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ガス会社の志望動機を考えるコツを例文付きで解説|トレンドも紹介

近年、地球温暖化問題が注目を集め、再生可能エネルギーの利用が増えています。そんな中、ガスは化石燃料であるため環境面での問題も指摘されていますが、依然として一定の需要があることから私たちの生活には、まだまだ欠かせない燃料であるといえるでしょう。

今回はそんな背景を踏まえ、ガス会社への志望動機を考えるコツを解説していきます。

ガス会社の志望動機を考える前にトレンドを確認しよう

ガス会社への志望理由を考えるにあたり、エネルギー業界の時代背景や環境問題などを踏まえながら、なぜ自分がその業界に入りたいのかをよく考える必要があります。

まずは現在のガスのトレンドを確認してみましょう。

都市ガスの全面自由化

2017年、都市ガスの自由化がスタート。これまで地域独占していたガス会社も競争を強いられることになり、サービスの向上を求められるようになりました。

電力業界でも同様の動きが進んでおり、エネルギー業界では新たな戦国時代を迎えているといえるでしょう。

消費者にとってはサービスの向上が期待される嬉しい機会ではありますが、企業にとっては厳しい局面であるとともに、更なる技術力やサービス、経営力が求められることになります。

再生可能エネルギーの普及

ソーラー発電をはじめとする再生可能エネルギーなどの必要性が高まる昨今、ガスは化石燃料であるため環境面での課題も指摘されています。

石油・天然ガス等の化石燃料資源の枯渇が懸念される現代社会において、新たなエネルギー開発や地球温暖化への対策は必要不可欠。

そんな時代背景からガス会社も地球温暖化への対策を考えねばなりません。ガス業界では環境に配慮した取り組みや、それを実現するための技術開発、新しいビジネスモデルの構築が求められます。

ガス会社はインフラ業界の1つ

ガス会社はエネルギーの供給とエネルギーインフラの管理を主な業務とするインフラ業界のひとつ。

エネルギーは人々の生活の上で欠かせないものであり、地域に必要不可欠な社会資本としても位置付けられています。

つまり、ガス会社は地域の生活基盤として必要不可欠な存在であり、地域の発展や人々の暮らしに大きく貢献しているのです。

そして、利用者の要望に応じてより良いエネルギー供給することが求められ、更なるサービスの向上や新たな技術の開発も進める必要があるといえるでしょう。

ガス会社の職種4種

ガス会社の職種は大きく分けて以下の4種。ガス会社への就職を希望する場合、自分が何の職種を希望して、そこでどんなことをやり遂げたいのか事前に決めておくことも大切です。

志望動機を考える上で、まずは希望する職種が何か決めてみましょう。

  1. エンジニア職
  2. 調達
  3. パイプライン
  4. 管理

①エンジニア職

ガス会社のエンジニア職にはシステムや機械の開発、設備の保守・修理など、多岐にわたる業務があります。

例えば、自動検針システムや緊急通報システム、顧客管理システムなどの開発・運用であったり、ガスの供給設備や関連機器の点検や修理など、非常にさまざま。

利用者の安全と快適な生活を支えるという重要な役割を担っているエンジニア職は、高度な専門知識と技術力を必要とする職種であるといえるでしょう。

②調達

原料や機材などの調達を担当することが主な業務内容。日本は天然ガスをほとんど生産していないため、日本の天然ガスの多くは海外から輸入によってまかなわれています。

輸入元の国からの調達やスムーズに調達が進むよう各部署との調整を行うことも調達職の業務のひとつ。

仕入れ先の開拓、価格交渉、納期調整、発注、品質管理なども業務に含まれており、交渉力や判断力など優れたスキルも必要とされるでしょう。

③パイプライン

家庭にガスを届けるパイプなどを設計・建設・運営し、消費者に安全にガスを届けることが主な業務内容。

パイプラインは地下や海底に建設され、長期間にわたって使用されるため地盤変動にも対応できる耐久性が求められています。

さらに、運営時には安全にガスを消費者に届けるために定期的なメンテナンスも欠かせません。こういったことからガス会社のパイプラインの仕事は社会インフラを支える重責を担った仕事であるといえます。

④管理

管理職は主に生産部分と供給部分の管理を行います。生産部分の管理とは輸入の天然ガスの場合、採取や加工は行わないため輸入元から送られてくる天然ガスの品質や量などの管理を指します。

そして、供給部分の管理とはパイプラインや設備の安全面の検査や、組織のマネジメントなどのこと。こういった管理職には問題解決の決断力や変化に適応する柔軟性が必要とされます。

ガス会社の志望動機を伝える時の3つのコツ

ガス会社に入社したいと思う理由や明確な志望動機を伝えることは就職活動において非常に重要なポイントです。

採用担当者の印象に残るようなアピールはどのようにしたらいいのか、志望動機を伝えるときのコツを解説します。

  1. その職業でしか当てはまらないことを考える
  2. 入社後の目標を伝える
  3. 具体的なエピソードを盛り込む

①その職種でしか当てはまらないことを考える

ガス会社への志望動機を伝える際には、その企業ならではの志望動機を考えてみてください。他の職種にも共通することではなく、ガス会社しか当てはまらない特有の理由が望ましいでしょう。

例えば、ガスやエネルギーに関心を持っていて、さらには社会貢献もしたいとアピールすることで、他の職種ではなくガス会社に入りたいということを伝えることができます。

その職種でしか実現できないことや、目指すキャリアパスなどもアピールポイントとしておすすめですよ。

②入社後の目標を伝える

入社がゴールにならないように、入社後の目標やビジョンを伝えることも大切。会社と自分自身の成長を目指して業務に取り込んでいくことを熱意を込めて伝えましょう。

目標を伝えるときには、自分が目標達成のためにどう努力していきたいのかということも併せてアピールするのがポイント。

入社したいという気持ちだけでなく入社後も見据えた志望動機を伝えることで、入社後も頑張りたいという意欲や熱意を伝えることができます。

③具体的なエピソードを盛り込む

志望理由の根拠になるような、具体的なエピソードや経験があったらその話を織り交ぜながら伝えることもおすすめ。

具体的なエピソードや経験を伝えることで採用担当者により親しみを持たせることができ、他の入社希望者との差別化を図ることができます。

具体的なエピソードを盛り込みながら、その経験とガス会社への志望理由と結びつけて強くアピールしましょう。

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【職種別】ガス会社の志望動機の例文3選

実際に、ガス会社の志望動機を職種ごとに例文を3選紹介します。職種ごとに志望動機を書くときにはどんな違いがあって、どういったアプローチが必要なのか参考にしてみてください。

  1. 営業職
  2. 調達
  3. 管理

①営業職

私はもともと就活の軸を「営業」で絞っており、その中でもガス会社の営業職を志望します。

エネルギーは人間が生きていくうえで必要不可欠なもので、その中でも現在多くのシェアがあるのがガス業界です。その業界で営業職に就くことで、より多くの人のために貢献ができると考えました。

また、営業職であれば、お客様の課題を把握し、最適な提案をすることで、社会だけでなくお客様一人ひとりにも貢献することができるとも考えております。

貴社は、お客様一人ひとりに寄り添うことをビジョンに掲げております。個人に対してはもちろん、社会にとっても良い影響を与えることができるよう成長いたします。

②調達

私はガス会社の調達職に興味を持っています。

学生時代、アルバイトで物流会社で物品の調達業務を担当していました。サプライヤーとの良好な関係を築き、価格交渉や質問の改善を行うことでコスト削減と品質向上を実現し、経営陣から評価していただいた経験があります。

この経験から調達業務は会社の業績に影響を与えることがわかりました。また、サプライヤーとの信頼関係を築くことは長期的なビジネスの成功に欠かせないということも学びました。

そのため、私はガス会社の調達職でサプライチェーンマネジメントの能力を活かし、会社の発展に貢献したいと考えています。

③管理

私は管理職を希望しており、その中でもガス会社に就職したいと考えております。

もともと学生の時も、飲み会などのセッティングや費用調達の仕事をよく任されておりました。
大人数の場合は当日欠席する人もいたためその都度迅速に対応し、私がセッティングする飲み会はスムーズに開催されると先輩からも好評でした。

管理業務は「正確さ」が重要であると考えております。その点大学時代の経験から貴社の管理職で貢献ができるのではと考えております。

また、ガスは私たちの生活に必須のものです。これからのガス業界の将来を支えるためにも管理職となり、貴社の事業を支えたいと考えております。

ガス会社に向いている人の3つの特徴

ガス会社に就職したい人は、その職種に向いている特性を持っている必要があります。では、実際にガス会社での仕事に向いている人にはどんな特徴があるのでしょうか。以下の3つの特徴を解説します。

  1. 責任感がある
  2. 安定した職につきたい
  3. 協調性がある

①責任感がある

現代社会においてガスは社会貢献度が高く、我々が快適に生活する上で欠かすことのできないエネルギーです。そんなガス会社で働くために求められる人物像として責任感が挙げられます。

輸入から販売まで万全の安全管理が求められるため、業務内容に対する責任感がなければこの業界でのキャリア形成は難しいでしょう。

また、お客様と密接な関係があるため、コミュニケーション能力や丁寧な対応も欠かせません。これらの要素を持つ人はガス会社での仕事に向いているでしょう。

②安定した職につきたい

ガスは家庭や企業などのエネルギー源として欠かせないものであり需要が安定しています。このことからガス業界への就職は安定しているといえるため、安定した職につきたいという意識がある人にもガス会社は向いているでしょう。

また、ガス会社で働くには長期的に職に望む意欲や継続的な成長意欲も求められます。意欲的な姿勢やコミュニケーション能力、責任感などさまざまなスキルが必要な職種ではありますが、安定した職につくことで将来にわたる安心感を持つことができます。

③協調性がある

ガス会社での仕事には顧客や業界関係者、同僚など、多様な人々とのコミュニケーションが求められます。そのため、協調性が必要不可欠。

協力して仕事を遂行することにより円滑な業務遂行が可能になり、予期せぬトラブルが発生した場合にもチーム全体で問題解決に取り組むことができます。

以上のような協力的なスタンスで接することができる人がガス会社に向いていると言えるでしょう。

ガス会社の志望動機は職種と一緒に考えよう

ガス会社の職種と志望動機は密接に関係しており自分がなぜその職種を選び、何に興味を持っていて、どんなことを成し遂げたいのかを明確にすることが大切。

その上で、より強く意欲や関心をアピールできるような志望動機を考えましょう。

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若林

この記事を書いた人

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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