インターン後の懇親会は、就活を有利に進めるための重要な場です。上手に立ち回れば、社員との交流や情報収集、自己PRの機会を得られます。
しかし「懇親会はどのように過ごせばいいの?何に気をつければいいの?」と悩みますよね。そもそも参加する必要はあるのか、疑問に思う人もいると思います。
本記事では、懇親会の目的や参加のメリット、注意点を解説します。積極的に参加し、準備やマナーに気を付けながら、懇親会を有効に利用して就活を有利に進めましょう。
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インターン後の懇親会とは社員と学生の食事会
インターン後の懇親会は、簡単に言うと社員と学生との食事会です。社員とインターン生が食事を共にし、親睦を深めることが主な目的です。
懇親会では、食事だけでなくお酒が提供される場合もあります。流れは一般的な飲み会と同じで、席決め、乾杯、食事、締めの順番です。
懇親会がきっかけで就活が有利に進むこともあるため、目的やポイントを押さえた上で参加するとよいでしょう。
企業がインターン後に懇親会を開く3つの目的

企業がインターン後に懇親会を開く目的は、下記の3つです。それぞれ見ていきましょう。
- 学生と意見・情報を交換するため
- 学生の素に近い様子を見るため
- 企業に良い印象をもってもらうため
①学生と意見・情報を交換するため
懇親会は、学生と企業の社員が直接コミュニケーションを取る貴重な場です。学生が企業に聞きたいことが多いように、企業もまた学生に意見や情報を求めていることがあります。
企業は学生の視点からのフィードバックを受けることで、インターン内容の改善や新たなアイデアの発掘につなげられます。
懇親会は、学生同士の交流だけでなく、企業と学生の交流の場としても機能しているのです。
②学生の素に近い様子を見るため
企業は、インターンシップ中に学生たちの能力や仕事への取り組みを見ます。しかし、短期間で人柄を知ることは難しいでしょう。そのため、企業は懇親会を通して学生たちの素の姿や人柄を知ろうとしているのです。
懇親会ではリラックスした雰囲気の中での会話や交流ができるため、学生たちの本来の性格やコミュニケーション能力をより深く知れるのです。
③企業に良い印象をもってもらうため
インターンを終えた学生は、将来の就職先を考える上で、企業に対して強い関心を持っている状態です。
企業は学生に対して親近感や信頼感を与えることで、企業に良いイメージを持ってもらうことも目的にしています。
懇親会を通して、学生たちは企業の社員と直接対話する機会を持ち、社風や企業文化を感じられます。また、懇親会で楽しい時間を共有することによって、学生に企業を魅力的な存在として捉えてもらうことが期待できるのです。
インターン後の懇親会に参加する3つのメリット

続いては、インターン後の懇親会に参加することで学生が得られるメリットを3つ紹介します。
- 社員に自分の印象を残すチャンスになる
- 企業の雰囲気がつかめる
- 社員や学生から就活の情報を得られる
①社員に自分の印象を残すチャンスになる
懇親会は、学生が社員との交流を深める絶好の機会です。懇親会に参加している社員は後々面接官や上司になる場合も考えられるため、積極的に交流しておいて損はないでしょう。
自分の印象を良くするためには、積極的に話しかけたり、自己PRをする必要があります。経験や学びをアピールし、自己紹介を充実させることで、社員たちに強い印象を残せますよ。
②企業の雰囲気がつかめる
懇親会に参加することで、企業の雰囲気や社風を感じられるのも大きなメリットです。社員たちの話や振る舞いから、社風や働き方についてのヒントを得られます。
懇親会でしかわからない会社の雰囲気もあります。これは将来の就職活動において、自分に合った企業を選ぶ際の参考になるでしょう。
③社員や学生から就活の情報を得られる
懇親会では、社員や他の学生との交流を通じて就活に関する貴重な情報を得られます。他の学生がどのような企業を志望しているのか、どのような選考プロセスがあるのかなど、就活における情報収集の場として活用できるのです。
また、社員からのアドバイスや経験談も得られるでしょう。インターンを通して仲良くなった仲間や社員に積極的に声をかけて情報を収集することで、有利に就職を進めることに繋がりますよ。
インターン後の懇親会を就活に活かすためのポイント3つ

インターン後の懇親会を就活に有利に活用するためには、以下の3つのポイントに注意しましょう。
- 質問を事前に用意する
- 積極的に話しかける
- 社員から名刺をもらう
①質問を事前に用意する
懇親会に参加する前に、質問を事前に用意しておくことが重要です。質問を考えておくことで、企業や業界についての情報収集ができるうえ、話題作りにも役立つためです。また、積極性のアピールにもつながります。
質問内容は、企業のビジョンや文化についてなど、経験豊富な社員に尋ねてみると良いでしょう。また、最近の業界のトレンドや課題についても質問してみると、より深い議論ができます。
②積極的に話しかける
懇親会では、自分から積極的に話しかけることが大切です。なぜなら、懇親会は企業への関心や熱意をアピールする機会でもあるからです。
特に、学生に厳しくない社員や、学生に囲まれていない社員に話しかけることをおすすめします。自分の意欲を伝えることで、企業からの評価を高められます。
③社員から名刺をもらう
懇親会で社員から名刺をもらうことは重要です。名刺交換を通じて、社員との関係を築けるからです。また、名刺をもらうことで、後日の連絡やお礼メールを送る際にも役立ちます。
名刺には社員の連絡先や所属部署などが記載されているため、就活中に質問や相談があった際にも便利に活用できますよ。
インターン後の懇親会に参加する時の4つの注意点

インターン後の懇親会に参加する際には、以下の4つに注意しましょう。
- はしゃいでお酒を飲みすぎない
- 学生同士で固まって話さない
- 立食形式でのマナーに注意
- 服装はTPOを考える
①はしゃいでお酒を飲みすぎない
前述した通り、懇親会ではお酒が提供される場合もあります。お酒を飲むことで、懇親会をより楽しめるでしょう。
ただし、はしゃいでお酒を飲み過ぎることは避けましょう。周囲からの評価が下がる可能性があるからです。懇親会とはいえ、最低限のマナーは必要です。節度を持って楽しむよう心がけてくださいね。
② 学生同士で固まって話さない
懇親会では、インターンに参加した学生同士で集まってしゃべりたくなるでしょう。ただ、学生同士でずっと話すことは得策ではありません。企業の情報を得る機会を失ってしまうからです。
何度も紹介している通り、懇親会は社員から企業の雰囲気や就活のアドバイスを聞く絶好の機会です。学生同士の交流も大切ですが、企業の社員とも積極的に交流するよう心がけましょう。
③ 立食形式でのマナーに注意
インターン後の懇親会は、立食形式で行われる場合もあります。食事の際には他の参加者とのスペースを考慮し、マナーを守って行動しましょう。マナーが悪いと、悪い印象を与えてしまうこともありますよ。
食べ物や飲み物をこぼさないように気をつけ、会場を清潔に保ちましょう。
④ 服装はTPOを考える
懇親会に参加する際は、服装に気を付けましょう。企業によってはカジュアルな服装も許される場合もありますが、基本的には場所や時間、相手に合わせた服装を選ぶことが大切です。
清潔感や身だしなみに気を使いつつ、堅苦しくならない服装を心掛けましょう。事前に企業の文化や懇親会の場所に関する情報を確認すると、適切な服装がわかりやすくなります。インターンに参加した学生に聞くのもおすすめです。
インターンの懇親会は行かなくても直接は評価に影響しない

インターンに参加した、あるいは参加予定の人の中には「そもそも懇親会に参加する必要はあるの?」と疑問に思う人もいるでしょう。
結論、インターンの懇親会に参加しなくても、直接的に評価に影響することはほとんどありません。ただ、懇親会に参加するメリットが多いことも事実です。よほどの事情がなければ、参加することをおすすめします。
インターン後の懇親会を活用して就活を有利に進めよう
本記事では、インターン後の懇親会について解説しました。インターン後の懇親会は、社員と学生が食事を共にし交流を深められる貴重な場です。
参加することで、自己PRのチャンスや企業の雰囲気をつかめます。また、就活に役立つ情報や貴重な人脈も得られます。
マナーに気を付けながら参加し、積極的なコミュニケーションを心掛けましょう。参加しなくても評価に影響はありませんが、就活を有利に進められるヒントを得られるチャンスであることは確かです。ぜひ、積極的に参加してみましょう!
このメディアの監修者
若林
青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。