないようにする
  2. 反省してない=前向きさとはいわない
  3. ネガティブな捉え方をされないように気をつける

①面接時の態度と矛盾しないようにする

まず、アピールポイントが面接時の態度と矛盾しないようにする必要があります。自分は前向きであると主張しているのに、言動や態度が伴っていなければ、まったく説得力がありません

また前向きさは表情や話し方にも現れるため、面接でネガティブなことを言うのはNGです。

面接の際は、話す内容と言動や態度などに矛盾を感じさせないよう、自信を持ってハキハキと面接に挑みましょう。

②反省してない=前向きさとは言わない

企業が求める前向きさの意味を、しっかり把握することが大切です。反省していない=前向きさとは言わない、という点を念頭においてアピールします。

前向きな人はポジティブで打たれ強いというイメージですが、ただそれだけでは反省をせずに何も考えていない人、と判断されてしまいます。

採用側が求めている前向きな人とは、失敗をしても反省をして、そこから学び成長できる人材です。このような点を踏まえてアピールしましょう。

③ネガティブな捉え方をされないように気をつける

前向きさを全面に出してアピールしても、逆効果になるケースがあります。そのため面接官にネガティブな捉え方をされないように、気をつけることが大切です。

悪い例として、前向きさの意味を理解せずに自己主張してしまい、単なる楽観主義や後先を考えていない人、と判断されてしまうケースがあります。

このような懸念を払拭できるように、入社後も成長を期待してもらえるようなエピソードを用意し、効果的な伝え方をしましょう。

自己PRで前向きさをアピールする際は自分なりの定義が大事

自己PRで前向きさをアピールする際には、自分なりの定義が大事になってきます。

自分の強みを理解して、自分なりの前向きさの定義をもとにアピールできれば、あなたの前向きさの魅力度もさらに大きくなるはずです。

他の就活生よりも光るエピソードで、前向きさをアピールしましょう。きっと面接官の心にも響くはずですよ。

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若林

この記事を書いた人

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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