珠算検定は、等級によっては履歴書に書くことで、自身の強みとして主張できます。
しかし、どう書けばよいかわからなかったり、どの業界へのアピール力がたかまるか分からなかったりして悩む方もいるでしょう。
本記事では、珠算検定の履歴書への書き方・活かせる業界・書く際のポイントについて解説します。履歴書で自身のスキルを強調したい方は、ぜひ参考にしてみてください。
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珠算検定とは?
珠算検定とは、そろばんを用いて行う計算能力や暗算能力を問う試験を指す言葉です。資格を取得すれば、計算や暗算のスキルに長けていることを証明できます。
珠算能力検定試験では、10級から準1級までの等級が用意されていて、数字が小さい試験をパスしているほど、能力が高いことを示せるのがポイントです。
また、暗算検定試験では10級から1級までの資格を取得でき、1級試験に満点で合格できた人が表彰されるシステムもあります。
より正確で素早い計算能力を持っていることを示したい時に適した資格であり、両方とも、加算・減算・掛け算・割り算が出題されます。
珠算検定は3級から履歴書に書ける

珠算検定は、3級から履歴書に書けるのが特徴です。珠算検定は最も低い等級が10級となっていて、3級以下の場合は能力の高さを主張しづらくなってしまいます。
等級が上がるほど資格取得は厳しくなりますが、より取得者数が少ない試験をパスできれば、業務に活かせるスキルを持っていることを印象付けやすくなるのがメリットです。
珠算能力検定の3級に合格するには、300点満点のうち、240点を記録する必要があります。
暗算能力検定の3級をパスするには500点中400点を取る必要があり、どちらも8割以上の得点が求められます。
3級から履歴書にかけることが分かったところで以下の記事で、履歴書の得意分野を一覧で紹介しています。珠算検定以外にも得意分野がないか確認してみてくださいね。
珠算検定が活かせる業界2つ

珠算検定が活かせる業界を知れば、履歴書に書くことで得られるメリットが大きいかどうか判断可能です。履歴書に書くのに適した業界は、2つあります。
- 金融業界
- 建築業界
①金融業界
金融業界では、計算を使う機会が多く、誠実な姿勢が求められるため珠算検定の結果を書くことで好印象につながりやすいです。
取得している資格をかけば、しっかりと勉学に取り組んでいるイメージを与えられます。
また、数字を正確に算出できることを強調すれば、業務で活躍している姿を想起させられるのもポイントです。
理数系に強いイメージを与えれば、自身を採用するメリットがあると印象付けられるため、資格欄に積極的に記載しましょう。
以下の記事では金融業界に向いている人について解説しています。気になる方は読んでみてくださいね。
②建築業界
建築業界においても計算が求められる機会が多く、素早く正確な計算能力は業務をスムーズに進めるのに役立つため、資格の取得が有効に働きやすいです。
建築業ではわずかなズレが全体の大きな綻びにつながるリスクがあり、丁寧に作業を進めることが求められます。
また、納期が決まっている分、計画に余裕を持って作業を進める必要もあり、作業時間や時間効率を概算する能力も重要になるのがポイントです。
計算能力を活かして、チームに貢献できることを伝えるようにしましょう。
履歴書に珠算検定を書く時のポイント3つ

珠算検定を書く際のコツを把握していれば、間違った表記で書かないように対策しながら履歴書を作成可能です。正しい表記にするポイントは3つあります。
- 正式名称を記入
- 取得年次を記入する
- 「以上」は書かない
①正式名称を記入
珠算検定には、以下の3種類の検定があるため、しっかりと正式名称を記入するよう心がけましょう。
- 商工会議所
- 日本珠算連盟
- 全国珠算教育連盟
このうち、3級から1級は日商が、準3級から準1級は日本珠算連盟が主催しています。
日本商工会議所珠算能力検定、全国珠算教育連盟珠算検定とそれぞれ名称が異なるため、提出前のタイミングでも表記が間違っていないか確認することを意識しましょう。
②取得年次を記入する
取得した年次を記入すれば、いつごろ資格に合格し、能力を証明できたのかを伝えられます。
年次を書くことで、子どもの頃からスキルを習得していたのか、近年努力して計算能力を獲得したのか判断できるため、具体的な情報を採用担当者に渡せるのが利点です。
またなぜその時期に取得したのかを明確にしておくと、面接などで質問された時にスムーズに回答しやすくなります。
対応力があることを印象づけたい方は、資格を取った理由も含めて考えておきましょう。
③「以上」は書かない

資格欄の最後には、「以上」と書かないように注意しなければいけません。
資格欄では以上を書かなくても終わりがわかるため、書く必要はありません。細かな点ではありますが、他の欄も含めて記載するルールは守るようにしましょう。
以上、と書いてしまうと形式を守っていない、もしくは理解できていない印象になり、業務を正確に進められるかどうか懸念を抱かれるリスクがあります。
珠算検定を履歴書に書くには3級以上が必要
珠算検定を履歴書に記入する際には、3級以上の資格が必要になります。また、等級によって資格の正式名称が異なるため、正確な表記で書くように心がけることも重要です。
珠算検定を取得していることを印象付け、仕事で活躍できるとを強調しましょう。
このメディアの監修者
若林
青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。