就活豆知識

HOME > カリクル就活 > 就活豆知識 > ESの通過率は実際どれくらい?選考通過に役立つ対策9選も紹介

ESの通過率は実際どれくらい?選考通過に役立つ対策9選も紹介

就活において必ず提出するエントリーシートの通過率が気になったことはありませんか。

平均通過率は50%と言われていますが、企業によって通過率は天と地ほどの差があります

今回の記事では、エントリーシートの通過率ランキングや、選考に通過するためのコツについて説明します。

エントリーシートを作成中の就活生はぜひ参考にしてください。

久保

キャリアアドバイザー 久保

東証プライム上場通信事業会社で営業マネージャーを経験し、新規事業3つの立ち上げにかかわる。 営業マネージャや立ち上げの実績を持ちながら、株式会社C-mindには2023年に中途入社し、現在はキャリアアドバイザーのチーム運営と多くの就活生のサポートを担当。 自身が転職やキャリアアップをした経験から、内定だけではなく、入社後も徹底的に寄り添い企業を紹介している。 専門業界:IT、人材、広告

目次

ESの平均通過率は50%|インターン・早期選考・本選考ごとで通過率も紹介

エントリーシート(ES)の平均通過率は約50%とされていますが、この数字はすべての企業の平均です。

そのため、大企業は50%よりも少ないですし、中小企業の中には平均より高い通過率の企業もたくさんあります

また、ESの通過率は、選考の段階によっても大きく異なります

たとえば、サマーインターンでは応募が集中しやすく、通過率は30~40%ほどと低めです。特に、大手企業のインターンは人気が高いため、さらに厳しくなる傾向があります。一方、本選考になると学生の志望度も見られるため、通過率が50%を超える場合もありますよ。

自分が受ける企業や選考段階によってもESの通過率は異なると理解しておきましょう。

選ぶ企業で変わる!ESの通過率が低い企業の特徴3つ

ESがなかなか通らないと、「自分に問題があるのでは」と不安になる方も多いでしょう。しかし、通過率が低くなる理由は、企業側の事情に起因していることもあります。

このパートでは、ES通過率が下がりやすい企業の特徴を紹介します。企業ごとの特徴を理解し、選考対策の参考にしてみてください。

  1. 人気が高い有名企業や大手企業
  2. 高度なスキルや経験が求められる企業
  3. 採用人数が少ない企業

① 人気が高い有名企業や大手企業

知名度のある大手企業では、ESの通過率が低くなる傾向があります。特に、就活初期にあたるサマーインターン選考では応募が集中しやすく、通過率が30%以下に落ち込むことも少なくありません。

これは企業が不合格と判断しているというより、応募数が非常に多く、通過枠が限られているためです。大手企業や有名企業で不通過だったとしても、ESの内容が悪いとは言い切れません。

倍率が高く、選考難易度が自然と上がるため、落ちるのは珍しいことではないのです。企業側の事情も踏まえたうえで、自分の実力を正しく評価することが、冷静な選考対策につながるでしょう。

② 高度なスキルや経験が求められる企業

ES通過率が低い企業の中には、応募者に対して高度なスキルや実績を求めるケースもあります。特に、IT系や外資系などの企業では、学生時代にどれほど専門性を深めたかが重要な評価軸です。

この場合、文章の構成よりも「内容の質」が重視されやすく、具体的な成果や実績がなければ評価は伸びません。たとえば、インターンES通過率が低い企業では、AIやデータ分析のような専門知識が求められることもあり、基礎スキルが不足している場合は不利になりやすいです。

こうした企業を志望する際は、求められている水準を確認し、自分の強みがどこにあるか見直してみてください。

③ 採用人数が少ない企業

採用予定人数が少ない企業では、必然的にESの通過率も下がります。特にベンチャー企業や一部の専門職では、数名の採用枠に対して数百件の応募が集まることも。

こうした場合、選考初期の段階から厳しい絞り込みが行われるため、エントリーシートの完成度が高くても通過できない可能性は十分にあります。選考に落ちたとしても、ESそのものが悪かったと決めつける必要はありません。

通過率の平均や企業ごとの採用規模を把握しておくことも大切です。戦略的な企業選びの第一歩として、通過率の背景を正しく理解しておきましょう。

ESが通過率が低く書類選考で落ちてしまう5つの理由

ここからは、エントリーシートが通過しない主な理由について説明していきますよ。

一度選考に落ちたからといってそこまで気にする必要はありませんが、「何度提出してもESが通過しない…」という場合は、できるだけ早く原因を見つけて対策することが内定のカギになります。

主な理由は以下の4つです。

  1. 人気企業ばかりエントリーしている
  2. 企業研究が足りていない
  3. 自己分析が不十分
  4. 企業と自分の強みがマッチしていない
  5. ひとつのESにかける時間が少ない

それぞれ見ていきましょう。

「エントリーシート(ES)が選考通過するか不安….ESを誰かに添削してほしい….」

そんな就活生の声に答えて、カリクル就活攻略メディアでは無料ES添削サービスである「赤ペンES」をおすすめしています。

第一志望である企業の選考に通過するためにも、まずは就活のプロにES添削を依頼してみましょう!LINE登録3分で満足が行くまで添削依頼ができますよ。

①人気企業ばかりエントリーしている

1つ目の原因は、大手のような人気企業ばかりにESを送っている場合です。

大手企業は、誰しもが行きたい企業なのでたくさんの応募があります。

そのため、勝負するライバルが多くなりESに求められるレベルも高くなるでしょう。特に誰もが知っている大手有名企業は、とても狭き門となっています。

中小企業であれば倍率も低く、大手企業と比べてESの通過率は高いです。中小企業の中にも優良企業はたくさんあるので、大手企業にこだわらず中小企業にもエントリーしてみましょう。

自分に自信をつけるためにも、まずは倍率の低い企業を受け、合格を手に入れるのをおすすめします。

②企業研究が足りていない

2つ目は、企業研究が足りていない場合です。企業研究不足は見破られやすいため、ESを提出しても受かる可能性が下がってしまいます。そのため、企業研究をやり直す必要があります。

企業研究が足りていない人はまずは業界研究を行ってください。そして業界について把握したうえで企業研究を行い、企業独自の強みなどを見つけましょう。

また、企業が求めている人物像や企業の雰囲気までわかると一気に選考に通過する確率が高くなりますよ。

③自己分析が不十分

3つ目の原因は、自己分析が不十分な場合です。企業研究同様、自己分析が不足していると選考の通過は厳しいでしょう。

もしかすると、企業が求めている人材に自分が合っていない可能性があります。自己分析が不足していると企業に合っているかも判断できないため、納得がいくまで自己分析を行いましょう。

自己分析は少しずつブラッシュアップするのがおすすめです。就活を進めていると就活の軸など、変化する場合があるため適宜更新していきましょう。

カリクルではあなた専属のメンターと一緒に自己分析を進められるため、悩んでいる場合はぜひ以下のバナーから利用してみてくださいね。

④企業と自分の強みがマッチしていない

4つ目の原因は、企業と自分の強みがマッチしていない場合です。

ESの完成度が高くても、企業が求める人物像とずれている場合、通過は難しくなります。企業は「優秀な人」ではなく、「自社に合う人」を求めているからです。

たとえば、主体性を重視する企業に、協調性を強調した自己PRを提出しても、響きにくい可能性があります。企業の特徴を把握し、自分の強みと重なる部分を選んで伝えることで、相性の良さを印象づけましょう。マッチ度を意識することで、ES通過率は着実に上がりますよ。

企業に合わせた強みをアピールするため、ESは使いまわさずに企業が求める人材に合うようにアピールポイントを変えるのがおすすめです。

「自分の強みが分からない…本当にこの強みで良いのだろうか…」と自分らしい強みが見つからず不安な方もいますよね。

そんな方は強み診断をまずは受けてみましょう!3分であなたらしい強みが見つかり、就活にもっと自身を持って臨めるようになりますよ。

⑤ ひとつのESにかける時間が少ない

ESは数をこなすよりも、1件ごとの完成度が大切です。

多くの企業に応募するなかで、使い回しの文章が増えると、内容が曖昧になりがちです。その場合、企業に自分の熱意や適性が伝わりにくくなり、通過率が下がってしまいます。

ES通過率の平均が約50%とされるなかで、上位を目指すには丁寧な仕上げが欠かせません。ひとつひとつにしっかり時間をかけて仕上げることが、選考突破への近道となるでしょう。

まずはクオリティの高いESを一本書き上げるところから始めましょう。また、自分のESの質を上げるために添削してもらうこともおすすめですよ。

学歴はESの通過率に影響するのか?

ESで不合格になったとき、「学歴が理由かもしれない」と不安に感じる方は少なくありません。特にSNSや口コミで「高学歴でも落ちた」「学歴フィルターがある」といった話を見聞きすると、自分も該当しているのではと気になってしまうでしょう。

ここでは、ES通過率と学歴の関係を整理し、必要以上に不安を感じすぎないための視点をお伝えします。

  1. 学歴関係なく落ちるケースはある
  2. 学歴以外で差をつけることが大事

① 学歴関係なく落ちるケースはある

高学歴であっても、ESが通らないケースは多くあります。たとえば、サマーインターンや大手企業の選考では、東京大学や京都大学の学生でも通過率が50%を下回ることがあります。

これは、学歴だけで判断されるのではなく、エントリーシートの内容や志望度の伝え方、企業との相性が重視されているためです。企業は、選考の初期段階から将来の活躍を見据えて評価を行っています。

たとえ学歴が優れていても、内容が浅い場合や熱意が伝わらない場合には、評価は伸びにくくなってしまうことにも注意しましょう。

② 学歴以外で差をつけることが大事

学歴に自信がなくても、ESの内容を工夫することで十分に通過は狙えます。

企業は入社後の活躍が見込めるかどうかを重視しており、その判断材料として人柄や価値観、過去の経験などが注目される傾向にあります。

たとえば、人気企業でも、多様な学歴の学生が選考を通過している例が増えています。学歴だけでなく、自分の強みがその企業の求める人物像とどのように重なるかを考えることが重要です。

自己分析や企業研究を重ね、自分の魅力を伝える視点を持つことが、ES通過率を高める一歩につながります。

通過率を上げよう!ESで落とされないための9つの対策

ここからは、ESでの通過率がなかなか上がらず悩んでいる方に向けて、効果的な対策を9つ紹介します。

選考を控えて不安な方も、「何をすれば通過率が上がるのか」が明確になれば、準備に前向きに取り組めるはずです。

  1. 第三者に添削してもらう
  2. 自己分析に時間をかける
  3. 企業研究を徹底する
  4. OB・OG訪問を行う
  5. 内定者のESを参考にする
  6. PREP法を使う
  7. エピソードでオリジナリティを出す
  8. 応募企業に向けた内容にする
  9. 期限より早めに提出する

①第三者に添削してもらう

自分では最高のESができたと思っても、他の人からしたら読みづらいことは多々あります。自分1人では気づけない部分も多いので、積極的に周囲の人に添削してもらいましょう

就活支援の窓口やキャリアセンターなど、プロに添削を頼むのもおすすめです。誤字脱字や、論理の飛躍にも気づきやすくなります。

カリクル就活では、就活のプロであるキャリアアドバイザーがあなたのESを無料添削してくれます

満足がいくまで何度でも添削依頼ができ、好印象を獲得するために分かりやすい解説もついています。LINEを登録して他の差別化できるESを目指しましょう。

②自己分析に時間をかける

エントリーシートの通過率を上げるには、自己分析にじっくり取り組むことが欠かせません。自分のことを深く理解していないまま書くと、内容に一貫性がなくなり、企業に魅力が伝わりにくくなるためです。

自己PRやガクチカが表面的だったり、志望動機と強みが噛み合っていなかったりすると、低評価につながるでしょう。一方で、自分の価値観や行動の背景をしっかり言語化できていれば、具体性と納得感のあるエピソードが自然と見つかるはずです。

まずは自分自身と丁寧に向き合い、軸を明確にすることが、通過率向上の第一歩といえます。

自己分析を徹底しておくことで、自己PRやガクチカのときに、面接官からの急な質問にも対応することができます。

③企業分析を徹底的する

企業分析を徹底的に行うこともおすすめです。企業分析が浅いために、説得力の弱い志望動機になっている可能性があります。 

業界分析を行ったうえで企業分析をし、他社との違いやその企業独自の強みを理解しましょう

また、説明会やインターンシップなどのタイミングで、実際に働いている社員に質問するのが効果的です。

説明会だけではわからない雰囲気や業務内容について聞ける絶好のタイミングなので、ぜひ積極的に質問しましょう。

④OB・OG訪問を行う

ES通過率を高めるうえで、OB・OG訪問も非常に効果的です。現場の情報を直接聞けることで、企業への理解が深まるだけでなく、文章にリアリティを持たせやすくなります。

たとえば、仕事内容に関する記述に具体性が加わり、ほかの就活生との差別化にもつながるでしょう。また、ESの記載内容が実際の業務からかけ離れてしまうことも防げます。

⑤内定者のESを参考にする

過去に通過したESを読むことで、どのような構成や表現が効果的かが分かります。特に、同じ業界や職種を志望している場合、内定者のESは貴重な参考資料になりますよ。

ただし、表面的に真似するのではなく、自分の経験に置き換えて活用することが大切です。参考にする意図は「型を知ること」にあり、説得力を高める材料として使いましょう。

⑥PREP法を使う

PREP法とは、「結論→理由→具体例→再結論」の順に構成する文章術です。

採用担当者が読みやすく、理解しやすいと感じる構成であり、限られた時間で多くのESを読む選考では効果的です。

伝えたい内容が整理されるため、文章に説得力が出て、通過率アップにもつながりやすくなります。特に志望動機や自己PRの作成時には、PREP法を意識するとよいでしょう。

⑦エピソードでオリジナリティを出す

ESが他の就活生と似通ってしまうと印象に残りづらいため、オリジナリティのあるESを書くことで他の就活生と差別化でき、通過率が高くなるでしょう。

オリジナリティを出すためには、自分だけの経験を具体的に語ることが重要です。たとえば、アルバイトや部活動の中でも、自分が何を考え、どのように行動したかまで落とし込むことで、オリジナリティが生まれます。

エピソードの内容を読む側に強く印象づけられるため、具体性は必ず意識しましょう。

⑧応募企業に向けた内容にする

通過率の高いESは、応募先に合わせた設計になっています。

たとえば、企業理念や事業内容に触れつつ、それに関連する自分の経験や価値観を伝えることで、「この会社だから応募した」という納得感が伝わります。

どれだけ自己PRやガクチカがよく書けていても、企業との接点が感じられなければ、選考通過は難しくなるでしょう。

⑨期限より早めに提出する

締切ギリギリに提出すると、見直しが甘くなる可能性があります。余裕を持って完成させることで、誤字脱字の修正や表現のブラッシュアップができ、完成度の高いESに仕上がります。

また、企業によっては提出順に選考が進む場合もあるため、早めの提出は不利になりにくい選択です。丁寧に作成し、万全の状態で提出しましょう。

ESの4項目を確認!通過率を高める書き方を解説

「なんとなく自己PRや志望動機を書いてみたけれど、これでいいのか分からない」と感じたことはありませんか。就活ではESの各項目ごとに評価される観点が異なるため、共通フォーマットでは十分に魅力が伝わらない可能性があります。

ここでは、ESの通過率を上げるための正しい書き方と意識すべきポイントを、項目別に詳しく解説していきます。

  1. 志望理由
  2. 自己PR
  3. 長所・短所
  4. ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)

①志望理由

志望理由の作成では、企業研究を徹底的に行い、企業の特徴や価値観を深く理解することが重要です。

まず、企業の事業戦略や将来のビジョンを確認し、それらと自身のキャリアプランや価値観との接点を見出しましょう。

具体的には、その企業でしか得られない経験や、自身の強みを活かせる場面を具体例として挙げることで説得力が増します。

例えば、海外進出を目指す企業であれば、チャレンジ精神や語学力といった自身の強みと結びつけて記載するのが効果的でしょう。

「上手く志望動機が書けない…書いてもしっくりこない」と悩む人は、まずは無料で受け取れる志望動機のテンプレシートを使ってみましょう!1分でダウンロードでき、テンプレシートの質問に答えるだけで、好印象な志望動機を作成できますよ。

②自己PR

自己PRの内容は必ず具体的なエピソードを交えて書きましょう。抽象的な表現だけでは、採用担当者に印象が残りにくいためです。

自己PRのエピソードは学生時代の経験から選び、その経験を通じて得た学びや成長を明確に示すと説得力が増しますよ。

なお、構成としては結論から書き始め、その後に理由や具体例、最後にもう一度結論を述べる形にすることで、読み手に伝わりやすい文章になります。

「上手く自己PRが書けない….書いてもしっくりこない」と悩む人は、まずは簡単作成ツールで自己PRを作成してみましょう!LINE登録することで何度でも自己PRを作成でき、3分で自己PRが簡単作成できますよ。

③長所・短所

長所・短所は、それぞれ注意すべきポイントがあります。

長所は単なる性格の良い面を書くのではなく、企業で活かせる強みとして表現することが重要です。具体的なエピソードを交えながら、長所をどのように仕事で活かせるのかまで言及しましょう。

一方、短所は改善に向けた努力や工夫を必ず含めることで、前向きな姿勢をアピールできます。

また、社会人として致命的な欠点は避け、仕事に支障のない程度の短所を選択することもポイントです。

エントリーシートや履歴書に記載する「長所」がうまく書けないと悩むことがありますよね。カリクル就活攻略メディアでは、就活生応援のために長所自動作成ツールが使用できます。

LINE登録3分で何度でも長所が作成できます。気になる方はLINE登録をしてみてくださいね。

④ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)

ガクチカは、単なる経験談ではなく、企業が求める能力と結びつけて表現することが重要です。

まず、自分の経験を棚卸しし、その中から企業の求める人物像や職種に関連する経験と、その経験を通じて得られた具体的な成果・そこで培われたスキルや考え方を明確に示しましょう。

数値やデータを用いた客観的な成果の提示も重要です。例えば、「メンバー30人のサークルで部長を務め、新入部員の定着率を前年比150%に向上させた」のように、数字を使って説明することで説得力を高めます。

さらに、経験で得られた学びや能力が、仕事でどのように活かせるのかまで言及することで、より意欲の伝わるガクチカとなります。

「上手くガクチカが書けない…書いてもしっくりこない」と悩む人は、まずはES自動作成サービスである「AI ES」を利用してみてください!LINE登録3分で何度でも満足が行くまでガクチカを作成できますよ。

それでもESが通らないときの対処法3つ

どれだけ対策をしてもESが通らないと、不安になりますよね。「自分には向いていないのかも」と悩む方も多いでしょう。ただ、行き詰まりを感じたときこそ、視点を少し変えることが大切です。

このパートでは、努力を重ねても通過できずに悩む方へ向けて、「自分の能力不足」と決めつける前に見直したい3つの対処法を紹介します。

  1. 企業探しの幅を広げる
  2. 自己分析や企業研究をやり直す
  3. 第三者にフィードバックをもらう

①企業探しの幅を広げる

沢山提出してもESが通らない場合は、一度企業探しの幅を広げるのも1つの手です。

もし大手企業に絞ってエントリーして全滅した場合、募集を終了する企業も出てきて内定ゼロになる可能性があります。

取り返しがつかない事態を防ぐためにも、大手企業より通過率の高い中小企業もエントリーしましょう。

中小企業の中にも優良企業はたくさんあります。練習も兼ねていろいろな企業にエントリーしてみてください。

②自己分析や企業研究をやり直す

「自己分析も企業研究もやったのに通らない」と感じる方は多いでしょう。しかし、初めに行った分析が浅かったり、視点がずれていたりすると、ES全体の説得力に影響します。

たとえば、企業が求める人物像と自身の強みが合っていなければ、どれだけ丁寧に書いても伝わりづらくなります。通過率を高めたいなら、一度立ち止まって見直してみましょう。視点を深め直すことで、説得力あるESにつながります。

③第三者にフィードバックをもらう

何度も見直しているのに改善点が見えないときは、誰かにESを見てもらうことをおすすめします。自分では気づきにくい表現や視点の偏りを、他人は冷静に指摘してくれます。

とくに、内定を得た先輩やキャリアセンター、就活支援サービスなどからアドバイスを受けると、実践的な気づきが得られるはずです。

自力での修正に限界を感じたら、第三者の目を借りることで、突破口が見つかるかもしれません。

ESの通過率を上げて内定に近づこう

エントリーシートの平均通過率は50%ですが、企業によって差があります

特に大手有名企業の通過率は低く、狭き門です。

大手企業ばかりエントリーするのではなく、通過率の高い中小企業にも目を向ける必要があります

それでも通過しない場合は、1度エントリーシートを見直してより完成度の高いものを仕上げましょう。

若林

このメディアの監修者

若林

青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本公開し、現在は2000本以上の記事の監修をし、就活に役立つ情報を発信中。

まずはカリクル公式LINEを友だち追加!

無料スーツレンタルはこちら