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就活面接でおさえておきたいマナーを解説|当日の流れや注意点も

「就活面接でおさえておきたいマナーとは?」「対面面接とオンライン面接の流れを知りたい」など、就活の面接を受ける場合、面接のマナーや身だしなみについて気になりませんか?

今回は、就活面接で重要なマナーや身だしなみを始め、当日の流れを中心に解説します。

就活面接に役立てるためにも、最後までご覧ください。

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就活面接のマナー対策は大事

就活の面接において、マナー対策はとても大切です。面接官に良い印象をアピールする時は第一印象が重要になるので、しっかりと対策をしましょう。

身だしなみが整っていれば、面接官に清潔感と良い印象を与えられます。万が一、服装にシワや汚れがあったり、髪型が整っていないと不潔な印象を与えかねません

正しいマナー対策を実施して、面接に挑みましょう。

就活面接の身だしなみマナー4つ

就活面接の身だしなみマナーとして、重要な4つのポイントがあります

  • 清潔感を意識した髪型
  • 自分に合ったスーツ
  • コートの扱いかた
  • かばんの扱い方

1つずつ詳しく解説しますので、早速チェックしましょう。

①清潔感を意識した髪型

就活面接の身だしなみのマナーとして、清潔感を意識した髪型が大切です。

  • 男性は整髪剤で髪型を整える
  • 女性は髪の毛をまとめる

男性は前髪や襟足の毛が長いままだと、面接官に不潔な印象を与えるかもしれません。整髪剤でしっかりと髪型を整え、顔まわりに髪がかからないようにしましょう

女性はロングの場合、下ろした状態だと面接官にだらしない印象を与える可能性が。ハーフアップにするか、髪を後ろで一つに束ねて清潔感をアピールしましょう。

②自分に合ったスーツ

面接で着用するスーツは、自分に合ったサイズや形を選びましょう。

就活用のスーツは、種類が豊富で試着ができるスーツ専門店での購入がおすすめです。スーツを選ぶ際は、以下のポイントを押さえてくださいね。

  • 黒・紺などシンプルな色とデザインを選ぶ
  • 自分の体型に合うサイズを選ぶ

就活用のスーツは高くなくても問題ないため、予算内でシンプルな色とデザインから選択してください。

なお、自分の体型に合うサイズを選び、綺麗に着られるようにしましょう。

③コートの扱いかた

スーツの上にコートを着用した場合、受付前に玄関の外で脱ぎます

外が寒い場合、コートを着用して面接会場に向かうと思いますが、コートを着た状態で面接会場に入るのはマナー違反です。

必ず、建物の前や玄関の外でコートを脱ぎましょう。コートを脱ぐ場合は、周りに人に迷惑にならないか周りに注意し、玄関の端で脱いでください

なお、脱いだコートは軽く形を整えてから腕にかけましょう。脱いだ状態でコートを腕にかけると、形が崩れてだらしない印象になります。

④かばんの扱い方

面接時に使用するかばんは、次の2つのポイントを押さえたものが良いでしょう。

  • かばんの色は黒・紺・茶などシンプルな色が良い
  • 自立するタイプのかばんがベスト

かばんの種類は、スーツと合わせて黒・紺・茶色などシンプルな色がおすすめ。また、A4サイズのかばんだと、資料や履歴書などの書類を出し入れしやすいですよ。

かばんはいすの横に置く可能性があるので、自立するタイプが便利です。自立しないかばんを使用する場合は、いすの脚に立てかけて倒れないように気をつけましょう

就活面接の流れとマナー

就活面接の流れとマナーを5つに分けて紹介します。

  • 受付
  • 待機
  • 入室
  • 面接
  • 退室

事前に就活面接の流れとマナーを把握して、面接当日に活かせるようにチェックしてください。

①受付

まず、面接会場に到着後は、受付を行います。受付で、「大学名・氏名・用件」を伝えて案内されるのを待ちましょう。

例として、「本日〇〇時から面接をさせて頂く、〇〇大学の〇〇と申します」のように言えば問題ありません。

上記のように受付の方に、何の用件で来たかが分かるようにしっかりと伝えるのが大切です。

受付での対応も評価に繋がる可能性があるので、挨拶を忘れずに、笑顔でハキハキと伝えましょう

②待機

受付で案内されたら、呼ばれるまで待機します。待機している時でも、いつ誰に見られても問題ないように、姿勢を正して椅子に座りましょう

なお、他の面接者がいる場合は周りの迷惑になるので、私語は避けてください。

携帯はマナーモードにし、バイブレーターはOFFにしましょう。ONにすると、バイブレーターがうるさく感じる可能性があるので、ご注意ください。

③入室

面接室に案内されたら、入室しましょう。まず、ドアの前で3回ノックをします。

「お入りください」や「どうぞ」など面接官に声をかけてもらったら、ドアを開けて入室してください。

入室したら、面接官の方を向き「失礼します」とお辞儀をし、椅子の方へ向かいましょう。

椅子の左側か後ろに立ち、「〇〇大学の〇〇です。本日はよろしくお願いいたします」と伝え、お辞儀をします。

面接官から「お座りください」と指示を受けてから着席してください。

④面接

面接中は椅子の半分くらいの位置に座り、姿勢を正しましょう。椅子の背もたれに寄りかかると、だらしない印象になるため、避けてください。

面接官に受け答えする時は、ゆっくりと大きな声で話しましょう。早口や小さい声で話すと、面接官が聞き取りにくく、面接がスムーズに進まない可能性があります。

面接官が話している時は、相手の眉間か鼻を見ると緊張がほぐれて話しやすいですよ。

面接官の話が終わるまで待ってから、話してくださいね。

⑤退室

面接終了後、座った状態で「本日はお忙しい中、面接をして頂きありがとうございました」と感謝を伝えましょう。

椅子の横に立ち、面接官に「本日はありがとうございました」と挨拶をすれば問題ありません。

ドアの前で面接官の方を向き、「失礼します」とお辞儀をしたら、退室します。ドアを閉める際は、ゆっくりと音を立てないように閉めましょう

オンライン就活面接のマナー5つ

オンライン就活面接のマナーを5つに分けて詳しく紹介します。

  • ネット環境を確認
  • 映り込みに注意
  • 5分前には入室
  • 話し方や表情を意識
  • 退室の仕方

オンライン就活面接は、ほとんど対面面接と変わりません。

しかし、正しい手順でオンライン面接をするためにも、ぜひ目を通してくださいね。

①ネット環境を確認

オンライン面接を行う前に、ネット環境を確認しましょう。ネット環境が不安定な場所でオンライン面接をすると、音声が途切れたり画面が固まる可能性があります。

オンライン面接中のトラブルを回避するためにも、通信状態が良い部屋で行いましょう。もし、自宅で通信環境が安定しないという場合は、面談ブースを借りるのも一つの手です。

②映り込みに注意

オンライン面接を行う際は、背景に自分以外が映らないようにしましょう。

背景に洗濯物やポスターなど生活感が見える状態だと、面接官にだらしない印象を持たれるかもしれません。

壁の前や周りに物が無い場所を探し、カメラチェックを行います。実際にカメラでどの範囲が映るか確認すれば、映り込みのミスを防げるでしょう。

また、部屋はできるだけ明るくし、顔が暗く見えないように工夫するのも大切です。胸上から頭部までしっかり映るか確認して、画面を設定しましょう。

③5分前には入室

オンライン面接が始まる5分前には入室してください。時間ぴったりに入室すると、回線トラブルが発生した際に、入室できない可能性があります。

面接時の遅刻は厳禁なので、なるべく5分前に入室すると安心です。

万が一、回線トラブル等で入室できない場合は、すぐに担当者へ連絡し、事情を説明してください。

面接官が何かしらの対応をしてくれる可能性があるので、すぐに相談しましょう。

④話し方や表情を意識

オンライン面接の際は、話し方や表情を意識して面接に挑みましょう。

オンライン面接では、インターネット回線の状況により、タイムラグが発生する可能性があります。通常のスピードで話すと、面接官が聞き取りにくく、会話が途切れるかもしれません。

いつもより間を取るのを意識し、はっきりとした口調で話すと良いですね。

また、面接官の話を聞く際は、相槌や頷き方を大きくすると、相手に伝わりやすいです。画面越しだと、自分では相槌や頷いてるつもりでも、面接官からすると反応がないと思われることも。

面接をスムーズに進めるためにも、はっきりとした口調で話し、相槌や頷き方はオーバー気味にしましょう。

⑤退室の仕方

面接が終了したら、「本日はありがとうございました」と感謝の言葉を伝えます。

面接官から「退室してください」と指示がある場合は、再度「ありがとうございました」と伝え、そのまま退室してください。

しかし、基本的には企業側が先に退室するので、自ら退室するのは厳禁です。

万が一、企業側が退室しても接続中の場合は、「失礼します」と一言伝えてから退室しましょう。

就活面接の注意点3つ

就活面接で注意したい3つの点を紹介します。

  • 時間
  • 言葉遣い
  • 面接後も気を抜かない

就活面接で失敗しないためにも、必ず目を通してくださいね。

①時間

企業に向かう際は、時間に気をつけましょう。

早すぎたり遅すぎるのは良くないため、面接時間の10分前に到着するのがベストです。早く着いた場合は、受付から離れた場所で待機して面接時間の10分前に受付しましょう。

万が一、到着が遅れる場合は、必ず担当者に連絡をして遅れる理由を説明してください。連絡なしで遅れると、面接をしてもらえない可能性があるので、厳禁です。

②言葉遣い

就活面接時は、言葉遣いに気をつけましょう。

尊敬語・謙譲語・丁寧語の3つを理解し、二重敬語にならないようにしてください。

  • 尊敬語:相手を尊重するときに使用
  • 謙譲語:相手を立てるときに使用
  • 丁寧語:「ございます」「お話」など名詞に「お」や「ご」をつける

面接時によく使う御社は、面接の企業を指します。志望動機の際に「御社を志望した理由としまして」と使用すると良いでしょう。

自分のことを話す際は「わたし」ではなく、「わたくし」などビジネス用語を使用すると面接官に良い印象を与えられるため、おすすめです。

③面接後も気を抜かない

面接が終了すると、緊張が解けて気が緩むかもしれません。

しかし、面接官は面接後の様子を見ている可能性があるので、すぐにスマートフォンを触らないようにしましょう。

企業を出たら、近くのカフェなどに立ち寄るのも避けてください。最寄り駅まで気を緩めずに、まっすぐ自宅に帰宅するのがベストです。

基本的なマナーをおさえて就活面接に挑もう

今回は、就活面接について詳しく解説しました。

  • 身だしなみでは、髪型・服装・コートとかばんの扱いに気を付ける
  • 対面面接とオンライン面接の流れはほぼ同じ
  • 受付は面接開始の10分前に受付を済ませる
  • オンライン面接は面接開始の5分前に入室する
  • 面接後でも気を抜かないで真っ直ぐ自宅に帰宅するのがベスト

就活面接で大切なのは、第一印象です。髪型・服装・コートとかばんの扱いに気をつけ、身だしなみをしっかり整えましょう。

希望の企業に合格するためにも、今回の記事を参考に挑みましょう

若林

このメディアの監修者

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

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