就活豆知識

HOME > カリクル就活 > 就活豆知識 > 【例文あり】短文でも魅力的な自己PRを作成するコツを解説

【例文あり】短文でも魅力的な自己PRを作成するコツを解説

自己PRを短文で書くのが苦手な就活生は多いのではないでしょうか?

実は短文での自己PR作成は意外と難しいです。自分のことを良く理解し、簡潔にまとめる必要があります。

この記事では、短文の自己PRを作成する際のコツや例文もあわせて紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

全て無料!自己PR作成ツール集

  • 1自己PR自動作成お手軽完成
  • 基本構成を押さえてすぐに作成!
  • 2AIでES自動作成ES作成を丸投げ
  • LINE登録でESを自動作成してくれる
  • 3自己PR添削プロの視点で徹底改善
  • LINEで完結!スマホで何度でも無料で添削

目次

短文の自己PRはESや履歴書で求められる

短文の自己PRは履歴書やESで求められる場合が多いです

その場合、文字数は150文字前後で設定されており、その文字数の中で自身の魅力を完結にまとめる必要があるのです。

難しそうではありますが、内容の要点を絞ることで短文でも魅力的な自己PRが完成します。

また、企業は限られた条件の中で自己PRを完結にまとめることができているかを見ています。ポイントをしっかりと押さえて、短文で自己PRをまとめましょう。

「短い」自己PRの目安の時間や文字数は?

自己PRは長ければ良いというものではありません。

ここでは、効果的な短い自己PRの目安となる文字数と面接で話す時間について詳しく解説していきます。

  1. 文字数では100〜200文字程度
  2. 時間では30秒〜1分程度

①文字数では100〜200文字程度

短い自己PRの文字数は、一般的に100〜200文字程度とされています。

ESなどの文字数指定でよく見かけるのは300字から400字程度であり、200文字以下になると短文の自己PRと言えるでしょう。

なお、200字程度の自己PRはESでも面接でも使いやすい長さなので、就活初期には200字程度の自己PRを作成し、そこから要素を追加したり削ったりする方法がおすすめです。

短ければよいというわけではないので、必要な情報は漏らさず、かつ簡潔に伝えることを心がけましょう。

②時間では30秒〜1分程度

面接における「短い自己PR」の目安時間は、30秒から1分程度が一般的です。

この時間設定は、面接官が多くの応募者と面接を行う中で、効率的に評価を行うために設けられています。

また、限られた時間内で自分の強みを簡潔に伝える力を見る意図もあります。

実際の面接では、この時間を目安に話すことで、その後の質疑応答の時間を十分に確保でき、より深い対話につなげられます。

自己PRを短文にするためのコツ4つ

自己PRを短文でまとめるためのいくつかのコツがあります。一緒に見ていきましょう。

  1. 冒頭で簡潔に強みを伝える
  2. 詳細に説明しようとしない
  3. アピールする内容を絞る
  4. である調を使う

①冒頭で簡潔に強みを伝える

短文の自己PRを作成する際は、冒頭で強みを完結に伝えましょう

自己PRが短文で作成できない要因の一つが、書きすぎてしまうことです。結論はなるべく簡潔に伝えることを意識しましょう。

また、作成の際は短文での提出を求めている企業意図を理解する必要があります。限られた文字数の中でまとめているかを見られているので、基本的に分かりやすく簡潔なことを意識しましょう。

②詳細に説明しようとしない

詳細はできる限り省いて記載するように心がけましょう

多くの就活生が自身をアピールするために詳細を書きたがる傾向にあります。しかし、企業は限られた文字数の中で内容をまとめる力を見ています

基本的に結論ファーストでの作成を心掛け、詳細に関しては重要な項目以外省きましょう。

③アピールする内容を絞る

アピールする内容を絞るのも効果的です

自己PRでアピールしたい内容が複数あると、すべてを伝えたいと感じて長文になりがちです。短文で自己PRを作成する場合は、アピールするエピソードを1つに絞りましょう

複数のエピソードを強引に記載してしまうとかえって主張がぶれてしまい、伝えたいことが不明瞭になります。

複数の強みがある場合は業界によってアピールする内容を使い分けると良いです。

④である調を使う

少しでも文字数を節約するために「である」調を使うこともおすすめです

150文字で自己PRを作成する際は、無駄な情報をできる限り省く必要があります。

ただ情報を限りなく省いても文字数を少しオーバーすることもあるので、である調を使い文字数を節約しましょう。

短文の自己PR例文を6つ紹介!

ここでは、短文の自己PRを実際に例文を用いて解説します。書き方のイメージが湧かない方はぜひ参考にしてみてください

  1. 責任感
  2. 行動力
  3. 協調性
  4. 向上心
  5. 負けず嫌い
  6. リーダーシップ

【例文①】責任感

例文①

私の強みは責任感である。

アルバイトで締め作業を任される機会が多くあるが、業後ということもあり適当に作業する人も中にはいる。しかし、私は次の日シフトに入る人のことも考え、備品を扱いやすい配置に変更するなどの工夫をしている。

周りが嫌がることも責任感を持って対応ができやり遂げられるのが私の強みである。(150文字)

冒頭で責任感が強みであることを伝え、根拠となるエピソードを伝えています。ポイントはエピソードを面接官がイメージしやすいものにしていることです。

【例文②】行動力

例文②

私の強みは行動力である。

在学中にアメリカに1年間留学をした。もともと語学に興味があり、勉強に力を入れていたが実際に本場での語学経験を積みたいと考え、行動に移した。

留学を希望する学生は多いが実際に留学する人は少数である。興味を待ったことに対して学習意欲を持ち行動する力が私にはある。(140文字)

行動力があることを留学経験からアピールしています。留学を考える人は多いが実際に行動に移す人は少ないことを指摘し、共感を得ることを意識しています。

【例文③】協調性

例文③

私の強みは協調性である。

大学のサークルで私は副サークル長を任されている。私の立場はサークル長とサークル員の間に入り、意見をすり合わせることだ考えている。

実際に意見が乖離した場合は双方の意見をまず聞き、それぞれに妥協点を見つけることを意識している。妥協点を見つけて議論を着地させる協調性が私の強みだ。(149文字)

あえてサークル長ではなく、副サークル長であることを意識して作成してみました。

ポイントは自身の役割を理解し、協調性を組織のために発揮できていることをアピールすることです。

【例文④】向上心

例文④

私の強みは向上心である。

私は大学在学中に勉学以外にもスキルを身に着けたいと考え、動画編集を独学で学び仕事を受注した。

学生として勉学で優秀な成績を収めることはもちろんのこと、動画編集というスキルも身に着け実際に受注から納品までを行った。

常に高い基準を求める向上心を持ち行動に移すことが私の強みだ。(147文字)

向上心は行動力とも少し絡めてアピールすると効果的です。

この例文でのポイントは勉学は当たり前にこなし、その上でプラスアルファの行動ができることをアピールしている点です。

【例文⑤】負けず嫌い

例文⑤

私の強みは負けず嫌いであることだ。

過去に友人とテストでどちらがより高得点を獲得できるかという話になったことがある。

勝負事では負けたくないので、過去の問題からテストの傾向を徹底分析し、勉強時間確保のために1日のタイムマネジメントを徹底した。

その結果友人に圧勝でき、優秀な成績を獲得することができた。(148文字)

負けず嫌いであることを勝負ごとに対する向き合い方で表現してみました。

ポイントはワンランク上の基準で負けず嫌いであり、負けないために行動を徹底していることを伝えている点です。

【例文⑥】リーダーシップ

例文⑥

私の強みはリーダーシップである。

高校でサーカー部の部長を務めた経験がある。

その際に、意見を伝えるためには実力が伴っている必要があると考え、誰よりも早く、多く、遅くまで練習し、部員には負けない事を肝に銘じていた。

その上で全員の意見を吸い上げ、良い意見は積極的に採用し、チームに反映することができた。(148文字)

リーダーシップを発揮した過去の経験をもとに例文を作成しました。

ポイントは一味違うリーダーシップをアピールすることです。今回はリーダシップをより発揮するために自身のスキルフォーカスをした経験も伝えています。

面接の自己PRで短く上手に伝えるためのポイント

面接で短時間でも印象に残る自己PRを行うためには、内容だけではなく伝え方も重要です。

ここでは、面接官の心に響く短い自己PRを伝えるためのコツをご紹介します。

  1. 明るい表情で目を合わせて話す
  2. 焦らずゆっくりはっきり話す
  3. 抑揚をつけて話す

①明るい表情で目を合わせて話す

面接では、自己PRの内容だけでなく、話し方や態度も重要な評価ポイントとなります。

明るい表情で話すことで、あなたの前向きな姿勢や意欲を伝えられ、面接官と適度な目線を合わせることで誠実さを示すことができます。

また、声のトーンは明るく、はっきりとした発声を心がけましょう。

緊張で表情が硬くなりがちですが、自然な笑顔を意識すると、コミュニケーション能力の高さや親しみやすさをアピールできます。

②焦らずゆっくりはっきり話す

面接での自己PRは内容だけでなく話し方も重要で、焦って早口になると、せっかくの魅力が伝わりにくくなってしまいます。

そのため、ゆっくりと落ち着いて話すことを心がけましょう。特に、自己PRの最初の部分は緊張しがちなので、意識的にゆっくり話すことが大切です。

また、はっきりとした声で話すことで、自信があり、誠実な印象を与えられるでしょう。

なお、面接官の反応を確認しながら話を進めることで、より効果的なコミュニケーションが取れます。

③抑揚をつけて話す

30秒から1分という短い時間で面接官の興味を引きつけるには、抑揚のある話し方が重要です。

特に自分の強みが成果につながった場面や、達成できた瞬間を説明する際は、声のトーンを少し上げて喜びや達成感を表現しましょう。

重要なポイントを伝える時は意識的にスピードを落とし、ゆっくりと話すことで印象付けも可能。

普段から録音して自分の話し方をチェックし、練習を重ねることで、自然な抑揚のある話し方が身につきます。

短文の自己PRについてよくある質問

自己PRを短文に関連して、多くの就活生が悩む問題がいくつかあります。

ここでは、短文の自己PRに関する皆様からよく寄せられる質問とその解決策をQ&A形式で見ていきましょう。

  1. 一言で自己PRする場合はどうする?
  2. 短文の自己PRをする場合の注意点は?

①一言で自己PRする場合はどうする?

一言での自己PRは、最も印象的な強みを端的に伝えることがポイントです。

例えば「粘り強く最後まで諦めない性格です」「常に相手の立場に立って考え行動できます」などの具合がおすすめ。

また、余裕があればその特徴が仕事でどう活きるのか、具体的なエピソードを1つ添えることで説得力が増します。

「この粘り強さをお客様との対話の中でも活かしたいと考えています」など、具体的な業務と関連させることでより魅力的な自己PRになるでしょう。

②短文の自己PRをする場合の注意点は?

短文の自己PRを作成する際は、以下の3つの点に特に注意が必要です。

まず、簡潔すぎて具体性に欠ける表現は避けましょう。「頑張り屋です」「コミュニケーション力があります」といった抽象的な表現ではなく、具体的なエピソードや数値を短く盛り込むことが重要です。

次に、自己PRの構成を意識することです。「特徴→具体例→その強みを活かせること」という基本の流れは、短文でも守るようにしましょう。

最後に、企業が求める人物像と自分の強みを結びつけることです。限られた文字数でも、応募先の企業研究をしっかり行い、その企業で自分の強みがどう活かせるかまで言及してください。

短文の自己PRは作り方次第で魅力的にできる

短文で自身をアピールすることは意外と難しいですが、しっかりと型を理解することで効果的にアピールできます。

短い文からでも自分の魅力を伝えるために、この記事を参考にしてみてください。

若林

このメディアの監修者

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

完全無料!3分でカンタン登録

自己PRを自動作成する