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【就活生必見】自己PRでの主体性を伝え方を解説|例文も紹介

就活で主体性をアピールポイントにしたい場合に、どうすれば魅力的に伝わるのでしょうか?

上手にアピールできれば、即戦力として期待してもらえるため、企業担当者に好印象を与えられるはずです。

本記事では主体性をアピールする方法や例文を紹介します。ぜひ、これからの就活対策の参考にしてください。

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目次

自己PRに使える「主体性」はどんな力?

そもそも主体性とは、どんな意味なのでしょうか?正しく理解するためにも、まず以下の2つをチェックしておきましょう。

  1. 主体性とは自分で考えて行動に移す姿勢のこと
  2. 主体性と自主性の違いは取り組み姿勢にある

①主体性とは自分で考えて行動に移す姿勢のこと

主体性とは課題や目標を設定して、責任を持って行動できることです。

つまり主体的な人は、与えられた仕事だけをこなしたり、周りもしているから自分もやるのではなく、物事を考えながら問題を解決したり、現状を良くするために自分から行動に移せます。

周りから言われた頼み事以外にも、現状を分析しながら何をすればいいのか考えて、行動に移せる力を持っている人は、主体性があると言えるでしょう。

②主体性と自主性の違いは取り組み姿勢にある

主体性は自主性と間違えられる場合がよくあります。いずれも自分から行動するため、似たような意味を持っていますが、実は大きな違いがあるため注意が必要です。

自主性とは、元々決定していることや周りから言われた内容を積極的に行う態度のことであり、何もない状態から自分で考え出して、責任を持って行動できる点で主体性とは違います。

すなわち自主性は受動的で、主体性は能動的と言えるでしょう。自ら考えて判断しながら行動できるスキルは社会人に求めることなので、主体性のある人材は幅広い業界で必要とされます。

「主体性」自己PRの書き方!簡単4ステップで解説

次に、主体性をアピールする際に押さえたいポイントを4つ紹介します。以下のステップで、自分の中でイメージを作ってみてくださいね。

  1. 主体性を具体的かつ端的に伝える
  2. 主体性を実際に発揮したエピソードを伝える
  3. エピソードから得た学びを抽出して伝える
  4. 主体性を生かした入社後の活躍の展望を伝える

①主体性を具体的かつ端的に伝える

まず、アピールポイントが主体性であると述べてください。結論がなくて急に具体的なエピソードを話しても、結局何が言いたかったのか相手に伝わりません。

初めに結論を述べると、アピール内容が分かりやすいので、正しく理解してもらえるでしょう。

②主体性を実際に発揮したエピソードを伝える

主体性は意味が曖昧なので、伝わりにくいです。したがって、エピソードを添えて具体的に説明すると、面接官も理解しやすくなるでしょう。

あなたが主体的な行動をする姿を、採用担当者もイメージできるように話してくださいね。

③エピソードから得た学びを抽出して伝える

エピソードによって得られたことを抽出して述べてください。自分なりに分析して、経験で得た学びを伝えることがポイントです。

結果の良し悪しに関係なく、自分の考え方を述べると、人柄を評価してもらえるでしょう。

④主体性を生かした入社後の活躍の展望を伝える

あなたの主体性が入社後にどのように役立つのか伝えて、話を終えましょう。魅力的な人材だと思ってもらうためにも、仕事をする上でスキルが活かせると述べることが重要です。

仕事でどんな結果が出せそうなのかアピールしてくださいね。

自己PRでの「主体性のアピールで意識したい2つのポイント

主体性をアピールする際に伝え方を間違えると、逆効果になる可能性があります。好印象を与えるためにも、以下の2つのポイントを守りましょう

  1. 協調性がないと思われないようにする
  2. 主体性は被りやすいので自分なりに定義する

①協調性がないと思われないようにする

主体性がある人は、協調性がないと思われてしまう可能性もあります。自分の判断基準を元に物事を進めて得た結果でも、主体性があると言えるためです。

周囲の状況を見ながら物事を進めたと話して、自己中心的なイメージを与えないように注意してくださいね。

ネガティブなイメージを与えないためにも伝え方を工夫して、協調性も持っているとアピールしましょう。

自己PRで協調性をアピールす際のコツやポイントについては以下の記事で詳しく解説しています。

②主体性は被りやすいので自分なりに定義する

主体性は埋もれやすいので、明確に詳細をアピールする必要があります。具体的にどのように考えた結果、何に取り組みどんな結果につながったのか述べてくださいね。

具体的な思考プロセスや行動内容を盛り込めば、効果的に強みをアピールでき、内容に深みが増すため説得力が上がるでしょう。

自己PRで使える「主体性」の言い換え表現4選

主体性は就活の自己PRでよく使われる強みですが、別の表現に言い換えることで、より具体的に自分の強みを伝えられます。

ここでは、「主体性」をアピールするための効果的な言い換え表現を4つ見ていきましょう。

  1. チャレンジ精神にあふれている
  2. 目的から逆算して行動できる
  3. 責任感をもって物事に取り組める
  4. リーダーシップを発揮して行動できる

①チャレンジ精神にあふれている

チャレンジ精神は主体性を表現する際の効果的な言い換え表現の一つで、新しいことや困難な課題に対して、自ら進んで挑戦する姿勢を示せます。

特にベンチャー企業などは、何事にも挑戦する気概を持った人材を高く評価する傾向にあるでしょう。

ただし、闇雲に挑戦することをアピールするのではなく、目的とリスクを理解した上で、周囲と協力しながら目標達成に向かう姿勢が重要です。

自己PRでは、「新しいことに挑戦する」「苦手なことに向き合う」「困難に立ち向かう」など具体的な行動を示すことで、より説得力のあるアピールができます。

②目的から逆算して行動できる

目的から逆算して行動できる人は、単に指示されたことをこなすだけでなく、その先にある目標を見据えて自発的に動くことができます。

例えば、締め切りまでの時間を考慮して優先順位をつけたり、チームの目標達成のために必要な準備を前倒しで行ったりできるでしょう。

また、目標を達成するために必要なステップを自ら考え、周囲を巻き込みながら実行に移せます。

このような能力は、業務の効率化やプロジェクトの成功に大きく貢献するため、多くの企業が重視する特性です。

③責任感をもって物事に取り組める

責任感をもって物事に取り組める姿勢は、主体性を効果的に表現できる言い換え表現の一つです。

責任感とは、自分の行動および結果に対してしっかりと責任を持つ姿勢を指し、仕事を最後まで遂行できる信頼性を示します。

また、主体性のある人は、自分で決断し行動するだけでなく、その結果に対しても責任を持って対応する特徴があるでしょう。

責任感を持って行動できることをアピールすることで、採用担当者に「この人なら任せられる」という信頼感を与えられます。

④リーダーシップを発揮して行動できる

主体性を「リーダーシップを発揮して行動できる」と言い換えることで、より具体的な強みとしてアピール可能です。

リーダーシップとは、単にチームを引っ張るだけでなく、メンバーの意見を尊重しながら目標達成に向けて組織を導く力を指します。

具体的には、チームの課題を見つけ出し解決策を提案して実行に移す、メンバーのモチベーションを高めながら目標に向かって進むなど。

また、自ら率先して行動することで周囲に良い影響を与え、チーム全体のパフォーマンスを向上させる能力も、リーダーシップの重要な要素です。

【エピソード別】自己PRで「主体性」をアピールする際の例文3選

続いて、主体性が伝わる例文を3つ紹介します。自分に近い文章をチェックして、あなたらしい自己PRを作成しましょう。

  1. アルバイト
  2. ボランティア活動
  3. サークル活動

①アルバイト

アルバイト

目の前の課題の解決に向け、主体的に行動できる点が長所です。

私はコールセンターのオペレーターとしてアルバイトをしていました。

通信環境関連の質問やクレームに対応する業務のため、毎日様々な要望に対し臨機応変に応じる必要があります。私は臨機応変に対応することが苦手だったため、あらかじめ想定される質問やクレームの内容を100個ほど作り、各回答の最適解を用意しました。

その結果、自分で想定した質問と解決策を応用し、どんな質問に対してもスムーズに受け答えができるようになりました。

主体的に行動することで、自分の苦手意識を払拭し強みにできることを実感しました。
貴社の業務においても、お客様の満足度を最大化するために主体的にニーズを追求し続け、利益に貢献したいと思っております。

主体性は抽象的な強みですが、アルバイトも仕事なので、企業担当者も採用後のイメージをしやすくなります

アルバイトの経験を面接で伝える際のポイントや、自己PRで活かす方法は以下の記事で詳しく解説していますよ。

②ボランティア活動

ボランティア活動

私の強みは、自分から率先して動ける行動力です。
大学時代にボランティア活動に参加して、豪雨で被災した地区を訪れた経験があります。

現地には想像以上の瓦礫の山があり、参加者全員がどこから手をつけるべきか全く分からず、混乱して作業が進みませんでした。

そこで、目の前の瓦礫も重要ですが、まずは地域の人々に安心してもらうことを優先すべきではないかと提案しました。片付けに苦労されている高齢者の方々のサポートや、食料物資の運搬など、できることを一つ一つ行いました。

ボランティア期間が終わったときに地域の方々からお礼を言われ、自分の行動力が役に立ったと感じました。

この経験で培った判断力と行動力を活かし、入社後も「お客様ファースト」の姿勢で課題やトラブルを迅速に解決できる人材を目指したいです。

ボランティアに参加する積極性や行動力は強みとして評価されやすいです。自ら考えて行動できる主体性をアピールできるでしょう。

自己PRでボランティア活動の経験を活かす際のポイント等は、以下の記事で詳しく解説しています。

③サークル活動

サークル活動

私の強みは、実行力です。

大学時代にはバドミントンサークルに入っていましたが、入会した当初は活動がほとんどありませんでした。

私がサークルの代表を務めてからは、まず活動を増やすために他のメンバーが参加できる時間を確認。なかなか全員が揃う日はありませんでしたが、誰か一人になってしまわないよう練習日程を組みました。
また、メンバーのモチベーションアップのため、練習試合の日程も積極的に組みました。

結果として、以前よりサークル内に活気が生まれ、メンバーの参加頻度も徐々に高くなりました。
ほとんど機能していなかった組織を大きく変えることができ、私の強みが活きた有意義な経験になったと自負しております。

入社後は、組織の一員として自分にできることを考え、プロジェクト成功に大きく貢献できればと考えております。また、チーム全体を良い意味で巻き込むことのできる人材として成長したいです。

主体的な行動によって周りをやる気にさせた経験は、仕事でも再現してくれそうだと将来性を感じるでしょう。

「主体性をもって取り組んだこと」が見つからない場合の対処法

主体性をアピールできるエピソードが見つからないと悩む就活生は少なくありません。

ここでは、主体性のエピソードを見つける具体的な対処法をご紹介します。

  1. 家族や友人に聞いてみる
  2. 自分史やモチベーショングラフで整理してみる
  3. 失敗した経験でも挑戦した経験を探してみる

①家族や友人に聞いてみる

「主体性をもって取り組んだこと」が見つからない場合、まずは家族や友人に自分の印象を聞いてみましょう。

たとえば、「困っている人を率先して助けに行く」「新しいことに挑戦することが多い」といった特徴を指摘してもらえるかもしれません。

また、過去のエピソードについても、「あの時の行動は主体的だったよね」と思い出させてくれる可能性があります。

②自分史やモチベーショングラフで整理してみる

自分史やモチベーショングラフは、自身の経験を時系列で整理し、主体性を発揮した場面を見つけ出すのに効果的なツールです。

横軸に時間の流れ、縦軸にモチベーションの高低を設定し、幼少期から現在までの出来事を書き出していきましょう。

「これは採用担当者の印象が悪くなるかも」などの先入観は持たず、素直な気持ちで振り返ることが重要。

グラフ上で自分のモチベーションが上がった経験を具体的に言語化し、その時の感情や行動を詳しく書き出すことで、主体性を発揮したエピソードが自然と浮かび上がってくるはずです。

③失敗した経験でも挑戦した経験を探してみる

主体性をアピールする際、必ずしも成功体験である必要はなく、むしろ失敗を恐れずに挑戦した経験そのものが、主体性の表れとして評価されることがあります。

新しい業務に自ら手を挙げて取り組んだものの結果を出せなかった場合でも、その過程で学びや教訓を得られたのであれば、それは立派な主体性のエピソードになるでしょう。

自分の過去を振り返る際は、必ずしも結果にこだわらず、自ら考えて行動を起こした経験を幅広く探してみましょう。

自己PRで「主体性」を伝える時は自分ならではの定義が大事

今回は主体性をアピールする方法と例文を紹介しました。

企業にとって主体性を持って仕事に取り組める人材は、とても魅力的です。本記事を参考にして、重要なポイントを意識しつつ、効果的に強みをアピールしましょう。

若林

このメディアの監修者

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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