医療事務の志望動機に何を書いたらいいのかわからないと悩んでいる人は多いのではないでしょうか。特に新卒者の就活では、志望動機の内容は選考する上で重要なポイントです。
印象を残すためには強みや適正する部分をアピールし、どう貢献したいかを伝えなければなりません。本記事では医療事務の志望動機について書き方や例文を紹介します。
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医療事務を目指す新卒にとって志望動機は重要!
新卒で医療事務を志望する場合、志望動機は非常に重要です。未経験・無資格でも可能な職種のため、応募者が多く競争率が高いからです。新卒の応募者は、医療事務を志望する明確な理由がなければ、評価に繋げることが難しい傾向にあります。
中には、仕事が簡単そうといった理由で応募する人も少なくありません。しかし、それでは意欲が伝わらず評価されないため、なぜ医療事務なのか・どんな働き方をしたいのか明確にして伝えるようにしましょう。
志望動機のヒントに!医療事務の仕事の魅力
医療事務は、多くの人の感謝を受けながら専門的な知識を身につけられる魅力的な仕事です。
ここでは、志望動機を考える際のヒントとなる医療事務の魅力を詳しく解説します。
①多くの人の感謝を受けられる
医療事務の仕事の大きな魅力の一つは、多くの人の感謝を直接感じられる点です。
患者さんやその家族にとって、医療事務は最初に接する窓口であり、安心感を与える存在。スムーズな受付や的確な対応によって、患者さんが心地よく治療を受けられる環境を支えられます。
その結果、「ありがとう」と感謝の言葉をもらえる場面も多く、やりがいを感じるでしょう。
人の役に立つ喜びを実感したい人にぴったりの仕事です。
②医療関連の知識を身につけられる
医療事務の仕事では、医療関連の知識を幅広く身につけられることも魅力です。
診療報酬請求業務や医療用語の理解、カルテ管理など、専門性の高いスキルを日々の業務を通じて習得可能。
また、医師や看護師と連携する中で、医療現場の流れを学べるのも特徴であり、こうした知識や経験は、将来のキャリアアップにも役立ちます。
専門的なスキルを身につけながら成長できる環境を求める人にとって、医療事務はやりがいのある仕事でしょう。
③身近なところから社会貢献ができる
医療事務は、身近なところから社会貢献ができる仕事です。
患者さんが安心して医療を受けられる環境を整えることで、地域医療を支える重要な役割を果たします。
特別な資格がなくても、医療現場を支援し、多くの人々の健康を間接的にサポートできる点が魅力でしょう。
また、自分の仕事が誰かの役に立っていると実感できるため、社会に貢献しながら働きたい人にとって、やりがいのある職種です。
④比較的柔軟なスケジュールで働ける
医療事務の仕事は、比較的柔軟なスケジュールで働ける点が魅力です。
多くの医療機関では、シフト制を採用しているため、ライフスタイルに合わせた働き方がしやすい環境が整っています。
また、フルタイムだけでなく、パートタイムや時短勤務の選択肢がある場合も多く、家庭やプライベートとの両立が可能です。
医療現場で専門的なスキルを身につけながら、無理のない働き方を実現できる点は、多くの人にとって魅力的なポイントでしょう。
【新卒向け】医療事務の志望動機は3ステップ

新卒で医療事務を志望する際は、3つのステップを踏まえることでより熱意が伝わります。志望動機を書くときだけでなく、面接で問われた際にも3つのステップにしたがって話すと良いでしょう。
①なぜ医療事務に就職したいのか
なぜ医療事務に就職したいのかを明確に伝えることが重要です。医療事務は想像しているよりも多忙で、速さと正確さが求められます。
会計処理では、体調が悪い患者さんを長い時間待たすわけにはいきません。そのほか、電話対応やカルテ整理など業務内容もたくさんあります。それでも志望する理由をきちんと述べるようにしましょう。
例えば、過去に病院でお世話になったことがあり、医療に携わりたいと考えたためといった具体的なエピソードを添えると良い印象を与えられます。忙しい仕事でも、働きたい意欲を伝えるようにしてください。
②なぜその病院に就職したいのか
なぜその病院に就職したいのかも重要です。どの職業にもいえることですが、志望先の理念と自身の企業選びが一致していることが大切といえます。志望している病院が地域でどのような役割をしているのか、経営理念や方針を調べて理解しておきましょう。
例えば、救急搬送受け入れをしている病院で働き、一人でも多くの緊急患者を救う手助けをしたいなどの理由があると、熱意が伝わります。
当病院の方針に合った人材だと思ってもらえれば、長期で働いてもらえると判断されやすいでしょう。
③どのように働きたいか
志望動機の最後は、医療事務として自身がどのように働きたいのかを示してください。将来のビジョンを明確にすることで、面接官にとっても入社後のイメージが湧きやすくなります。
自身の性格や持っている資格を強みとして、どのように活かせるのか、貢献していくのかを伝えます。よりアピールするためには、今までの経験やエピソードを盛り込んで話すと良いでしょう。
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医療事務の志望動機でも企業研究が大切

企業研究は、医療事務の志望動機にも非常に有効といえます。志望先の経営理念や方針を把握・理解しておくことは、志望理由の軸となるからです。
また、診療科目を理解することも重要な企業研究のひとつです。大きな病院であれば、その分診療科も多くなるという特徴があります。そのため、診療科ごとに求められる素質に違いがでてくることも少なくありません。
例えば、小児科であれば子供が好きだというアピールは好印象を与えられます。説得力のある志望動機にするためには、求人がでている診療科目に合わせて内容を考えることも重要です。
【新卒向け】医療事務の志望動機例文3つ

医療事務の志望動機では、特に伝えたいことを軸にして考えると書きやすくなります。ここでは、3つの志望動機に合わせた例文を紹介します。何を書けばいいのか悩んでいる人はぜひ参考にしてくださいね。
①医療への思いが軸の志望動機例文
例文①
私が医療事務として貴院を志望したのは、病気で入院した母がお世話になり、その時の医療事務の方の姿が非常に印象深かったからです。
医療事務の方は、私が来院するいつも優しい笑顔で出迎えてくれました。それまでは、病院には暗くて少し怖いイメージを持っていました。
しかし、その優しい笑顔を見て病院に対するイメージがガラッと変わったのです。そこから私の医療事務として働きたいと考えるようになりました。
あの時優しい笑顔で出迎えてくれた医療事務の方のように、貴院で誰かの気持ちを明るくできる対応をしていきたいと考えております。
病院で働いて患者さんを助けたいという内容の志望動機です。実際の自分の経験を入れて説明しています。
②地域への思いが軸の志望動機例文
例文②
私が貴院を志望したのは、医療事務の仕事を通じて生まれ育った地域に貢献したいと考えたからです。
貴院は、地域密着型の医療を提供しており、その企業理念に共感しています。貴院で働くことで、市民の気持ちに寄り添い、命と健康を守る仕事ができるのではないかと考えております。また、私を育ててくれた○○市に対しての恩返しになると思っています。
大学では、医療に関する知識とともに、パソコンスキルも身につけました。自身の医療知識やパソコンスキルを業務に活かし、地域を支えたいと思います。
貴院の医療事務に入社した際は、患者さんに安心してもらえるよう笑顔でお出迎えし、地域と病院経営をしっかりサポートしていきたいと考えております。
地域の人を救う病院や医者の方のサポートをしたいという志望動機です。学生時代に身に着けたパソコンスキルをアピールしています。
③自分の強みが軸の志望動機例文
例文③
私は、昔から人と関わることが好きで、コミュニーケーション能力の高さが自分の強みだと自負しています。
医療事務を志望した理由は、そのコミュニケーション能力を活かせるのではないかと考えたからです。
貴院では、さまざまな診療科があり、来院される方はお子さんから高齢者の方までと幅広い特徴があります。その中でも窓口となる医療事務では、それぞれに合った対応が求められます。
聴覚や視覚が不自由な方にも、安心して診療を受けてもらえるよう、筆談や大きな声で話すなどの工夫をしながら、強みであるコミュニケーション能力を活かして安心を提供したいと考えております。
最後は、自分の強みであるコミュニケーション能力をアピールする志望動機です。具体的に病院でどのように働くかを表しています。
【新卒向け】医療事務のNGな志望動機例文2つ

志望動機の内容によっては、低評価を受けてしまうことも少なくありません。ここでは、動機理由に相応しくないものを2つご紹介します。選考に影響しかねない動機は書かないよう注意してください。
①待遇のみを動機にする例文
NG例文①
私が貴院を志望した理由は、福利厚生が充実しているからです。事務職の中では給料もよく、働きやすそうな環境で仕事ができるのではと考えております。
社員が生き生きと業務に取り組むことができ、スムーズに仕事が進められれば、その分患者さんにも還元できるのではと考えております。
働きやすい環境で仕事をすることで、医療を円滑に提供でき、患者さんの助けにもなるのではないでしょうか。
貴院では、医療事務としてスピード感を持って業務を行い、丁寧な対応を心がけたいと考えております。また、患者さんの不安を取り除けるような活躍をしたいと思います。
志望動機に、給与面や福利厚生の充実といった条件に関する記載は避けましょう。待遇の良さだけではモチベーションが十分ではないと企業に捉えられます。
実際は待遇の良さだけで乗り越えられない事が多く、仮に志望理由が待遇であってもそのまま記載しないよう注意してください。
②自己PRに終始する例文
NG例文②
私が貴院を志望したのは、コツコツとした作業が得意だからです。細かなことを正確に作業するのが私の強みであり、事務職に向いていると思っております。
学生時代、事務職のアルバイトを3年間行った経験があり、ミスが少なく作業が正確だと社員の方達から評価をしていただきました。
貴院で医療事務として働きたいと思い、秘書技能検定やビジネス文書検定などの資格も取得しました。また、パソコンスキルを高めるためにも勉強しており、事務員として業務をしっかりと行っていきたいと考えております。
事務職に対しての熱意は伝わりますが、医療事務である必要がない志望理由です。さらに、医療に対しての関心があまりないようにも感じられます。
他の業界で事務職をしてもいいのでは、と思われてしまう内容は避けるようにしましょう。医療事務を志望する際には、実際に医療行為を行わなくても、医療に携わる意識の高さが必要です。
医療事務に向いている人の特徴3つ

医療事務の業務では、患者さんをはじめさまざまな人と関わります。そのため、コミュニケーションの高さや効率よく作業することが非常に重要です。ここでは向いている人の特徴を3つご紹介します。
①コミュニケーション能力がある
さまざまな医療機関の窓口業務を行う医療事務は、患者さんと直接関わることがメインです。患者さんだけでなく、そのご家族とも程よい距離感で仕事をするために、コミュニケーション能力が必要になります。
来院時とても具合が悪かったり、高齢の方だったりする場合には、患者さんに合わせた接客が必要です。思いやりを持って患者さんに接することは必須であり、人との関わりが苦手という場合は医療事務の仕事は難しいといえます。
また、コミュニケーションが必要なのは患者さんに対してだけではありません。院内の人々や医療機器メーカーの担当、薬品の卸業者といったさまざまな人との関わりが必要な職種です。
②正確かつテキパキと作業ができる
医療事務の仕事は、細かな計算や書類の作成業務を、正確かつテキパキとできなければなりません。
保険証をはじめとする多くの資料をチェックし、医師と患者さんをつなぐ役割を担うため、小さなミスが重大な事故につながる可能性もあります。
混雑している際は特に、スピード感を持って業務に取り組む必要があり、正確さと手際の良さ、柔軟な対応ができる人が向いている職業といえます。またどこの医療機関でもパソコンを使用するためパソコンスキルがあると有利でしょう。
③知識欲が豊富
知識欲が豊富な人は、医療事務に向いているといえます。誰でも就ける職種のため、就職の際に資格や知識を問われることはあまり多くありません。しかし、仕事をする上では医療知識を身につけていく必要があります。
例えば、病気や怪我の情報、病名や処方薬といった最低限の知識です。医療知識を持っている新卒者であれば、積極的にアピールすると良いでしょう。
また、常に新しい知識に更新させていく努力も必要不可欠です。診療報酬は2年ごと、介護報酬は3年ごとに改定が行われます。制度の見直しや点数の変更が行われた際には、その都度対応していく必要があることも覚えておくと良いでしょう。
医療事務の面接で志望動機を話すときの3つのコツ
医療事務の面接では、志望動機を効果的に伝えることが重要です。
ここでは、話し方のポイントや面接官に好印象を与えるためのコツを詳しく解説します。
①笑顔ではきはきと話す
医療事務の面接で志望動機を話す際には、笑顔ではきはきと話すことが重要です。
患者さんと接する機会が多い職種であるため、第一印象を良くするコミュニケーション力が重視されます。
面接中に明るい表情で話すことで、「この人なら患者さんにも安心感を与えられる」と感じてもらえるでしょう。
笑顔で対応する姿勢は、医療事務として信頼されるポイントにもつながります。練習を重ねて、面接本番で自分らしさをアピールしてください。
②面接官の反応を見て長さを調節する
医療事務の面接で志望動機を話す際には、面接官の反応を見ながら話の長さを調節するのが大切です。
一方的に話し続けると面接官の興味を引きにくいため、表情やうなずきなどの反応を観察し、関心が薄れている様子を感じたら、簡潔にまとめることを意識しましょう。
志望動機は、自分の熱意や医療事務を目指した理由を的確に伝えることが目的です。
必要に応じて「このような経験が役立つと考えていますが、他に補足が必要であればお聞かせください」などの柔軟な姿勢を見せると、好印象を与えられます。
③深堀り質問に対する対策もしておく
医療事務の面接では、志望動機を伝えた後に深堀り質問をされる場合があります。
深堀り質問に備えるには、自分の動機をさらに具体化し、エピソードや経験を補足できる準備が必要です。
例えば、「アルバイトで身につけたコミュニケーション力が医療事務でも活かせると考えた」などの具体例があると説得力が増します。
なお、想定される深堀り質問の例を以下に挙げたので参考にしてください。
深堀り質問例
- なぜ医療業界を志望したのですか?
- 他の職種ではなく、医療事務を選んだ理由は何ですか?
- 医療事務でどのようなスキルを活かせると考えていますか?
- 志望する医療機関に特別な興味を持った理由は何ですか?
- 医療事務として直面する課題にどう対応したいですか?
- 将来的に医療事務としてどのように成長したいですか?
医療事務を目指す新卒は志望動機を練って選考を突破しよう
医療事務の志望動機は、どうして働きたいのか、どうやって貢献したいのかをしっかりと作ることが重要です。医療事務は他の業界とは異なり、患者さんや医師となど多くの人と関わらなければなりません。
また、業務では命と健康を常に意識した姿勢が求められます。自信が活かせる強みを示すことはもちろんですが、医療事務という仕事を通じてやりたいことをしっかりと伝えるようにしましょう。
このメディアの監修者
若林
青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。