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就活はいつまで続けても良い?平均時期や就活が長引いたときの対策を解説

就活の進め方は人それぞれです。大学3、4年生から始める人もいれば、大学2年生の早い段階から始める人もいます。

ですが始める時期が異なると、「就活が終わらなくて不安…」「みんなはどのくらいで就活を終わらせているんだろう」などと気になりますよね。

本記事では、就活の平均時期や具体的なスケジュール、就活を終わらせる方法を紹介します。これを参考に、自分の納得のいく形で就活を進めましょう!

吉田

キャリアアドバイザー 吉田

新卒で株式会社C-mindに入社後、キャリアアドバイザーとして累計1000人以上の就活生との面談を経験。就活時代も大手からベンチャーまで様々な業界・職種を見てきた経験から、幅広い視点でのサポートを得意とする。

就活はいつまで続く?平均時期と就活スケジュールを確認

ここでは、就活の平均時期やスケジュールなどを紹介します。

  1. 就活の終了時期|大学4年の6~7月が目安
  2. 就活のスケジュールを確認
  3. 秋採用や通年採用の企業も増えている

就活の全体の流れを把握して、いつまで就活を続けるか、見通しを立てましょう。

就活の終了時期|大学4年の6~7月が目安

引用元:「学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査報告書」

内閣府の「学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査報告書」によると、大学4年生の9割以上が、7月までに就職予定の企業から内々定をもらっていることがわかります

このため、就活を終わらせる時期は大学4年生の6〜7月を目安にしてみましょう。

就活スケジュールを確認

これから就活のスケジュールを考える人は、大学3年生2月まで、大学3年生の3月、大学4年生の6月〜8月の3つに分けて、それぞれの時期にやるべきことを進めましょう。

大学3年生の2月まで

  • インターンシップへの参加
  • 業界・企業研究
  • 自己分析

大学3年生の3月

  • 企業説明会への参加
  • 志望企業に関する情報収集

大学4年生の6月〜8月

  • ES提出
  • 面接準備

一方、冒頭にも述べたように、早期選考を行なっている企業では、6月以前に選考を開始することもあります。志望企業のHPや採用情報をこまめに確認し、重要な情報を見逃さないように気をつけましょう。

就活のスケジュール管理を行うことで、選考に向けた対策や今後の見通しが立てやすくなります。企業の情報を確認し、予定を立てながら就活を進めてみましょう。

秋採用や通年採用の企業も増えている

「夏採用で受からないと採用は厳しいのか?」と不安に思う人もいるかもしれません。ですが最近は、9〜11月頃に行われる「秋採用」や通年採用を実施している企業も多数存在します。

夏採用までに準備が間に合わない、夏採用で落ちたといった場合でも諦めず、他に採用時期がないか確認してみましょう。

それでも就活が終わるか不安!という人は、以下の「就活を終わらせるためにやるべき4つの対策」を見て、対策を立ててみましょう。

焦りは禁物!就活をいつまで続けるかは自分の納得感と相談しよう

今は就活の早期化が進んでいることもあり、4~5月の時点で内定を獲得する人も多くいます。

周りが内定を早めにもらっていると「自分もどうにか早く就活を終わらせたい……!」と思ってしまいますよね。

しかし、焦りは禁物!なぜなら、実は「内定が早めに出る=就活が終わる」ではないからです。

引用元:「学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査報告書」

内閣府の「学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査報告書」によると、「5月までに初めてどこかしらの内々定をもらった人」は8割以上を占めています。

しかし、次に以下の画像を見てください。内閣府の同調査では、5月までに入社予定の企業から内々定をもらい、就活を終わらせた人は58.2%。

つまり、内々定をもらえた人全員が就活を終わらせたわけではないのです。

引用元:「学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査報告書」

この結果より、早い時期に内定をもらったとしても、就活を続けるか否か迷う人は多く存在すると言えるでしょう。

大切なのは、内定をもらうことではなく、「納得して就活を終える」こと。自分と相談した上で、就活を終えるタイミングを決めましょう。

納得して就活を終えることで、入社後に充実した社会人生活を送ることができますよ!「就活を続ける」という選択肢もあることを覚えておきましょう。

いつまでに決まらないとやばい?就活を終える目安を3つ紹介

就活を終わらせる時期の目安は6~7月ですが、「その時期を過ぎてしまったら就活失敗なの?」と不安になる人もいますよね。

しかし、まったくそんなことはありません。6~7月を過ぎてもチャンスはまだ残っています。

ここでは、就活を終える時期の目安を3段階に分けて紹介します。採用形式によって就活を終えるタイミングは異なるため、自分が目指す採用時期と合わせて確認してみてくださいね。

  1. 大学4年の8月
  2. 大学4年の12月
  3. 大学4年の3月

①【一般的】大学4年の8月

まず一般的なのは、大学4年生の8月に就活を終了するパターンです。

基本的に内定式は10月に行われるため、多くの企業が8〜9月にかけて就活生を募集します。

どの時期に就活を終えるべきか悩んでいる人は、一旦この時期をゴールにして、就活の計画を立てることをおすすめします。

②【秋採用】大学4年の12月

秋採用を狙う場合は、大学4年生の12月を目標にしてみましょう。

9〜11月にかけて行われる秋採用では、この時期まで選考を行っている可能性が高いです。

8月までに対策が間に合わない、間に合うか不安という人は、この時期まで見据えてエントリーをすると良いでしょう。

③【通年採用】大学4年の3月

大学4年の12月までに間に合わなかった人は、大学4年生の3月を目安にしてみましょう。

就活が進められなかった場合でも諦めず、通年採用をしている企業を探すことが大切です。

ただし、この時期に募集している企業や採用情報は限られていることが多いです。確実に内定がほしいという人は、キャリアアドバイザーを活用することをおすすめします。

カリクルでは、経験豊富なキャリアアドバイザーが自己分析やES添削、面接練習まで手厚くサポート。下のボタンからぜひ相談してみてくださいね。

就活が終わらなくなる4つの理由

就活が終わらなかったらどうしよう、と不安な人は、就活が終わらなくなる原因を考えてみましょう。原因を理解することで、就活を長引かせない対策を立てることができますよ。

以下の4つの原因を参考に、自分の就活を見直してみましょう。

  1. 1人で就活を進めている
  2. 選考へのエントリー数が少ない
  3. 難易度の高い企業ばかり志望している
  4. 就活の対策が不十分

①1人で就活を進めている

1つ目の原因は、1人で就活を進めていることです。

1人で就活に関する情報を集めるには限りがあり、時には有益な情報を見逃してしまうこともあります。そのためネットではなく、他の就活生や企業の社員、大学などを通して、就活の正確な情報を集めましょう。

自己分析では、第三者から見た客観的な意見が必要になってきます。自分だけで進めようとせず、周りの人に協力してもらいながら分析してみましょう。

②選考へのエントリー数が少ない

2つ目の原因は、選考へのエントリー数が少ないことです。

エントリー数が少ないと採用確率が下がり、就活が長引く可能性が高くなります。エントリー数が多すぎても問題ですが、エントリー数が1ケタの人は、もう少し多めにエントリーしてみましょう。

就活全体で20~30社ほどを目安にエントリーしておくと良いですよ。

③難易度の高い企業ばかり志望している

3つ目の原因は、難易度が高い企業のみを志望していることです。

難易度が高い企業は就活生に人気が高く、採用倍率が高くなるでしょう。そのような企業ばかり志望していると、自然と就活は長引いてしまいます。

また、難易度の高い企業に就職できたとしても、入社後にミスマッチを感じ、離職してしまう可能性もありますよね。

後悔のない就活をするためにも、企業分析や自己分析を行うほか、企業を選ぶ基準を柔軟に変え、自分に合った企業を探すことが大切です。

④就活の対策が不十分

4つ目の原因は、就活の対策が不十分であることです。

企業は志願者との面接やESを通して、入社する意思があるかどうか判断します。この対策が不十分であると、会社とマッチしている人物ではないと思われ、不採用が続いてしまうかもしれません。

手当たり次第就活を進めるのではなく、事前に自己分析や面接・ES対策などを行い、選考に挑みましょう。

次の章からは、就活を終わらせる具体的な対策について説明しているので、気になる人は合わせて読んでみてくださいね。

就活を終わらせるためにやるべき5つの対策

就活を続けているのに次の選考に進まないという人は、別の対策を立ててみましょう

ここでは、就活を終わらせるためにやるべき4つの対策を紹介します。これらのやり方を試して、就活を進めるコツを掴みましょう。

  1. 就活エージェントに相談してみる 
  2. 志望する業界を広げてみる
  3. 就活の振り返りをする
  4. 秋採用・通年採用の企業にエントリーする
  5. ES対策や面接対策を繰り返す 

①就活エージェントに相談してみる

就活エージェントに相談することで、就活を成功する可能性が高まります

就活エージェントは、豊富な就活経験を持つプロです。プロから見た就活生の長所や短所、面接やESのコツ、また就活生に合いそうな企業などを的確にアドバイスしてくれます。

カリクルでは、プロの就活エージェントと「完全無料」で相談ができます。平均7~8回の面談を通して、自己分析からES添削、企業紹介、面接練習まで徹底サポート。不安なことは、いつでもLINEで相談することができます。

まだ予約枠があるので、対策に困る人はぜひ利用してみて下さいね。就活で悩んでいる人は、ぜひ一度ご相談ください。

②志望する業界を広げてみる

特定の業界に絞った方が企業分析に時間を費やすことができ、就活が進めやすいと考える人もいるでしょう。

しかし、業界を絞りすぎるとエントリー数が少なくなり、就活を長引かせる原因になってしまいます。

その場合は業界を広げて、エントリー数を増やしてみましょう。別の業界に意識を向けることで、新たな発見や出会いがあるかもしれません。

③就活の振り返りをする

ESの提出や面接に追われて、就活の振り返りを行っていない、という人もいるのではないでしょうか。

これまでの就活を振り返ることで、徹底的に自己分析ができ、より良いES・面接につなげられますよ。

以下の、自己分析・ES・面接それぞれのポイントを参考に、自分の就活を振り返ってみましょう。

自己分析のチェックポイント

  • 自分を客観的に評価できているか
  • やりたいことを見つけられているか
  • 長所・短所を把握しているか

ESのチェックポイント

  • 論理的でわかりやすく書けているか
  • 企業が求める人材に結びつけて書けているか
  • 誤字脱字はないか

面接のチェックポイント

  • 言葉遣いやマナーは適切か
  • 質問に対して、的確かつ具体的に回答しているか
  • 逆質問にも対応できているか
  • 深掘り質問への対策はできているか

振り返りを行うことで自分の課題を整理し、今後にどう活かしていくのか、考えられるようになりますよ。一度立ち止まって、これまでの就活を思い返してみましょう。

④秋採用・通年採用の企業にエントリーする

秋採用や通年採用にエントリーするという方法もあります。

夏採用で落ちてしまっても、内定できるチャンスはまだ残っています。例えば、内定辞退者の補充で突然募集を始めたり、採用枠の多い企業が追加募集を行ったりする場合があります。

志望する企業が秋採用や通年採用を行なっていないか、こまめに確認してみましょう。

⑤ES対策や面接対策を繰り返す 

ESや面接対策は、就活を成功させる鍵となります。

選考の第一歩であるESでは、採用担当者に「この人に会ってみたい」と思わせることが重要です。対策を立てて、質の高いESを作成しましょう。

続いて行われる面接では、ビジネスマナーや身なり、質疑応答などを通して総合的に判断されます。当日どんな質問にも答えられるよう、事前に練習を重ねましょう。

いつまで続ける?就活の内定に関するよくある疑問

企業から内定が出ても就活を続けるべきか、悩んだ人は多いのではないでしょうか。

ここでは、就活の内定にまつわる質問を2つ紹介します。回答を参考にして、就職を続ける目安を決めてみましょう。

①内定が出たら就活はやめるべき?

内定が出たからといって、何も考えずに就活をやめてはいけません。就活をやめる時は、自分が本当にその企業に入りたいか、よく考えることが大切です。

例えば、「就活の軸と企業の特徴がずれていないか」「企業のネームバリューを過大評価していないか」「焦ってすぐ就活を終わらせようとしていないか」などを考えてみましょう。

内定が出ても納得がいかない場合は、就活を続けることをおすすめします。

②内定辞退のタイミングはいつまでが期限?

内定辞退は、入社予定の2週間前までが期限です。それ以降は企業に迷惑がかかってしまうため、辞退を決めた段階で早めに連絡しましょう。

また、辞退するときは、なるべく企業の業務時間内に連絡しましょう。内定辞退の方法について詳しく知りたい人は、以下の記事も確認してみてくださいね。

就活をいつまで続けるかは自分が納得できるかどうかで選ぼう

今回は、就活を始める時期や終える目安について紹介しました。

就活をいつまで続けるかは人それぞれであり、期限は決まっていません。大切なのは、自分が納得する形で終わらせること。

事前に自己分析やES・面接対策を行い、後悔のない就活にしましょう。

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若林

この記事を書いた人

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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