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【例文付き】ムードメーカーの自己PRの書き方|適した言い換え表現も紹介

就職活動の面接で「ムードメーカー」として自己PRをしたいけれど、果たして「ムードメーカー」は強みとして適切な表現なのか悩んでいませんか?

チームの雰囲気を明るくする力は、ビジネスにおいても重要なスキルです。チームでの業務を円滑に進める効果もあり、強みとしてアピールしても何の問題もありません。

しかし確かに、「ムードメーカー」という言葉だけでは、その本質的な価値が伝わりにくい場合があります。

この記事では、ムードメーカーという特性を、より説得力のあるビジネス表現に言い換える方法や、面接官に効果的に伝えるためのコツをご紹介します。

具体的な例文と共に、あなたの強みを活かした自己PRの組み立て方を見ていきましょう!

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目次

企業が「ムードメーカー」に求めている4つの力

企業がムードメーカーとしてのスキルを持つ人材に求めている力を確認すれば、どんな強みをアピールすればよいか判断可能です。

企業が求めている力としては、以下の2つが挙げられます

  1. チームを巻き込む影響力
  2. 周りを考えて行動できる力
  3. メンバーの士気を高められる力
  4. 人の意見を素直に受け入れる力

①チームを巻き込む影響力

ムードメーカーとして活躍できる人材には、チームを巻き込む影響力が求められます

雰囲気を盛り上げられるスキルがあれば、周囲の人を巻き込んでより大きい成果を生み出せるのでは、と期待されているわけですね。

チームを巻き込む力を発揮できる人は、会社において一人ひとりのポテンシャルを強く引き出す役割を担当できます。

時には部門を超えて影響を及ぼし、積極的にプロジェクトを推進する力が求められるのもポイントです。

②周りを考えて行動できる力

企業はムードメーカーな性格の人材に対し、周りを考えて行動できる力を求めています

雰囲気を明るくできる人は、周囲の状況を考慮して最適なアプローチを行えるのが強みです。会社においても周囲の観察力と状況に応じた行動力が期待されるでしょう。

さらに、さまざまな立場の方に対して適切なコミュニケーションをとれるスキルは、外部の建設業者などと円滑に接する時にも役立つのがポイントです。

リーダーに就任した際にも、チームの状況に応じた行動ができる人材として活躍が期待されます。

③メンバーの士気を高められる力

メンバーの士気を高められる力は、企業が求めるムードメーカーの重要な資質の1つです。

チームメンバーの良いところを見つけて褒め、やる気を引き出すことができる人材は、職場全体の生産性向上に貢献します。

具体的には、メンバーが意見を言いやすいように積極的にサポートして自由な発言環境を作ったり、チーム内のコミュニケーションを活発にするためのイベントを提案したりする人材が求められていますね。

特に、企業でも未経験の分野へ取り組むときや、壁にぶつかったときでも、前向きな声かけやサポートを通じて周囲のモチベーションを維持・向上させる力は、ビジネスの現場で非常に重宝されます。

④人の意見を素直に受け入れる力

人の意見を素直に受け入れられる力は、企業が求めるムードメーカーの重要な要素です。

自分の意見を押し通すのではなく、チームメンバーの意見を尊重し受け入れられる人は、働きやすい雰囲気作りを得意としています。

誰かの意見に対して否定から入るのではなく、オープンマインドを持って受け入れる姿勢を示すことで、チーム全体のコミュニケーションが活発になるでしょう。

ミーティングやディスカッション中には、他のメンバーが意見を述べる際に相手の意図やポイントを理解しようと努め、積極的に話を回して、周りの視点や考え方を引き出すことが大切です。

「ムードメーカー」を自己PRでアピールする際のポイント

ムードメーカーを自己PRで紹介する際のポイントを知っていれば、自分の強みをしっかりと伝えやすくなります。自己PRする際のコツは、以下の4つです。

  1. 明るくハキハキと話す
  2. 根拠になるエピソードを述べる
  3. 働いた時にどう活かすのかを述べる
  4. 自分ならではの表現に言い換えて使う

①明るくハキハキと話す

面接で自己PRをする際には、明るい表情や声色でハキハキと話すことを心がけるのがおすすめです。

元気で爽やかな印象を与えることで、ムードメーカーとしての一面を強調できます。

はつらつとした声で話せば、採用者に言いたいことがストレートに伝わりやすくなるのもメリットです。

また、堅い雰囲気の面接であっても明るく柔和な表情で接する姿勢を崩さないことで、物怖じしない強みを持っている、と印象付けられます。

②根拠になるエピソードを述べる

これまでムードメーカーという強みを活かして、どんな成功体験を収めたのか述べることで、自己PRの説得力を高められます。

自身の強みはムードメーカーとして動けること、と結論を言い切ってから、続けて根拠となる出来事を紹介しましょう。

根拠を説明する際には、どのような物事を経験したのか・どんな場面で強みを発揮したか・どんな成果につながったか述べることが大切です。

具体性のある内容にすれば、強く印象に残りやすくなります。

③働いた時にどう活かすのかを述べる

自己PRの最後には、働いた時に強みをどう活かすか紹介しましょう。

スキルを仕事にどう活用できるか述べれば、これから成長が見込める人材としての魅力を伝えられます。

仕事の内容について触れて説明すれば、企業研究をしっかりと行っている印象を与えられるのもポイントです。

働いた時の自身の行動について言及すれば、実際に企業に就職し勤務した際のキャリアプランを練っていることも強調できます。

積極的な姿勢や熱意の高さを印象付けられるのがメリットです。

④自分ならではの表現に言い換えて使う

ムードメーカーという言葉を直接使うのではなく、自分らしい表現に言い換えることで、より説得力のある自己PRが可能になります。

例えば「周囲の雰囲気を明るくできる」「チームの士気を高められる」「コミュニケーションを円滑にできる」など、具体的な行動や成果に基づいた表現を選びましょう。

また、自分の経験に基づいた独自の表現を見つけることも重要です。

部活動やアルバイトでの具体的なエピソードと結びつけながら、自分ならではのムードメーカーとしての特徴を表現するとより印象に残る自己PRとなります。

「ムードメーカー」は言い換えて使おう!ビジネスに適した表現を紹介

ムードメーカーを言い換える表現を知っていれば、自分の言葉でアピールしやすくなります

ムードメーカーの言い換え例は、以下の通りです。

①周りを巻き込む推進力がある

「周りを巻き込む推進力がある」と表現すると、単に明るいだけでなく、チームメンバーの意見を引き出し、プロジェクトを前に進める力があることをアピールできます。

他にも、「メンバーの意見を積極的に取り入れながら、全員で目標に向かって進んでいける」「チーム全体の士気を高めながら、プロジェクトを推進できる」等の表現もおすすめ。

「周囲の協力を得ながら、期限内に目標を達成した」といった具体的なエピソードを交えることで、より説得力のある自己PRとなります。

上記のように、ムードメーカーという特性を、ビジネスで求められる推進力という観点から表現すると、より実践的な強みとしてアピールできます。

②どんなチームでもすぐに馴染んで活躍できる

「どんなチームでもすぐに馴染んで活躍できる」という表現は、ムードメーカーの特性を効果的に言い換えており、コミュニケーション力の高さと適応力の両方が含まれています。

新しい環境でもすぐに周囲と良好な関係を築き、チームの一員として機能できる能力は、ビジネスにおいて非常に重要です。

特に、プロジェクトチームの編成が頻繁に変わる現代のビジネス環境では、この適応力は大きな強みとなります。

具体的に「アルバイト先で積極的に先輩社員とコミュニケーションを取り、1週間で基本業務を習得。その後は新人教育も任されるようになった」等の経験を挙げると説得力が増すでしょう

③ポジティブに物事に向き合える

ムードメーカーを「ポジティブに物事に向き合える」と言い換えることで、より具体的なビジネススキルとして表現可能です。

前述の例が分かりにくければ、「困難な状況でも前向きに解決策を見出せる」「チーム全体の士気を高められる」といった表現にすれば、仕事における実践的な強みとしても伝わります。

特に、プロジェクトで問題が発生した際に、すぐに解決策を提案できる点や、チームメンバーの意見を前向きに受け止めながら建設的な議論を促せる点をアピールすると効果的です。

また、失敗を恐れずに新しいことにチャレンジする姿勢や、周囲の人々にも前向きな影響を与えられる点も、ビジネスにおいて重要な資質として評価されるでしょう。

④相手の立場に立って考えられる

相手の立場に立って考えられる人は、チームメンバーの気持ちを理解し、適切なタイミングで声かけができます。

例えば、業務で行き詰まっている同僚がいれば、その人の視点に立って問題を整理し、建設的な提案が可能。

また、メンバー間で意見の対立が生じた際も、双方の立場を理解した上で、円滑なコミュニケーションを促進する役割を果たせるでしょう。

このような共感力とコミュニケーション能力は、チームの生産性向上や良好な職場環境の構築に大きく貢献します。

「ムードメーカー」を自己PRでアピールする際の3つの注意点

ムードメーカーであることを伝える際には、表現や面接中の態度に注意が必要です。注意点としては、以下の3つが挙げられます。

  1. 矛盾した態度を取ってしまう
  2. 具体的なエピソードがない
  3. 自己中心的なエピソードを勘違いしている

①矛盾した態度を取ってしまう

面接中は矛盾した態度を取らないよう、気を付ける必要があります。

無愛想な態度をとったり、暗い雰囲気で声が小さかったりすると、ムードメーカーは嘘なのでは、と捉えられやすいです。

面接においてもムードメーカーとしての一面を見せられるよう、明るい態度で臨むようにしましょう。

面接が進んで面接官の年次が高くなり、緊張する雰囲気が漂っていても、臆さずに人当たりの良い態度を心がけることが重要です。

はっきりと通る声で回答するよう心がけましょう。

②具体的なエピソードがない

ムードメーカーとして一定の成果を出したり、周囲から評価されたエピソードがない場合、説得力がないと捉えられてしまいます

これまでの経験でどのように強みを発揮したのか、具体的に紹介できるようにしましょう。

エピソードを述べる時には、何年間、何%など数字も含めて説明すれば、どれほど懸命に取り組んだか伝わりやすくなります。

ムードメーカーとしてどのように振る舞ったか、意識したポイントも含めて紹介しましょう。

③自己中心的なエピソードを勘違いしている

自己中心的なエピソードをムードメーカーとして活躍したと勘違いしている場合、採用者に伝えると逆効果になってしまいます。客観的な視点を取り入れて、説得力のある表現を意識することが大切です。

自分がムードメーカーだと思う、と言うだけでは影響力が強いことしか認められません。内容によっては周囲への配慮がない、と捉えられてしまうため、注意が必要です。

話す際には、どんな工夫をしたのか、どんな反応が得られたのかといった情報を含めましょう。

自己PRで「ムードメーカー」をアピールする際の模範例文3選

自己PRでムードメーカーを強みとして伝える際の例文を参照すれば、どんな表現で書くと好印象を与えられるのか、イメージしやすくなるのが利点です。

ここでは3つの例文を紹介します。

  1. 友達からムードメーカーであると言われる
  2. サークルで盛り上げた経験を活かしたい
  3. 色んな人の意見を聴いて取り入れた

例文①友達から「ムードメーカー」であると言われる

例文①

私には、常に明るい性格であるという強みがあります。大学の友達からは「いると場が明るくなるね」と言われやすく、私も常に笑顔で話すことを守り続けてきました。

笑顔を続けている理由は、「どんな時も笑顔を忘れてはいけない。笑顔は温かさを呼び、周囲の人々も含めて幸せな時間を創り出す。」と祖母から教わったことがきっかけです。幼少期から笑顔を心がけたため、失敗することがあっても落ち込まずに切り替え、次の挑戦に反省点を活かしてきました。

私は御社でも、周囲の雰囲気を明るくできるよう笑顔を心がけ、臆せず挑戦する姿勢を貫きたいです。そして前向きに業務で役立つスキルを取り入れ、1日でも早く御社に貢献できるよう尽力します。

上記の例文では、友達から言われた経験や、明るく振る舞うようになったきっかけについて紹介しています。

仕事でどのように活かしていくのか、行動する内容を具体的に説明しているのもポイントです。

例文②サークルで盛り上げた経験を活かしたい

例文②

私には、周囲を巻き込んで場の雰囲気を盛り上げられるスキルがあります。

大学のバレーボール部では、メンバーの1人としてポジティブな言葉で話すよう心掛け、ネガティブな言葉が使われがちだったチームの雰囲気が明るくなるよう、働きかけました。

そうすることで、チームの空気が改善され、士気が高くなったことで、大会で初めての入賞を達成しました。
3年時にはキャプテンを担当し、メンバーの一人ひとりが全力で試合に臨めるよう、モチベーションを高めるべく笑顔や前向きな言葉を積極的に取り入れました。

私は貴社でも自分から明るい雰囲気を取り入れることでチームを盛り上げ、大きな成果につなげたいと考えております。

上記の例文では、サークルでの経験を通して、周囲を盛り上げポジティブな影響を与えるスキルを培ったことを印象付けています

会社でもチームの雰囲気を明るくして成果につなげる、と経験に則した抱負を伝えているのが特徴です。

例文③色んな人の意見を聴いて取り入れた

例文③

私の強みは、周りを観察して適した行動を意識し、周囲の意見を柔軟に取り入れることです。

大学の研究で思うようなデータが得られず迷った際には、自分だけで悩まず周囲のアドバイスを積極的に聞くことを心がけました。アイデアをもとに新しいアプローチを試し、十分なデータを取った結果、詳細なデータが評価され優秀賞を受賞できました。

また、周囲の意見を取り入れることで、客観的に自分を見直すことができるのでより良い提案を生み出せると学びました。

私は貴社で、自分の意見だけでなく周囲の声を積極的に取り入れて、最適なアイデアを追求したいと考えております。また、自分から状況を明るくする行動を実戦し、活発にさまざまな意見が生まれる環境作りに貢献したいです。

上記の例文では、周りを観察し柔軟に対応して、意見を聞く力があることを強みとして伝えています

声を取り入れる姿勢で新たなアイデアが生まれる場を作りたい、と仕事で意識したい行動を発表しているのが特徴です。

自己PRで「ムードメーカー」をアピールする時は態度を意識しよう

自己PRでムードメーカーと伝える時は、態度を意識することが大切です。

爽やかな表情で元気に回答し、雰囲気を明るくできるスキルがあることを印象付けましょう。

若林

このメディアの監修者

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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