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パンツタイプのリクルートスーツは不利ではない!選び方・メリットも解説

女性のリクルートスーツは、スカートとパンツタイプの2種類あります。女性は、スカートのイメージがあるためにパンツタイプは不利なのではないかと不安になる人も多いと思いますが、結論、パンツスタイルは不利ではありません

この記事では、パンツタイプのスーツの着こなし方も紹介しているのでぜひ参考にしてくださいね。

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目次

パンツタイプのリクルートスーツは就活で不利なのか

リクルートスーツのパンツスタイルは、不利ではなく、採用に直結することもありません

女性は、スカートを着用していることが多いですが、それは女性=スカートという固定概念が残っているからです。また、年々パンツスタイルのスーツを選ぶ女性は増えています。

ただし、パンツかスカートかで面接官に与える印象が変わるので、どんなイメージを与えたいのかに注意して選ぶようにしましょう。

パンツとスカートはどっちを選べばいい?3つのポイントを解説

パンツとスカート、どちらを選ぶべきか迷ったら、体型や印象、自分の好みに基づいて判断することが大切です。

以下で詳しく見ていきましょう。

  1. 自分に似合う・体型に合った方を選ぶ
  2. 自分が着たい方を選ぶ
  3. どんな印象を与えたいかで選ぶ

①自分に似合う・体型に合った方を選ぶ

パンツとスカートを選ぶ際には、自分に似合うものや体型に合ったデザインを基準にすると良いでしょう。

パンツは脚のラインをしっかりカバーでき、動きやすさを重視する方におすすめで、特に身長が高めの方やスタイルをスッキリ見せたい方には適しています。

一方、スカートは女性らしい柔らかな印象を与えやすく、ふくらはぎが気になる方にも適したアイテムです。

体型に合わないデザインを選ぶと、動きにくさや不自然さを感じることがあるため、試着して確認してください。

②自分が着たい方を選ぶ

パンツとスカートの選択は、どちらを着ても基本的には就職活動に支障はないため、自分が着たい方を選ぶのも重要です。

自分が心地よく感じられる方を選ぶことで、自然な動作や表情につながり、面接でも良い印象を与えやすくなります。

「パンツの方が動きやすくて安心」「スカートの方が自分らしさを表現できる」など、自分の感覚を優先しましょう。

また、どちらを選ぶにしても清潔感やサイズ感に気を配れば、好印象を与える装いが完成します。

③どんな印象を与えたいかで選ぶ

パンツとスカートの選択は、与えたい印象によって判断すると効果的。それぞれの特徴を以下の表にまとめました。

選択肢与える印象適した場面
パンツ・スタイリッシュで機能的
・クールで活動的
・動きやすさを重視する職種
・多様性や機動力が評価される業界
スカート・柔らかく親しみやすい
・落ち着きがある
・堅実さや誠実さが求められる業界
・伝統的な印象が好まれる職種

パンツは現代的で洗練された印象を与え、特にアクティブさが求められる職種や多様性を重視する企業に適しています。

一方、スカートは控えめで穏やかな印象を与え、堅実さが求められる業界や伝統的な職場にマッチするでしょう。

なお、それぞれの具体的なメリットは次のセクションで解説しています。

【パンツ】リクルートスーツのメリット・デメリット

ここからは、パンツスーツを選んだ際のメリットとデメリットを紹介します。スカートと与える印象が違うのでどのような印象を相手に与えたいのか考えてみてくださいね。

  1. パンツスーツのメリット3つ
  2. パンツスーツのデメリット2つ

パンツスーツのメリット3つ

  • 活発で仕事をこなせる印象を与える
  • 下半身の冷えを防止できる
  • スカートよりも動きやすい

パンツスタイルは、活発な印象があるので仕事に精力的に取り組むイメージがつきやすいです。また、スカートを着用した場合ストッキングを履くので冬場が大変冷えますが、パンツスタイルの場合足首まで温める事ができます。

夏はスカート、冬場はパンツスタイルと分けてもいいでしょう。また、パンツは足の捌きがしやすく、動きやすいのも大きなメリットです。

パンツスーツのデメリット2つ

  • 女性らしさを重視する面接官だと不利になりかねない
  • プライドが高そうと思われる

今ではほぼいないと考えられますが、女性らしさを重視する面接官だと不利になりかねません。また、パンツスタイルは、ハツラツで活発なイメージで仕事に精力的に取り組みそうなイメージを持つ反面プライドが高そうだと思われる可能性もあります。

面接で話す際に、プライドが高そうなイメージを持たれないように謙虚な姿勢で取り組めば大丈夫です。

【スカート】リクルートスーツのメリット・デメリッ

パンツスーツに続いて、スカートタイプのメリットとデメリットを紹介します。女性らしい印象を持つ反面、冬場の寒さなどデメリットもあります。参考にしてくださいね。

  1. スカートスーツのメリット2つ
  2. スカートスーツのデメリット3つ

スカートスーツのメリット2つ

  • 女性らしくフレッシュな印象を与える
  • 柔らかくて優しいイメージがある

スカートスタイルは、女性らしい印象を与えられます。今では少ないですが、女性らしさを重視する企業におすすめです。

活発な印象を与えたい方はパンツスタイルにするか、面接で話す内容に気をつけましょう。また、人とできるだけ同じ格好をしたいという方もスカートがおすすめです。

もちろんパンツスーツもいますが女性はスカートを着用している方の方が多いからです。

スカートスーツのデメリット2つ

  • 所作に気を配る必要がある
  • 下半身が冷えやすい

スカートスタイルの場合、座り方や歩き方に注意する必要があります。面接では、入室して椅子に座るまでから立ち上がって退出するまでも面接官に見られるので、一度練習する必要があります。

また、スカートの場合どんなに寒くてもストッキング着用がマナーです。冬場は、大変下半身が冷えやすくなってしまい、集中力の低下につながる可能性もあります。

寒さに弱い方は、パンツスタイルがおすすめです。

【パンツ編】リクルートスーツを選ぶコツ3つ

ここからは、パンツスタイルの場合のリクルートスーツを選ぶコツを3点紹介します。就活の服装では、マナーが重要なので以下のポイントを必ず確認してから購入しましょう。

  1. サイズ・丈
  2. パンツの形

①サイズ・丈

パンツの丈は、パンプスのヒールに合わせましょう。パンプスを履いた際に、短すぎないか・長すぎないかに注意してください。

大体のパンツの丈の目安は、足の甲に裾が触れるくらいのハーフクッションと呼ばれる丈と考えてください。面接官は足元まで見ているので、気を抜かないようにしましょう。

また、ジャケットの丈は少し短めにすると綺麗に着こなせますよ。大体のジャケットの丈の目安は、ヒップの半分が隠れるくらいと考えてください。

②パンツの形

パンツスタイルは、さまざまな形がありますが、セミフレアは足を綺麗に見せてくれます。しかし、デザインによってはカジュアルなイメージになってしまうので就活の場には合わない場合があります。

ストレートの形のパンツは、最も一般的なスタイルなので迷ったらストレートタイプを選ぶのがおすすめです。就活では、とにかくフォーマルな格好を意識するようにしましょう。

テーパードの形は、パンツの中でも人気なスタイルですが、就活には向きません。

③色

パンツの色は、黒・紺・グレーから選ぶようにしましょう黒色は、一番フォーマルな印象があり、紺とグレーは黒色よりもカジュアルです。迷った場合は、黒色を選ぶのがおすすめです。

特に金融などお堅い業界では、黒色を選ぶようにしましょう。また、紺色やグレーの中でも色味が明るいとカジュアルな印象になるので注意してください。

ただし、ITや広告など比較的緩い業界では、紺色やグレーを着ていても問題がない場合も多くあります。

パンツタイプのリクルートスーツを着こなし術3つ

では、実際にパンツタイプのリクルートスーツを着る際にはどんなポイントに気をつければいいのでしょうか?以下に3つのポイントをまとめました。参考にしてくださいね。

  1. シャツやブラウスでイメージを変える
  2. ストッキングを着用する
  3. ベルトを着用する

①シャツやブラウスでイメージを変える

リクルートスーツでは、シャツやブラウスでイメージを変えることができるので、企業や業界に合わせて変えるのがおすすめです。

金融のようなお堅い業界では、フォーマルなシャツやブラウスを着てみてください。逆に、ITや広告といった少し堅くない業界では少しファッション性があるシャツやブラウスを選んでみましょう。

ファッション性があるとはいえ、TPOの範囲にしてください。あくまでも面接の場です。

②ストッキングを着用する

パンツスタイルの時もスカートを着用する際と同じく、ストッキングを着用するようにしましょう。これは、ビジネスマナーとしてももちろんですが下着のラインを見せないためにも着用してください。

下着のラインを見せないために、透けないタイプの下着を着用するのもおすすめです。透けないタイプの下着を着用する場合は、ストッキングを着用するのもいいですしストッキングと同じ生地の靴下を履く方も多くいます。

夏には、ストッキングの靴下を履くと暑くなくておすすめです。

③ベルトを着用する

パンツスタイルの際は、基本的にベルトを着用するようにしましょう。スーツの色に合わせて、できるだけ地味なベルトを着用してください。

ブランドロゴが付いていたり、ファッション性が高いものはカジュアルすぎて就活には向きません。就活では、ファッション性は問われません。

ファッション性が高く、目立ってしまう方が面接官には悪い印象を与えてしまいます。できるだけ悪目立ちしないような地味な格好にするようにしましょう。

パンツタイプのリクルートスーツについてよくある質問

ここでは最後に、パンツタイプのリクルートスーツについて、就活生からよく寄せられる質問に解答していきます。

疑問をしっかりと解消し、自信をもって就活に望んでください。

  1. パンツタイプだけで就職活動は乗り切れる?
  2. パンツかスカートを企業に指定されることはある?
  3. パンツは2本以上用意しておくべき?
  4. スーツの素材や柄で注意すべきことはある?

①パンツタイプだけで就職活動は乗り切れる?

パンツタイプのリクルートスーツだけで就職活動を乗り切ることは十分可能です。

ただし、一部の企業や保守的な業界ではスカートが一般的とされる場合もあります。

そのため、企業の文化や雰囲気を事前に調べ、必要に応じてスカートタイプも用意しておくと安心です。

自分の個性や動きやすさを重視しつつ、柔軟な対応ができる準備を整えることで、どの場面でも自信を持って臨めるでしょう。

②パンツかスカートを企業に指定されることはある?

企業からパンツかスカートを指定されるケースは、基本的には少ないですが、業界や職種によっては指定がある場合も考えられます。

特に保守的な業界や接客業では、スカートが好まれる場合があるため、応募する企業の文化や傾向を事前に調べておくことが重要です。

一方、多様性を重視する企業や、動きやすさが求められる職種ではパンツが歓迎されることもあります。

もし迷った場合は、企業の説明会やリクルーターに問い合わせると安心でしょう。柔軟に対応する準備を整え、最適な装いを選んでください。

③パンツは2本以上用意しておくべき?

リクルートスーツのパンツは、2本以上用意しておくのがおすすめです。

就職活動では連日スーツを着用することが多く、パンツ1本だけでは汚れやシワが目立ちやすくなるため、清潔感を保つのが難しくなることがあります。

予備を用意しておけば、片方をクリーニング中でももう一方を使えるため、常に良い状態で面接や企業訪問に臨めるでしょう。

また、同じデザインでも予備があれば洗濯頻度を抑えられ、生地の傷みを防ぐ効果もあります。

④スーツの素材や柄で注意すべきことはある?

パンツタイプのリクルートスーツを選ぶ際、素材や柄にも注意を払いましょう。

まず、素材はウールやポリエステル混紡のものがおすすめです。清潔感を保ちやすいため、長時間の着用でもきちんとした印象を与えられます。

次に、柄は無地が基本です。ストライプやチェック柄は業界や企業によってはカジュアルすぎると捉えられる場合もあります。

特に就職活動では、第一印象が大切なため、シンプルで落ち着いたデザインを選ぶと良いでしょう。

パンツタイプのリクルートスーツを着こなして就活に挑もう

本記事では、パンツスタイルとスカートスタイルの違いやパンツスタイルの選び方・着こなし方まで紹介しました。

パンツスタイルだからといって不利なことは全くありません。正しい着こなしをして、面接に臨みましょう。

若林

このメディアの監修者

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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