就活豆知識

HOME > カリクル就活 > 就活豆知識 > アナウンサー試験のエントリーシートをポイント・例文と共に解説!

アナウンサー試験のエントリーシートをポイント・例文と共に解説!

「アナウンサー」といえば、誰もが憧れる人気の職業の1つです。「自分もアナウンサーになれたら」と思っている方も、多くいるのではないでしょうか。

しかしアナウンサーの試験は、簡単なものではありません。入り口であるエントリーシートの時点で、しっかりとした対策が求められるでしょう。

そのため本記事では、アナウンサー試験のエントリーシートに関して、質問事項別のポイントや例文などを紹介します。

アナウンサーの試験突破は狭き門!

アナウンサーの就職試験に挑むうえでまず認識しておきたいのが、アナウンサー試験の突破が極めて難しいことです。

採用試験の倍率は、なんと1,000倍とも言われています。通常であれば、大企業であっても倍率は数百倍程度が一般的です。

非常に狭き門であるため、エントリーシートの作り込みは必須だと言えます。書類審査の段階で落とされてしまい、面接すらできないことも決して珍しくありません。

特に志望動機と証明写真については、合否を左右するほど重要なポイントです。そのため、後悔しないようにしっかりとこだわりましょう。

【アナウンサー試験のエントリーシート】頻出の質問事項5つ

アナウンサー試験におけるエントリーシートでは、以下の質問事項が頻出だと言えます。

  1. 自己PR
  2. 志望動機
  3. 趣味・特技
  4. 担当したい番組と理由
  5. 目標とするアナウンサー

ここでポイントを確認し、準備・対策に活かしてくださいね

①自己㏚は他の就活生と差をつけよう

自己PRを考える際には、他の就活生との差別化の意識が求められます。自己PRは最も自分の個性を出しやすく、採用担当者にアピールする絶好の機会だからです。

そして魅力的な自己PRを作り上げるには、自分の強みをしっかりと把握しておかなくてはいけません。

自己分析を徹底的に行い、自分の魅力がアナウンサーとしてどう活かせるのかを意識しながら作成するようにしましょう。

また、説得力のある自己PRにするためには、自分の実体験を交えながら作成することも欠かせません。

②志望動機では熱意を伝えよう

志望動機を考える際には、熱意を伝えることに重点を置きます。一見華やかに見えるアナウンサーの世界ですが、続けるには相応の覚悟が必要だからです。

アナウンサーとして多くの人の目や耳に触れるようになれば、通常は経験しないような大きなプレッシャーを常に受けることも日常的にあり得ます。

熱意を持って仕事に取り組める人材でなければ、仕事を続けていくことも難しいでしょう。

そのためありきたりな志望動機ではなく、自分にしか書けない熱意のこもったものを作り上げることが求められます。

③趣味・特技ではプライベートな1面を見せよう

趣味や特技を記入する際には、プライベートな一面をのぞかせることがポイントです。アナウンサーの仕事は、ニュースを読むことだけではありません。

さまざまな活動を求められるため、趣味や特技があれば仕事で発揮できる可能性が十分にあります

また趣味や特技を伝えることで、自分の人間性や価値観をアピールすることも可能です。

ただしあくまでも趣味・特技を伝える項目であるため、自己PRとの違いを意識することが大切でしょう。

④担当したい番組と理由はアナウンサー特有の質問

アナウンサー試験特有の質問として、担当したい番組と理由が挙げられます。回答に当たっては、そのテレビ局の特徴を押さえることが重要です。

たとえば、スポーツ中継に力を入れている局で「バラエティー番組に挑戦したい」と言えば、「じゃあどうしてこの会社なの?」と疑問を抱かれてしまいます。

どう答えれば採用担当者へアピールできるのか、考えて取り組むことが大切です。企業研究を行い、局の特徴を把握したうえで自分なりの答えを練り上げましょう。

⑤目標とするアナウンサーでは志望局の先輩を答えよう

一般的な企業では、業界内の特定の人物を答えさせるような質問はあまりありませんよね。ですが、アナウンサー志望となると「目標とするアナウンサー」について尋ねられることも。

ここでは「誰にすべき」との明確な模範解答はありませんが、自己PRや担当したい番組など、他の項目と矛盾がないように人選することが大切です。

また、たとえ回答が自由とされていても、空欄にして提出することは避けましょう。空欄のままだと、「熱意がない」「目標がない」などととられかねません。

アナウンサー試験のエントリーシートを書く上でのポイント3つ

アナウンサー試験のエントリーシートを書くうえでは、以下の3つのポイントを押さえることが重要です。

  1. 自己分析を徹底する
  2. 志望局研究を徹底する
  3. 人となりをイメージしてもらえる文を書く

どれだけ自分をアピールできるかがポイントですので、基本を理解して取り組みましょう。

①自己分析を徹底する

エントリーシートを作成するうえではまず、自己分析を徹底して行うことが重要です。自分の魅力をよく知らなくては、採用担当者へ伝えることはもちろんできません。

アナウンサー試験の倍率は非常に高く、自分の魅力を理解できていない人が通過できるほど甘いものではないと言えます。

そして自分の魅力を知るためには、徹底して自分を見つめ直すことが必須です。

自分の魅力を伝える方法を考えるより前に、自分の魅力を知る必要があると心得ましょう。

②志望局研究を徹底する

自分が志望する局についても、徹底した研究が求められます。志望局の特徴が分からないままでは、志望動機を明確にすることも困難であるためです。

情報収集をしっかりと行い、どんな特徴があるのかをできるだけ把握するようにしましょう。

情報収集に当たっては、インターネットだけでなくさまざまなツール・機会を利用すべきです。

たとえば局主催のセミナーに参加すれば、アナウンサーの仕事を体験しつつ局の特徴についても理解を深められます。

③人となりをイメージしてもらえる文を書く

エントリーシートの文章を書く際には、自分の人柄・人間性をイメージしてもらうことを意識しましょう。

エントリーシートで自分について上手く伝えて書類審査を突破しなければ、その次の面接を受ける権利すらも与えられないためです。

会ったこともない採用担当者に文章で自分の人柄を伝えることは、決して簡単ではありません。

そのため、ひとつひとつの項目を決して無駄にしないように、可能な限り自分のことを伝えるようにしましょう。

アナウンサーのエントリーシートに貼る証明写真のポイント3つ

アナウンサーのエントリーシートにおいては、証明写真へのこだわりも欠かせません。具体的なポイントとしては、以下の3つが挙げられます。

  1. スタジオでスナップ写真を撮る
  2. 1番顔が綺麗に映った写真を選ぶ
  3. 服装・髪型を整える

①スタジオでスナップ写真を撮る

アナウンサ試験のエントリーシートに貼る写真には、スタジオで撮影したスナップ写真を用意することが大切です。

スナップ写真とは、一般的な証明写真よりも自然な様子を撮影した写真のことを指します。

アナウンサー試験のエントリーシートでは自分らしさを表現することが大切であり、そのためには堅い印象の証明写真よりもスナップ写真の方が適しているのです。

スナップ写真は、知人・友人に依頼すれば撮影できます。しかしより自分らしさを伝えられる写真を撮るためには、スタジオでプロに依頼することがおすすめです。

②1番顔が綺麗に映った写真を選ぶ

写真を選ぶ際には、自分の魅力が最も詰まった1枚を選ぶことが重要です。採用担当者は、エントリーシートの写真を見てあなたに対するイメージを持ちます。

明確なイメージを持って撮影に臨んだとしても、すぐに理想通りの写真が撮れることはほとんどありません。それは、スタジオのプロに撮影を依頼したとしても同様です。

写真の出来栄えには決して妥協せず、「絶対にこれが良い」と思えるような写真が取れるまであきらめずに取り組むことが求められるでしょう。

③服装・髪型を整える

写真撮影の際には、もちろん服装や髪形を整えることも大切です。自分らしさを表現すると言っても、最低限のマナーを無視してはいけません。

アナウンサーは、幅広い人に見られる仕事です。見た目から良い印象を受けられなければ、企業側が採用したいと考えることはないでしょう。

また、アナウンサーになってからも、身だしなみは基本的に自分で整えることが求められます

女性であれば化粧にこだわることはもちろん大切ですが、髪形や服装が乱れないようにすることにも気を付けるべきです。

アナウンサーの志望動機のポイント4つ

アナウンサーの志望動機を考えるうえでは、以下の4つのポイントを押さえることが重要です。

  1. 志望理由を明確にする
  2. 理想のアナウンサー像を具体的に伝える
  3. なぜそのテレビ局なのかを記載する
  4. アピールポイントをしっかり述べる

①志望理由を明確にする

志望理由を明確にすることは、エントリーシートを作成するうえでまず大切です。

倍率1,000倍の職業であるアナウンサーには、「できることならなりたい」と思っている人が非常に多くいます。

その中で採用担当者にアピールするには、「なぜアナウンサーなのか」「他の仕事ではだめなのか」を明確にできなくてはいけません。

アナウンサーを目指すようになったエピソードを交えて、自分にしか語れない志望理由を伝えるようにしましょう。

②理想のアナウンサー像を具体的に伝える

理想のアナウンサー像を明確に伝えることも、志望動機においては欠かせないポイントの1つです。

どんな仕事をしたいのかが明確に説明できなければ、入社した後どんなふうに活躍するのかを採用担当者にイメージしてもらうことができません。

理想のアナウンサー像を思い描くためには、調べるだけでなくセミナーやインターンシップに参加して実際の仕事を体験することも重要です。

調べたことや体験したことを元にして情報を整理し、自分なりの言葉で理想のアナウンサー像についてまとめてみましょう。

③なぜそのテレビ局なのかを記載する

明確にしておきたいこととしては、「そのテレビ局を選んだ理由」も挙げられます。志望動機がどの局でも通用するようなありきたりなものだったら、採用担当者に熱意が伝わりません。

「別の会社でも良いのでは?」と思われてしまえば、採用される可能性は低くなってしまうでしょう。そのテレビ局を選んだ理由を明確にするには、企業研究をしっかりと行う必要があります。

経営理念や力を入れている分野などを理解したうえで、「そのテレビ局でなければいけない理由」を整理することをおすすめします。

④アピールポイントをしっかり述べる

志望動機を伝える際には、自分のアピールポイントをしっかり述べることも求められます。採用担当者の印象に少しでも残るように、できるだけのアピールはすべきです。

アナウンサーになるために練習していることや取得したスキルなどを、志望動機に盛り込んでおきましょう。

どんなスキルなら採用担当者の目を引けるのか考えつつ、自分を最大限魅力的に見せる表現が求められます。

【アナウンサーのエントリーシート】志望動機の例文

エントリーシートを作成するうえでは、例文を参考にすることがおすすめです。ここでは、アナウンサーのエントリーシートの例文を以下の2パターンに分けて紹介します。

  1. アナウンサーへのあこがれを強調した例文
  2. テレビ局の企業理解ができていることをアピールする例文

①例文1

私は、自分の言葉で人々を力づけられるアナウンサーになりたいと考えています。

私は幼少期からずっと、人を勇気づけられる、力づけられるミュージシャンになりたいと思っていました。そのためにピアノの引き語りを練習し、ボイストレーニングも継続してきました。

しかしなかなか思うようにチャンスをつかめず悩んでいる中で、楽しみになっていたのが貴社の番組です。その番組でアナウンサーの元気いっぱいの挨拶を聞くことで、「もう少し頑張ってみよう」と思えるようになっていたのです。

その時はまだ気づいてはいませんでしたが、就職を意識するようになって改めて、人に力を与えられるアナウンサーに憧れるようになりました。

貴社に入社したら、ボイストレーニングで培った発声の技術を活かして業務に貢献したいと考えています。

②例文2

私が貴社のアナウンサーになりたいと考えたのは、貴社の「地域の人々の暮らしに貢献する」との理念に感銘を受けたからです。

私も、メディアが果たすべき役割として地域貢献が非常に重要だと考えています。自分が伝えた情報によって地域の人たちの生活が豊かになり、前向きに生活していけるようになれば、非常に素晴らしいことだと思います。

地域の発展を大切にする貴社の姿勢は、私が思い描いているアナウンサー像とも重なるものです。アナウンサーとして地域の方々の生活に貢献できる仕事ができるのは、貴社以外にはないと考えて志望しました。

私が貴社に入社しましたら、学生時代より培ってきた○○の知識を活かして業務に貢献したいと考えています。

綿密なエントリーシートを作成してアナウンサー試験に挑もう

テレビ局のアナウンサー試験は、1,000倍もの高い倍率で知られる難関試験です。

面接を受ける前の段階で不合格になってしまわないように、しっかりと対策を練ってエントリーシートを作成することが求められます。

また証明写真についても、自分らしさや人柄を十分に伝えられるようにこだわって撮影することが重要でしょう。

本記事で紹介したポイントや注意点を参考にして、ぜひともアナウンサー試験にチャレンジしてみてくださいね。

  • フェイスブック
  • ツイッター

若林

この記事を書いた人

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

PICKUPピックアップ記事

まずはカリクル公式LINEを友だち追加!

無料スーツレンタルはこちら