「プログラマーの志望動機の例文が知りたい」「プログラミング未経験の場合どうやって書けばいいんだろう」などと悩んでいる就活生もいるのではないでしょうか。
そこで、今回はプログラマーの志望動機を書くときのポイントや例文をまとめました。プログラマーの主な業務内容や向いている人の特徴もわかりやすく解説しています。
例文が気になる人は、本記事の「プログラマーの志望動機例文3選」をチェックしてみてくださいね。
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プログラマーの主な仕事内容
まずは、改めてプログラマーの主な仕事を確認しておきましょう。ここでは、以下の2点についてまとめました。
どちらも、プログラマーにとって初歩的な仕事内容です。
①SEの設計図に基づいてコードを書く
プログラマーは、SE(システムエンジニア)が作成した仕様書や設計図を元に、プログラムを構築していきます。プログラミングは、IT系の職種にとっての登竜門と言えるでしょう。
キャリアアップを目指すなら、まずはプログラミングの技術を磨くことは必須です。ちなみにメジャーな言語では、Ruby・Python・Java・PHPなどがあります。
なお「Web系」「スマホアプリ系」「通信系」など、プロジェクトによってシステム分野は異なり、求められるシステムに合わせて複数の言語を使いこなさなくてはいけません。
②システムトラブルの原因を探る
バグやエラーなどのシステムトラブルの原因を調べるのも、プログラマーの仕事です。プログラムが仕様通りに動作するかテストするのもプログラマーの仕事のひとつ。
またバグがないかを確認して、バグがあれば取り除くデバッグを専門業務とする人もいます。
プログラマーの仕事は、トライ&エラーの繰り返しです。プログラミングは設計図を元にプログラムを構築するだけではなく、思わぬエラーへの対応やバグの発見も欠かせません。
プログラマーの仕事内容について簡単に紹介しましたが、もっと知りたい!という方は以下の記事も読んでみて下さいね。
プログラマーの志望動機を考える時の4つのポイント

プログラマー職の志望動機を書くときには、以下の4つのポイントを意識しましょう。
各ポイントに関して解説しているので、ぜひ考える際の参考にしてみてください。
①なりたい理由の具体的なエピソードを入れる
自分だけのエピソードを入れると、採用担当者の印象に残りやすくなるだけではなく、志望動機に説得力が増します。
プログラマー職の役に立つ学習を進めてきたのであれば、ぜひ志望動機に盛り込みましょう。プログラマーを目標とした活動は積極的にアピールすると、より熱意が伝わります。
エピソードだけを入れず、そのときに感じたこと・考えたことや、経験がどのように今の自分につながっているのかを交えると、他の就活生と差がつけられますよ。
②なぜその企業なのかを考える
志望動機には、その企業を選んだ理由も不可欠です。プログラマーを募集している企業が多数あるなかで、なぜその企業なのかを明確にします。
とくに、企業の強みとのマッチ度は要チェック。企業が開発しているサービス・製品や社風、プログラマーが担当する業務などから、自分の就活軸とマッチしているのか確認しましょう。
企業のサービスや製品を、ユーザーとして体験してみるのもおすすめです。ユーザーにしかわからない魅力を実感し、企業を志望する理由として挙げてみてもよいですね。
③就職した後の目標を考える
どんなことをプログラミングしたいのか、また関わりたいプロジェクトなど、その企業にプログラマーとして就職した後のイメージも志望動機に入れます。
企業への熱意や仕事への意欲をアピールすることも大切です。具体的なキャリアパスを描いているのであれば、ぜひ採用担当者に伝えてみましょう。
入社後の自分の姿があまりイメージできない人は、企業のホームページや採用ページをチェックしてみてください。プログラマーの普段の業務内容や、一日の流れなどが確認できますよ。
④未経験者の場合は学習意欲をアピールする
プログラミング未経験の場合は、積極的に学習する姿勢が大切です。
募集要項に「未経験可」と書かれている企業は研修の機会が設けられていますが、自ら学習しようと思わないと、「プログラマー職がつらい」と感じてしまうおそれがあります。
すでにプログラミングの学習をしている姿勢をアピールする場合は、「何を」(プログラミング言語)、「どのように」(参考書・スクールなど)を意識すると、企業にとって選考の参考になるでしょう。
プログラミングを利用する職種として、エンジニアも有名です。未経験ながらエンジニアにも興味があるという人は、以下の記事も参考にしてみましょう。
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プログラマーの志望動機例文3選

ここではプログラマーを目指している人向けに、志望動機の例文を以下の3パターン紹介します。
志望動機に限らず、就活時は結論ファーストを意識しましょう。
①学んできたプログラミング経験を活かしたい
学んできたプログラミング経験を活かしたい
私の趣味はロボットプログラミングであり、その際に利用してきたプログラミングスキルを活かしたいと思い貴社を志望しました。ロボットプログラミングの経験を通して、コンテストに参加した経験もあります。
他企業と比較してバグが少ない事が評価されている部分は、貴社の魅力の一つでもあります。就職後は趣味範囲ではなく規模感の大きなプログラミングに関わりたいと思っていて、その際にバグが少ないという安心感は必要不可欠になります。
また私はデバッグ時の忍耐力と集中力に自信があります。コードの中からエラーを探し出すのには根気強い集中力が必要になりますが、今まで個人でプログラミングを行ってきたからこそ、感覚と忍耐力が養われています。
長期のプロジェクトを多くかけ持っている貴社に入社できたら、勉強にもさらに力を入れ、多くの知識を吸収しながら応用力を身に着けたいと思っております。
この例文は、プログラミング経験がある人の志望動機です。どんな言語が使えるのか、またプログラミングにおいて得意な過程があれば伝えましょう。
②プログラマーになって作業工程を効率化したい
プログラマーになって作業工程を効率化したい
私は貴社が提供している、企業の業務効率化に役立つサービスに魅力を感じ、入社を志望いたしました。
仕事をしていくにあたり、業務の効率化は必要不可欠ですが、その仕組みを考えられても、実装できる技術者は限られてしまいます。貴社ではそのような顧客を相手に自社のサービスを展開していて、その満足度が高い様子が伺えます。
私の父親もその中の一人で、ある業務で貴社のサービスを実装しておりました。父親の感動した様子を見てから貴社への関心が深まりました。私も多くの人々の、業務における作業効率を上げるために、各顧客のニーズに沿った業務効率化サービスを生み出す仕事をしたいと思っています。
専門学校では基本的なプログラミングスキルを身に着け、今でも引き続き勉強に励んでおります。貴社に入社した際は、基本的な部分の復習だけでなく応用部分も学びながら、人々から魅力的であると思えるサービス作りに関わりたいと考えます。
この例文は、プログラミングスキルを活かし、具体的にやりたいことが定まっている人の志望動機です。
文字数に余裕がある場合は、なぜその就活軸にしたのか詳しいエピソードがあれば、より説得力が増します。
③未経験者だがプログラミングを利用した仕事をしたい
未経験者だがプログラミングを利用した仕事をしたい
私は家電製品の開発に携わりたいと思い、最新技術が取り入れられた家電製品を多数生み出している貴社を志望いたしました。
大学で家政学を学んでいた所、家事時間を短縮する家電製品の重要性を学び、貴社のような家電製品を開発している企業への関心が深まりました。実際に貴社の○○という商品を利用してみて、家電の便利さを実感した次第です。
中でも料理家電の可能性や未来性の高さには驚き、授業では商品開発側に立ち、さらに便利な仕組みを考えたりもしています。
プログラミングの実践経験はありませんが、昨年から通信指導にてプログラミング学習を行っております。引き続き勉強を続け、資格の取得も目指しております。
また学生時代の勉強より、家電製品を必要とする顧客のニーズや製品の影響についての理解は高いです。これらの学びや経験を活かし、貴社での家電製品開発に貢献できることを、心より期待しております。
この例文は、プログラミングとは関係がない学科だった人の志望動機です。なぜその企業に興味を持ったのかを志望動機に盛り込みましょう。
また実践経験が未経験でも、自主的に学習を行っていることを伝えると、採用担当者に好印象を与えられます。
文系からIT業界を目指す人は以下の記事もおすすめです。どんなアピール方法でアプローチしていけばいいか、確認してみましょう。
プログラマーの志望動機で避けたいNG例
プログラマーの志望動機を書く際に避けるべき表現がいくつかあります。
ここでは、プログラマー志望者がよく陥りがちな志望動機のNG例とその理由を紹介し、改善のポイントを見ていきましょう。
①抽象的で説得力に欠ける
「スキルがあります」「勉強していました」といった抽象的な表現だけでは、入社後すぐに活躍できる人材かどうかを採用担当者は判断できません。
具体的なスキルや経験を示さないまま「頑張ります」「成長したいです」と述べても、説得力に欠ける志望動機となってしまいます。
志望動機では、これまでの具体的な学習内容や成果、今後の明確な目標を示し、企業にとって価値のある人材であることを具体的にアピールするのが重要です。
②給料や福利厚生など待遇面にばかり触れる
給料や福利厚生など待遇面にばかり触れる志望動機は避けるべきです。
企業は自社に貢献できる人材を求めているため、待遇面を重視した志望動機では採用担当者に良い印象を与えません。
例えば、「御社は給与水準が高く、福利厚生も充実しているため志望しました」といった内容は当然適切ではないでしょう。
代わりに、その企業の技術や開発プロジェクトに対する興味、自身のスキルや経験を活かせる点、キャリアアップの可能性などを中心に述べるべきです。
③企業理念に共感したという理由を押し出す
企業理念に共感したという理由を志望動機の中心に据えるのは避けてください。
多くの応募者が同じような理由を挙げるため、個性が出にくく、採用担当者に印象を残しづらいからです。
志望動機では、自身の経験や技術力、キャリアプランと企業の事業や求める人材像を結びつけるようにし、企業理念に触れる場合も、それを実現するための自身の具体的な行動計画を示すのが大切です。
④熱意や興味のきっかけのアピールだけになっている
プログラマーの志望動機では、「プログラミングに情熱があります」「一生懸命頑張ります」といった抽象的な熱意の表現だけでは不十分です。
なぜなら、企業は具体的な行動や実績を通じて、応募者の本気度を判断するためです。
「独学で Python を3ヶ月間学習し、簡単なWebアプリケーションを作成し2,000人に利用してもらいました」など、具体的な学習期間や成果を含めて、より説得力のある志望動機となります。
熱意は大切ですが、それを裏付ける行動や実績と組み合わせて伝えることが重要です。
新卒プログラマーの志望動機でアピールしたい3つのスキル
プログラマーの志望動機を書く際には、自身のスキルや経験を効果的にアピールすることが重要です。
ここでは、プログラマーとして評価される3つの主要なスキルを紹介し、志望動機に盛り込むポイントを解説します。
①使えるプログラミング言語とレベル
使えるプログラミング言語とそのレベルは、プログラマーの志望動機で重要なアピールポイントです。
具体的な言語名と習熟度を明記し、その言語を選んだ理由や学習経緯も併せて説明するとよいでしょう。
例えば、「JavaScriptを1年間独学で学び、簡単なWebアプリケーションを作成できるレベルです」といった具合です。
なお、未経験者の場合は、現在学習中の言語や今後習得予定の言語を挙げ、学習への意欲を示すことが大切です。
②ロジカルシンキング
プログラマーに求められる重要なスキルの1つがロジカルシンキングで、これは物事を論理的に分解して考える思考法で、プログラミングの基礎となる能力です。
プログラマーの志望動機では、エピソードを通してこのロジカルシンキング力を持っていることをアピールしましょう。
たとえば、大学の研究での問題解決の経験や、プログラミング学習で培った論理的思考について具体的に述べることができます。
「システムの仕様を理解し、段階的に実装する能力がある」「問題の原因を論理的に特定し、効率的に解決できる」といった点を強調すると効果的です。
③コミュニケーション力
プログラマーは一般的に「黙々とPCに向かう仕事」というイメージがありますが、実際の現場ではチームでの作業が基本となります。
システム開発では、チームメンバーとの連携や、時にはクライアントとの直接のやり取りも発生するため、コミュニケーション能力は必須のスキルです。
特に、要件定義や仕様確認の場面では、相手の要望を正確に理解し、それを開発に反映させる能力が求められます。
志望動機では、過去の経験でリーダーシップを発揮した具体的なエピソードや、チームで成果を上げた経験を織り交ぜながらアピールしましょう。
プログラマーに向いている人の3つの特徴

プログラミングを楽しめるだけではなく、以下に当てはまる人もプログラマーに向いています。
それぞれ詳細をまとめているので、自分はプログラマー職が向いているのかチェクしてみましょう。
①自己管理能力が高い
複数の納期厳守な仕事をかけ持ちすることがあるプログラマーは、自己管理能力が求められます。
取引先への納期に対して、各業務に締め切りが設けられている場合もあるため、作業ペースを考えなくてはいけません。
与えられた仕事だけではなく、自身が担当している企画の全体スケジュールを把握できるのが理想的です。
大きなプロジェクトは半年、一年と長期間かかるため、全体像を把握しておくと他業務との兼ね合いが取りやすくなります。
自己管理能力が高い人は以下の記事も要チェックです。計画性にもなる長所を企業にアピールしていきましょう。
②効率化するのが好き
プログラマーは、同じ作業を効率化させたり、作業を簡略化させたりするのが好きな人に向いています。
また、普段から「どの部分が効率化できるだろう」と考えることが得意、自動化が好きな人にもプログラマーはぴったりな職種です。
プログラマーのなかには、「他の人が見てもわかりやすいコードにしたい」「美しいコードを書きたい」など、プログラミングにおいてこだわりがある人も。
効率化重視のなかで、さらに譲れないポイントを持っていることが求める企業もあります。
③新しい言語を学習し続けられる
新しいプログラミング言語が登場するため、プログラマーはプログラミングに関する継続的な学習が必要です。
数個のプログラミング言語を扱えるようになればよい、というわけではなく、求める動作のために必要な言語があれば、随時覚える必要があります。
メジャーなものだけで何十種類もあると言われているプログラミング言語。使われる分野に向き不向きがあるため、多くのプログラマーは複数の言語を使っています。
プログラマーの志望動機を例文を参考に考えてみよう
志望動機には、具体的なエピソードや企業を選んだ理由を忘れずに盛り込みましょう。プログラミング未経験の場合は、学ぶことに対して積極的な姿勢を示します。
ぜひプログラマーを志望する理由を明確にし、就活に臨んでくださいね。
このメディアの監修者
若林
青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。