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総合商社の売上・年収ランキング|5大商社の特徴と求める人物像を徹底解説

総合商社の中でも売り上げや年収の高い企業はどこなのか、疑問を抱いている方も多いでしょう。

総合商社も規模や特徴は企業によって大きく異なり、どこが自分にあっているのかの判断は難しいものです。

今回の記事では、総合商社の売上高・年収ランキングや5大商社、業界の将来の動向などについて詳しくまとめました。

人気の5大商社を中心にした実績のあるランキングを参考に、就職活動の判断材料として役立てましょう。

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総合商社とは

総合商社は幅広い産業分野で多様な商材を扱い、売り手と買い手を結びつける日本独自のビジネスモデルを持つ企業です。

ここでは総合商社についての基本的な情報を紹介します。

  1. 総合商社の事業内容
  2. 専門商社との違い

①総合商社の事業内容

総合商社の主な事業内容であるトレーディングと事業投資の特徴を、以下の表にまとめました。

事業内容収益方法
トレーディング商材の仕入れと販売手数料・マージン
事業投資有望企業への出資と経営参画配当金・株式売却益

総合商社は、以下のポイントを組み合わせてビジネスを展開しています。

  • 世界中の物流網を活用した流通機能
  • 貿易金融や代金決済などを提供する金融機能
  • 市場動向や取引先情報を収集・分析する情報機能

②専門商社との違い

総合商社と専門商社には、以下の表のように事業内容や取り扱う商材において大きな違いがみられます。

商社の種類総合商社専門商社
取扱商材世界中の多様な商材を扱い、ラーメンからロケットまで幅広い分野で展開特定分野に特化し、売上高の50%以上を特定商品が占める
事業の柱トレーディングと事業投資トレーディングを中心に、専門的な知識を活かしたコンサルティングやファイナンスを提供
強み事業の多角化によるリスク分散特定分野における深い知見と専門性、市場の細やかな動きや最新動向の把握
特徴多角化により市場変動の影響を受けにくい取引先との深い信頼関係、市場変動の影響を受けやすい

総合商社と専門商社の違いを理解し、就職・転職活動時には自分の適性を考慮に入れつつ応募を検討しましょう。

総合商社の売上ランキングトップ8社

2024年度3月期の総合商社の売上ランキングトップ8社を、以下の表にまとめました。

順位企業名売上高(2024年度3月期)
1三菱商事19兆5,676億円
2伊藤忠商事14兆299億円
3三井物産13兆3,249億円
4豊田通商10兆1,889億円
5丸紅7兆2,505億円
6住友商事6兆9,103億円
7阪和興業2兆4,319億円
8双日2兆4,146億円

三菱商事が約19.5兆円で首位に立ち、2位の伊藤忠商事とは約5.5兆円の圧倒的な売上高の差をつけています。

伊藤忠商事が約14兆円、三井物産は約13.3兆円、自動車関連が強い豊田通商は約10.1兆円で上位4社を形成していますよ。

上位3社で総売上高の約47兆円のうち約47%を占めており、業界の寡占化が進んでいるのが総合商社業界の近年の傾向です。

参考:バフェット・コード

総合商社の年収ランキングトップ8社

総合商社の年収ランキングトップ8社は、以下のとおりです。

順位企業名平均年収
1三菱商事2,090万円
2三井物産1,899万円
3住友商事1,758万円
4伊藤忠商事1,753万円
5丸紅1,654万円
6豊田通商1,262万円
7双日1,247万円
8阪和興業849万円

三菱商事が2,090万円で首位に立ち、2位の三井物産との差は約200万円と大きな開きがあります。

住友商事と伊藤忠商事は1,750万円台で横並び、丸紅も1,654万円と続き、上位5社は1,600万円以上の高年収です。

平均年収の格差は売上高の順位と必ずしも一致せず、とくに伊藤忠商事は売上高2位ながら平均年収が4位となっています。

参考:金融庁EDINET

総合商社業界の5大商社とは?

総合商社業界の5大商社は、以下のとおりです。

  1. 三菱商事
  2. 三井物産
  3. 伊藤忠商事
  4. 住友商事
  5. 丸紅

寡占化が進んでいる総合商社業界のなかで、活躍を望むなら5大商社への就職がおすすめです。

①三菱商事

会社名三菱商事株式会社
売上(2024年3月期)19兆5,676億円
本社所在地東京都千代田区丸の内2-3-1
設立年次1950年
参考:金融庁EDINET

日本を代表する総合商社のなかでも、三菱商事は学生から高い支持を集めている人気の就職先です。

三菱商事は全世界に約120の拠点を持ち、情報・技術・金融・物流などのサービスを通じて多様な価値創造に努めています。

三菱商事の創業は1871年にさかのぼり、土佐藩の岩崎弥太郎が海運業をはじめた九十九商会からスタートしました。

②三井物産

会社名三井物産株式会社
売上(2024年3月期)13兆3,249億円
本社所在地東京都千代田区大手町1-2-1
設立年次1947年
参考:金融庁EDINET

1876年に三井家の貿易事業部門として設立された三井物産は、世界中で幅広い事業を展開しています。

現在は金属資源・エネルギー・機械・インフラ・化学品・鉄鋼製品・生活産業など、多岐にわたる事業を手がけていますよ。

世界61か国に125の拠点を持ち、従業員数は「単体5,000名以上」「連結約5万3,000名」という大企業です。

近年は従来の強みである金属資源やエネルギー分野に加え、生活産業事業・機械・インフラなど非資源分野の強化を進めています。

③伊藤忠商事

会社名伊藤忠商事株式会社
売上(2024年3月期)14兆0,299億円
本社所在地大阪市北区梅田3-1-3
設立年次1949年
参考:金融庁EDINET

伊藤忠商事は日本を代表する総合商社として、文系学生から極めて高い支持を集めている企業です。

1858年に初代伊藤忠兵衛が麻布の行商から創業をはじめ、165年以上の歴史を持つ老舗企業として高い知名度を誇ります。

現在は世界61か国に約90の拠点を持ち、繊維・機械・金属・エネルギー・化学品など幅広い分野で事業を展開していますよ。

伊藤忠商事はトレードと事業投資を両輪とするビジネスモデルを構築し、知見のある分野・地域を厳選して展開しているのが特徴です。

④住友商事

会社名住友商事株式会社
売上(2024年3月期)6兆9,103億円
本社所在地東京都千代田区大手町2-3-2
設立年次1919年
参考:金融庁EDINET

住友商事は日本を代表する総合商社として、金属・メディア事業を中心に幅広い分野で事業を展開しています。

1919年に大阪北港株式会社として設立され、戦後の1945年に商事部門へ進出し、1952年に現在の社名となりました。

世界63か国に125の拠点を持ち、世界的なネットワークを活かして多様な商品・サービスの販売や輸出入などを手がけています。

住友商事の強みは鋼材事業で業界トップクラスのシェアを誇り、世界各国に広がる銅材調達ネットワークを持っていますよ。

⑤丸紅

会社名丸紅株式会社
売上(2024年3月期)7兆2,505億円
本社所在地東京都千代田区大手町1-4-2
設立年次1949年
参考:金融庁EDINET

世界61か国に130の拠点を持つ丸紅は1858年の創業以来、165年以上の歴史を持つ老舗の総合商社です。

ライフスタイル・フォレストプロダクツ・情報ソリューション・食料・アグリ事業など、多岐にわたる分野で事業を展開しています。

近年は環境・エネルギー分野にも注力し、洋上風力発電事業や蓄電池システム実証事業など新たな分野への挑戦を続けていますよ。

世界的なネットワークを活かし、輸出入・国内取引・内外事業投資・資源開発など事業の多角化を進めている最中です。

総合商社の主な事業内容

総合商社の主な事業内容は、以下の2つに分類されます。

  1. トレーディング
  2. 事業投資

どのようなビジネスモデルで総合商社が成り立っているのか理解し、キャリアパスを描く判断材料にしましょう。

①トレーディング

トレーディングは総合商社の伝統的なビジネスモデルとして、世界中の売り手と買い手を結びつける重要な役割を担っています。

トレーディングの基本は以下の表のように、商材の仕入れと販売を通じて手数料やマージンを得る事業です。

トレーディング事業のポイント内容
基本機能貿易手続き・為替取引・仕入れ代金の立て替えなど、包括的なサポートを提供
サービス範囲商品企画・製造加工・輸送流通・保険・宣伝・売り場づくりまでのバリューチェーン全体をカバー
特徴グローバルな物流網と情報ネットワークを活用した世界規模の取引展開

近年はDXを活用し、AIマーケティングやIoTによる顧客行動分析を通じて、バリューチェーン全体の最適化を進めています。

②事業投資

事業投資とは、総合商社が持つヒト・モノ・カネ・情報という経営資源を投資し、企業価値を高めてリターンを得るビジネスです。

事業投資のビジネスモデルの特徴について、以下の表にまとめました。

事業投資のポイント内容
投資手法有望企業の株式取得・社員派遣・素材確保による経営強化
収益形態直接的利益:配当金・持分益
間接的利益:販売コミッション・売買利ザヤ
投資方針短期的な利益より長期的な企業価値向上を重視
投資戦略バリューチェーンの川上から川下まで幅広く投資し、事業間シナジーで収益を最大化

近年はデジタル技術の進歩や社会課題への取り組みが、業界を越えた新たな事業として日本国内でも大きく注目されています。

総合商社業界の動向・将来展望

総合商社業界の動向・将来展望は、以下の3つのポイントでまとめられます。

  1. 資源分野から非資源分野へ需要転換
  2. エネルギー価格高騰により純利益アップ
  3. 脱炭素に向けて再生可能エネルギーへ参入

業界全体の動向や将来の展望を理解しておき、自分のキャリアパスをどのように描くのか検討しましょう。

①資源分野から非資源分野へ需要転換

総合商社業界は資源価格の変動リスクを軽減するため、資源分野から非資源分野へと事業構造の転換を進めています。

2016年の資源価格の急落時、三井物産と三菱商事が創業以来はじめての赤字を計上して業界に大きな衝撃を与えました。

一方、繊維・食品・機械など非資源分野に強みを持つ伊藤忠商事が業界首位に躍り出たのは特徴的な出来事です。

非資源分野は食料品・機械・住宅・繊維・情報通信事業など多岐にわたり、市況の影響を受けにくい安定した収益があげられます。

②エネルギー価格高騰により純利益アップ

エネルギー価格の高騰により、総合商社各社は過去最高の純利益を記録する好業績を達成しています。

2023年に三菱商事が1兆1,806億円、三井物産が1兆1,306億円と、総合商社ではじめて純利益1兆円を突破しました。

ロシアによるウクライナ侵攻が引き金となり、石油や天然ガスなどのエネルギー価格が急騰したのが好業績の背景です。

とくにLNGの価格高騰は大きく、アジア各国だけでも約10兆円の追加的な支払いが発生するほどの影響がありました。

③脱炭素に向けて再生可能エネルギーへ参入

総合商社各社は、脱炭素社会の実現に向けて再生可能エネルギー事業への参入を加速させています。

企業名再生可能エネルギーへの取り組み目標・投資規模
三井物産台湾沖の海龍洋上風力発電プロジェクト・2030年までに再生可能エネルギー比率30%超
・約2,600億円を投資
丸紅スコットランド沖の浮体式洋上風力発電・10年間で約1兆8,200億円を投資
・半分以上を洋上風力発電に充当
三菱商事オランダのエネコ社買収による発電から小売までの展開・2030年度までに再生可能エネルギー発電容量を2019年度比で倍増
伊藤忠商事遊休地を活用した太陽光発電事業・2025年度までに約5,000か所、累計500MWの発電所を導入
双日太陽光・陸上洋上風力・バイオマス発電事業の開発運営・RE100企業向け電力供給とEV関連の脱炭素サービスを提供

これからの日本社会を作るやりがいのある仕事に取り組めるため、総合商社は多くの就活生から人気です。

参考:日刊工業新聞社,双日株式会社,伊藤忠商事株式会社,三菱商事

総合商社が取り組むべき課題

総合商社が取り組むべき課題は、以下の3つに分類されます。

  1. DX化への展開
  2. 非資源ビジネスへの転換
  3. トレーディング事業の縮小傾向

どのような課題が総合商社にあるのかを把握し、自分事として捉えつつ課題解決に取り組む姿勢が大切です。

①DX化への展開

総合商社のDX化は従来のビジネスモデルを大きく変革し、新たな価値創造を目指す取り組みとして加速しています。

以下の表のように、各社がデジタル技術を活用した業務効率化や新規事業創出を積極的に推進していますよ。

企業名DXへの取り組み内容
三井物産・世界中の拠点からのデータ活用
・デジタルパワーとの融合による新ビジネスモデルの創出
三菱商事・産業DXプラットフォームの構築
・食品流通の余剰在庫削減
・位置情報データベースによるドライバー不足対策
伊藤忠商事・次世代全社統合データ基盤の構築
・会計データと営業取引データの統合による将来予測
・データドリブン経営の推進
住友商事次世代エネルギー・社会インフラ・リテイルコンシューマー・ヘルスケア・農業の5分野でのDX化推進
双日・全社員向け基礎教育から専門人材育成までの体系的なデジタル人材育成プログラムを展開

DX化による生産性向上や業務効率化を通じ、より価値のあるビジネスモデルの創造を総合商社は目指しています。

参考:システムインテグレータ,CAM UP

②非資源ビジネスへの転換

総合商社は資源価格に左右されない安定した経営基盤を確保するため、非資源分野への事業転換を積極的に進めています。

2016年の資源エネルギー市況の低迷時に、三井物産と三菱商事が創業以来の赤字を計上したのが大きなインパクトとなりました。

非資源分野への投資は先行投資が多く収益化には時間を要するものの、市場の成長性が高く資産価値の上昇が期待。

各社は機械・インフラ・化学品・ヘルスケアなどの分野に注力し、新たなビジネスやサービスの展開を進めています。

③トレーディング事業の縮小傾向

総合商社のトレーディング事業は、インターネットの普及とメーカーの直接取引増加により、従来の規模から大きく縮小しています。

1990年代以降、「経費削減意識の高まり」「インターネットの発展」により、直接需要元と取引するメーカーが増加しました。

そのため、総合商社各社は事業投資を新たな収益の柱として位置づけ、経営資源の投入を進めています。

事業投資では、人材派遣・経営ノウハウの提供・国内外のネットワークを活用した情報提供など多面的なサポートを展開していますよ。

総合商社の主な職種

総合商社の主な職種は、以下の3つに分類されます。

  1. 営業職
  2. 企画職
  3. 事務職

自己分析で自分の適性を見極めつつ、どのような職種があっているのかを慎重に検討しましょう。

①営業職

総合商社の営業職は世界中の商材を扱い、仕入れ先と販売先を結びつける重要な役割を担います。

営業職の基本的な業務は、「市場調査」「販売先・仕入れ先への営業活動」「商品の手配」「市場開拓」までさまざまです。

また、商品の売買以外にも「プロジェクトの企画立案」「パートナーの選定」「資金調達」など包括的なサービスを提供します。

海外との取引が多い総合商社の営業ではTOEIC600点以上、業務によっては800点以上の英語力が必要です。

②企画職

総合商社の企画職は事業投資の企画立案から経営戦略の策定まで、会社の将来を左右する業務を担う重要な職種です。

企画職の主な業務は、「新規参入分野の探索」「取引先の選定」「投資計画の立案」など事業戦略の策定に関わる範囲ですよ。

企画職に求められる能力を、以下の表にまとめました。

必要なスキル内容
洞察力市場を読み解く力
分析力データや情報を分析する力
戦略立案力経営戦略を立案する力
コミュニケーション力社内外の関係者と円滑に関係を構築する力

企画職は通常、営業職として一定の経験を積んでから配属されるケースが多く、入社1年目から配属されるのは稀です。

③事務職

総合商社の事務職は営業部門や企画部門のサポート役として、取引の円滑な遂行に不可欠な存在です。

事務職の主な業務は、「貿易書類の作成・管理」「契約書の確認」「代金の決済」など取引に関する実務全般を担当します。

事務職は法務・財務・経理・人事・総務などの専門部署に配属され、それぞれの分野でプロフェッショナルとして活躍しますよ。

総合商社の事務職に求められる能力を、以下の表にまとめました。

事務職に求められる能力内容
正確性と迅速性業務を正確・迅速に遂行する力
コンプライアンス意識法令・規則を遵守する姿勢
コミュニケーション力関係者と円滑に情報共有する力
問題解決力専門知識を活かして課題に対応する力

総合商社が求める人物像

総合商社が求職者に求める人物像は、以下のとおりです。

  1. チャレンジ精神旺盛な人材
  2. 機動力がある人材
  3. 最後までやり遂げるコミット力がある人材
  4. 柔軟な対応ができる人材

どのような人材が総合商社に求められているのかを理解し、自分がふさわしい人物だとアピールしましょう。

①チャレンジ精神旺盛な人材

新規事業の開拓や海外展開において、失敗を恐れずに挑戦し続ける人材を総合商社は求めています。

チャレンジ精神旺盛な人材は未知の領域に積極的に取り組む姿勢を持ち、困難な状況でも解決策を見出す力を発揮しますよ。

三菱商事や伊藤忠商事が求めている人材を、以下の表にまとめました。

企業名重視する人材・評価の特徴
三菱商事・想いや信念を持って取り組む経験を重視・目標達成に向けたプロセスを評価
伊藤忠商事・「野武士集団」と呼ばれる少数精鋭の社風・責任感を持って積極的に行動できる

②機動力がある人材

総合商社では機動力のある人材が高く評価され、状況に応じて積極的に行動できる能力が重視されています。

機動力のある人材はビジネスチャンスを素早く掴み、情報収集のスピードが速く、顧客や社内からの評価も高いのが特徴です。

総合商社ではつねに変化する市場環境に対応するため、新しい知識やスキルを吸収し続ける意欲が求められますよ。

総合商社は、上司からの指示を待たずに自発的に行動でき、自分の考えを持って主体的に仕事を進められる人材を必要としています。

③最後までやり遂げるコミット力がある人材

総合商社では、高い目標に向かって最後までやりとげる強い意志を持った人材を求めています。

たとえば、三菱商事が求めるのは経営マインドをもって事業価値向上に専心でき、構想力と実行力を兼ね備えた人材です。

単に目標を達成するだけでなく、全体を俯瞰して業界の発展に貢献できる経営人材が必要とされています。

掲げた目標に対して責任をもち、困難に直面しても諦めず、最後までやりとげる強い意志をもった人材だとアピールしましょう。

④柔軟な対応ができる人材

柔軟な対応ができる人材は、総合商社の業務においてもっとも重要な要素のひとつとして高く評価されます。

総合商社では変化する市場環境に対応するため、新しい知識やスキルを吸収し続ける意欲と柔軟な姿勢が必要です。

また、トラブル時にも慌てず冷静に対策を考え、状況を認識しながら適切な行動をとれる人材が重宝されます。

周囲の意見を否定せずに積極的に聞き入れ、立場を選ばず意見をとり入れる傾聴力も柔軟な対応ができる人材の特徴です。

総合商社ランキングから自分の希望する企業を見つけよう

総合商社は世界中のあらゆる商材を扱い、売り手と買い手を結びつける日本独自のビジネスモデルを持つ企業です。

「ラーメンからロケットまで」と表現されるように、物流・金融・情報の3つの機能を備え、世界中に拠点を展開しています。

売上高ランキングでは、三菱商事が19兆5,676億円で首位に立ち、伊藤忠商事や三井物産といった大企業が続きますよ。

ランキングや平均年収を参考にしつつ、やりがいのある総合商社でのキャリアパスについてじっくりと検討しましょう。

若林

このメディアの監修者

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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