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【例文10選】自己PRで「継続力」をアピールする方法|コツや注意点も紹介

「自己PRで継続力をアピールしたいけど、どう伝えればいいの?」

就活でよく聞かれる強みの一つが「継続力」。ただ「続けられます」と言うだけでは当たり前に聞こえてしまい、採用担当者に強みとして伝わりにくいこともあります。

継続力は「困難を乗り越える力」「成果につなげる実行力」「長期的に物事へ取り組む姿勢」といった形で示せば、企業にとって大きな評価ポイントとなりますよ。

そこで本記事では、継続力の意味や重要性、自己PRで効果的に伝える構成、例文集やNG例までを詳しく解説します。自分の経験を魅力的に表現したい方は、ぜひ参考にしてくださいね。

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目次

継続力とは?意味と就活での重要性

継続力とは、途中であきらめずに物事を最後までやり遂げる力のことです。就活においては、困難や予期せぬ出来事があっても粘り強く取り組み続けられる人物が評価されます。

企業は一時的な成果よりも、長い期間を通して着実に結果を積み上げられる人を求める傾向が強いでしょう。そのため、この力は採用選考においても重要な判断材料の一つとなります。

継続力は、ただ我慢して続けるだけの忍耐とは異なります。目的を意識し、日々の行動を改善しながら続ける姿勢が伴ってこそ、本当の意味での継続といえます。

結果が見えにくい時期や、周囲からの評価が得られない状況は少なからずありますが、そうした場面でも歩みを止めずに前進できるかが大切です。

就活に臨むうえでは、この継続力を自分の強みの一つとして認識し、日々の行動や経験の中で養っていくことが望ましいでしょう。

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企業が自己PRで重視する継続力のポイント

就活において「継続力」は企業が求める大切な資質の1つです。単に長く続けた経験を語るだけでなく、その背景にある目的や困難への向き合い方まで評価の対象になります。

ここでは、企業が特に注目する5つの観点を解説します。

  1. 目標達成に向けて努力を続ける力
  2. 困難や挫折を乗り越える力
  3. 主体性を持ち工夫しながら継続する力
  4. 成果につなげるための計画性と実行力
  5. 長期的な視点で取り組む姿勢

①目標達成に向けて努力を続ける力

目標に向かって努力を続けられる人は、企業から非常に高い評価を受けます。なぜなら、仕事では短期的な成果だけではなく、数か月から数年単位で達成すべきゴールが多く存在するからです。

たとえば資格取得や部活動で、明確なゴールを設定し、その達成に向けて逆算しながら日々の行動を計画した経験は説得力を持ちます。

さらに、進捗を定期的に確認して軌道修正を行う姿勢は、結果を出すために必要な習慣として評価されるでしょう。一方で「ただ続けただけ」という印象では弱くなります。

自己PRでは「目標→方法→結果」という流れに沿い、そこに課題の発生やモチベーションの揺らぎをどう乗り越えたかを加えてください。

企業は結果そのものよりも、その過程で何を学び積み重ねたかを重視します。継続の背景にある意図や判断力まで示せれば、あなたの姿勢に信頼感が生まれるはずです。

②困難や挫折を乗り越える力

継続力を評価するうえで、困難や挫折にどう対応したかは欠かせない視点です。社会人になれば、自分の努力だけでは解決できない状況や、計画通りに進まない場面が必ず訪れます。

そのようなとき、気持ちを立て直し前に進める人こそ、企業にとって頼れる存在といえるでしょう。

たとえば研究やアルバイトで何度も失敗し、成果が出ない時期を経験した場合、そこで諦めずに原因を分析し、改善策を試し続けたエピソードは強い印象を与えます。

重要なのは、失敗や停滞の事実を隠さず、そこから得た学びと改善の行動を具体的に説明することです。「挫折→分析→改善→再挑戦」という一連の流れを示せば、粘り強さと同時に柔軟な対応力も伝わります。

この過程があることで、結果の良し悪しに関わらず、高い評価を得られるでしょう。

③主体性を持ち工夫しながら継続する力

企業は、自分から課題を見つけ出し、より良くするために工夫を重ねる人材を求めています。与えられた指示をそのままこなすだけでは、継続力の本質を示すことはできません。

能動的に状況を改善し続ける姿勢こそが評価につながります。たとえばアルバイトで業務効率の低下を感じ、自ら現場を観察して問題点を洗い出し、改善策を提案・実行した経験はわかりやすい例です。

その結果、作業時間が短縮され売上が向上したのであれば、成果として強くアピールできます。

自己PRでは「課題発見→改善案→実行→成果」の流れを具体的に語ると、主体性と継続力が一体となって伝わります。

さらに、改善の過程で得た学びや、次の挑戦につなげた工夫も加えれば、他の就活生との差別化が一層進むでしょう。

④成果につなげるための計画性と実行力

継続力は、ただ時間をかけるだけでは十分ではありません。計画を立て、着実に実行し、必要に応じて修正する力が伴ってこそ、成果に結びつきます。

たとえば資格試験に向けて、試験日から逆算して勉強スケジュールを組み、週単位で進捗を確認しながら必要な範囲を調整した経験は、計画性と実行力の両方を示せます。

自己PRでは「計画の立案方法」「進捗管理の工夫」「修正の判断基準」を具体的に伝えることが重要です。この姿勢は、実務でのプロジェクト遂行や業務効率化にも直結します。

さらに、計画通りに進まないときに焦らず対応できる柔軟性を持っていることも合わせて説明すると、入社後の活躍をより明確にイメージしてもらえるでしょう。

⑤長期的な視点で取り組む姿勢

短期間の努力は成果が見えやすい一方で、企業は長い期間をかけて物事に取り組める人を求めています。配属や業務内容が変わっても、安定して成果を出せる人材が理想だからです。

たとえば4年間続けた部活動や、1年以上の長期インターンで得たスキル向上の過程は、強い説得力を持ちます。

自己PRでは「長期的な目的」「継続するためのモチベーション維持方法」「得られた成果と成長」を一貫して示してください。

また、途中で環境が変わった場合にどのように適応し、継続を可能にしたかを加えると、柔軟性と持続力を併せ持つ印象を与えられます。

このように、長期的な視点を持った継続姿勢は、採用担当者に安心感と信頼感を与える要因となるでしょう。

自己PRで継続力を魅力的に伝えるための構成

就活において継続力は、成果を出すための粘り強さや課題解決への姿勢として企業に高く評価されます。しかし、単に「続けられます」と述べるだけでは伝わりにくいでしょう。

ここでは、自己PRで継続力を効果的にアピールするための構成要素を4つに分けて解説します。

  1. 結論として継続力の特徴を明確に伝える
  2. 継続力を発揮した具体的なエピソードを述べる
  3. 成果や成長を数値や結果で示す
  4. 志望企業での活かし方を提示する

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①結論として継続力の特徴を明確に伝える

最初に、あなたの継続力がどのような特徴を持つのかを明確に言葉にしてください。自己PRは冒頭で印象が決まるため、この段階で相手にしっかりと強みを伝えることが大切です。

例えば「困難な状況でも最後までやり遂げる粘り強さがある」や「日々の小さな改善を積み重ねられる忍耐力がある」といった形が有効でしょう。

あいまいな表現では印象が弱まり、他の学生との差別化が難しくなります。

特徴を示すときは、実際の行動や態度が想像できるような言葉を使い、どんな環境や状況でその力を発揮したのかを簡潔に触れてください。これにより、次に述べるエピソード紹介が自然に展開できます。

また、結論部分では自分の強みを一文で言い切ると読み手の記憶に残りやすくなります。インパクトを与えるためには、具体性と端的さを両立させることがポイントです。

こうした工夫によって、第一印象からあなたの強みが鮮明に伝わる自己PRになります。

②継続力を発揮した具体的なエピソードを述べる

特徴を述べた後は、その信憑性を高めるために具体的なエピソードを紹介しましょう。過去の事実に基づいた話は、言葉に重みを与え、採用担当者の信頼を得やすくなります。

例えば、部活動での3年間の練習継続、資格取得までの地道な学習、アルバイトでの長期的な業務改善などが良い題材です。

「なぜ取り組みを始めたのか」「途中でどんな課題や壁があったのか」「それをどのように解決したのか」という流れで整理すると分かりやすくなります。

また、単なる成功話だけではなく、途中で感じた迷いや失敗も盛り込むと、より人間味が増します。面接官は順風満帆な経歴だけでなく、困難をどう乗り越えたのかという姿勢にも注目しています。

さらに、取り組みを続ける中で意識した工夫や改善策も加えると、継続力が単なる我慢強さではなく、学びと成長を伴う力であることを示せます。

状況説明、課題、行動、そして得られた学びまで含めれば、読み手に具体的なイメージを与えられるでしょう。

③成果や成長を数値や結果で示す

エピソードの後は、その努力がどのような成果や成長につながったのかを、数値や客観的事実で示してください。抽象的な表現だけでは説得力が不足し、成果の大きさが伝わりにくくなります。

例えば「1日も欠かさず練習を継続し、記録を20%向上させた」や「半年間でTOEICスコアを200点アップさせた」といった明確な数値は、聞き手に具体的な変化を想像させやすいです。

数値化が難しい場合でも、「○○部で唯一最後までプロジェクトに参加した」など、比較できる事実を提示すると効果的です。

成果の提示では、単なる数値だけでなく、その結果がどのような価値を生んだのかまで触れると、より印象が深まります。例えば「売上向上に貢献した」「チーム全体の士気を高めた」などです。

また、結果を提示する際は、継続の過程と成果をしっかり結び付けることが重要です。努力が成果に直結していることを明確にすれば、「この人はやり遂げられる人材だ」という評価を得やすくなります。

④志望企業での活かし方を提示する

最後に、これまで培った継続力を志望企業でどのように活かすのかを明確にしましょう。企業は過去の経験だけでなく、入社後にどのような価値を生み出すかを重視します。

例えば「営業職での顧客開拓において、地道な関係構築を継続し成果を出す」や「開発職で試行錯誤を繰り返しながら新しいサービスを形にする」といった形が考えられます。

具体的な職務や業界の特徴に即した説明をすると、説得力が増します。企業が掲げる理念や事業方針と、自分の継続力を重ね合わせて語ることも効果的です。

相手が求める人物像と自分の強みが一致していると感じさせられれば、採用への期待値は高まるでしょう。

また、活かし方を述べる際は「自分が何をできるか」だけでなく「企業にどんな利益をもたらせるか」という視点も取り入れてください。

そうすることで、単なる自己アピールに留まらず、「この人は現場で確実に力を発揮できる」という印象を与えられます。

継続力を効果的にアピールするためのコツ

就活において「継続力」は、多くの企業が評価する資質です。しかし「続けられます」とだけ伝えても、説得力は弱まります。採用担当者が知りたいのは、その背景や工夫、成果です。

ここでは、継続力をより魅力的に伝える具体的な方法を解説します。ポイントを押さえれば、自己PRがぐっと伝わりやすくなるでしょう。

  1. 企業が求める継続力を把握する
  2. 継続力を別の表現に言い換える
  3. 継続できた理由や背景を言語化する
  4. 期間や回数などの数字を活用する
  5. 継続の過程で工夫した点を強調する

①企業が求める継続力を把握する

評価される継続力とは、単なる我慢強さではなく、明確な目標に向かって主体的に行動を続けられる力です。企業は、困難や変化の中でも状況を分析し、課題を特定して改善を重ねる人材を求めています。

たとえば、アルバイトで売上向上を目指し、接客方法や商品配置を試行錯誤して成果を出した経験や、部活動で練習メニューを改良してチームの成績を伸ばした事例は好印象を与えるでしょう。

さらに、その継続が単なる作業ではなく、自分の成長や周囲への貢献につながっていると示せれば、説得力は一段と高まります。

自己PRでは「継続の目的」「課題解決の過程」「成果」という流れを意識し、事実と行動、結果を一貫して伝えてください。

これにより、採用担当者はあなたの行動力と成長意欲を具体的にイメージできるはずです。

②継続力を別の表現に言い換える

継続力という言葉をそのまま使うと、多くの就活生と似た印象になりやすいものです。

そこで、「粘り強さ」「改善意欲」「習慣化の能力」「長期的視点で取り組む力」など、目的や状況に応じて適切に言い換えることを意識してください。

例えば、研究活動では「探究心」、スポーツ経験では「挑戦を続ける力」などと表現すれば、経験に合った言葉でより鮮明に伝わります。

また、単なる努力だけでなく、課題に直面しても諦めず、解決策を見出す力として語れば、企業が求める問題解決能力も同時にアピール可能です。

こうした表現の幅を持たせることで、あなたの能力が一面的ではなく、多様な場面で価値を発揮できる人材だと印象づけられるでしょう。

言葉選びひとつで自己PRの印象は大きく変わるため、経験と結びつく表現を選ぶことが大切です。

③継続できた理由や背景を言語化する

「なぜ続けられたのか」という理由を明確にすると、自己PRの信頼性がぐっと高まります。採用担当者は、継続の裏にある動機や背景を知ることで、あなたの価値観や判断基準を理解しやすくなります。

例えば、「資格取得を目指したのは将来のキャリア形成に不可欠だった」「部活を続けたのは仲間との信頼関係が支えになった」など、個人的な思いを含めて説明すると説得力が増します。

さらに、動機を話す際はきっかけや転機にも触れると、よりストーリー性が生まれます。

モチベーションを保つ工夫や支えてくれた環境についても触れれば、周囲との関係性や柔軟な姿勢も同時にアピールできます。

結果や数字だけでは見えない部分を言葉にすることが、他の応募者との差を生む鍵になるでしょう。

④期間や回数などの数字を活用する

継続力を客観的に示すには、期間や回数といった数字が有効です。「3年間、週4日欠かさず練習した」「1年間で50冊の専門書を読破した」など、具体的な数値は努力の積み重ねを直感的に伝えます。

数字があると、採用担当者は成果の規模や継続の長さを正確にイメージできます。ただし、数字を出すだけでは自己PRとしては不十分です。

その数値がどのような努力や工夫の結果なのか、またそれがどのような成長や成果につながったのかを合わせて説明しましょう。

例えば、「3年間の活動でチームの勝率を20%向上させた」「1年間で50冊の専門書を読み、業界知識を深めた結果、ゼミの研究発表で最優秀賞を受賞した」といった形です。

数字と背景の両方を語ることで、継続の価値をより鮮明に示せます。

⑤継続の過程で工夫した点を強調する

継続した事実だけでなく、その過程でどのような工夫を行ったのかを具体的に伝えることは非常に重要です。

たとえば、勉強方法を定期的に見直して効率を高めた、モチベーションを維持するために仲間と進捗を共有した、課題を分解して短期目標を設定したなど、実践的な工夫は主体性を示す証拠となります。

企業は、ただやり続けるだけでなく、改善を繰り返しながら成果を出せる人材を高く評価します。また、工夫の内容によっては問題解決力やコミュニケーション力も同時にアピールできます。

工夫を語る際は、何を課題と捉え、どのような方法を試し、結果としてどう改善できたのかまで説明してください。

継続のやり方に焦点を当てれば、単なる努力家以上の「成長し続ける人材」という印象を与えられるでしょう。

自己PRで継続力を伝えるときの注意点

就活の面接やエントリーシートで「継続力」をアピールするときは、長く続けた経験を述べるだけでは評価につながりません。

企業は「なぜ続けられたのか」「そこから何を学んだのか」を知りたいと考えます。ここでは、伝え方の落とし穴や信頼感を高める工夫を紹介します。

  1. 「ただ続けただけ」と受け取られない工夫
  2. 短所と矛盾しない内容にする
  3. 当たり前と思われる題材を避ける

①「ただ続けただけ」と受け取られない工夫

継続力を語るときに最も避けたいのは、「長くやっていただけ」という印象を与えることです。採用担当者は、続けた期間よりも、そこに至るまでの過程や成果を重視します。

たとえば「3年間サークル活動を続けました」というだけでは、何を考え、どう成長したのかが見えません。

そこで重要になるのが、途中で直面した課題や失敗、そこから抜け出すために取った具体的な行動を盛り込むことです。

加えて、その努力が自分だけでなく周囲にどんな良い影響を与えたのかを示すと、説得力が一段と高まります。成果は数字や目に見える変化で示すと効果的です。

さらに、継続する中でどのように工夫を重ね、モチベーションを保ったのかを語れば、「ただ続けただけ」ではない本質的な継続力を証明できるでしょう。

②短所と矛盾しない内容にする

自己PRで継続力を強くアピールしても、履歴書や面接で語る短所と矛盾すれば信頼を損ねます。

短所に「飽きっぽい」と記載しながら「3年間続けた活動」を強調すると、一貫性に欠けると受け取られかねません。このような食い違いは、選考全体の評価を下げる要因になります。

だからこそ、短所を設定する段階から自己PRとの整合性を意識することが欠かせません。

たとえば短所を「慎重すぎる」とすれば、その慎重さが計画的な行動につながり、結果的に継続力を発揮できたと説明できます。

また、短所と長所を補完関係にすると、面接官はあなたの人物像を一貫して理解できます。さらに、短所を克服するために継続して取り組んだ具体例を添えると、成長意欲の高さも伝わりやすくなるでしょう。

③当たり前と思われる題材を避ける

「授業に毎回出席した」や「部活を3年間続けた」など、多くの学生が経験している題材は、自己PRとしては差別化が難しく、印象にも残りにくいです。

継続力を評価されるためには、他の応募者が持っていないユニークな経験や、希少性の高い取り組みを選ぶことが大切です。

たとえば、地域イベントを毎年企画運営し、参加者数を年々増やした実績や、難易度の高い資格取得を目指して数年間学び続けた経験は有効です。

加えて、その活動を始めたきっかけや、途中で直面した障害、そこから学んだことも盛り込むと、より説得力が増します。

特に、時間や労力をかけて築いた成果が周囲に与えた影響や、自分の価値観にどんな変化をもたらしたかを説明すれば、ただの継続ではなく、成長を伴った継続力として印象づけられるでしょう。

【経験別】継続力をアピールする自己PR例文集

「継続力」を自己PRで効果的に伝えるには、自分の経験に即した具体例が欠かせません。ここでは、さまざまな経験別に、継続力をどのようにアピールできるのかを例文付きで紹介します。

  1. 学業
  2. ゼミ活動
  3. 部活動・サークル
  4. アルバイト
  5. インターンシップ
  6. 趣味・特技
  7. 資格取得
  8. ボランティア
  9. 留学
  10. 受験

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①学業

学業をテーマにした自己PRでは、日々の努力やコツコツ取り組む姿勢を示すことがポイントです。具体的な成果や取り組みの過程を丁寧に伝えることで、継続力の説得力が高まります。

私は大学入学当初から、英語のスキル向上を目指して毎日30分の英語学習を続けてきました。

授業で学んだ内容を復習するだけでなく、洋書を読むことで語彙を増やし、リスニング力を鍛えるために英語のニュースも視聴しました。

最初は内容が理解できず苦戦しましたが、半年を過ぎた頃から少しずつ聞き取れる単語が増え、読解スピードも上がりました。

3年間継続した結果、TOEICのスコアは入学時から200点以上伸び、海外研修でも現地の学生と積極的に会話できるようになりました。

この経験から、目標に向かって日々積み重ねることの大切さを学びました。

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成果だけでなく、取り組みの過程や努力の工夫を具体的に盛り込むことで説得力が増します。数字や期間を明記すると、継続力のイメージがより明確になります。

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②ゼミ活動

ゼミ活動をテーマにした自己PRでは、研究やプロジェクトへの継続的な取り組みを通じて得た成果や成長を示すことが効果的です。チームワークや問題解決力と絡めて表現すると強みが際立ちます。

私はゼミ活動で、地域の観光資源を活用したマーケティング企画の研究を2年間続けてきました。毎週のミーティングでは調査進捗を共有し、役割分担を明確にしてデータ収集や分析を進めました。

初めは仮説通りの結果が出ず苦戦しましたが、試行錯誤を重ね、最終的に地域の観光協会へ提案できる具体案をまとめることができました。

この経験から、計画を立てて粘り強く取り組む姿勢の重要性を学びました。

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研究活動では、過程の工夫や困難の乗り越え方を具体的に書くと説得力が増します。成果物や提案内容に触れることで継続力の成果が明確になります。

③部活動・サークル

部活動やサークル活動をテーマにした自己PRでは、仲間との協力や練習の積み重ねを通じた成長を描くと効果的です。継続の背景やモチベーションの維持方法も含めると深みが出ます。

私は大学のバスケットボールサークルで、週3回の練習を4年間続けてきました。最初は体力や技術面で他のメンバーに劣っていましたが、毎回の練習で課題を設定し、基礎練習を欠かさず行いました。

結果として、3年目には試合で得点を挙げられるようになり、最終学年では副キャプテンを任されました。

この経験から、地道な努力の積み重ねと仲間との信頼関係が成果につながることを実感しました。

練習内容や役割の変化を明示すると成長過程が伝わります。役職や試合結果など具体的成果を入れるとより印象的になります。

④アルバイト

アルバイトをテーマにした自己PRでは、長期的な勤務やスキル向上を通じた継続力の証明が有効です。業務改善や新しい役割への挑戦を盛り込むとさらに説得力が増します。

私はカフェで2年間アルバイトを続けてきました。最初は接客やドリンク作りに時間がかかっていましたが、毎回のシフトで手順を見直し、先輩の動きを観察して改善を重ねました。

半年後には新人教育を任されるようになり、常連のお客様からも名前で呼ばれる関係を築くことができました。この経験から、日々の積み重ねが信頼やスキル向上につながることを学びました。

アルバイト経験では、期間や担当業務の変化を具体的に示すと継続の成果が明確になります。顧客や上司からの評価も好印象です。

⑤インターンシップ

インターンシップをテーマにした自己PRでは、短期間でも継続的に課題へ取り組み成果を出した点を強調します。学びや改善の姿勢を具体的に示すと評価が高まります。

私は3か月間の長期インターンシップで、企業のSNS運用を担当しました。毎日投稿内容を考え、アクセス数や反応を分析して改善を繰り返しました。

最初は投稿への反応が少なかったものの、試行錯誤を重ねた結果、フォロワー数を20%増やすことに成功しました。

この経験を通じて、限られた期間でも継続的に改善し成果を上げる力を身につけました。

短期の経験でも、毎日の取り組みや改善プロセスを描くと継続力が伝わります。成果は数字で示すと説得力が増します。

⑥趣味・特技

趣味や特技をテーマにした自己PRでは、楽しみながら続けてきた経験や成長を描くことが大切です。成果や挑戦の過程を具体的に示すと魅力的になります。

私は趣味でギターを弾き続け、大学入学から4年間毎日30分以上練習しています。

最初はコードチェンジもスムーズにできませんでしたが、好きな曲を目標に練習を重ね、文化祭での演奏にも挑戦しました。

本番では緊張しましたが、練習の成果を発揮でき、大きな達成感を得ました。この経験から、好きなことでも努力を重ねることで大きな成果を得られると実感しました。

趣味や特技では、期間や練習頻度を明記し、達成した出来事を入れると印象が強まります。感情の変化も加えると共感を得やすくなります。

⑦資格取得

資格取得をテーマにした自己PRでは、勉強計画と努力の継続を明確に示すことが大切です。学習方法や工夫を加えると説得力が増します。

私は簿記2級の資格取得を目指し、半年間毎日1時間以上勉強を続けました。授業やアルバイトの合間を活用し、苦手分野は問題集を繰り返し解きました。

模試では合格点に届かず悔しい思いもしましたが、弱点克服に集中し、本番で合格することができました。この経験から、計画的に努力を続けることで成果が得られると学びました。

資格取得では、勉強期間や時間、克服した課題を明示すると継続力が伝わります。努力の工夫を入れるとより印象的です。

⑧ボランティア

ボランティアをテーマにした自己PRでは、継続的な参加とその中で得た学びを描くことが効果的です。動機や活動内容を具体的に示すと伝わりやすくなります。

私は地域の清掃ボランティアに毎月参加し、3年間活動を続けてきました。最初は友人に誘われて参加しましたが、地域の方々から感謝の言葉をいただき、やりがいを感じるようになりました。

雨の日や寒い日もありましたが、仲間と声を掛け合いながら続け、地域の美化に貢献できました。この経験から、継続することで環境や人との関係を変えられると実感しました。

活動頻度や期間、得られた学びを具体的に書くと継続力が伝わります。参加の動機ややりがいも加えると印象が深まります。

⑨留学

留学をテーマにした自己PRでは、準備期間や現地での継続的な学びを強調すると効果的です。困難とその克服方法も合わせて描くと説得力が高まります。

私は半年間の留学を通じて英語力向上を目指しました。渡航前から毎日1時間の学習を続け、現地でも積極的に会話の機会を作りました。

最初は話すことに緊張しましたが、毎日の交流で少しずつ自信がつき、現地の友人とも深く関われるようになりました。

この経験を通じて、継続的な努力が語学力と人間関係の向上につながることを学びました。

留学では、準備期間と現地での努力の両方を示すと継続力が明確になります。克服した課題も加えると説得力が増します。

⑩受験

受験をテーマにした自己PRでは、合格に向けた計画的な努力と忍耐力を描くと効果的です。具体的な学習方法や工夫を入れると説得力が高まります。

私は大学受験に向け、高校2年の春から毎日3時間以上の勉強を続けました。苦手な数学は基礎からやり直し、間違えた問題は解き直す習慣を徹底しました。

模試で結果が伸び悩む時期もありましたが、弱点分析と計画修正を繰り返し、第一志望校に合格することができました。この経験から、諦めずに努力を積み重ねる大切さを学びました。

受験では、学習時間や克服方法を具体的に示すと継続力が伝わります。停滞期や失敗経験も加えると説得力が増します。

自己PRで継続力を伝えるときのNG例文

自己PRで継続力をアピールする際、良かれと思って書いた内容が逆効果になることがあります。ここでは、誤解を招いたり説得力を欠くNG例を具体的に解説します。

  1. 継続力の種類や活かし方が抽象的な例
  2. 当たり前のことをアピールしている例
  3. 題材が複数で焦点が定まっていない例
  4. 成果や成長が具体的に示されていない例
  5. 継続の理由が説得力に欠ける例

①継続力の種類や活かし方が抽象的な例

ここでは、継続力を伝えようとしても、種類や活かし方があいまいになってしまう例を紹介します。具体性が不足すると、説得力が弱まり採用担当者に伝わりにくくなります。

私は何事も続けることが得意です。大学生活ではアルバイトやサークル活動など、さまざまな場面で継続力を発揮してきました。

特に、飲食店でのアルバイトは1年半続けており、忙しい時期も乗り越えてきました。サークル活動でも仲間と協力しながらイベントを企画し、毎年継続して参加しています。

このように、私はいろいろな場面で続ける力を持っていると考えています。

この例文はエピソードが複数並んでいますが、それぞれの活動で何を学び、どのように活かしたかが示されていません。

同じテーマを書くときは、一つの経験に絞り、その継続の理由や得られた成果を具体的に記述しましょう。

②当たり前のことをアピールしている例

ここでは、一見すると努力しているように見えても、誰もが行う行動を強調してしまう例を紹介します。当たり前のことだけでは評価につながりにくくなります。

私は大学生活で毎日きちんと講義に出席してきました。雨の日も寒い日も欠かさず通学し、講義内容をノートにまとめています。

課題も締切を守って提出し、試験前には友人と勉強会を開いています。このように、学生としての基本的な取り組みをしっかり続けてきました。

この例文は学生として当然の行動を強調しており、差別化ができていません。同じテーマを書く場合は、基本行動の中でも自分なりの工夫や困難を乗り越えた具体的な体験を加えることが重要です。

③題材が複数で焦点が定まっていない例

ここでは、複数のエピソードを盛り込みすぎて、アピールポイントがぼやけてしまう例を紹介します。焦点が定まらないと、印象が薄くなります。

私は大学生活で多くの活動に取り組んできました。飲食店でのアルバイトでは接客スキルを磨き、ボランティア活動では地域の方と交流しました。

さらにゼミ活動では研究発表を行い、サークルではイベント企画を担当しました。こうした経験で、さまざまな力を身につけました。

この例文は題材が多すぎて、どの経験を通して何を得たのかが明確になっていません。同じテーマを書く場合は、ひとつの経験に絞り、その継続性と成果を深く掘り下げると効果的です。

④成果や成長が具体的に示されていない例

ここでは、継続してきた事実だけを述べて、成果や成長の具体的な内容が欠けている例を紹介します。結果が見えないと説得力は弱まります。

私は大学入学時から英会話の勉強を続けています。毎日30分は単語やフレーズを覚える時間を確保し、週に1回は英会話カフェにも通っています。

この習慣は3年間続いており、今後も続けていくつもりです。

この例文は努力の過程は見えますが、その結果何ができるようになったかが示されていません。同じテーマを書く場合は、達成できた目標や身についたスキルを具体的に書くことが重要です。

⑤継続の理由が説得力に欠ける例

ここでは、継続している理由が弱く、動機や背景に納得感がない例を紹介します。理由があいまいだと印象が薄れます。

私は大学1年生のときからランニングを続けています。週に3回ほど走っており、習慣として生活の一部になっています。

特に理由はありませんが、なんとなく健康に良さそうだと思って続けています。

この例文は継続の理由が「なんとなく」になっており、動機の説得力がありません。同じテーマを書く場合は、継続を始めたきっかけや続ける中での目的を明確にすることが大切です。

継続力を戦略的に自己PRで伝えよう

自己PRにおいて継続力は、就活で高く評価される重要な資質です。

なぜなら、継続力は目標達成のために努力を続ける力や、困難を乗り越える粘り強さ、主体性を持って工夫する姿勢、そして長期的視点で取り組む姿勢など、多面的な能力を含んでいるからです。

企業はこれらを通して、入社後も安定して成果を出せる人物かを見極めます。そのため自己PRでは、具体的なエピソードや成果を数値で示し、志望企業でどのように活かせるかを明確に伝えることが不可欠です。

また、企業が求める継続力のポイントを押さえ、数字や工夫の過程を交えて説得力を高めることで、印象に残る自己PRが完成します。継続力を戦略的に表現できれば、あなたの強みは確実に企業へ届きます。

若林

このメディアの監修者

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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