「IT業界に就職したいけど、新卒でも受かるのかな……?」と疑問に思う人は多いですよね。特に新卒だとどうしても未経験になってしまうため、余計に不安になってしまうでしょう。
しかし、具体的な志望動機を考えておけば、選考を通過できる可能性は十分にあります。
本記事では、IT未経験の新卒者におすすめの志望動機の考え方や注意点、向いている人の特徴について解説します。
ぜひ、IT未経験でも新卒での就職を目指していきましょう。
キャリアアドバイザー 吉田
新卒で株式会社C-mindに入社後、キャリアアドバイザーとして累計1000人以上の就活生との面談を経験。就活時代も大手からベンチャーまで様々な業界・職種を見てきた経験から、幅広い視点でのサポートを得意とする。
志望動機を作成する前に!IT業界について職種別に紹介
IT業界の志望動機を作成する前に、IT業界全体を理解することは非常に大切です。ここでは、IT業界の主要な4つの分野について詳しく紹介しています。
代表的な職種も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
①インターネット業界・Web業界
インターネット業界・Web業界では、日常的に利用するWebサービスや SNS を生み出しています。WebデザイナーやWebディレクターが中心となり、新しい技術やサービスを開発していますよ。
主に以下の職種が代表的です。
インターネット業界・Web業界の主な職種
- Webデザイナー
- Webディレクター
Webデザイナーは、色使い・レイアウト・使いやすさなどを考えながら、Webページを作成するのが主な仕事です。HTMLやCSSといった専門的な知識が必要とされます。
一方Webディレクターは、Webサイト制作を進める上でのスケジュール管理やチーム内の調整など、裏方として全体を見渡す重要な役割を担っています。
②情報処理サービス(IS)業界
情報処理サービス(IS)業界は、企業のIT戦略や課題解決をサポートする分野です。ITコンサルタントやセールスエンジニアが中心となり、顧客企業の業務効率化やデジタル化を支援していますよ。
主に以下が代表的な職種として挙げられます。
情報処理サービス(IS)業界の主な職種
- ITコンサルタント
- セールスエンジニア
まずITコンサルタントは、企業の経営課題を理解し、それをIT技術を使ってどう解決するか提案するのが主な仕事です。経営とIT、両方の知識が求められる仕事と言えるでしょう。
一方セールスエンジニアは、営業担当者と一緒に顧客を訪問し、製品やサービスの技術的な説明を行います。コミュニケーション能力とIT知識の両方が求められる職種です。
③ソフトウェア業界
ソフトウェア業界は、アプリケーションやシステムを開発する業界です。プログラマー、システムエンジニア、ネットワークエンジニアなどが協力して、様々なソフトウェアを生み出しています。
主に以下の職種が代表的です。
ソフトウェア業界の主な職種
- プログラマー
- システムエンジニア
- ネットワークエンジニア
まずプログラマーは、ソフトウェア開発の基盤を担っています。様々なプログラミング言語を駆使して、アプリケーションやシステムの中身を作り上げるのが主な仕事です。
次に、システムエンジニア(SE)は、顧客の要望を聞き、設計から開発、テスト、運用までを総合的に担当しています。プログラミングスキルに加えて、管理能力も求められます。
最後にネットワークエンジニア(NE)は、企業内のネットワークやインターネット接続の設計、構築、運用などを担当します。企業の安全なネットワーク環境を作り出す上で、欠かせない存在と言えるでしょう。
④ハードウェア業界
ハードウェア業界は、パソコンや家電、自動車などの「モノ」に知能を与える分野です。組み込みエンジニアが中心となり、様々な機器にシステムを組み込んでいますよ。
主に以下が代表的な職種として挙げられます。
ハードウェア業界の主な職種
- 組み込みエンジニア
組み込みエンジニアは、パソコンや周辺機器・家電製品・自動車など、様々な機器に組み込むシステムを開発するのが主な仕事です。
具体的には、スマート家電の制御プログラムや、自動車の自動運転システムなどもその対象です。
未経験でも可能性アリ!IT業界に向いている人の特徴4つ
ここからは、未経験でもIT業界に向いている人の特徴を4つ紹介します。
どのような人がIT業界に向いているのかチェックし、自分の適性を確認していきましょう。
①論理的思考力がある人
論理的思考力とは物事を体系的に整理し、筋道を立てて考える思考法のことです。
システム仕様書の作成・プログラムの構築・WEBデザインなど、IT業界では論理的に考える業務が多いため、論理的思考力が欠かせません。
また論理的思考力の高い人材は、IT業界に限らず様々な業界で求められています。そのため、日頃から道筋を立てて物事を考える習慣を付けてみるのも良いでしょう。
②IT技術を学びたい人
未経験の人は、これから学ぶ意欲を持っていることも重要なポイントです。企業側も、学習意欲のある学生に高い評価をつける可能性が高いでしょう。
また、IT業界は情報のアップデートが早い業界です。学習意欲がなければ、すぐに周りから差をつけられ、活躍することは難しくなるでしょう。
その点、学習意欲のある人なら現場から頼りにされやすく、活躍の場も増えるため、自分の実力を存分に発揮できるはずですよ。
③忍耐力がある人
IT業界では長期プロジェクトに取り組むことも多いため、忍耐力があり、地道に一歩ずつ業務を進められる人にも向いています。
またIT業界に就職すると、予期せぬトラブルで窮地に立たされたり、ギリギリの納期を提示されたり、さまざまな場面で忍耐力を試されることになるでしょう。
忍耐力がなければ、仕事の途中で「辞めたい」という気持ちが大きくなる可能性が高まります。
忍耐力をアピールできるエピソードがあれば「最後まで諦めずに仕事を完遂できる」と採用担当者に印象付けられ、高評価にも繋げられるはずですよ。
④コミュニケーション能力の高い人
IT業界は、チームごとに仕事を進める場合が多いため、コミュニケーション能力も求められます。
またクライアントのニーズに寄り添いながら業務を遂行する必要がありますので、コミュニケーションに長けている人の方が仕事に取り組みやすいでしょう。
逆に、コミュニケーションが苦手だとチームワークが乱れたり、クライアントと良い関係を構築できなかったりといった可能性があります。
コミュニケーション能力をアピールできるエピソードがある時は、志望動機の中で積極的に伝えてみてください。
IT未経験の人は必見!志望動機を作る上で重要なポイント4つ
ここでは、IT未経験の人が志望動機を伝える際のポイントを4つにまとめました。
各ポイントを確認して志望動機を組み立て、選考通過を目指していきましょう。
①IT業界の仕組みを理解しておく
志望動機を考える時の第一歩として、IT業界の仕組みや仕事内容を理解しておく必要があります。
未経験かつ業界への理解も浅い場合、採用担当者から「意欲がない」とみなされ、評価が下がる可能性があるでしょう。
業界の仕組みをきちんと把握しておくことで入社への意欲をアピールすることが重要です。
また、業界への理解を深めておけば面接で質問された際もすぐに答えられるため、高評価に繋がるでしょう。
IT業界の仕組みをより詳しく知りたい場合は、業界研究を行いましょう。以下の記事では代表企業も紹介しているので是非参考にしてくださいね!
IT業界とは?業界研究で知りたいIT業界の特徴・企業を紹介
②IT業界に関心を持っている理由を伝える
「IT業界に関心を持っている」だけでは志望動機として弱いので、関心を持った理由を具体的に伝えられるようにすると他の人と差別化できます。
例えば、他業界との比較や業界の成長性を絡めて伝えることで、志望の意欲だけでなく業界への理解度の高さもアピールできるでしょう。
理由が思いつかない場合は、IT業界で働く人のインタビューや、選考を受ける企業が手掛けるプロジェクトなどからイメージを膨らませるのがおすすめです。
まずはIT業界に関心を持ったエピソードを思い出してみましょう。自分がIT業界でやりたい仕事も見えてくるはずですよ。
IT業界の将来性が気になる人は以下の記事もおすすめです。トレンドをしっかり押さえておくだけでも、面接官からの高評価が期待できるでしょう。
IT業界の現状と今後の課題とは|将来性についても徹底解説
③IT業界の中でもなぜその企業なのかを伝える
IT業界には多くの企業がありますが、その中でなぜその企業を選んだのか、しっかりと伝えましょう。
特にIT業界は企業の選択肢が豊富です。そのため「なぜこの企業なのか」という明確な理由を伝えないと、企業側に「IT業界ならどこでも良いのかな?」と捉えられてしまうかもしれません。
まずはその企業の特徴や強みを分析し、自分の価値観やキャリアプランとどのように合致するかを考えてみてください。
また「〇〇というゼミに所属しており、貴社の〇〇の技術に興味があります。」など、具体的なエピソードを交えて話すとより説得力が増しますよ。
カリクルのマスターシートで効率的に企業分析をしよう
「企業分析に早く取り掛からなければ…!」と思っているものの、億劫に感じてしまう人もいるでしょう。そこでおすすめしたいのが、カリクルの就活マスターシート。
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④キャリアプランを明確にする
キャリアプランを明確にし、IT業界でどのように活躍していきたいのか明確に答えられることも重要なポイントです。
キャリアプランが曖昧だと「後先考えずに、何となくIT業界へ就職しようとしている」といったマイナスイメージを与える可能性が高まるでしょう。
また未経験であることをカバーするためには、就職後にどういった形で活躍できる人材であるか伝える必要があります。
入社後に手がけたい仕事や取得したい資格など、キャリアアップに関する計画をまとめて志望動機に含めてみてください。
5年後、または10年後どのような人材になっていたいかは面接でもよく聞かれる質問です。志望動機とあわせて、どんなキャリアを積んでいきたいかも考えましょう!
キャリアプランを考えるときはキャリアプランシートの活用がおすすめです。以下の記事を参考に作成してみて下さいね!
キャリアプランシートとは?手順・メリットを確認して就活で活かそう
この章で解説したことを先に例文で確認したい!という方は、下のボタンからチェックしてくださいね。
IT未経験者は知らないと危険!志望動機を伝える際の注意点3つ
未経験でもIT業界に就職できた人は多くいますが、未経験だからこそ気をつけなければいけないポイントはもちろんあります。志望動機を伝える際の注意点は以下の3つです。
どのような点に気をつけるべきか確認し、選考の際に高評価を受けられるようにしましょう。
①IT業界への興味・関心の高さが伝わるようにする
IT業界への興味・関心が曖昧だと、志望度が低く、採用しても活躍できない可能性が高いと判断されるリスクがあります。
「IT業界はカッコよさそうだから」「テレビで活躍している人にはIT業界の人が多いから」など、漠然とした興味・関心では評価が下がるでしょう。
自分がIT業界に適性があるとアピールするには、興味・関心を持った理由を具体的に伝えなければなりません。
業界に興味を持った理由をリストアップした上で、意欲が高いことをしっかりアピールできる志望動機を作ってくださいね。
IT業界に興味を持った、自分ならではのエピソードがあったら積極的にアピールしましょう。
②IT未経験であることを隠さない
IT業界が未経験であることを隠し、あたかも経験者であるかのように振る舞うのはNGです。経験者を装っても、業界で働いている人にはすぐ見抜かれます。
嘘をついたことが発覚すれば、信頼を失い、選考通過も難しくなるでしょう。そのため、IT未経験であることを隠さずに伝え、誠実に対応するようにしてください。
また未経験でも積極的に採用しているIT企業もあるので、未経験者を採用している企業かどうか事前に調べておくとより効率的に選考突破を目指せますよ。
③希望職種が曖昧なまま書き始めない
希望職種が決まっていないと、入社後どのように活躍できる人材であるのかアピールしづらくなります。
また、職種への理解が足りず、業界への関心も低いと判断される可能性もあるでしょう。そのため、希望職種はきちんと決めておくことが大切です。
システムを設計するシステムエンジニア、仕様書をもとにプログラムを組み立てるプログラマーなど、IT業界の職種はさまざま。
自己分析を進め、自分のやりたい仕事はどの職種で叶えられるか・どの職種が自分に合っているのか検討してみてくださいね。
希望職種が思い浮かばない人は、まずはIT業界の多様な職種を理解し、自己分析を通じて適性を見極めてみるのもおすすめですよ。
テンプレ活用がおすすめ!IT未経験でも高品質な志望動機を作ろう
ここまで、IT未経験でも通過できる志望動機の書き方を解説してきました。魅力的な志望動機を作成する上で大切なのは、以下の4つのポイントです。
志望動機を作る上で重要なポイント
- IT業界の仕組みを理解しておく
- IT業界に関心を持っている理由を伝える
- IT業界の中でもなぜその企業なのかを伝える
- キャリアプランを明確にする
しかし、実際にどのように書けばいいのか悩んでしまってなかなか書き進められない…と思う方も多いのではないでしょうか。
そこでカリクルでは、志望動機を書くためのテンプレートを無料でプレゼントします!
テンプレートには5つの質問があり、回答していくだけで簡単に志望動機が完成します。もちろん、できた志望動機を自分なりにアレンジして、自分の魅力を最大限引き出すことも可能。
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【職種別】IT未経験の人の志望動機例文5選
ここでは、職種別に志望動機の例文を4つまとめました。
各例文を確認し、自分が希望する職種にふさわしい志望動機を考えるための参考にしてください。
どの職種を目指すかまだ定まっていない方は、5つ全てをチェックしてみてくださいね。
例文①プログラマー
プログラマーを目指す人の志望動機例文は以下の通りです。
例文①プログラマー
私は、貴社のプログラマーとして、日本のIT化推進に貢献したいと考えています。
大学で情報科学を学ぶ中で、IT技術が社会に与える大きな影響力に気づき、特に日本のデジタル化の遅れが課題であることを痛感しました。そのため、IT技術を通じて社会貢献できる仕事に就きたいと思うようになりました。貴社の会社説明会で伺った最先端技術の導入やデジタル人材育成への取り組みは、私の目指す方向性と一致しており、特に行政のデジタル化プロジェクトに強く惹かれました。このプロジェクトは、国民の生活を便利にするだけでなく、社会全体の効率化に寄与する重要な取り組みだと感じています。
現在、プログラミングスクールでC言語やJavaScriptを学んでおり、これらのスキルを貴社で活かしたいと考えております。そして、共に日本をIT先進国へと導くために貢献したいです。
プログラマーは、仕様書をもとにシステムを組み立てる職種です。常に専門知識をアップデートする必要があるため、上記の例文のように学習意欲の高さをアピールすると良いでしょう。
プログラマーは未経験のハードルが高いと思われがちですが、未経験でも大丈夫な企業も沢山あります。以下の記事で例文をチェックし、アピールに繋げてみましょう。
プログラマーの志望動機の例文を紹介|未経験者は学習アピールをしよう
例文②WEBデザイナー
WEBデザイナーを目指す方の志望動機例文は以下の通りです。
例文②WEBデザイナー
私が貴社のWEBデザイナーを志望する理由は、大きく2つあります。
1つ目は、貴社のデザインポリシーに共感したことが大きな理由です。私は大学時代、サークル活動でWebサイト制作を担当した経験があります。その際、デザインがユーザーの体験にどれだけ影響を与えるかを実感しました。ユーザーを中心に考えたデザインを大切にし、美しさと使いやすさを両立させている点は、私の目指すビジョンと一致しています。
2つ目は、貴社の新人育成に力を入れている姿勢に魅力を感じたからです。貴社の説明会で、新人デザイナーへのメンタリング制度や、最新のデザインツールが整った環境があることで社員が成長しやすいと伺いました。これは、常に新しい技術やトレンドを学び続けたいという私の志向にも合致していると考えております。
将来的には、ユーザーの心理や行動を深く理解し、それをデザインに反映させるWebデザイナーとして成長していきたいです。貴社の一員として、ユーザーに感動を与えるWebデザインを作り続けることを目指しています。
WEBデザイナーとは、WEBサイトをデザインする職種です。そのため上記のように学生時代に学んだことが仕事に活かせることをアピールすると説得力が増しますよ。
例文③システムエンジニア
システムエンジニアを目指す方の志望動機例文は以下の通りです。
例文③システムエンジニア
私は特にITの力でビジネスを変革する可能性に魅力を感じ、システムエンジニアを目指しています。貴社の通販アプリ導入によってアルバイト先の売上が大幅に向上したことがきっかけで、IT技術が様々な業界に革新をもたらす可能性に気づき、その一端を担いたいと強く思うようになりました。
貴社を選んだ理由は主に2つあります。まず、貴社がクライアントのビジネス課題に寄り添った解決策を提供している点に共感しました。私自身、アパレル業界でのリアルな課題を経験しているため、この姿勢に大きな価値を感じています。
次に、貴社の社員教育制度に魅力を感じました。技術の進歩が速いIT業界で、常に最新の知識やスキルを学べる環境が整っていることは、私の成長意欲と合致しています。
将来的には、アパレル業界での経験とIT知識を組み合わせ、小売業界のデジタル化に貢献できるシステムエンジニアになりたいと考えています。
システムエンジニアは、システム仕様書の作成・管理を行う職種です。志望動機では、学生時代に培ったスキルを積極的にアピールしていきましょう。
SEの志望動機例文をもっと見たい人は以下の記事も参考にしてみましょう。自分の志望動機に取り入れられる部分を探してみて下さいね。
システムエンジニアの志望動機例文4つ|未経験・新卒用の書き方も紹介
例文④セールスエンジニア
セールスエンジニアを目指す方の志望動機例文は以下の通りです。
例文④セールスエンジニア
私がセールスエンジニアを志望する理由は、技術と人とをつなぐ架け橋になりたいという思いからです。大学時代、工学部で学んだ経験から、優れた技術が社会に浸透するためには、その価値を分かりやすく伝える力が不可欠だと気づき、IT知識とコミュニケーション能力を融合させたセールスエンジニアという職種に強く惹かれました。
また、貴社の製品が社会に与える影響力の大きさにも魅力を感じました。特に、企業のデジタル変革を支援することは、日本の産業競争力向上に直結すると考えています。貴社の一員として、技術と人をつなぐ架け橋となり、日本企業のデジタル化推進に貢献していきたいと考えています。
セールスエンジニアは、営業担当者と一緒に顧客を訪問し、製品やサービスの技術的な説明を行う職種です。
コミュニケーション能力とIT知識の両方が求められる職種でもあるため、IT未経験の方は志望動機でコミュニケーション能力をアピールすると良いでしょう。
例文⑤ITコンサルタント
プログラマーを目指す方の志望動機例文は以下の通りです。
例文⑤ITコンサルタント
私が貴社のITコンサルタントを志望する理由は、日本企業のIT化における課題解決に貢献したいからです。大学での情報科学の学びを通じて、多くの日本企業がデジタル化の遅れに直面していることを知ったことがきっかけです。
また、貴社のコンサルティングアプローチに非常に強く共感しています。私は「協力と工夫を基にした問題解決が新たな発展を生み出す」という信念を持っているのですが、貴社のクライアント企業の実情に寄り添い、オーダーメイドの解決策を提供する姿勢は、私が目指すITコンサルタント像と一致しています。
この経験と信念を活かし、貴社のITコンサルタントとして、クライアント企業と協力しながら革新的なIT戦略を練り上げたいと考えています。
ITコンサルタントは、クライアントの経営方針に合わせたIT戦略支援を行う職種です。志望動機では、自分のスキルと企業のニーズをマッチさせるようにしましょう。
要チェック!IT未経験者が志望動機を出す時によくある質問2選
志望動機を出す時に考えられる質問を2つまとめました。
就活の際には、さまざまな面で疑問に思うことが出てくるでしょう。よくある質問を確認し、疑問の解消に役立ててみてください。
またIT未経験の方で就職を考えている方は、必ずチェックして疑問を解消してくださいね。
①文系でもIT企業に就職できるのか?
文系でも、IT企業に就職できる可能性は十分にあります。なぜなら、IT業界では常に人材が不足しており、企業は文系・理系問わず募集をかけているからです。
またIT業界は技術職だけでなく、営業やマネジメントなど文系でも目指しやすい職種がたくさんあります。
自分のスキルや経験に見合った職種を選び、明確な志望動機をアピールすれば、採用の可能性が高まるでしょう。
自己分析を通して、文系に最適な職種選びにこだわってみてください。
とはいえ「正しく自己分析できているのかな..」「他の自己分析のやり方を試してみたい」と悩む人もいるでしょう。以下の記事では自己分析のやり方を5つも紹介しているので参考にしてくださいね。
②新卒の場合は資格を持っていた方が有利なのか?
資格を持っていた方が知識面では有利になりますが、新卒の募集条件に資格を含めている企業はほとんどありません。
新卒はポテンシャル採用が基本であり、どれくらい成長してくれるかを含めて採用の可否を決めます。そのため、資格がないからといって必ずしも不利になるわけではありません。
IT業界に強い関心を持ち、学習意欲があることもアピールできれば、資格を持っていなくても高い評価を得られる可能性がありますよ。
資格がないからとIT業界を諦めるのではなく、今後活躍できる人材であることを伝えられるように意識してみてください。
まだ取得していなくても、取得予定の資格がある場合は、その旨を志望動機に記載して入社への熱意や学習意欲をアピールしましょう。
IT未経験の人は具体的な理由を志望動機で伝えよう
未経験でも選考を通過するためには、IT業界に強い関心を持ち、学習意欲もあることをアピールすることが大切です。
具体的なエピソードを交えて志望動機を作ることで説得力が増し、採用担当者の評価も高まるでしょう。
ぜひ、未経験からのIT業界への就職を目指してみてくださいね。
このメディアの監修者
若林
青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。