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面接で好印象なストレス解消法の答え方を解説|NG例も紹介

就活にストレスはつきものです。簡単に第一志望に内定できる人は一握りですし、ESのや志望動機の作成はもちろん、周囲が早く就活を終えた場合の劣等感やプレッシャーは計り知れません。

そんな就活のストレスの解消方ですが、意外と面接で聞かれることも多いです。正直に答えても良いですが、印象の良い答え方にはパターンがあるので、一緒に確認していきましょう。

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なぜ面接でストレスの解消法を聞くのか

そもそも「なぜ面接でストレス解消法について尋ねるのか?」と疑問に思う方も多いでしょう。

面接でストレス解消法について尋ねられるのは「話のネタが無いから」ではなく、ちゃんとした理由があります。大きく分けて2つあるので、解説していきます。

  1. ストレスへの向き合い方の確認
  2. キャパシティーの確認

①ストレスへの向き合い方の確認

まず1つ目の理由として、ストレスへの向き合い方の確認をしているということが挙げられます。

特にチームで業務に取り組み、数字を伸ばすために切磋琢磨し合うような業界の場合、指摘をする場面や、叱咤激励する場面もあるでしょう。

叱責のように受け取ることもできる場面に遭遇した場合、すぐに心が折れてしまう人の採用を避ける企業もあります。ストレスフリーに成長できる業界は少ないので、耐えられる人材かを見ているのです。

②キャパシティーの確認

どのくらいのストレスに耐えられるのかを確認していることも多いです。

ストレスに対してどのように処理をするのかを見ることでストレス耐性があるのかを確認していることも多く、圧迫面接をしなくともストレス耐性を確認できるので、よく聞かれる質問と言えます。

ストレスの解消が上手くできない人は仕事のパフォーマンスや、こなせる業務量も変わってくるので、企業にとってはあらかじめ確認が必要なのです。

面接で好印象なストレス解消法の答え方4ステップ

では、ストレス解消法について面接で聞かれた際にどのような回答をすれば好印象なのでしょうか。

より面接で良い印象を与え、採用に近づくためにも、効果的とされる回答の4ステップを解説します。

  1. ストレスの原因を伝える
  2. ストレスを感じる傾向を伝える
  3. 冷静に対処する方法を伝える
  4. 同じストレスが発生しない工夫を伝える

①ストレスの原因を伝える

まず、自分が何に対してストレスを感じているのかを確認することを伝えます。

ストレスについて言語化できるということは物事を俯瞰して見れるという意味にもなるので、冷静かつ客観的に物事を考えられる人材であることをアピールできるのです。

何か問題が起きた際に、まず原因から探ることができる人は問題解決能力に優れ、自己理解の深さがあるという証明にもなるので、積極的にアピールしていきましょう。

②ストレスを感じる傾向を伝える

どのような時にストレス感じているのかを伝えることで、自己理解が深い人材であることをアピールできます。

「よく分からないですけど、イライラしちゃうんですよね」と言う人と、「私は〇〇な時にストレスを感じることが多く…」と言う人では、圧倒的に後者の方が「雇いたい」と思わせられる人材です。

自己分析能力が高い学生は、ストレスがかかるに限らず、どのような時も客観的に物事を分析し、解決できる人が多いので、採用の可能性も上がるでしょう。

③冷静に対処する方法を伝える

ストレスがかかった時でも冷静に対処し、感情的にならない人材であることをアピールすることも大切です。

友人同士でも、怒って大声を出したり、物に当たったりする人は遠巻きにされます。企業に至っては尚のこと、常に冷静にトラブルを対処できる人材が欲しいのは当然と言えるでしょう。

ストレスがかかった際もなるべく冷静に対処し、起こった事象を嘆くのではなく、どうしたら解決できるかを冷静に考えられる人材であることをアピールしましょう。

④同じストレスが発生しない工夫を伝える

外的要因、かつ自分ではどうしようもないことならば仕方ありませんが、自分で防げることに関しては、同じストレスが発生しないように工夫していることも伝えましょう。

防げる物事に対して対策をせず、毎回嘆いている人は学習能力が無いと捉えられがちですし、逆にしっかりと対策をしている人は好印象を与えられます。

同じストレスが発生しないよう工夫しているということは、仕事でも同じミスをしないよう工夫のできる人材と評価されるので、ぜひアピールしましょう。

面接でのストレス解消法の回答例3つ

ここまで面接におけるストレス解消法の回答の流れについて要点とともに解説してきましたが、回答例も紹介していきます。

例文のまま答える必要はありませんが、例文を参考に、ある程度回答の下書きを作っておくことで安心して面接に臨めることでしょう。

  1. 趣味に没頭する
  2. アクティブに身体を動かす
  3. 他者と一緒に解消する

①趣味に没頭する

私のストレス解消法は趣味に没頭することで、特に大切にしているのは読書です。

ストレスの要因によっても異なってきますが、例えば辛い現実から一旦目を逸らしたい時は小説やエッセイなど、没入感のある文章を読み、物語の中に引き込まれる感覚を楽しんでいます。

一方で学業やアルバイトなどで、乗り越えなければならない、とても辛いことに直面した際は人生の目的や夢への情熱を再度思い出すために自己啓発本を読み、再び自分を奮い立たせることも多いです。

いずれの場合も複数の本に手を出すというよりは、自分の慣れ親しんだ小説を読んだり、読む度に心の火が燃えるような自己啓発本をくりかえり読んだりしています。

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具体例を出しつつ、趣味に没頭することでストレスを解消している点を強調しています。

②アクティブに身体を動かす

私は強いストレスを感じた際、アクティブに身体を動かすことが多いです。学生時代は小学校から大学まで、いずれも違う部活に所属していたので、どのスポーツも楽しめます。

友人と一緒に運動したいときは友人の得意なスポーツを、一人で取り組む際は大学のジムでジョギングや軽いウェイトトレーニングをすることが多いです。

汗を流すことで自分の中にある鬱屈として気持ちも一緒に排出されるようで、運動後にシャワーを浴び終えた頃には毎回清々しい気持ちになっています。

就職後は毎日何時間も身体を動かすのは難しいかもしれませんが、短時間でも身体を毎日動かし、ストレスを溜めないように工夫していく所存です。

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具体例を出しつつ、スポーツや運動でストレスを解消することを説明しています。また、「そもそもストレスを溜めない」ための工夫もしていると伝えられるとより印象が良いです。

③他者と一緒に解消する

私はストレス解消法として、誰かと時間を共有することが多いです。一人で抱えておけないくらい辛いことは誰かに話し、私も誰かの話を聞くことで助け合えていると実感できます。

また、ありがたいことに私には側に居るだけで安心できる貴重な友人が居ます。誰にも言えないような辛いことがあった時でも、彼らと過ごすと心が楽になることが多いです。

気分転換も誰かと行う方が好きです。買い物やカラオケに出かけたり、美味しいものを食べに行ったりなど、楽しいことを誰かと共有することを大切にしています。

誰かと時間を共有し、気分転換を楽しむことで「またこの楽しい瞬間のために頑張ろう」とモチベーションを高めることが一番のストレス解消です。

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「買い物やカラオケ」と具体例を出しつつ、誰かとストレスを解消していることを説明しましょう。

面接で答えるとNGなストレス解消法3つ

面接でストレス解消法について述べる際のポイントや回答例を紹介してきましたが、同様に答えない方が良い回答もあります。

面接は好印象を持たれることも大切ですが、マイナスイメージを与えないことは更に重要なので、確認していきましょう。

  1. ギャンブル系
  2. 他者にストレスをぶつける
  3. 解消法がない

\NG例と一緒にビジネスマナーも確認/

①ギャンブル系

まず、当然と言えるかもしれませんが、「ギャンブルでストレスを解消している」とは言わないようにしましょう。

お金や時間の使い方は人それぞれなので「ギャンブルはやめましょう」などと指導する気は毛頭ありませんが、世間一般的に「印象が良い」趣味ではありません

残念ながら、ギャンブルが趣味の方は「お金にだらしない」「私生活に問題がある」と思われがちです。もしギャンブルが好きでも、話題に出さないようにしましょう。

②他者にストレスをぶつける

他者や物にストレスをぶつけるという趣旨の回答も避けましょう。ストレス解消を自己完結できない、攻撃性の高い人だと思われることもあります。

「私生活のストレスを、自宅で解消しているだけならば問題ないのでは?」と思うかもしれませんが、「家での習慣は外でも出てしまう」とされているので、いずれにせよ話題にするのは避けましょう。

いずれにせよ、「イライラしたら他人に当たる」という話題をプラスに捉える人は居ません。もし自分に傾向がある場合でも、可能ならば直し、不可能でもせめて話題には出さない方が賢明です。

③解消法がない

解消法がないと答えるのも、実はNGです。「ストレスを感じる場面が少ない」という意味で回答していても、相手に「そのうち抱えきれなくなるのでは?」という不安を与えてしまいます。

また、「ストレス自体を感じることが少ない」という趣旨が伝わっていたとしても、「そもそも問題から目を逸らしているだけなのでは?」と解釈されることもあるでしょう。

よって、特にストレスを感じることがなくとも、先ほどご紹介した例を参考に、当たり障りの無い回答を心がけましょう。

面接でのストレス解消法は答え方に注意が必要

今回は面接におけるストレス解消法の回答方法について解説してきました。

多くの企業が用意している質問であり、ストレス耐性などを見極めるため、比較的重きを置かれる問題なので、本記事を参考にしっかりと対策しておきましょう。

若林

このメディアの監修者

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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