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インターンでのクールビズの服装を紹介|男女別のポイントも解説

日本の夏は年々早まっているうえに長引いているため、就活を行う学生たちも暑さ対策に一苦労ではないでしょうか。

世間一般では夏になればクールビズを実施し、サラリーマンなども涼しそうな服装で仕事を行いますが、インターンの場合は果たしてどんな服装が望ましいのか、気になる方も多いはず。

インターンも当然クールビズファッションは可能ですが、クールビズで守るべきマナーがあります。今回は男女別のクールビズファッションなど、クールビズに関する情報をまとめました。

クールビズは夏の職場での軽装キャンペーン

そもそもクールビズが始まったのは2000年代中盤以降で、冷房の温度を下げることで二酸化炭素削減につなげる目的があり、環境省がキャンペーンを展開したからです。

クールビズは一般公募によって決まった造語であり、2005年の新語・流行語大賞のトップ10に選出されるなど話題を集めました。

環境省によると、クールビズの期間は「5月1日から9月末まで」としており、気温や仕事のスタイル、環境に応じて適切な温度、働きやすい服装で働いてもらうようお願いを出しています。

インターンでクールビズを指定されたら従おう

インターンの場合、インターン先においてクールビズを指定されたら、指示通りにすることが求められます。

しかし、中にはインターン先でクールビズを指定されたけど、本当にクールビズファッションで参加していいのか悩む学生もいるかもしれません。

そのような企業の指示はあくまでもインターン先が見せる就活生への配慮であり、配慮に素直に従うのが自然です。あとは、クールビズファッションとして適している服装を理解し、用意することが求められます。

【男性用】インターンでのクールビズの服装

最初にご紹介するのは、男性用のインターンにおけるクールビズの服装についてです。

  1. ジャケットとネクタイは基本不要
  2. 無地、長袖のシャツが無難
  3. リクルートスーツのパンツ
  4. ベルト、靴は革製が好ましい

男性の就活生が行うべきクールビズの服装について解説していきますね。

①ジャケットとネクタイは基本不要

1つ目は、ジャケット・ネクタイは基本的に不要である点です。

クールビズではジャケットもネクタイもしていない服装が一般的であり、インターンの場合もこの一般的なクールビズをベースとします。

ジャケット・ネクタイなしを想定して空調の管理も行われるため、ジャケット・ネクタイ着用で仕事をすると暑くてパフォーマンスを落とすことも。

そのため、クールビズを認められた場合、ジャケット・ネクタイは不要であると捉えましょう。

②無地、長袖のシャツが無難

2つ目は、シャツは無地、長袖であることが無難という点です。

シャツで望ましいのは白の無地で、できれば長袖の方が余計な指摘を受けずに済みます。

客商売ではお客さんに肌を見せない方がいいという理由で半袖をNGにする職場があるなど、「半袖=だらしない」と考える人もいるからです。また、首元のボタンに関しては第一ボタンまで締めるのがいいでしょう。

③リクルートスーツのパンツ

3つ目はリクルートスーツのパンツを活用することです。

カジュアルになりすぎてもダメなので、リクルートスーツのパンツであれば無難と言えます。

普段着用するリクルートスーツのパンツで問題なく、クールビズのためだけにパンツだけを買う必要はありません。

④ベルト、靴は革製が好ましい

4つ目はベルトや靴は革製が望ましい点です。

クールビズファッションをすることでベルトや靴が目立つようになります。そのため、ベルトも靴も革製にすることでしっかりとしたイメージを持ってもらうことが可能です。

【女性用】インターンでのクールビズの服装

次にご紹介するのは、女性がインターン先で着用するクールビズファッションについてです。

  1. ジャケットは基本不要
  2. 女性は半袖でも可
  3. 無地のスカートかパンツ
  4. パンプスがおすすめ

インターンに参加する女性のクールビズについても詳しく解説をしていきますね。

①ジャケットは基本不要

1つ目は、ジャケットは基本的に不要な点です。

男性の時と方針は全く同じで、クールビズでは女性もジャケットがいらないのが一般的となります。

そのため、クールビズを指示されたらジャケットを着ないで職場に行きましょう。

②女性は半袖でも可

2つ目は、女性に関しては半袖でも問題ない点です。

女性の場合も無地の白、首元は第一ボタンまで留める点は男性と共通しますが、袖の長さに関しては特に問題はありません。袖の長さよりも胸元が開き過ぎてだらしなさが出ないように配慮することが大切です。

③無地のスカートかパンツ

3つ目は無地のスカートもしくはパンツスタイルでいることです。

無地のスカートの場合はストッキングが必須となり、穴があくなどの事態に備えて、スペアのストッキングを用意することをおすすめします。

パンツスタイルの場合はベルトをすることが求められますが、材質に関しては特に指定されません。

④パンプスがおすすめ

4つ目は、靴はパンプスがおすすめという点です。

スカートの場合、靴が目立ちやすく注目を集めやすいため、より無難なスタイルが求められます。クールビズに限らず、靴の色が黒の方が無難とされており、黒のパンプスが理想的と言えるでしょう。

インターンでのクールビズの3つの注意点

インターンでのクールビズの服装の他に、ぜひとも気を付けておきたい注意点が3つあります。

  1. 腕まくりはNG
  2. 肌着で透け防止
  3. 汗対策はぬかりなく

クールビズの際に注意しておきたい3つのポイントについて解説していきますね。

①腕まくりはNG

1つ目は腕まくりはできるだけ避けることです。

長袖のシャツの場合、暑くて腕まくりをしたくなる気持ちはわかりますが、職場での腕まくりはだらしない印象を与えるため、好ましくありません。

空調がある室内であれば、長袖でもそこまで暑さは感じないため、マナーであると割り切って腕まくりは控えましょう。

②肌着で透け防止

2つ目は、肌着を着用することでインナーが透けることを防ぐ点です。

特に女性の場合、ジャケットを着ないことでインナーが透けやすく、悪目立ちをする可能性があります。できるだけ透けにくいインナーを選ぶほか、男性の場合も肌着を着用することで透け防止を目指しましょう。

③汗対策はぬかりなく

3つ目は汗対策を徹底することです。クールビズをしても、脇などに汗をかいて汗ジミを作ってしまい、恥ずかしい思いをすることがあります。

このため、シャツに速乾性のある素材を選ぶほか、事前に制汗剤などを用いることで、汗対策を万全にしておきましょう。

クールビズはオフィスカジュアルとは異なる

クールビズと似たようなものにオフィスカジュアルがありますが、実は似て非なるものです。

オフィスカジュアルはどちらかといえば私服に近く、クールビズはフォーマル寄りで、スーツの範疇に入ります。

  1. ジーンズやTシャツはNG
  2. 服装指定無しの場合はオフィスカジュアルでも可

クールビズとオフィスカジュアルは異なるので、その点も解説していきますね。

①ジーンズやTシャツはNG

1つ目は、クールビズにおいてジーンズやTシャツはNGという点です。

オフィスカジュアルであればジーンズやTシャツは許されますが、クールビズは夏場のフォーマルな恰好でなければなりません。

そのため、クールビズだからジーンズ、TシャツでOKとはならず、もちろん短パンなどもNGです。ジーンズやTシャツがフォーマルな恰好とは相いれないように、クールビズだからといってラフすぎるのはいけません。

②服装指定無しの場合はオフィスカジュアルでも可

2つ目は、服装の指定がない場合であればオフィスカジュアルでも問題ないことです。

例えば、ベンチャー企業など元々オフィスカジュアルの人が多い職場であればオフィスカジュアルに切り替えても咎められることは少ないでしょう。

指定がないのであれば社員の方たちの服装を観察したり、実際に社員の方に聞いてオフィスカジュアルを選ぶのもおすすめです。

インターンでのクールビズの詳細は企業によって異なる

何かと悩むことが多い、インターンでのクールビズですが、結局のところその詳細は企業によって異なります。そもそもクールビズの服装に関して、明確な決まりはなく、マナーもここ20年で定まってきました。

今回ご紹介した服装はあくまでも咎められにくい無難な服装に過ぎず、本来は周辺の状況を踏まえて判断することをおすすめします。

最初はベーシックな服装を心掛け、段々と周囲に合わせていくのが確実でしょう。

マナーを守ったクールビズの服装でインターンに参加しよう

挨拶や身だしなみは社会人にとって基本中の基本であり、インターン期間では挨拶や身だしなみの部分を厳しくチェックされます。

クールビズの際に身だしなみがしっかりしていれば、少なくとも悪い印象にはならず、仕事に取り組む姿勢などでちゃんと判断されるでしょう。

人によっては、身だしなみを理由にちゃんと仕事に取り組んでいながらも評価を落とす人がいます。できるだけ無難な服装を目指し、それでいて快適に過ごせるクールビズファッションを心がけましょう。

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若林

この記事を書いた人

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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