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ESが書けない原因と対策|自己PR・志望動機・ガクチカ別で書き方を解説

「ESが全然書けない…」

就活を始めた学生の多くが、1度はぶつかる悩みです。自己PRも志望動機も頭の中では思い浮かぶのに、いざ文字にしようとすると筆が止まってしまう。そんな経験はありませんか?

本記事では、ESが書けないときの解決策を自己PR・志望動機・ガクチカごとにわかりやすく解説します。

読み進めれば、書けない不安が自信に変わり、あなたの想いを的確に伝えられるESが仕上がるはずです。

書けない理由を1つずつ解消し、選考突破への第一歩を踏み出しましょう。

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目次

ESが書けない主な理由

エントリーシート(ES)が書けないと悩む就活生は多いものです。その背景にはさまざまな原因があり、自分に当てはまる要素を把握すれば、適切な対策が見えてきます。

ここでは、よくあるつまずきの理由を順に解説します。

  1. 文章の書き方がわからない
  2. 自分の強みや長所がわからない
  3. 志望度が低く志望動機が浮かばない
  4. エントリーシートの完成形がイメージできない
  5. どのような内容が良いか判断できない
  6. エントリーシートを作る時間がない
  7. 設問の意図が理解できていない

①文章の書き方がわからない

文章の書き方がわからず、何を書けばよいのか迷ってしまう人は少なくありません。特にESでは、伝えたいことをただ並べるのではなく、読み手が理解しやすいように整理された構成が求められます。

話の順番があいまいだったり、背景ばかりに文字数を使ってしまうと、読み手に印象が残らないどころか、伝えたい意図もぼやけてしまうでしょう。

そこで効果的なのが「PREP法」です。これは「結論→理由→具体例→再主張」という流れで構成する方法で、主張が伝わりやすく、構成も組み立てやすくなります。

たとえば、「私は粘り強さが強みです」と書き出したあとに、そう考える理由や実際の体験を示すことで、主張に説得力が生まれます。

いきなり完成度の高い文章を書くのは難しいため、まずは型に沿って短い文章を書く練習から始めるのが効果的です。

文章の書き方に慣れていくと、自然と自分の言葉でスムーズに表現できるようになるでしょう。

②自分の強みや長所がわからない

「自分にはアピールできるような強みがない」と感じることは、多くの就活生に共通する悩みです。これは決して能力がないという意味ではなく、自分の経験や行動を振り返る習慣が不足していることが原因です。

日常の中にある努力や工夫を見逃してしまっている可能性が高いでしょう。

たとえば、アルバイトで効率化のために改善提案を行ったことや、サークル活動でチームをまとめた経験なども、立派なアピール材料になります。

それを「なぜそう考えたのか」「どんな工夫をしたのか」「どう成果につながったのか」といった視点で深掘りしていくことが大切です。

また、第三者からの意見も役に立ちます。友人や家族に「自分の良いところ」を聞くことで、自分では気づかなかった強みが見えてくることもあるでしょう。

自己分析ツールなども活用しながら、自分の価値に自信を持つことが第一歩になります。

「自分の強みが分からない…本当にこの強みで良いのだろうか…」と自分らしい強みが見つからず不安な方もいますよね。

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③志望度が低く志望動機が浮かばない

「この会社に本当に入りたいのかわからない」「なんとなく受けている」といった状態では、志望動機を言語化するのは難しいでしょう。

志望動機が浮かばないのは、その企業や業界への理解が浅いことが主な原因です。つまり、企業との接点を見いだせていない状態です。

まずは企業の公式サイトや採用ページ、社長インタビューなどを読み込み、「自分が共感できる価値観」や「面白いと感じた取り組み」をメモしてみてください。

たとえば、「地方創生に力を入れている」「若手でも裁量を持てる」など、興味を持てる切り口は必ず見つかります。

そして、自分の過去の経験と企業の方針がどう重なるのかを考えていくと、自然と動機につながります。

志望動機は熱意の表れでもあるため、納得感のある企業選びをしていくことが、書きやすさにもつながっていくでしょう。

④エントリーシートの完成形がイメージできない

完成形が思い描けないと、最初の一文を書くのにも不安がつきまといます。特にESは自由度が高いため、「どういう風に書いたら通過するのか」が見えず、手が止まってしまうことが多いです。

ですが、その状態のままでは時間だけが過ぎてしまい、焦りが増してしまうでしょう。そこでおすすめなのが、過去に選考を通過した先輩のESや例文をいくつか読むことです。

内容を真似するのではなく、「どんな構成で書かれているか」「どういう表現を使っているか」「文字数配分はどうなっているか」といった観点で分析することで、全体像をつかめるようになります。

また、自分なりの完成形を持つことも大切です。「こういう順番で書くと読みやすい」「このフレーズは使いやすい」と感じた部分をストックしておくと、次回以降の執筆に役立ちます。

ゴールが見えていれば、途中で迷うことが減り、安心して取り組めるようになるでしょう。

⑤どのような内容が良いか判断できない

「どんなエピソードなら評価されるのか」がわからず、結局何も書けないままになってしまう。こうした悩みも多く見受けられます。

就活ではどうしても「すごい経験をしないと評価されない」と思い込みがちですが、実際にはそこまで派手な成果は必要ありません。

企業が重視するのは、その人の思考力や行動力、そして経験をどう振り返っているかという点です。

たとえば、学園祭の運営で小さな役割を任された経験でも、「自分なりにどう工夫したか」「その経験を今後どう活かすか」といった視点があれば、十分評価対象になります。

また、何を書けばいいかわからないときは、自分の行動に一貫性があるか、過去の体験がその企業にどうつながるかを意識して選びましょう。

自分の経験を価値あるものとして捉え直す視点を持つことが、内容選びの基準をクリアにしてくれます。

⑥エントリーシートを作る時間がない

就活が本格化すると、説明会、面接、自己分析などでスケジュールが過密になります。その中でESを1から書くのは確かに大変です。

しかし、だからといって後回しにしてしまうと、応募のチャンスを失ったり、雑な内容で提出したりする結果につながるかもしれません。

その対策として効果的なのが、あらかじめ「汎用的に使えるベース原稿」を用意しておくことです。

たとえば、自己PRやガクチカ、志望動機のひな形を用意しておけば、企業ごとの特徴に合わせて一部を修正するだけで、時間を大きく節約できます。

また、書く時間を確保するために、ES提出の締切日を手帳などで管理するのも有効です。タスクを見える化することで、作業を後回しにするクセを防げるでしょう。

事前準備とスケジュール管理が、時間不足を解消するカギになります。

「ESの書き方が分からない…多すぎるESの提出期限に追われている…」と悩んでいませんか?

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⑦設問の意図が理解できていない

設問に対して正しく答えたつもりでも、意図がずれていると評価されにくくなります。

たとえば「困難をどう乗り越えたか」という質問で成果ばかり強調してしまうと、「困難への向き合い方」という本来の意図から外れてしまうでしょう。

設問には、企業が見たいポイントが必ず含まれています。そこを読み取るには、「この質問を通じて何を評価したいのか」という視点を持つことが重要です。

内容が同じでも、強調するポイントを変えるだけで、印象は大きく変わります。また、ESは単なる自己紹介ではなく、企業とのマッチングを確認する手段でもあります。

設問の背景にある企業の意図をつかみ、的確に応えることで、読み手に「理解力」や「思考力」が伝わりやすくなるでしょう。意図をくみ取る力は、面接にも直結する重要なスキルです。

ESが書けるようになるために大切な考え方

エントリーシート(ES)が書けないと感じている就活生は多いでしょう。ただ、そう思う理由の多くは「努力不足」ではなく、実は「考え方のズレ」にあります。

間違ったスタート地点からいくら手を動かしても、納得のいくESにはつながりません。まずは、基本となる考え方を正しく理解することが第一歩です。ここでは、ESを書くうえで重要な視点を5つ紹介します。

  1. 自己分析で軸や強みを明確にする
  2. 業界研究・企業研究で志望動機を深める
  3. PREP法を活用した論理的な構成を意識する
  4. 完璧を目指さずまず書き始める
  5. 他人に見てもらい客観的な視点を取り入れる

①自己分析で軸や強みを明確にする

自己分析は、ESを作るうえで最も重要な土台です。なぜなら、自分自身を理解しなければ、企業に伝えるべき「強み」や「価値観」が定まりません。

まずは過去の経験を振り返り、「どんなときに成果を出したのか」「なぜその行動を取ったのか」といった点を深掘りしてください。

よくある落とし穴は、「自分にはアピールできる経験がない」と思い込むことです。しかし、日常のささいな行動や学生時代の取り組みの中に、他の人にはない強みが隠れているものです。

他人と比較することで、自分だけが持つ視点や行動特性に気づけるかもしれません。自己分析を丁寧に行うことで、ESの軸となる自分らしさが言語化できるようになります。

たとえば「協調性がある」と思っていても、それを裏付けるエピソードや背景が必要です。分析を通じてそれらを明確にできれば、説得力のあるESが自然と書けるようになります。

また、面接にも通じる自己理解を深めることができ、就活全体に自信を持って臨めるようになるでしょう。

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②業界研究・企業研究で志望動機を深める

志望動機が思うように書けないときは、企業研究が足りていないことが原因かもしれません。ただ「有名だから」や「安定しているから」といった理由では、他の応募者との差をつけるのは難しいです。

そこで、企業の理念や事業内容、ビジョンなどをしっかり調べ、自分の価値観や経験とどう結びつくかを考えることが大切です。

たとえば、自分が経験した困難と企業の取り組みに共通点があれば、それを軸に志望動機を構成してみてください。業界全体の動向や課題を理解することもポイントです。

たとえば、同じIT業界でもBtoBとBtoCでは企業の目的や関わるユーザーがまったく異なります。

その違いを把握したうえで、自分がなぜその企業で働きたいのかを明確にすると、説得力のある文章につながるでしょう。

また、企業が求める人物像やカルチャーも調べておくと、自分とのマッチ度を客観的に判断できます。こうした視点を持つことで、納得感のある志望動機が書けるようになります。

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③PREP法を活用した論理的な構成を意識する

ESを書くときに「話がまとまらない」「伝えたいことがぼやける」と感じた経験はありませんか。その原因は、文章の構成が曖昧なまま書き進めてしまっているからかもしれません。

そんなときに役立つのがPREP法です。これは、結論(Point)→理由(Reason)→具体例(Example)→再主張(Point)の順で構成する方法です。

文章全体にまとまりが出て、読み手にも内容が伝わりやすくなります。たとえば、自己PRを書くときには「私は〇〇が得意です」と最初に結論を示し、その後にその理由と、実際に発揮した経験を語ります。

最後に「この強みを活かして貴社でも貢献できます」と再主張することで、読みやすく印象に残る構成になります。

この構成に慣れておけば、ESだけでなく面接の受け答えにも応用でき、自己表現の精度がぐっと上がります。

④完璧を目指さずまず書き始める

ESを前にして「どう書けばいいかわからない」と手が止まってしまう人は多いでしょう。特に、最初の一文にこだわりすぎてしまうと、なかなか筆が進みません。

完璧な文章を最初から書こうとせず、まずは思いついた内容をざっと書き出してみることが大切です。最初は箇条書きでも構いません。

とにかく手を動かして、自分の考えを言葉にしていくうちに、内容が整理されていきます。ESは何度も推敲して仕上げるものです。

最初から完璧を目指すのではなく、1回目は「下書き」と割り切ることで、心理的な負担も減るでしょう。書くことで初めて見える課題もあるため、まず動くことが成功への近道です。

また、途中で止まってしまっても焦らずに、一度文章全体を俯瞰してみてください。視点を変えるだけで、新しい切り口が見えてくることも少なくありません。

⑤他人に見てもらい客観的な視点を取り入れる

ESを自分ひとりで完成させようとすると、どうしても視野が狭くなりがちです。自分では気づけない表現の曖昧さや伝わりにくさは、他人に読んでもらうことで浮き彫りになります。

特に、就活経験のある先輩やキャリアセンターのスタッフに見てもらうと、実践的なアドバイスが得られるでしょう。

誤字脱字の修正だけでなく、「この部分は企業から見ると弱いかもしれない」といった視点をもらえるのも大きな利点です。

他人に見てもらうことを恥ずかしいと感じる人もいますが、実は多くの就活生がこの工程を経ています。自分では見えなかった改善点を客観的に指摘してもらうことで、文章が格段に洗練されていきます。

また、第三者の意見を受け入れる柔軟性は、社会に出てからも重要なスキルです。ESのブラッシュアップを通じて、その力を磨いておくことは決して無駄ではありません。

ESが書けないときの書き方対策:自己PR編

自己PRは、エントリーシートの中でも「自分をどう伝えるか」が問われる重要な項目です。

企業が注目するのは、単なる性格の良さではなく、どのような場面でその強みを発揮し、どんな成果につなげたかという点です。

ESで効果的な自己PRを書くためには、伝え方の型を理解し、経験を論理的に構成することが鍵となります。ここでは、自己PRが書けない理由とその具体的な対策を分かりやすく解説します。

  1. 応募企業に合った強みを選ぶ
  2. 強みが伝わる具体的なエピソードを用意する
  3. 強みを印象づけるキャッチコピーを考える
  4. アピールポイントから話を展開する構成にする

①応募企業に合った強みを選ぶ

自己PRで最も大切なのは、企業に合った強みを伝えることです。ただ自分の長所を並べるだけでは、印象には残りません。大事なのは「企業が求めている人物像」と、自分の強みが一致しているかどうかです。

そのためには、企業の採用ページや説明会、OB・OG訪問などを通じて、価値観や職場環境、重視される資質をしっかりと理解しておく必要があります。

たとえば、変化の多い業界では柔軟性やスピード感が重視される一方で、堅実な業界では正確性や責任感が求められることが多いでしょう。

どの業界にも共通して求められるのは、「自社にフィットして活躍できる人材」です。自分の経験や性格を振り返り、その中から企業と相性の良い強みを抽出してください。

闇雲に自分の得意なことをアピールするより、相手に合わせた“伝わる”強みを選ぶことが選考突破への近道です。

②強みが伝わる具体的なエピソードを用意する

自分の強みを伝える際に欠かせないのが「エピソードによる裏づけ」です。説得力を持たせるためには、具体的な出来事を通じて強みを証明する必要があります。

エピソードは、自分が行動し、結果を出した経験を中心に選びましょう。学業、部活動、アルバイト、ボランティアなど、どんな分野でも構いません。

重要なのは、「何をしたか」だけでなく、「なぜそう行動したのか」「どんな工夫や考えがあったのか」といった思考の過程を丁寧に伝えることです。

単なる成功談ではなく、困難や壁をどう乗り越えたのかを描くことで、強みの本質が伝わりやすくなります。

また、定量的な成果(例:売上10%増、5人のメンバーをまとめた など)を加えると、読み手がイメージしやすくなるでしょう。

自分にとっては些細な経験でも、掘り下げてみると魅力的なエピソードが見つかるものです。

③強みを印象づけるキャッチコピーを考える

印象的な自己PRをつくるうえで効果的なのが、「キャッチコピー」の活用です。これは、あなたの強みや特長をひと言で表す短いフレーズで、読み手の印象に残すための工夫です。

ESは数多く読まれるため、最初の一文で「おっ」と思わせることができれば、大きなアドバンテージになります。

たとえば、「縁の下の力持ちでチームを支える調整型人材」「数字で結果を出す行動派」といったように、役割や特徴が具体的に伝わる言葉を意識してみてください。

もちろん、内容と一致していることが大前提です。キャッチコピーはインパクトを求めすぎると空回りしてしまうため、自分の経験や性格に沿った自然な表現を選ぶのがポイントです。

このようなフレーズを冒頭に置くことで、自己PRの主軸が明確になり、文章の構成にも一貫性が生まれます。

書き手にとっても軸がブレにくくなるため、読みやすく説得力のある内容へと仕上げやすくなるでしょう。

④アピールポイントから話を展開する構成にする

自己PRを書くときは、「アピールしたい強みを最初に提示する構成」が非常に効果的です。多くの学生が経験談から書き始めてしまい、結局何を伝えたいのかわからなくなってしまうケースが少なくありません。

読み手にわかりやすく伝えるには、「私は○○力に自信があります」と、まず強みを端的に伝えることが大切です。

そのあとに、強みを発揮した具体的なエピソードを紹介し、最後に「だからこそ、御社でこの力を活かしたい」といった形で締めくくると、自然な流れになります。

この構成はPREP法(Point → Reason → Example → Point)にも合致しており、論理的で説得力のある文章が書けるでしょう。

また、文章全体の長さや読みやすさにも配慮が必要です。段落ごとに内容を整理しながら、「何を、なぜ、どうやって伝えるのか」を意識すると、読み手にストレスを与えない構成になります。

ESはただの文章ではなく、自分を売り込むプレゼン資料です。読み手の立場に立って、論理と共感のバランスを考えながら構成を工夫してみてください。

ESが書けないときの書き方対策:志望動機編

志望動機は、企業と自分の接点を具体的に示す絶好の場です。ただ好印象を狙った文章ではなく、「なぜその業界で、その企業なのか」を論理的に示す必要があります。

説得力のある志望動機を書くには、業界理解・企業理解・自分自身の価値観の3つを結び付ける視点が欠かせません。ここでは、志望動機が書けない理由とその具体的な対策を分かりやすく解説します。

  1. 志望理由を最初に述べる構成にする
  2. 企業の特徴と自分の価値観を結びつける
  3. 入社後に実現したいビジョンを明確にする
  4. 他社との違いを明確にする視点を持つ

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①志望理由を最初に述べる構成にする

志望動機を書くときは、まず最初に「なぜこの企業を志望するのか」という結論を明確に伝えることが大切です。

読み手である採用担当者は、1日に何十枚ものエントリーシートを読んでいるため、最初の一文で関心を引けるかどうかが、その後の印象を大きく左右します。

結論を冒頭に置き、そのあとに根拠や背景を順序立てて説明していくことで、内容が伝わりやすくなり、読み手の負担も軽減されます。

また、最初に結論を述べる構成は、面接での回答にも活用できるため、就活全体において一貫性のある自己表現にもつながります。

こうした基本の型を身につけることが、書けない悩みを乗り越える第一歩になるはずです。

②企業の特徴と自分の価値観を結びつける

志望動機に説得力を持たせるためには、「自分の価値観」と「企業の特徴」をうまく結びつける必要があります。

そこで大事なのが、自分が大切にしている考え方や信念を明確にしたうえで、それが企業の理念や活動内容とどのように重なるのかを言語化する視点です。

このとき注意すべきは、企業の表面的な情報だけを拾っても意味がないということです。

自分のエピソードと紐づけながら、「なぜ自分にとってこの企業が特別なのか」を伝えることが、魅力的な志望動機につながります。

また、こうした志望動機は面接でも深掘りされやすいため、うわべだけの共感ではなく、納得感のある表現を心がけましょう。

企業研究と自己理解の両方が必要となるため、準備にはやや時間がかかるかもしれませんが、その分、完成度の高い内容になります。

③入社後に実現したいビジョンを明確にする

就活では「過去の経験」や「現在の興味」だけでなく、「将来どのように活躍したいのか」という視点が欠かせません。

志望動機の中に、入社後のビジョンを明確に組み込むことで、自分の意欲やキャリアに対する姿勢が伝わりやすくなります。

企業は、短期的な動機よりも長く働いてくれる人材を求める傾向にあるため、「この会社でどのように成長したいのか」を伝えることは、非常に有効です。

具体的には、「海外展開を進める貴社で、将来的に新規市場の開拓を担いたい」といったように、企業の方向性に沿ったキャリアプランを描くことが望ましいでしょう。

最終的には、企業と自分の未来が重なって見えることが、強い動機として伝わります。

④他社との違いを明確にする視点を持つ

エントリーシートで他の候補者と差をつけるためには、「なぜこの企業なのか」という独自性を明確にする必要があります。

複数企業の特徴を整理し、自分の価値観や目標に合う点を冷静に分析しておく必要があります。

また、単に違いを並べるだけではなく、「自分にとってなぜそれが重要なのか」という視点も添えると、より深みのある志望動機になります。

企業選びに主体性があることを示すことで、応募者としての意識の高さや、本気度も伝わるはずです。

結果として、採用担当者に「この人は自社をきちんと理解している」と感じてもらえるでしょう。少し手間はかかりますが、ここを丁寧に掘り下げることで、志望動機の質は大きく変わります。

ESが書けないときの書き方対策:ガクチカ編

「学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)」はES(エントリーシート)の定番項目ですが、多くの就活生が「何を書けばいいか分からない」と悩みがちです。

ここでは、ガクチカが書けない理由とその具体的な対策を分かりやすく解説します。

  1. 結果ではなく取り組みの過程を重視する
  2. 特別な実績でなく自分らしさを表現する
  3. 冒頭に結論を述べて要点を伝える
  4. 取り組みから得た学びや成長を記載する

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①結果ではなく取り組みの過程を重視する

ESでのガクチカ記入では、どれだけすごい結果を出したかよりも、そこに至るまでの努力や工夫が評価の対象になります。

たとえば、「全国大会で優勝しました」といった表現だけでは、その人の魅力は十分に伝わりません。

企業が本当に知りたいのは、目標を達成するためにどんな準備をし、どのような困難を乗り越え、どう工夫を重ねたのかといったプロセスです。

このようなプロセスは、その人の思考力や行動力、人間性を浮き彫りにします。

たとえば、仲間との意見の対立をどう調整したか、計画がうまくいかないときにどんな代替案を考えたかなど、リアルな経験が書かれていれば書かれているほど、読む側には説得力が伝わるでしょう。

成功の有無に関係なく、取り組みの姿勢を丁寧に伝えることが、共感や信頼を得るカギとなります。

②特別な実績でなく自分らしさを表現する

就活生の中には「特に目立った成果や役職がない」と思い込んでガクチカに悩む人が少なくありません。しかし実際は、華やかな経歴や他人と差別化された実績がなくても、書くべきことはたくさんあります。

企業が注目しているのは、どんな経験かではなく、そこからどんな価値観や行動が見えるかという点です。

たとえば、地元の飲食店でアルバイトをしていた経験でも、ただ仕事をこなしていたのか、それとも売上を上げるために工夫を重ねていたのかで、伝わる印象はまったく異なります。

役職や結果がなかったとしても、日常的な中にある「自分らしい工夫」や「人との関わり方」などに注目し、それを深く掘り下げて書くことが大切です。

無理に目立つ内容を作ろうとするのではなく、自分の等身大の経験を自分の言葉で語ることが、信頼感と誠実さにつながるのではないでしょうか。

③冒頭に結論を述べて要点を伝える

ESでは、限られた文字数の中でいかに分かりやすく伝えるかが非常に重要です。そのためには、最初に結論を述べる「結論ファースト」の構成が有効です。

文章の冒頭に、「私は◯◯に力を入れました」「△△の改善に取り組みました」と要点を明示することで、採用担当者がすぐにテーマを把握しやすくなります。

特に多忙な企業の担当者にとって、要点が見えない文章は読まれにくく、途中で読み飛ばされてしまうことも少なくありません。

そのリスクを避けるためにも、結論を冒頭に置くことは非常に効果的です。その後に背景や行動、結果、学びといった要素を順を追って展開すれば、情報が整理されて伝わりやすくなります。

また、自分自身の考えをしっかりと構造化できているという印象も与えることができるでしょう。これは論理的思考力やコミュニケーション能力を評価するうえでもプラスになります。

読み手の立場を意識して構成を考えることが、ES全体の印象を大きく左右するのです。

④取り組みから得た学びや成長を記載する

ガクチカをより印象深く仕上げるには、経験そのものだけでなく、そこから得た「気づき」や「成長した点」を明確にすることが欠かせません。

企業側は学生の実績よりも、その経験を通じて何を学び、それが今後どう活かされるのかに興味を持っています。たとえば、「文化祭で予算管理を担当しました」というだけでは情報が足りません。

「限られた予算の中で複数の案を比較し、効率的な配分を提案する経験を通じて、数値をもとに意思決定する力が身につきました」といったように、その経験からどんなスキルが養われたかまで書きましょう。

さらに、それを今後どのように活かしたいかという展望まで示すことができれば、より高い評価につながります。

つまり、ただの思い出話に終わらせず、今後の社会人生活に向けての成長の証として、自分の経験を語ることが重要なのです。

ESを書くときに押さえるべき注意点

エントリーシート(ES)は、企業に自分を知ってもらうための大切な第一歩です。どれほど魅力的な経験があっても、書き方を間違えると伝わりにくくなります。

ここでは、ESを書く際に必ず押さえておきたい4つのポイントをご紹介します。基本を守るだけでも、採用担当者に与える印象は大きく変わるでしょう。

  1. 記入欄の8割以上は埋めるようにする
  2. 誤字脱字がないよう見直しを徹底する
  3. 文体は「です・ます調」で統一する
  4. 読みやすい構成と丁寧な文字で書く

①記入欄の8割以上は埋めるようにする

ESにおいて、記入欄がスカスカな状態では意欲がないと受け取られてしまい、選考において不利になる可能性があります。

特に、志望動機や自己PRのような項目で空欄が多いと、「この会社に強い関心があるとは思えない」と判断されかねません。

ESは自分を売り込む場である以上、伝えられる情報は可能な限り表現したほうが効果的です。ただし、無理に埋めようとして内容を水増ししてしまうと、逆に読み手の信頼を損ねてしまう恐れがあります。

そこで重要なのは、具体的なエピソードや実績を通じて、自分の強みや考え方を深掘りすることです。

「何をしたか」だけでなく「なぜやったのか」「どう考えたか」「どう活かしたか」まで踏み込めば、文字数は自然と増えていきます。

さらに、他人が同じ体験をしても書けないような、自分なりの視点や解釈を盛り込むことで、オリジナリティのある内容に仕上がります。そうすれば、読み手の印象にも強く残るESとなるでしょう。

②誤字脱字がないよう見直しを徹底する

どれだけ中身のあるESでも、誤字や脱字があるだけで評価を落とす要因になってしまいます。特に、企業名・商品名・部署名などの固有名詞を間違えると、企業研究をしていないと見なされる場合があります。

これはマナー違反と受け取られることもあり、最悪の場合は即不合格にもなりかねません。また、「ら抜き言葉」や助詞の重複といった細かい文法ミスにも注意が必要です。

読み返すときには、文章の意味が通っているかだけでなく、言い回しの自然さにも気を配りましょう。

音読すると、読みづらい箇所や間違いに気づきやすくなりますし、時間を空けて再確認することで、より客観的なチェックが可能になります。

さらに、印刷して紙で読むと、画面上では気づかなかったミスに目が向きやすくなることもあります。可能であれば第三者にも見てもらい、客観的な目線で誤りを指摘してもらいましょう。

細部にまで気を配れる姿勢は、社会人としての信頼感につながります。

③文体は「です・ます調」で統一する

ESはビジネス文書の一種であり、基本的には「です・ます調」で統一するのがマナーです。文体がバラバラだと、読み手に違和感を与えてしまいます。

たとえば序盤が「〜です」調で進んでいたのに、途中から「〜である」調に変わってしまうと、急にぶっきらぼうな印象を与えてしまうかもしれません。

また、文体が統一されていないと、文章の論理展開に集中できず、内容が伝わりにくくなるおそれもあります。

特に志望動機や自己PRなど、感情や熱意を伝えるパートでは、親しみや丁寧さのある「です・ます調」がより効果的です。相手への配慮が感じられ、読み手にとっても心地よい読み物になります。

文体の統一は、文章の安定感を生み出すだけでなく、「言葉を丁寧に選べる人か」という評価にもつながります。

ESを書き終えたら、必ず最初から最後まで文体に違和感がないか見直してください。読みやすさと印象の良さを両立させるための、大事なポイントです。

④読みやすい構成と丁寧な文字で書く

ESは内容だけでなく、「読みやすさ」そのものも評価対象になります。読み手の立場を考えずに、長文をただ詰め込んだだけのESでは、どれほど良い経験を語っていても伝わりません。

特に企業の採用担当者は、短時間で多数のESを読む必要があるため、読みづらい構成のものはじっくり読まれない可能性があります。そこで意識したいのが、論理の流れを明確にする構成力です。

PREP法(結論→理由→具体例→結論)を使うと、話の軸がぶれにくく、要点がはっきりした文章になります。段落ごとの改行や、適度な文の長さにも注意を払いましょう。

1文が長すぎると読みづらく、途中で意味がぼやけてしまいます。また、手書きの場合は、文字を整えて書くことも重要です。

読みづらい字や雑な筆跡は、内容以前にマイナス評価につながります。丁寧に書かれた文字には、それだけで誠実さや熱意がにじみ出るものです。

PC入力のESでも、フォントの種類や文字サイズ、改行の入れ方など、見た目のバランスを意識しましょう。誰が読んでもスムーズに理解できるように整えることが、好印象を与える第一歩です。

ESが書けないときに参考になる例文

ESを書くとなると、何から手をつければいいのか分からず、筆が止まってしまうこともあるでしょう。そんなときは、実際の例文を見ることで、自分の言葉に置き換えるヒントが得られるかもしれません。

ここでは、主なES項目の例文を紹介します。

  1. 自己PRの例文
  2. 志望動機の例文
  3. ガクチカの例文

①自己PRの例文

今回は、「協調性」をテーマにした自己PRの例文をご紹介します。アルバイトやサークル活動など、チームでの取り組み経験を通じて自分の強みを伝えたい方に参考になります。

私は、周囲との協調を大切にしながら物事を進める力に自信があります。大学ではカフェのアルバイトを2年間続けており、接客だけでなく、キッチンとの連携や新人指導にも携わってきました。

ある日、新人スタッフがミスをしてお客様を長時間待たせてしまったことがありました。私はその場で謝罪を行い、すぐに対応策を考え、フォローに入りました。

その後、本人と振り返りの時間を設け、ミスを繰り返さないよう一緒にマニュアルを見直しました。

こうした経験から、自分がチームの中で冷静に対応し、全体の雰囲気やサービス向上に貢献できる存在であると実感しました。

身近な経験を使って、自分の強みを自然にアピールすることがポイントです。協調性を伝えたい場合は、相手への配慮や行動の具体例を入れると説得力が増します。

②志望動機の例文

今回は、「人と関わることが好き」という気持ちを出発点にした志望動機の例文をご紹介します。アルバイトや日常の経験を通して得た気づきを、自分の志望とどうつなげるかがポイントです。

私は人と関わることが好きで、その中でも「誰かの役に立てた」と感じる瞬間にやりがいを感じます。

大学ではコンビニでの接客アルバイトを2年間続け、多くの常連のお客様と関係を築いてきました。

中でも、毎朝来店される高齢のお客様に「あなたがいると安心する」と言っていただいたことが強く印象に残っています。

この経験を通じて、ただ物を売るだけでなく、人に安心感や信頼を届けられる接客の力に魅力を感じました。

御社が掲げる「人とのつながりを大切にする姿勢」に共感し、自分もその一員として貢献したいと考え、志望いたしました。

自身の価値観や経験が、企業の理念とどう重なるかを丁寧に伝えると説得力が増します。身近な体験を使って動機の根拠を明確にしましょう。

③ガクチカの例文

今回は、「長期的な努力と継続」をテーマにしたガクチカの例文をご紹介します。何かにコツコツ取り組んできた経験をアピールしたい方におすすめの内容です。

私は、大学1年から3年間続けてきた英会話の自主学習を通じて、継続力と自己管理力を養ってきました。

最初はTOEICのスコアも思うように伸びず、途中で挫折しそうになったこともありましたが、毎日30分だけでも続けることを自分に課しました。

学習内容をノートに記録し、進捗を見える化することでモチベーションを維持しました。

その結果、3年生の夏にはTOEICで750点を達成し、英語で海外の学生と交流できるイベントにも参加することができました。

この経験から、自分の努力が成果につながる喜びと、目標に向かって計画的に取り組む大切さを学びました。

成果に至るまでの過程や工夫を具体的に書くと、単なる努力のアピールに留まらず、主体性や課題解決力も伝わります。

ESが書けなくて辛いときの相談先

エントリーシート(ES)がうまく書けず、悩んでしまう就活生は少なくありません。そんなときは、信頼できる相談先を活用することで、悩みが軽くなり、前に進むヒントも得られるはずです。

自分ひとりで抱え込まず、頼れる場所に目を向けてみましょう。ここでは、ESが書けなくて困った人の相談先について紹介します。

  1. 大学のキャリアセンターに相談する
  2. 就活エージェントのサービスを利用する
  3. OB・OGに話を聞いてみる
  4. 友人や就活仲間にアドバイスをもらう

①大学のキャリアセンターに相談する

大学のキャリアセンターは、就活を支援するために設置された専門部署であり、ESの書き方についても丁寧なアドバイスを受けられます。

特に、文章の構成や企業ごとの傾向に応じた表現の選び方など、独学では得られにくい情報を提供してくれるのが強みです。

学生一人ひとりの背景や希望に沿って指導してもらえるため、ありきたりな内容ではなく、自分らしさを伝えるESを目指すうえで非常に有効です。

気軽に相談できる環境が整っているので、不安を感じたらまず足を運んでみてはいかがでしょうか。

②就活エージェントのサービスを利用する

就活エージェントは、民間企業が提供する無料サービスで、ESの書き方に悩んでいる学生にとって心強い味方です。

担当者は就職市場に精通したキャリアアドバイザーで、応募企業の傾向を踏まえた戦略的なアドバイスが期待できます。

自己分析のサポートも受けられるため、自分の強みをうまく言語化できずに困っている場合でも、魅力を整理しやすくなるでしょう。

さらに、エージェントによっては、AIツールを使ったES診断や、短期間での集中サポートプログラムなど、独自のサービスを提供しているところもあります。

短時間で効果的なフィードバックを得たい人や、時間が限られている中で就活を進めたい人には特に向いています。

必要に応じて他の手段と併用しながら、自分に合った使い方を見つけてみてください。

「エントリーシート(ES)が選考通過するか不安….ESを誰かに添削してほしい….」

そんな就活生の声に答えて、カリクル就活攻略メディアでは無料ES添削サービスである「赤ペンES」をおすすめしています。

第一志望である企業の選考に通過するためにも、まずは就活のプロにES添削を依頼してみましょう!LINE登録3分で満足が行くまで添削依頼ができますよ。

③OB・OGに話を聞いてみる

OB・OG訪問は、企業に入社した先輩たちからリアルな就活体験を聞ける貴重な機会です。

特に、どのようなESが評価されやすかったのか、企業がどのような人物像を求めているのかといった実務に基づく話を聞けるため、自分のES作成に具体的な視点を取り入れることができます。

ネットや説明会では得られない生の情報は、志望動機や自己PRに深みを加えるうえで役立つでしょう。

また、先輩がどんな工夫をして内定を勝ち取ったかを知ることで、自分のESに足りない要素や改善点が見えてくることもあります。

対話の中で自分の考えを整理できるメリットもあり、単なる情報収集にとどまらず、自己理解を深めるきっかけにもなります。訪問時には感謝の気持ちをしっかり伝え、礼儀ある態度で接することが大切です。

話を聞くだけでなく、自分の考えや悩みを率直に伝えることで、より有意義な時間になるでしょう。

④友人や就活仲間にアドバイスをもらう

就活中の友人や仲間からアドバイスをもらうことは、精神面の支えになるだけでなく、実際のES改善にもつながります。

自分の書いたESを他人に見てもらうことで、読み手の印象やわかりにくい部分を客観的に把握できます。特に、他人の成功事例を参考にすることで、新たな表現方法や構成のヒントを得られるでしょう。

さらに、友人と文章を見せ合いながらフィードバックし合うことで、書き方のクセや説得力のある言い回しを学べる点も魅力です。

ただし、友人との比較で焦ったり、劣等感を感じたりすることもあるため、あくまで参考として受け止める姿勢が大切です。

自分のペースを大切にしながら、良い部分は取り入れ、そうでない部分は気にしすぎないよう心がけましょう。

同じ悩みを共有できる相手がいることで、孤独感も和らぎます。気負わずに相談できる関係性だからこそ、率直なアドバイスが得られやすいという利点もあるのです。

書けない理由を知り、正しい対策で一歩前へ踏み出そう

エントリーシート(ES)が書けないと感じるのは、自分の強みが不明確だったり、志望動機に自信が持てなかったりと、さまざまな理由があります。

しかし、原因を明確にし、自己分析や業界研究を丁寧に行えば、ES作成のハードルは確実に下がります。

PREP法を活用して論理的な文章構成を意識したり、完璧を目指す前にまず書き出してみることも大切です。

さらに、自己PRや志望動機、ガクチカといった各項目に応じた具体的な対策を実践することで、伝わるESに近づけます。

迷ったときは例文を参考にしたり、キャリアセンターや就活仲間に相談するのも効果的です。ESが書けないと悩む今こそ、正しい方法を知って一歩踏み出すタイミングです。

若林

このメディアの監修者

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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