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【例文17選】自己PRで「リーダーシップ」を強みとして効果的に伝える方法

自己PRで「リーダーシップ」は、多くの就活生に人気のある強みです。

しかし、リーダーシップについてアピールする就活生は非常に多く、上手く差別化できないと埋もれてしまうリスクがあります。

本記事では、企業が求めるリーダーシップ・上手く伝えるコツ・自己PR例文までを徹底解説します。

リーダーシップの言い換え表現や注意点まで紹介しますので、面接官に刺さる自己PRを作成して内定に一歩近づきましょう!

鈴木

キャリアアドバイザー 鈴木

新卒で大手金融機関に入社したが、成長のスピードの遅さと、年功序列に懸念を抱き転職を決意。 転職する際、スピードの速さと裁量が持てるという2軸で転職活動をし、シーマインドキャリアに入社。 入社後、キャリアアドバイザーとして年間1000人以上の学生の就活相談をし、実績No.1を獲得。

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目次

自己PRでリーダーシップが強みとして効果的なケース

就活でリーダーシップをアピールしようとする方の多くが、「リーダー経験があるから」という理由だけで、安易に自己PRの軸にしてしまいがちです。

しかし、企業が評価するのは肩書きや役職ではなく、チームへの貢献や成果に直結する「リーダーシップ力」であることに注意しましょう。

ここでは、自己PRでリーダーシップを強みにする際に押さえておきたい、評価されやすいポイントについてわかりやすく解説します。

  1. 企業が求める人物像にリーダーシップが含まれている
  2. 入社後の業務で活かせるリーダーシップである
  3. チームでの成果が出せているケース

① 企業が求める人物像にリーダーシップが含まれている

自己PRにリーダーシップを盛り込む前に、企業がその資質を本当に求めているかを確認する必要があります。

企業によっては、主体性や柔軟性、協調性などを重視しており、リーダーシップが必ずしも高評価につながるとは限りません。

たとえば「チームをまとめる力」や「人を引っ張る姿勢」などの表現を使っても、企業の評価基準とずれていれば印象は薄くなるでしょう。

応募前には必ず、採用サイトや募集要項を読み込んでください。リーダーシップがある人物を企業がどう評価しているのかを理解したうえで、自身の経験が企業の求める人物像に合っているかを見直すことが大切です。

② 入社後の業務で活かせるリーダーシップである

どれほど立派な役職を経験していても、それが入社後の業務に活かせない内容では、自己PRとしての説得力が弱くなってしまいます。

たとえば、部活動でのキャプテン経験をアピールする場合でも、単なる肩書きとして語るのではなく、実際にどのような行動を取り、何を成し遂げたかを伝えることが重要です。

営業職ならメンバーを巻き込みながら成果を出した経験が評価されやすく、企画職であれば多様な意見を整理し意思決定したエピソードが有効でしょう。

リーダーシップ力という言葉だけに頼らず、自身の強みがどのように再現できるのかを説明することが、ほかの就活生との差別化にもつながるのです。

③ チームでの成果が出せているケース

リーダーシップを自己PRの軸にする際には、個人の努力だけでなく、チーム全体で成果を出した経験があるかが重要です。

「自分ががんばった」だけではなく、「チームがどう変わったのか」「目標にどう近づいたか」といった視点で振り返ることが求められます。

たとえば、対立する意見を調整してプロジェクトを前進させた経験や、練習内容を見直して全体の成績向上につなげた実績があると説得力が増すでしょう。

成果を数値で示せるとより効果的ですが、難しい場合は「変化の過程」や「周囲の反応」などの定性的な要素でも十分伝わります。

「リーダーシップがある人材」として認識されるためには、チームへの貢献を明確にすることが大切です。

自己PRでリーダーシップを強みにできる条件を紹介

企業が評価するリーダーシップには明確な基準があります。

ここでは、自己PRでリーダーシップ力を効果的に伝えるために、どのような要素が求められているかを紹介します。自分の経験がアピール材料になるか判断するための視点として活用してくださいね。

  1. 自分で考えて行動できる
  2. 課題解決力がある
  3. 協調性や巻き込み力がある
  4. 企業が求めるリーダーシップ経験がない時

① 自分で考えて行動できる

企業が求める「リーダーシップがある人材」とは、自ら判断して動ける人です。

たとえば、部活動で練習方針に疑問を持ちm改善案を提案した経験があれば、それは主体性を発揮した例といえます。

リーダーシップを自己PRに盛り込む際は、なぜその行動に至ったのか、どのように考えて動いたのかを明確に伝えることが大切です。自分の行動に意図や理由があるかを振り返ってみてください。

② 課題解決力がある

リーダーシップをアピールするには、役割の話だけでなく、課題にどう向き合ったかが欠かせません。企業はリーダーシップ力を「チームを前に進める力」として評価しています。

たとえば、文化祭の準備で進行が遅れていた班に働きかけ、全体のスケジュールを立て直した経験は、まさに課題解決型のリーダーシップです。

このように「何が問題だったのか」「どう行動したのか」を具体的に伝えることで、説得力が増します。「問題解決力」や「調整力」といった表現に置き換えて伝えるのも効果的でしょう。

③ 協調性や巻き込み力がある

リーダーシップという言葉から強く引っ張るタイプのイメージを持つ方も多いですが、実際には「協調性」や「巻き込み力」のある人が評価されやすい傾向にあります。

企業が重視しているのは、周囲と信頼関係を築きながら目標達成に導ける人です。

たとえば、自分の意見を一方的に押し通すのではなく、メンバーの意見を聞き、合意形成を意識してチームをまとめた経験は好印象につながります。この視点を意識すると内容の深みが増すでしょう。

【番外編】企業が求めるリーダーシップ経験がない時

リーダー経験や役職に就いた経験がなくてもリーダーシップをアピールすることは十分可能です。企業は肩書きではなく、周囲に良い影響を与える行動や姿勢を見ています。

たとえば、誰かを支えたことで自然と人が協力してくれた経験や、自分の発言で空気が前向きになったエピソードも立派なアピール材料になるでしょう。

「リーダー経験がないからリーダーシップは語れない」と思い込んでいる方も安心してください。周囲の人と関わった経験から自分がどう貢献したかを考えると良いでしょう。

自己PRで企業が求めているリーダーシップの種類を紹介

ここでは、リーダーシップを3種類に分類し、どのタイプの自己PRが評価されやすいのかを見ていきます。

逆に注意すべき点も解説しているので参考にしてください。

  1. 民主型リーダーシップ|高評価になりやすい
  2. 専制型リーダーシップ|独善的に見られやすく要注意
  3. 放任型リーダーシップ|再現性に欠けやすく要注意

①民主型リーダーシップ|高評価になりやすい

民主型リーダーシップとは、メンバーの意見を尊重しながらチームを導くスタイルです。

メンバーの声に耳を傾け、一人ひとりの強みを活かしながら、チーム全体のパフォーマンスを最大化します。

このリーダーシップは、多様な価値観や働き方が重視される現代の企業文化と親和性が高く、採用担当者から評価を得やすい能力となるでしょう。

具体的には、メンバーの意見を積極的に取り入れる、各人の得意分野を把握して適切な役割分担を行う、チーム内のコミュニケーションを活性化させるなどの行動が含まれます。

②専制型リーダーシップ|独善的に見られやすく要注意

専制型リーダーシップとは、自分の考えを一方的に押し付け、メンバーの意見を聞かずに物事を進めるスタイルです。

確かに、意思決定が早く、迅速な対応が可能という利点はありますが、就活での自己PRとしては避けるべきでしょう。

なぜなら、チームワークを重視する現代の企業文化において、独善的で協調性に欠けるという印象を与えかねないためです。

専制型リーダーシップのエピソードを使用すると、面接官にコミュニケーション能力や柔軟性の面で疑問を持たれる可能性が高くなります。

③放任型リーダーシップ|再現性に欠けやすく要注意

放任型リーダーシップとは、メンバーの意思決定や行動にあまり関与せず任せる管理スタイルです。

このタイプは、専門性の高い研究チームなど、メンバー全員が高い能力と自律性を持つ場合にはうまく機能します。

しかし、就職活動における自己PRでは、放任型リーダーシップの経験を語ることは避けましょう。

なぜなら、リーダーとしての積極的な関与や具体的な行動が見えにくく、企業が求める問題解決能力やチームマネジメント力をアピールしづらいためです。

簡単4STEP|リーダーシップを強みに自己PRを書く方法を紹介

リーダーシップを強みとして伝えるには、内容だけでなく順序も重要です。

ここでは、初めての方でも書きやすいように、4つのステップに沿って自己PRの構成方法を解説します。

  1. 強みを結論ファーストで伝える
  2. 具体的なエピソードを伝える
  3. 強みを発揮した成果を伝える
  4. 入社後に強みをどのように生かすか伝える

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① 強みを結論ファーストで伝える

自己PRの冒頭では、「私の強みはリーダーシップです」と明確に述べましょう。最初に結論を伝えることで、読み手に伝えたいポイントがすぐに伝わります。

例をあげると、「部活で副キャプテンを務め、メンバーの士気を高めました」のように、リーダーシップの概要を一文で短く紹介すると良いでしょう。

また、リーダーシップの言い換えとして「周囲を巻き込む力」や「調整力」などを使って冒頭でわかりやすく表現することもおすすめです。

② 具体的なエピソードを伝える

リーダーシップという言葉だけでは、実際の行動が伝わりません。どのような場面で、どう動いたのかを具体的に説明することで、信頼性が高まります。

たとえば、「文化祭の準備で意見が対立した際、全員の意見を聞いて合意を形成した」といった文章であれば、どんな場面でどう動いたのかが明確になり、内容が伝わるでしょう。

エピソードの詳細では、行動の背景や工夫も忘れずに伝えることが大切です。

③ 強みを発揮した成果を伝える

リーダーシップを強みとするなら、その力がどんな成果につながったかを示す必要があります。企業は成果によって、再現性のある行動力を評価しているからです。

たとえば、「自分の提案で改善したプレゼン資料が高評価を受け、コンペで最優秀賞を獲得した」といった実績があると、より印象に残るでしょう。

数字や評価など、成果を具体的に伝えることを意識してください。

④ 入社後に強みをどのように生かすか伝える

自己PRの締めくくりでは、今後リーダーシップをどう活かすのかを述べることで、未来への意欲を伝えられるでしょう。企業は過去だけでなく、将来どう活躍できるかにも注目しています。

たとえば、「営業職でも、チームで成果を出すために、周囲を巻き込んで協力体制を築いていきたい」といった表現であれば、将来を見据えて考えていることが伝わりますね。

入社後の展望を描き、自分の強みを企業でどう活かしたいかを明確にすることが大切です。

リーダーシップを自己PRで伝える時のコツ3つ

リーダー経験をアピールしようとしても、「他の人と似た内容になりそう」と不安な方も多いですよね。

リーダーシップを魅力的に伝えるには、印象に残る文章にすることが重要です。

ここでは、印象に残る自己PRに仕上げるための3つのコツを紹介します。

  1. 数字や具体的成果で説得力を高める
  2. 入社後の再現性をアピールする
  3. チームへの貢献を明確に示す

① 数字や具体的成果で説得力を高める

「リーダーシップがあります」と伝えるだけでは、十分なアピールにはなりません。企業は、行動の結果に注目しており、成果があることで再現性の高さを感じ取ります。

たとえば、「イベントの集客を150人から220人に増やした」「改善した資料でコンペ最優秀賞を獲得した」といったように、数字を使って成果を示すと説得力が増します

② 入社後の再現性をアピールする

自己PRは過去の経験を語るだけでは不十分です。大切なのは、「その強みが入社後にも発揮できるかどうか」。企業は「これから活躍できる人材か」を見ています。

たとえば、「意見の対立をまとめた経験」と合わせて、「営業職でもチーム内の調整役として力を発揮したい」と伝えると、具体的な将来像がイメージしやすくなるでしょう。

この“未来へのつなげ方”を意識することが大切です。

③ チームへの貢献を明確に示す

リーダーとしての活躍を語るとき、自分だけが目立つ話になっていないか気をつけてください。企業は「人をまとめる力」や「チームを引っ張る力」など、周囲との協調性も重視しています

たとえば、「意見の食い違いがあった際、全員の話を聞いて合意を導いた」といったエピソードは、調整力や巻き込み力を自然に伝えられますよ。

チームとの関わり方を意識した内容を心がけましょう。

自己PRでリーダーシップを伝える時の注意点3つ

ここでは、自己PRでリーダーシップを伝える時の注意点を3つ解説していきます。

  1. 自分勝手だと思われないようにする
  2. 役割ばかりを強調しない
  3. 具体的なエピソードで必ず根拠を持たせる

リーダーシップは強みとして伝えやすい反面、伝え方次第でマイナスに捉えられる可能性も。最後までチェックして、自己PR作成の参考にしてみてくださいね。

①自分勝手だと思われないように協調性もセットで伝える

リーダーシップについての自己PRを途中まで書いてみたのですが、うまく書けなくて…少し見てもらいたいです!

▼Aさんの自己PR▼

私の強みは周囲を巻き込んで目標に向かって取り組めるリーダーシップです。

この強みは、所属していたバレーボールサークルのサークル長を務めた経験で培いました。

私の所属していたサークルは、これまでに大きな大会で上位に入ったこともなくメンバーの多くが息抜きや軽い遊び目的で行っているような状態でした。

この状態を私は大きな課題に感じ、サークル長になったからには、〇〇大会でベスト8に入る程度にはサークル全体のレベルを引き上げたいと考え、練習の改善を行いました……(続く)

課題として挙げている部分が少し自己中心的に思われるかもしれないですね。サークル長の勝手な考えで行動しているように見えてしまっています

確かに…。実際は私だけではなく、他のメンバーもこの状況を問題視していたので、うまく伝わるように書き直してみます!

限られた文字数の中で伝えるのって結構難しいですよね。カリクルでは、LINEでの無料ES添削も行っているので、一緒に納得のいく自己PRを作成しましょう!

②役割ばかりを強調しない

リーダー・キャプテン・部長といった肩書をむやみに強調するのは避け、できるだけその内容に具体性を持たせるようにしましょう。

なぜなら、リーダーシップは何か肩書きのある役職についていなくても使える強みなので、役職や肩書きを強調するよりも、何を考え、何をしたのかが重要となるからです。

逆に言うと何も肩書きがなくてもリーダーシップ性はアピールできますよ!

③具体的なエピソードで必ず根拠を持たせる

リーダーシップを強みとする自己PRに限らずですが、自己PRを伝える際には必ず具体的なエピソードで根拠を持たせましょう

面接官は初対面の相手であるため、具体的なエピソードからしか、その強みを本当に持っているかどうかを判断できません。

模擬面接を繰り返し、客観的に見ても分かりやすく具体的にエピソードを話せているか確認しておきましょう。

「そうはいっても、エピソードがすぐ思いつかない…」という方もいるかもしれませんね。こちらの記事ではエピソードの探し方を詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

リーダーシップの言い換えと差別化の方法を解説

自己PRでリーダーシップについてアピールしたい場合、より具体性を持たせて言い換えることが鍵となります。

言い換え表現を使うことで、どういったリーダーシップを発揮したのかを伝えられ、他の就活生と大きく差別化できるので、ぜひ活用してみてくださいね。

▼自己PRの言い換え表現一覧▼

リーダーシップの
言い換え例
例文
◼︎チームを統率して成果を生み出せるGPTを使って
この例文を作成する
◼︎周囲を巻き込んだ行動ができるGPTを使って
この例文を作成する
◼︎目標達成のために先頭に立ち主導できるGPTを使って
この例文を作成する
◼︎メンバーの意見をまとめられるGPTを使って
この例文を作成する
◼︎チームの雰囲気をより良くする取り組みができるGPTを使って
この例文を作成する
◼︎チームのマネジメントができるGPTを使って
この例文を作成する
◼︎メンバーの潜在能力を引き出せるGPTを使って
この例文を作成する

◼︎メンバーに1人1人にあった役割を与えられるGPTを使って
この例文を作成する
◼︎チームを正しい方向へ導けるGPTを使って
この例文を作成する
◼︎責任を持って意思決定を行える
GPTを使って
この例文を作成する

経験別|リーダーシップを強みにした自己PRの例文を紹介

リーダーシップを自己PRでアピールする際は、どんな場面で発揮されたのかが非常に重要です。

同じ「リーダー経験」でも、部活動とゼミ、アルバイトでは成果の示し方も異なります。

ここでは代表的な経験ごとに、リーダーシップをアピールする自己PR例文を紹介しています。自分に近い経験を参考にしながら、構成や表現を工夫してみてください。

  • 【サークル・部活でのリーダー経験例】
  • 【ゼミ・研究室でのリーダー経験例】
  • 【アルバイトでのリーダー経験例】
  • 【インターンシップでのリーダー経験例】
  • 【課外活動・ボランティアでのリーダー経験例】
  • 【学内イベントでのリーダー経験例】

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【サークル・部活でのリーダー経験例】

サークル活動でのリーダーシップ経験をテーマにした自己PRの例文を7つ紹介します。学生生活での定番エピソードですが、工夫次第で差別化が可能です。

  1. テニスサークルでの代表経験
  2. ダンスサークルのイベント企画リーダー経験
  3. バドミントンサークルの副代表としてのチーム運営経験
  4. 野球部で主将として大会を目指した経験
  5. サッカー部で副主将としてチームの士気向上に努めた経験
  6. バスケットボール部の主将経験(副主将→主将に変更)
  7. 吹奏楽部のコンクールに向けたパートリーダー経験

具体的な行動や成果を盛り込むことで、信頼性のある自己PRに仕上がります。

①テニスサークルでの代表経験

大学のテニスサークルで代表を務めた経験をテーマにした自己PRの例文を紹介します。部員が多いサークルの代表経験では、統率力や調整力といったリーダーシップの要素を具体的に伝えることがポイントです。

テニスサークルの例文

私の強みは、周囲を巻き込みながら目標を達成するリーダーシップです。

大学2年次からテニスサークルの代表を務め、新入生歓迎イベントの運営を任されました。過去に比べて新入生の参加希望が倍増したことで、準備不足による混乱が予想されました。

私は運営チームを再編し、部員を役割ごとに分担しました。加えて、週1回のミーティングで課題を共有し、当日の流れを全員でシミュレーションすることで連携を強化しました。

結果として当日の運営は円滑に進み、参加者アンケートでは「先輩の対応が丁寧だった」という声が多く寄せられました。

この経験を通じて、目標に向けて人を動かし、組織として成果を出す力を学びました。入社後も状況に応じて周囲と連携を取り、課題解決に貢献していきたいです。

身近な活動でも「課題→工夫→成果」の流れを意識すれば、リーダーシップの説得力が高まります。また、成果は数字や第三者の評価を使うとより伝わりやすくなるでしょう。

②ダンスサークルのイベント企画リーダー経験

大学のダンスサークルでイベント企画リーダーを務めた経験をもとにした自己PRの例文を紹介します。協調性と推進力を活かして、周囲を巻き込みながら目標を達成する力を伝えることがポイントです。

ダンスサークルの例文

私の強みは、目標に向けて周囲を巻き込みながら物事を推進するリーダーシップです。

大学3年のとき、ダンスサークルの学園祭ステージ発表において、企画リーダーを務めました。イベント直前にメイン演者の欠席が決まり、発表内容の大幅な変更が必要になりました。

私は急きょ代役を立て、演目の構成を練り直すとともに、全体練習のスケジュールを再調整。連携が取りやすくなるよう、進捗共有用のSNSグループも立ち上げました。

結果として、発表は大きなミスもなく成功し、観客からも好評を得ることができました。

この経験を通じて、突発的な課題にも柔軟に対応しながら周囲を支える力を培いました。入社後もチーム全体の成果を重視し、積極的に行動していきたいです。

トラブル発生時の対応を中心に説明することで、リーダーとしての冷静な判断力や実行力を伝えられます。動揺せず行動した点や周囲への配慮を盛り込むと効果的です。

③バドミントンサークルの副代表としてのチーム運営経験

バドミントンサークルで副代表としてチーム運営に携わった経験をもとにした自己PR例文を紹介します。メンバーの意見を尊重しながら主体的に行動するリーダーシップの伝え方がポイントです。

バドミントンサークルの例文

私の強みは、周囲との信頼関係を築きながらチームをまとめるリーダーシップです。

大学2年からバドミントンサークルの副代表として、代表を支えながら練習運営を担当しました。当初メンバーの練習参加率が低下していていました。

私は一人ひとりに話を聞き、参加の壁になっている要因を把握しました。初心者向けの基礎練習を追加したり、学業との両立を意識した時間割に調整したりしました。

さらに、練習内容や成果を共有できる掲示板を設け、メンバーのモチベーション向上も図りました。

結果として、参加率は2か月で約30%向上し、チーム全体の雰囲気も明るくなりました。今後も相手の立場に立った柔軟な対応を心がけ、組織の土台を支える存在を目指します。

チームの課題に気づき、周囲の声をもとに改善策を実行した点を明確にすることで、「人をまとめる力」の説得力が増しています。自発的な行動と成果の因果関係を意識して書きましょう。

④野球部で主将として大会を目指した経験

大学の野球部で主将を務め、部員をまとめながら大会を目指した経験をもとにした自己PR例文を紹介します。競技経験を活かしつつ、組織全体を動かすリーダーシップの伝え方がポイントです。

野球部の例文

私の強みは、組織の目標達成に向けてチームを率いるリーダーシップです。

私は大学の野球部で主将を務め、3年ぶりの大会出場を目指して練習方針の見直しを行いました。

一部のメンバーの練習意欲が低下していたため、ミーティングで現状への不満や意見を集め、練習メニューを再構成し、試合形式の練習を増やすことで、競争意識と集中力を高めました。

さらに、目標や成果を見える化した掲示物を作成し、チームの一体感を醸成しました。

その結果、練習参加率が大幅に向上し、地区大会ではベスト8に進出することができました。この経験を活かし、入社後も状況を見極めて行動を変化させながら、周囲を巻き込んで成果を出すリーダーを目指します。

リーダーとして課題に気づき、周囲の意見を取り入れた行動が成果につながった点を明確にすることが大切です。具体的な工夫と結果をセットで示しましょう。

⑤サッカー部で副主将としてチームの士気向上に努めた経験

サッカー部で副主将を務めた学生が、チームの士気向上を図ったエピソードをもとにした自己PR例文を紹介します。リーダーシップの中でも「支える役割」に焦点を当てた構成です。

サーッカー部の例文

私の強みは、チームの雰囲気を前向きに保ち、仲間の力を引き出すリーダーシップです。

私は大学のサッカー部で副主将を務め、練習や試合へのモチベーションが低下していた状況を改善しようと行動しました。

まず、部員全員への個別ヒアリングを実施し、各自の悩みや思いを聞き取ったうえで、練習メニューや運営方法をキャプテンと連携して調整しました。

また、日々の努力や成果を全体ミーティングで共有し、互いに称賛し合える文化づくりにも注力しました。

その結果、練習出席率は大きく改善し、以前より活気のあるチームへと変わっていきました。今後も周囲の声に耳を傾けながら、自ら動いて環境を整えるリーダーとして貢献していきたいです。

副主将やサポート型のリーダー経験は、チームの支え役としての価値を伝えるチャンスです。「何を変えたのか」を具体的に書くと説得力が増します。

⑥バスケットボール部の主将経験(副主将→主将に変更)

副主将から主将へと立場が変わった経験を通じて、役割に応じたリーダーシップの発揮がいかに重要かを学んだ学生の自己PR例文を紹介します。

副主将→主将に変更した例文

私の強みは、役割の変化に応じて柔軟に立ち回れるリーダーシップです。

私は大学のバスケットボール部で副主将から主将へと就任し、より強い責任感を持ってチームをけん引しました。

副主将の頃は、主将の補佐として個別フォローや練習の雰囲気づくりを担っていましたが、主将になってからは、練習内容の決定や目標設定、指導陣との調整にも携わりました。

チームメイトとの意見交換を積極的に行い、全員が納得して動けるような運営を意識しました。

結果として、部員の自主性が高まり、最後の大会では創部以来初のベスト8進出という成果を残せました。

今後も立場に応じたリーダーシップを意識し、柔軟に行動できる人材として貢献していきたいです。

主将と副主将で担う役割の違いを明確にし、それぞれの経験から得た学びを盛り込むことで、リーダーシップの成長が伝わりやすくなります。

⑦吹奏楽部のコンクールに向けたパートリーダー経験

吹奏楽部でパートリーダーを務め、メンバーの個性を活かしながら全体をまとめたリーダーシップ経験の自己PR例文を紹介します。

パートリーダーの経験

私の強みは、一人ひとりの特性に応じて役割を調整し、チーム全体の力を引き出すリーダーシップです。

大学の吹奏楽部でパートリーダーを務めた際、技術や練習のモチベーションに差があるメンバーの指導に悩んだ経験があります。

私は全員と面談を行い、個々の課題や得意分野を把握したうえで、練習方法やパート内での役割を調整しました。特に、得意なメンバーには教える立場を任せ、苦手なメンバーはペア練習でフォローし合えるようにしました。

その結果、演奏の精度が高まり、パート全体が自信を持ってコンクールに臨むことができ、目標としていた県大会銀賞を達成しました。

今後も、周囲の力を活かしながら組織全体を前向きに導く力を発揮していきたいです。

一人ひとりの状況を見て行動するリーダーシップは再現性が高く、どの業界にも通じます。また、行動の工夫や成果を具体的に伝えると説得力が増すでしょう。

【ゼミ・研究室でのリーダー経験例】

ここでは、ゼミ・研究室でのリーダー経験をテーマにした自己PRの例文を2つ紹介します。

  1. ゼミの発表会を取りまとめたリーダー経験
  2. 研究室のチームリーダーとして共同研究を進めた経験

研究発表やテーマの調整、ゼミのメンバー間の連携など、学生ながら主体的に動いた経験は大きな強みになりますよ。

⑧ゼミの発表会を取りまとめたリーダー経験

ゼミでの発表会に向けてチームをまとめた経験を通じて、調整力と行動力を活かしたリーダーシップをアピールできる例文を紹介します。

ゼミの例文

私の強みは、周囲と丁寧に連携しながら目標達成に向けて行動できるリーダーシップです。

ゼミでの発表会に向けてグループリーダーを任された際、スケジュールや役割分担が曖昧なまま進んでいたため、準備が遅れ気味でした。

私はまずメンバーと話し合い、各自の得意分野や予定を把握したうえで、役割と期限を明確に設定しました。また、週に1度の進捗共有と、作業の負担が偏らないように調整を重ねました。

その結果、全員が納得できる発表内容を完成させることができ、当日は教員からも「内容と構成の完成度が高い」と評価をいただきました。

今後も、目標に向けて周囲を巻き込みながら前向きに推進していく姿勢を大切にしたいと考えています。

リーダー経験の中でも、日常的なゼミ活動を題材にすることで、等身大の姿が伝わります。役割の明確化や進捗管理といった行動は、社会人にも通じる要素としてアピールしやすいでしょう。

⑨研究室のチームリーダーとして共同研究を進めた経験

研究室でのチームリーダーとしての経験を通じて、目標達成に向けた推進力と協調性をアピールできる例文を紹介します。

研究室の例文

私の強みは、チームでの目標達成に向けて全体を見ながら着実に行動できるリーダーシップです。

大学3年時、研究室のグループでテーマ別に共同研究を行うことになり、私はチームリーダーを任されました。

メンバーによって研究経験に差があり、最初は作業の偏りが生じていました。そこで私は、各自の得意分野や理解度を確認し、役割の再設定と進捗確認の仕組みを整えました。

さらに、分からない部分はフォローし合えるよう週1回のミーティングも実施しました。

結果として、無理なく研究を進められる体制を作れたことで、学内の中間発表では「チーム全体の理解度が高く、発表が明確」と好評を得ました。

今後も状況を見ながら最適な動きを考え、周囲と協力して目標達成を目指していきたいです。

研究室での取り組みは、地道な活動の積み重ねが多く、計画性とフォロー力の両立が鍵になります。チーム内での工夫や成果に触れることで、実行力を具体的に伝えられるでしょう。

【アルバイトでのリーダー経験例】

ここでは、アルバイトで後輩の指導や業務改善などに取り組んだ経験についての自己PRを紹介します。学生ながら現場の中心として動いた姿を伝えることで、実行力や責任感をアピールできるでしょう。

  1. 飲食店のアルバイトリーダー経験
  2. 塾講師アルバイトでの新人講師育成リーダー経験

⑩飲食店のアルバイトリーダー経験

飲食店でのアルバイト経験を通して得たリーダーシップをアピールする例文を紹介します。学生の中でも経験者が多いアルバイトだからこそ、具体的な行動と成果を示すことが差別化につながりますよ。

飲食店アルバイトの例文

私の強みは、目標達成に向けてチーム全体を巻き込みながら行動できるリーダーシップです。

ファミリーレストランでのアルバイトで、私はシフトリーダーを任されていました。人手不足が続く中、ホールとキッチンの連携ミスによるクレームが増えたことに課題を感じました。

そこで、接客側と調理側の動線を再確認し、両者がスムーズに連携できるよう、ピークタイム前に情報共有のミーティングを実施しました。また、スタッフ同士が声をかけやすい雰囲気づくりにも注力しました。

その結果、クレーム数は半減し、店舗の月間目標売上を達成するなど、チーム全体のパフォーマンス向上に貢献できました。

今後も現場の課題に気づき、全体を巻き込んで成果につなげられる人材を目指します。

日常的なアルバイト経験でも、リーダーシップは十分に伝えられます。問題発見から具体的な改善行動、結果までを筋道立てて書くことが重要です。

⑪塾講師アルバイトでの新人講師育成リーダー経験

塾講師のアルバイトで新人講師を指導した経験から、教育現場でのリーダーシップをアピールする例文を紹介します。教育分野での信頼構築や指導力は、他の職種でも応用しやすい強みです。

塾講師アルバイトの例文

私の強みは、相手の特性を見極めて成長を後押しするリーダーシップです。

塾講師のアルバイトで、新人講師の育成を任されることが多く、ある年には4人の指導を担当しました。

教え方や生徒対応に不安を抱える新人が多かったため、私は一人ひとりの得意・不得意を把握し、それぞれに合ったアドバイスを意識しました。

具体的には、模擬授業に立ち会ってフィードバックを行い、生徒対応のポイントも実例を交えて共有しました。

全員が1か月以内に授業を単独で担当できるようになり、生徒や保護者からの評価も安定しました。

今後も相手に寄り添いながら、組織全体の力を高められるような関わり方を心がけたいです。

塾講師アルバイトは指導経験がアピールにつながります。育成対象や成果を具体的に示すことで、説得力のある自己PRになるでしょう。

【インターンシップでのリーダー経験例】

インターンシップ中のリーダー経験は、実際のビジネスの場での再現性をアピールできる強みでしょう。グループワークや成果物の完成までのプロセスを交えて、自分の能力を伝えることが大切です。

⑫インターンのグループワークでのチームリーダー経験

インターンシップでのグループワークを通じてチームをまとめた経験を紹介します。就業体験の場でリーダーシップを発揮したエピソードは、企業に対する説得力を高められるのでおすすめです。

インターンシップの例文

私の強みは、多様な意見をまとめて成果に導くリーダーシップです。

参加した5日間のインターンでは、最終日にプレゼンを行うグループワークがあり、私は6人チームのリーダーを務めました。

メンバーの意見が分かれ、方針が定まらない状況が続いたため、全員が納得できる形を目指して役割を整理し、議論の進行を工夫しました。

たとえば、各自が得意な分野で調査や資料作成を担当する形式にし、進捗確認の時間も設けました。

その結果、全員が主体的に取り組む雰囲気が生まれ、最終プレゼンでは企業担当者から「構成が明快で実行可能性が高い」と高評価を得ました。

入社後も多様な意見を引き出し、チーム全体で成果を出す関わり方をしたいです。

インターン中のリーダー経験は、ビジネス現場を意識した行動として評価されやすいです。自分の行動によって周囲に与えた影響を具体的に示しましょう。

【課外活動・ボランティアでのリーダー経験例】

課外活動やボランティアでのリーダーシップ経験をテーマにした自己PRの例文を2つ紹介します。

自主性や周囲を巻き込む力が問われているので、自ら率先して動いた経験や現場での課題をどう乗り越えたかが伝わるように構成しましょう。

  1. 海外ボランティア活動でのチームリーダー経験
  2. オープンキャンパススタッフのリーダー経験

⑬海外ボランティア活動でのチームリーダー経験

海外ボランティア活動においてチームリーダーとして現地活動をまとめた経験を紹介します。異文化環境の中で発揮したリーダーシップは、適応力や行動力の裏付けとなるため、企業に好印象を与えやすいです。

海外ボランティアの例文

私の強みは、多様な価値観の中でも柔軟に対応し、チームをまとめるリーダーシップです。

大学2年の夏、東南アジアでの教育支援ボランティアに参加し、10人の日本人チームのリーダーを担当しました。

活動初日、現地スタッフとの意思疎通に課題があり、予定していた授業が円滑に進まない事態が発生しました。

そこで私は、チーム内の英語が得意なメンバーを通訳役に配置し、現地との打ち合わせ体制を強化しました。また、毎晩ミーティングを実施し、翌日の活動内容を全員で確認する仕組みを整えました。

結果的に活動は滞りなく進み、現地からも感謝の言葉をいただけました。

入社後も多様なメンバーと連携し、柔軟に調整しながら目標達成に貢献していきたいです。

海外での経験は印象に残りやすく、対応力や調整力をアピールするのに適しています。リーダーとして「どんな工夫をしたか」に具体性を持たせると説得力が高まりますよ。

⑭オープンキャンパススタッフのリーダー経験

オープンキャンパスでリーダーを務めた経験をもとにした自己PRの例文を紹介します。受験生対応の現場で必要とされる柔軟性や責任感をアピールできる構成にしています。

オープンキャンパススタッフの例文

私の強みは、周囲の意見を尊重しながらチームをまとめるリーダーシップです。

大学3年時、オープンキャンパスの学生スタッフ20名をまとめるリーダーを務めました。前年は来場者アンケートで「案内が不十分」という声が多く寄せられていました。

そこで私は、受付担当と誘導担当の連携を強化するため、事前に役割ごとのシナリオを共有し、全体練習を繰り返しました。また、当日もこまめに進行状況を確認し、柔軟に対応できるよう調整に努めました。

その結果、当日の来場者対応はスムーズに進行し、アンケート満足度も前年から大きく向上しました。

入社後も、一人ひとりの意見に耳を傾けながら、周囲を巻き込んで課題解決に取り組んでまいります。

改善点に着目した上で行動を起こした点が、リーダーとして自分が何を考え、どう動いたのかを明確に伝えています。「どんな工夫で成果を出したか」を示すことが大切です。

【学内イベントでのリーダー経験例】

学内イベントの企画や運営でのリーダー経験をテーマにした自己PRの例文を3つ紹介します。

組織全体を動かす立場だったのか、現場での実行担当だったのかなど役割を明確にし、どの立場・役割からチームに貢献したのかを伝えることが大切です。

  1. 文化祭実行委員会の委員長として学校全体をまとめた経験
  2. 新入生歓迎会の企画運営リーダー経験
  3. クラスや学科の代表(クラス委員長)として課題解決に取り組んだ経験

⑮文化祭実行委員会の委員長として学校全体をまとめた経験

文化祭実行委員会の委員長としてリーダーシップを発揮したエピソードをもとに、チーム全体をまとめる力を伝える例文を紹介します。

文化祭実行委員会の例文

私の強みは、多様な立場の人をまとめ、全体最適を図るリーダーシップです。

大学の文化祭で実行委員長を務め、100名以上のメンバーを取りまとめました。

意見の食い違いが多く、準備が進まない場面もありましたが、全体ミーティングに加えて各班ごとの話し合いも設け、一人ひとりの意見を丁寧に聞き取りました。

その上で、共通の目的に立ち返ることを意識しながら方向性を調整しました。

結果として、各班の連携が深まり、来場者数は過去最高を記録しました。

入社後も、多様な価値観を尊重しつつ、周囲の協力を得ながら目標達成に向けて尽力してまいります。

規模の大きな組織をまとめた経験を通じて「調整力」や「全体最適の意識」をアピールしています。人数や規模感を具体的に伝えることで説得力が高まりますよ。

⑯新入生歓迎会の企画運営リーダー経験

新入生歓迎会の企画リーダーを務めた経験をもとに、主体性とチームを動かす力をアピールできる例文を紹介します。

新入生歓迎会の企画運営の例文

私の強みは、目標に向けてチームを巻き込みながら行動できるリーダーシップです。

大学の新入生歓迎会で企画運営のリーダーを務め、企画から当日の運営までを任されました。

初めはメンバーのモチベーションにばらつきがあり、意見が出ない会議も多く悩みました。そこで、自分から率先して行動し、全体の流れを見える化することで役割の明確化を図りました。

加えて、雑談も交えたコミュニケーションを重ね、信頼関係を築くよう努めました。

その結果、メンバー全員が主体的に動くようになり、新入生からも「楽しかった」と多くの声をいただきました。

入社後も周囲を巻き込みながら、成果に向けて責任を持って行動します。

課題に対して主体的に動いた点と、チームを巻き込む工夫をセットで伝えると、リーダーシップの説得力が高まります。雰囲気づくりや信頼構築も具体的に示すのがポイントです。

⑰クラスや学科の代表(クラス委員長)として課題解決に取り組んだ経験

クラス委員長としての役割を通じて、周囲を巻き込みながら課題を解決した経験をもとにした自己PR例文を紹介します。

クラス委員長の例文

私の強みは、周囲の意見を引き出しながら最適な解決策を導くリーダーシップです。

大学ではクラス委員長を務め、授業への出席率が低下しているという課題に向き合いました。

原因を把握するために、まずはGoogleフォームを使ってクラス全員に匿名アンケートを実施しました。その結果、課題の内容が共有されていないことや、グループワークへの不安が主な理由であると判明しました。

そこで、教員と相談し、授業前に課題の説明を行う時間を設け、グループ内でのフォロー体制を整えました。

その結果、出席率は80%以上に改善し、クラスの満足度も向上しました。

入社後も現状を正しく捉え、対話を通じてチーム全体の課題解決に貢献します。

自ら課題を見つけて行動した点と、クラス全体を巻き込んで解決に導いた過程が伝わる構成にすると、説得力のある自己PRになります。数値で成果を示すとより具体的になるでしょう。

リーダシップの自己PRで頻出の深堀り質問も対策しよう

ここからはリーダーシップの自己PRについて定番の質問を3つ紹介します。

自己PRは面接では必ずと言っていいほど深堀り質問されるので、事前に準備しておくことで説得力のある回答ができるようにしましょう。

  1. 最大の困難は何だった?
  2. あなたのリーダシップを一言で表すと?
  3. あなたのモチベーションの源泉は何?

①最大の困難は何だった?

リーダーシップの自己PRで「最大の困難は何だった?」と質問された場合、メンバー間の意見の対立や、モチベーションの低下といった人間関係の課題を挙げるのが効果的です。

たとえば「メンバーの考え方の違いから生じた対立」「目標達成への意欲の温度差」「新しい取り組みへの抵抗感」などの困難に直面し、それをどのように克服したのかを具体的に説明しましょう。

ポイントは、困難な状況に対して建設的な解決策を見出した経験を伝えることです。

人間関係の課題をポジティブに乗り越えた経験を語ることで、リーダーシップの深みと説得力が増します。

②あなたのリーダシップを一言で表すと?

リーダーシップを一言で表現する質問は、あなたのリーダーシップの本質を端的に理解したい面接官からの頻出質問です。

効果的な回答例としては、「周囲を巻き込みながら目標達成に導く力」「メンバー一人一人の強みを引き出す力」「率先して行動することでチームを前進させる力」などが挙げられます。

ただし、単なる抽象的な表現で終わらせるのではなく、自分の経験に基づいた独自の表現を心がけましょう。

例えば「メンバーの意見を丁寧に聞き、全員が納得できる方向性を示す力」など、より具体的な表現にすると、面接官にあなたのリーダーシップスタイルが明確に伝わります。

③あなたのモチベーションの源泉は何?

モチベーションの源泉を問う質問には、あなたがどのような価値観や信念を持ってリーダーシップを発揮しているのかを知りたいという意図があります。

例えば「メンバー一人一人の成長を実感できること」「チーム全体で目標を達成できたときの達成感」「困難な課題を解決できたときの充実感」などが挙げられるでしょう。

また「メンバーから感謝の言葉をもらえたとき」「チームの雰囲気が良くなっていくのを感じられたとき」といった具体的なエピソードと結びつけて説明すると、より説得力が増します。

自分自身の経験を振り返り、リーダーとしてのやりがいや喜びを感じた瞬間を具体的に語ることで、面接官にあなたの熱意と誠実さが伝わります。

リーダーシップを強みにした自己PRで好印象を獲得しよう

ここまで、リーダーシップの自己PRの作成方法や伝え方のコツなどについて解説してきました。

最後におさらい

◼︎企業が求めるのは、自分で考えて行動に移せる・課題解決力・巻き込み力・協調性がある人材

◼︎リーダーシップは必ず具体性を持たせて言い換える

◼︎役割を強調しすぎたり、自分勝手と思われかねない伝え方は避ける

本記事で紹介したコツをしっかり押さえ、例文も参考にリーダーシップを効果的にアピールしましょう!

若林

このメディアの監修者

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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